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昔の憧れた近所だったお兄ちゃんが私の先生なけんについて
教師と生徒 入学
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「今日からここが新しい学校かぁ」
緊張と楽しみを胸にもって入学式のある体育館へと足を進める
入学式はどこでも同じような校長の長い話を聞いて滞りなく終了。自分の教室へと向かった。
「おはよう幸野また同じクラスだな」
そう言って話しかけてきたのは
谷澤 涼
私の幼馴染みで私なんかより頭も偉いのになんで私と同じ学校を選んだのかな?
ジー…
「ど、どうしたよ俺の顔になんかついてる?」
と顔を赤らめる涼を見て
(どうしてこんなアホ面が…)
「なんにもー早く教室いこー」
涼を置いてすたすた歩く美保の後ろを気だるそうに歩く涼
階段を上って3階の1ー3のクラスに付いた
私と涼が一番遅かったらしく他の皆は思い思いにグループでしゃべっている。
「私たちも席に座ろっか」
そう言って席に座って10分程、教室のドアが明けられた。
美保はその人に見覚えがあった
あの頃から随分変わったけど確かにそうだ。
「怜おにいちゃん!?」
思わず声をあげてしまった美保に皆の視線が集まった
(恥ずかしい…)
「えーと美保さん?静かにね?」
そう言って隣の女の子に言われてますます顔が赤くなった。
その後出欠をとり明日の日程を確認して初登校は終わった。
(あの人はきっと怜おにいちゃんだ…)
美保が考えていると後ろから肩を叩かれた
「ごめんねーちょっと待ってー」
とんとん
「あとにしてくれるー?」
とんとん
「あー!あとにしてって…」
そこには怜おにいちゃんがいた。
「久しぶりだね美保」
「やっぱり怜おにいちゃんだったんだね!
久しぶり!いつ帰ってきたの?」
「今年だよ」
この人は豊川 怜
小さい頃に遊んでもらってた4歳上のお兄さん的存在の人
「怜お兄ちゃんここの教師だったんだねー」
「今年からだよ。というか学校なんだから
怜先生って呼びなさい。」
そう言って頭にていっとチョップをいれられた
「小さい頃に よく私が我が儘言ったらこうしてたよねー」
小さい頃のことを懐かしんでいると自然とお互いに笑みがこぼれた。
「僕は仕事が残っているからもういくよ。正門で待っている涼君を待たせちゃダメだよ。」
そう言って手をふる怜お兄ちゃんを見送って
涼の所に急いだ。
「ごめん遅くなって」
「別にいいよ。帰ろうぜ」
時間は6時30をまわっていて春だからかそこそこに暗い
「でもビックリしたねー怜お兄ちゃんが帰ってきてたなんて」
…
「涼?」
だまって下を向いてる涼は普段の暑苦しくてバカなあいつとは違って少しカッコよく見えた。
(涼がカッコいい?そんなバカな!?)
同時に美保は怜との時間を思い出していた
(憧れの怜お兄ちゃん…やっぱりカッコよかったなー)
そんなことを考えながら歩いていると考え事に夢中になっていたあまり横からくる車に気がつかなかった。
「美保!危ねぇ!!」
ぐいっと腕を引っ張られて美保は涼の腕のなかにだきよせられた
「怪我はないか?」
「ごめん…考え事してて気がつかなかった」
「怪我がないならいい。たっく心配かけさせんな」
そう言って涼は顔を背けた
「じゃあ俺こっちだからじゃあな!」
そう言って走り去っていった。
私は家に付いて何か変だと思った。
実は今日から親は海外へ仕事をしに出ていて
半年は帰ってこないはずだ。
そして私は一人暮らしのはずなんだけど…
家の電気がついているのはなぜ?
(まさか泥棒!?
