26 / 26
第一章 一人暮らしのご主人様と献身的なメイドさん
エピローグ 「……心休まる日常はどこで迷子になってるのかな」
しおりを挟む
「――と、いうわけで、正式加入しました家政部門階級第一位小間使い《レディーズメイド》、世界一可愛いクロエ・ウォーカーちゃんです! 今日から宜しくお願いしますね、せ・ん・ぱ・い?」
リースたちの再雇用も叶い、穏やかな日常が戻ってきた……はずであった。
リビングには主であるノアとリース、ソフィア、狂華のメイドが三名。そして、新たに雇用されたというクロエが席に着いていた。
横ピースを決める金髪メイドを見て、リースの顔に影が差す。室温が数度下がった気がする。だというのに、汗が止まらないのはなぜであろうか。
「……なぜ、貴方がいるのですか? あくまで、正式なメイドが決まるまでの仮雇用であったはずですが?」
「あはっ! やだぁ~リースせんぱ~い。ちょ~怒ってるぅ~。めっちゃうけるんですけど~」
止めて煽らないでリースめちゃくちゃ怒ってるから!
ノアの前では表情こそにこやかだが、目の奥は明らかに笑っていない。MSCでは冷静冷徹などと呼ばれているらしいが、その実沸点はとても低く、煽り耐性もない。
あわあわするノアを尻目に、クロエは口角を吊り上げ、道化のように笑う。
「まあしょうがないので教えてあげます。先輩がど~しても? 教えて欲しいと頭を下げるので? 仕方なくですよ~?」
大火の中に火炎瓶を投げるが如き所業。
燃料をくべられたリースの怒りは、しかし表には出てこない。内に内に溜め込み、逆に頭は冷えていく。浮かべられた微笑みに、ノアへと向ける温かさなどなく、ただただ冷たい。
「リース先輩たちを雇用し直すにはどうしたらいいかってご主人様に訊かれたので、助言をしてあげたんですよ」
「助言、ですか?」
クロエの言葉を受け、リースの顔がノアへと向く。
ノアとしてはこっちに矛先を向けるなと言いたい。とはいえ、リースとて敬愛する主に怒りを向けるほど愚かではない。向けられたリースの顔には、困惑だけが残っていた。
「あ、はい。それでお母様にお願いすれば全部解決するって」
「事実である、と。ですが、それがどうしてこのような淫乱女を雇うことと繋がるのでしょうか?」
「漏れてる。心の声が漏れてるよリース」
クロエへと意識を戻した瞬間、氷柱《つらら》のように鋭く冷たい言葉が零れ落ちる。「申し訳ございません、ご主人様」と謝罪こそするが、それは主に不快な言葉を聞かせたことであり、クロエへの謝罪ではなかった。
そのようなこと、言われずともクロエも理解しているのだろう。罵られたせいか頬がピクピクと引き攣る。返す言葉に遠慮はない。
「う~ふふ~。それは、教える代わりにこのまま私を雇ってくだちゃいって、お願いしたからですよ」
「主に対価を求めるとはなんたる不遜。ご主人様、このような無礼千万な米国女など即刻解雇致しましょう」
「はっ! 自分勝手にお世話し過ぎてご主人様に風邪をひかせた英国女がなにか言ってるわ。可愛がり過ぎて嫌がられるとか、ペット飼いたての子供かっての」
――氷の砕ける幻聴が響いた――
リースに対して、現在最も触れてはいけない話題に、躊躇なく触れていくクロエ。リースにとって、その失敗は人生唯一の汚点にして、悔やんでも悔やみきれないトラウマだ。傷の塞がりきっていない傷口に塩を塗り込むが如き所業。
これまで、ずっと笑顔だったリースの顔から表情が抜け落ちる。
能面のように感情がなくなった瞳は凍えるように冷たく、傷へと触れたクロエへを眼《まなこ》に映す。
「よく仰いましたね。それは教育をされたいという意味で宜しいでしょうか?」
