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足りなさその38、 やまっちのあほあほあほぉぉ!!
しおりを挟む迎えた4回目の宅飲み、もといオレとやまっちの――勝手にオレが決めた――勝負の日。
「くっ、はぁっうぁ♡♡ あっ、ああっ頼人っ…頼人の手、すごい気持ちいっ♡♡ 頼人の手でシコシコされてっ、
うっ、あああっ♡♡♡」
「……っ、ん…♡」
ちゅこちゅこ、ちゅぷちゅぷじゅぷ♡♡♡
やまっちは寝てるオレの手を使い、何故か予め用意していたっぽい感触的にタオルらしき物を巻いた状態の自らの勃起したおちんぽを握らせぐちゅぐちゅと動かす、所謂手コキで気持ちよくなっていたのだった。
――う~ん変態っ!!
もしかしてオレの手が汚れないようにってな感じで気を使ってタオル巻いたのかもしれないけど、逆にコレっめちゃくちゃ変態チックだからね!?
違うっ、紳士な部分発揮する場所全然違うよやまっち!!
ほんともうっ、相変わらず『あと少しのところが足りない』男だなぁ…!!
……あと、オレ的にもむしろそこはやまっちのおちんぽを直接自分の手で感じたかったですっ……そうすればアナニーの時にやまっちのおちんぽの感触思い出して、もっともっと気持ちよくなれたと思うのにっ、もうっもうっ!!!
「っ、何が心配、だ……んくっ♡ は、はぁ……ほんと、最低な嘘、っすぎるだろ、ぐ…うっああ♡♡」
シコシコシコシコっ、タオル越しにたっぷりとオレの力の入っていない手を操り人形みたいに動かしながら、やまっちは息を乱し自分のおちんぽの気持ちよさを高めていく。
心配、最低な嘘……なんのことだろう? と一瞬思ったけど、けれどすぐに理解する。
この前の3回目の宅飲みの翌朝に聞いたオレの問いかけに対して『俺が心配なだけだから』とやまっちが答えたあのことだな、と。
「嘘、ついてごめんなっ……優しくなんてない、俺は、くっ…ただの、クズなっ……あっ♡ ああっイクっ、頼人の手の中に、精液出るっ、うぐイクっ♡♡♡」
「……は、んぁ♡♡♡」
謝り、自分を卑下しながらも、オレの手を使ってやまっちは思いっきり射精をし。
その後すぐに、半勃ちになっていたオレのおちんぽもいつも通りびゅっびゅとイかせてくれたのだった。
「――…んああっ、あぁっ♡♡♡ あっ、お尻っ…おまんこに、やまっちのおちんぽ握った指キてるのぉ♡♡♡ 奥ぅ、奥いいのぉ♡♡ あっ、ああっじゅぽじゅぽダメぇ♡♡♡ おまんこっ、オレのおまんこイクぅっ、イっちゃううぅぅぅっ♡♡♡」
どぴゅっ、びゅっびゅびゅうぅ♡♡♡
4回目の宅飲みの翌日の夜。
家に帰ったオレは、やまっちのおちんぽの感触が残ってるうちに――といっても、タオル越しだったから直接触れたわけじゃないんだけど…――と、着替えもそこそこベッドへと足早へ向かい、やまっちのおちんぽを握らされていた指をぐちゅぐちゅ…自分のおまんこに挿入し、じゅぽじゅぽずぽずぽと一心不乱に喘ぎ乱れまくったのである。
乳首ズリだけではまだ無理でも、後ろを弄り前立腺を刺激すればおちんぽに触らなくてもすっかり射精できるようになってしまったオレの身体。
それぐらいにアナニーをしている証拠、と共に、
「っ、それだけ…やまっちのおちんぽを待ってるってコト…なのに……なのにもうっ、やまっちはぁ…!!」
ぼふんっ、ベッド上の枕に顔を強く押し付け、オレは結局今回も懺悔の言葉を吐きつつもなんだかんだと好き勝手にオレの身体を味わい尽くした『大好きな人』の玄関前で別れた時の優しい笑顔を思い出して、ううっと恨みがましい声を漏らす。
「ふ、ふんっ…毎度毎度あんなかっこかわいい笑顔で最後に見送ったからって、その前までにしていたコトが帳消しになるわけじゃないんだからねっ……っていうかごめんごめん言うなら早くオレに告白してスッキリしちゃえばいいでしょっ!! もぉーーっやまっちのあほあほあほぉぉ!!」
ぼふぼふっとベッドの上で身体全部をジタバタさせながらも、
「くっ、絶対にもうすぐやまっちはオレのおまんこにおちんぽ挿入れたくなってくるはずっ…!! それまではそれまでは我慢っ、我慢アンドファイトだよ頼人っ!!」
まだまだ勝負は始まったばかりっ…とオレは5回目の宅飲みに向け、1人下半身にいっぱいのえっちなベタベタな跡を付けたまま闘志を燃やすのであった。
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