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episode,6 それはそれでまたいいことなのかもしれない。(終)
――そう。明日の土曜日は、一誠の十七歳の誕生日であり。
「い、一番だなんて…そんな、」
「嘘偽りない、本当のことだぞ♡」
「っもう、パパぁ…♡♡♡」
ちゅっ♡
「ん…一誠、」
「…へへっ♡ 明日楽しみのちゅう、なんて♡♡」
「っ、まったく…♡♡ さっきまでのいやらしさから一転、可愛い息子の振り幅の大きさに本当どうにかなってしまいそうだよ♡♡」
「ふふ♡ パパだって普段の頼れる大人のかっこよさから、さっきまでのえっちな狼さんまでの振り幅すっごいんだからお互い様だよぉ♡♡」
「はは、パパはえっちな狼だったのかぁ♡♡ …それじゃあ、一誠はそんなえっちな狼に美味しく食べられちゃう子ヤギちゃんかな、んちゅぅ♡♡♡」
「も、パパぁ…んむぅ、ぁんぱぱぁ…♡♡♡」
「いっせい、ちゅぱぁ、ちゅるるる♡♡♡」
「ひゃぅ、あむ、レロぉんんんんっ♡♡♡♡」
ちゅぱちゅぱレロレロちゅるるるる♡♡♡
明日に想いを馳せつつもしばらくの間、また互いの舌と舌をびちゃびちゃに絡めあうディープキスをベッドの上で重なりつつも堪能する二人。
「……ぁう、んはぁ…へへ♡♡」
「はぁ……ふっ♡♡」
ひとしきり相手の咥内を自由に暴れまわったあと、名残惜しそうに離された両の唇に伝う透明な糸を同時に見つめ、大政と一誠は笑みをこぼし。
「…ね、パパ?」
「ん、なんだい一誠?」
「明日の土曜日、パパと一緒に俺の誕生日デートするでしょ?」
「ああ、まずは一誠が前から見たいと言っていた映画を見に行って、それから行きつけのカフェで昼食、新しい揃いの食器を見に雑貨店に寄って…最後は誕生日のために前から予約していた、一誠の大好物の生チョコレートケーキを受け取りに行く…というプランだったかな?」
「うん合ってる♡ それでね…ふふ♡♡」
「おやおや、なんだかとても嬉しそうだね一誠♡」
「へへっ…でね、俺明日の誕生日デートがすっごくすっごく楽しみで、だから自分でも気づかないうちに顔に出ちゃってたのかな? 今日学校帰りにいつものスーパーに寄った時に、偶然会ったお隣の相田さんに『あらあら、一誠くんとってもご機嫌ね』なんて言われたから『はいっ、明日の俺の誕生日に父と一緒に出掛ける約束してるんです♡』って答えたらね、相田さん『ふふっやっぱりそうだったの、毎年それぞれのお誕生日には一緒にお出掛けしてるものね♡ 相変わらず驚くくらいに仲の良い親子で羨ましいわぁ、見てるだけで癒されちゃう♡』って!」
「なるほど、お隣の相田の奥さんがそんなことを……確かに、相田さんはいつも私たちがそれぞれの誕生日に出掛けているのを見てるからね、納得だ。それにしても、嬉しいものだな。私と一誠の姿を見て『癒される』と言ってくれるだなんて」
「ねねっ、なんだか俺とパパとの幸せをお裾分けできてるって感じがして、俺とっても嬉しいかったんだぁ♡♡」
「そうだな、パパもとっても嬉しいよ♡♡ ……まぁ、本当は『癒される』関係じゃなくて、『いやらしい』関係なのだけれど♡♡」
「! も~パパぁ…それちょっとオヤジ入ってるんですけどぉ…」
「ははっすまないすまない♡ ――こんな私は、嫌かな?」
「!! ――好き。どんなパパだって、俺は大好きだよ♡ だから、」
「!? いっせ、」
――グイっ、一誠は自分に覆いかぶさってこちらを見つめていた大政の後ろ首に両手を回し勢いよく引き寄せ、ちゅっ…ともう一度キスを送り。
「…ん、はぁ…♡♡ だからパパ、もっともっと俺にいやらしいコトして♡♡♡」
「っ、一誠……本当に大丈夫かい、明日は一誠の誕生日デートをするんだろう?」
「平気だよ、だって…」
ぎゅうっ♡♡♡
「うぐっ♡♡ …こら、一誠」
「ふふ♡ だって俺、パパのこのまだまだガチガチにおっきくてかたぁいすごいモノを毎日ココで受け入れるようになって、めちゃくちゃ体力付いたんだよ♡♡ だから全然平気なの♡♡♡」
「! ……まったく、お前は本当に♡♡ これでは私の方が先にバテてしまいそうで、少し未来が心配になってきたな」
「頑張ってパ~パ♡♡ ぁん、ね…もう我慢できないよぅ……明日の俺の誕生日を迎えるその時間まで、めいっぱい俺を可愛がって、パパ♡♡♡」
「ああ♡ ご希望通り、お前の生まれた大切な日を迎える……いや、迎えた後でだって、たくさんたくさん可愛がってあげるから覚悟してくれ♡♡ 愛してるよ、一誠♡♡♡」
「っ、俺も大好き…愛してるパパっ、んあぁぁ…♡♡♡」
こうして今日ももまた、ご近所でも有名な仲良し親子の父と息子は、
愛し愛されな『恋人同士』として、広いベッドの海に深く深く溺れていくのであった。
――とある一軒家に暮らす翌峰さんちのパパと息子は、とっても仲良し。
けれど、それでもやっぱり『可愛がりすぎ』はほどほどにしておいた方がいいのかもしれないし、
本人たちが幸せだというのなら、それはそれでまたいいことなのかもしれない。
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