「ばっか言わないで下さいよ~。失敗したばかりの先輩に教わることなんてなに一つありませんよ~だ」
「あの……リース?」
これはだめだ、止まらない。
そう思いつつも、恐々と名前を呼ぶと、彼女は太陽の下で花びらを広げる大輪のように笑う。
「申し訳ございません、ご主人様。少々、食卓を愚か者の血で汚すことをお許し下さいませ。安心して下さい。一滴の血も残さずお掃除致しますので」
表情とは裏腹に、その言動は紅く濡れていたが。
「そういう問題ではないけれども!?」
こうなるとリースは止められないと、今度はクロエに顔を向ける。
もう止めて! という意思を込めて見つめると、彼女もリースと同じように可憐な笑顔を咲かせる。
「ご主人様ぁ~? ちょ~っと身の程知らずのリース先輩にお灸を据えるだけですから、安心して下さいね~?」
「なにも安心できる要素がないけれども!?」
団らんの食卓が一転、血で血を争う戦場へと変わってしまう。
まさに一触即発。火気の一つでもあれば、一瞬にして燃え上がってしまうだろう。
もう互いしか目に入っていないのか、こそこそと移動するノアには触れてこない。もしくは、危険故に離れることを良しとしたか。
慌ててノアはソフィアに助けを求める。
「ちょっとソフィアさん!? あれ止めてよ!?」
「嫌ですわぁ。面倒臭いですものぉ。それに、私は今読書で忙しいんですわぁ」
「お仕事中のはずなんだけどねぇ!?」
優雅に紅茶を飲み、我関せずと本を読み続けるソフィア。
彼女が読んでいるのは『芥川龍之介全集2』の『蜘蛛の糸』。どうやらノアに救いはないらしい。
最後の希望と、ソフィアの隣に座る狂華に縋る。
「狂華~」
「あっはっは。いやいや、とても愉快な催しじゃないか。止めるなんてもったいない。紅茶を飲みながら観戦するというのも、乙なものだよ?」
「ぜんっぜん乙でもなんでもないけど!? 血生臭い殺陣《たて》になるけども!?」
「血が流れてる時点で、殺陣ではなく実践だね」
「呑気!」
争いを止めるどころか、諍いそのものを楽しみ出す始末。全くもって役に立たない。
こうしてノアが助けを求めている間にも事態は悪化しており、リースは短剣を、クロエに至っては小型の拳銃を構えていた。
「なんで拳銃なんて持ってるの!?」
「拳銃の所持なんて、アメリカじゃあ普通ですよ?」
「ここは日本!」
「あはは~。冗談ですよ~ご主人様。モデルガンモデルガン」
コロコロと笑うクロエ。とても冗談には聞こえない。そもそも、リースに向けた銃口を降ろす気は一切ない。
リースは短剣を投擲するように構え、クロエは引き金に指を掛けている。
食卓がメイドの血によって汚れるかというところで、ついに爆発したのは――ノアだった。
「も――っ!! ご主人様の命令です! 全員止まれ――――ッ!!」
ノアの望む平穏はまだまだ戻ってくることはなく、メイドたちとの騒がしくも華やかな日常が続くようだ。
リースたちの再雇用も叶い、穏やかな日常が戻ってきた……はずであった。
リビングには主であるノアとリース、ソフィア、狂華のメイドが三名。そして、新たに雇用されたというクロエが席に着いていた。
横ピースを決める金髪メイドを見て、リースの顔に影が差す。室温が数度下がった気がする。だというのに、汗が止まらないのはなぜであろうか。
「……なぜ、貴方がいるのですか? あくまで、正式なメイドが決まるまでの仮雇用であったはずですが?」
「あはっ! やだぁ~リースせんぱ~い。ちょ~怒ってるぅ~。めっちゃうけるんですけど~」
止めて煽らないでリースめちゃくちゃ怒ってるから!