そう思って家に入るとリビングには誰もいない
「よかったー」
と思わず声を出して一息付いた。
家に付いてすぐにお風呂に入ろうと決めていた美保は脱衣場に向かって制服のうえを脱ぎながら向かった。
ガラッとドアを開けるとそこには
下着姿の怜先生がいた…
「は?」
緊張と楽しみを胸にもって入学式のある体育館へと足を進める
入学式はどこでも同じような校長の長い話を聞いて滞りなく終了。自分の教室へと向かった。
「おはよう幸野また同じクラスだな」
そう言って話しかけてきたのは
谷澤 涼
私の幼馴染みで私なんかより頭も偉いのになんで私と同じ学校を選んだのかな?
ジー…
「ど、どうしたよ俺の顔になんかついてる?」
と顔を赤らめる涼を見て
(どうしてこんなアホ面が…)
「なんにもー早く教室いこー」
涼を置いてすたすた歩く美保の後ろを気だるそうに歩く涼
階段を上って3階の1ー3のクラスに付いた
私と涼が一番遅かったらしく他の皆は思い思いにグループでしゃべっている。
「私たちも席に座ろっか」
そう言って席に座って10分程、教室のドアが明けられた。
美保はその人に見覚えがあった
あの頃から随分変わったけど確かにそうだ。
「怜おにいちゃん!?」
思わず声をあげてしまった美保に皆の視線が集まった
(恥ずかしい…)
「えーと美保さん?静かにね?」
そう言って隣の女の子に言われてますます顔が赤くなった。
その後出欠をとり明日の日程を確認して初登校は終わった。
(あの人はきっと怜おにいちゃんだ…)
美保が考えていると後ろから肩を叩かれた
「ごめんねーちょっと待ってー」
とんとん
「あとにしてくれるー?」
とんとん
「あー!あとにしてって…」
そこには怜おにいちゃんがいた。
「久しぶりだね美保」
「やっぱり怜おにいちゃんだったんだね!
久しぶり!いつ帰ってきたの?」
「今年だよ」
この人は豊川 怜
小さい頃に遊んでもらってた4歳上のお兄さん的存在の人
「怜お兄ちゃんここの教師だったんだねー」
「今年からだよ。というか学校なんだから
怜先生って呼びなさい。」
そう言って頭にていっとチョップをいれられた
「小さい頃に よく私が我が儘言ったらこうしてたよねー」
小さい頃のことを懐かしんでいると自然とお互いに笑みがこぼれた。
「僕は仕事が残っているからもういくよ。正門で待っている涼君を待たせちゃダメだよ。」
そう言って手をふる怜お兄ちゃんを見送って
涼の所に急いだ。
「ごめん遅くなって」
「別にいいよ。帰ろうぜ」
時間は6時30をまわっていて春だからかそこそこに暗い
「でもビックリしたねー怜お兄ちゃんが帰ってきてたなんて」
…
「涼?」
だまって下を向いてる涼は普段の暑苦しくてバカなあいつとは違って少しカッコよく見えた。
(涼がカッコいい?そんなバカな!?)
同時に美保は怜との時間を思い出していた
(憧れの怜お兄ちゃん…やっぱりカッコよかったなー)
そんなことを考えながら歩いていると考え事に夢中になっていたあまり横からくる車に気がつかなかった。
「美保!危ねぇ!!」
ぐいっと腕を引っ張られて美保は涼の腕のなかにだきよせられた
「怪我はないか?」
「ごめん…考え事してて気がつかなかった」
「怪我がないならいい。たっく心配かけさせんな」
そう言って涼は顔を背けた
「じゃあ俺こっちだからじゃあな!」
そう言って走り去っていった。
私は家に付いて何か変だと思った。
実は今日から親は海外へ仕事をしに出ていて
半年は帰ってこないはずだ。
そして私は一人暮らしのはずなんだけど…
家の電気がついているのはなぜ?
(まさか泥棒!?
そう思って家に入るとリビングには誰もいない
「よかったー」
と思わず声を出して一息付いた。
家に付いてすぐにお風呂に入ろうと決めていた美保は脱衣場に向かって制服のうえを脱ぎながら向かった。
ガラッとドアを開けるとそこには
下着姿の怜先生がいた…
「は?」
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