ノアの前では表情こそにこやかだが、目の奥は明らかに笑っていない。MSCでは冷静冷徹などと呼ばれているらしいが、その実沸点はとても低く、煽り耐性もない。
あわあわするノアを尻目に、クロエは口角を吊り上げ、道化のように笑う。
「まあしょうがないので教えてあげます。先輩がど~しても? 教えて欲しいと頭を下げるので? 仕方なくですよ~?」
大火の中に火炎瓶を投げるが如き所業。
燃料をくべられたリースの怒りは、しかし表には出てこない。内に内に溜め込み、逆に頭は冷えていく。浮かべられた微笑みに、ノアへと向ける温かさなどなく、ただただ冷たい。
「リース先輩たちを雇用し直すにはどうしたらいいかってご主人様に訊かれたので、助言をしてあげたんですよ」
「助言、ですか?」
クロエの言葉を受け、リースの顔がノアへと向く。
ノアとしてはこっちに矛先を向けるなと言いたい。とはいえ、リースとて敬愛する主に怒りを向けるほど愚かではない。向けられたリースの顔には、困惑だけが残っていた。
「あ、はい。それでお母様にお願いすれば全部解決するって」
「事実である、と。ですが、それがどうしてこのような淫乱女を雇うことと繋がるのでしょうか?」
「漏れてる。心の声が漏れてるよリース」
クロエへと意識を戻した瞬間、氷柱《つらら》のように鋭く冷たい言葉が零れ落ちる。「申し訳ございません、ご主人様」と謝罪こそするが、それは主に不快な言葉を聞かせたことであり、クロエへの謝罪ではなかった。
そのようなこと、言われずともクロエも理解しているのだろう。罵られたせいか頬がピクピクと引き攣る。返す言葉に遠慮はない。
「う~ふふ~。それは、教える代わりにこのまま私を雇ってくだちゃいって、お願いしたからですよ」
「主に対価を求めるとはなんたる不遜。ご主人様、このような無礼千万な米国女など即刻解雇致しましょう」
「はっ! 自分勝手にお世話し過ぎてご主人様に風邪をひかせた英国女がなにか言ってるわ。可愛がり過ぎて嫌がられるとか、ペット飼いたての子供かっての」
――氷の砕ける幻聴が響いた――
リースに対して、現在最も触れてはいけない話題に、躊躇なく触れていくクロエ。リースにとって、その失敗は人生唯一の汚点にして、悔やんでも悔やみきれないトラウマだ。傷の塞がりきっていない傷口に塩を塗り込むが如き所業。
これまで、ずっと笑顔だったリースの顔から表情が抜け落ちる。
能面のように感情がなくなった瞳は凍えるように冷たく、傷へと触れたクロエへを眼《まなこ》に映す。
「よく仰いましたね。それは教育をされたいという意味で宜しいでしょうか?」
「ばっか言わないで下さいよ~。失敗したばかりの先輩に教わることなんてなに一つありませんよ~だ」
「あの……リース?」
これはだめだ、止まらない。
そう思いつつも、恐々と名前を呼ぶと、彼女は太陽の下で花びらを広げる大輪のように笑う。
「申し訳ございません、ご主人様。少々、食卓を愚か者の血で汚すことをお許し下さいませ。安心して下さい。一滴の血も残さずお掃除致しますので」
表情とは裏腹に、その言動は紅く濡れていたが。
「そういう問題ではないけれども!?」
こうなるとリースは止められないと、今度はクロエに顔を向ける。
もう止めて! という意思を込めて見つめると、彼女もリースと同じように可憐な笑顔を咲かせる。
「ご主人様ぁ~? ちょ~っと身の程知らずのリース先輩にお灸を据えるだけですから、安心して下さいね~?」
「なにも安心できる要素がないけれども!?」
団らんの食卓が一転、血で血を争う戦場へと変わってしまう。
まさに一触即発。火気の一つでもあれば、一瞬にして燃え上がってしまうだろう。
もう互いしか目に入っていないのか、こそこそと移動するノアには触れてこない。もしくは、危険故に離れることを良しとしたか。
慌ててノアはソフィアに助けを求める。
「ちょっとソフィアさん!? あれ止めてよ!?」
「嫌ですわぁ。面倒臭いですものぉ。それに、私は今読書で忙しいんですわぁ」
「お仕事中のはずなんだけどねぇ!?」
優雅に紅茶を飲み、我関せずと本を読み続けるソフィア。
彼女が読んでいるのは『芥川龍之介全集2』の『蜘蛛の糸』。どうやらノアに救いはないらしい。
最後の希望と、ソフィアの隣に座る狂華に縋る。
「狂華~」
「あっはっは。いやいや、とても愉快な催しじゃないか。止めるなんてもったいない。紅茶を飲みながら観戦するというのも、乙なものだよ?」
「ぜんっぜん乙でもなんでもないけど!? 血生臭い殺陣《たて》になるけども!?」
「血が流れてる時点で、殺陣ではなく実践だね」
「呑気!」
争いを止めるどころか、諍いそのものを楽しみ出す始末。全くもって役に立たない。
こうしてノアが助けを求めている間にも事態は悪化しており、リースは短剣を、クロエに至っては小型の拳銃を構えていた。
「なんで拳銃なんて持ってるの!?」
「拳銃の所持なんて、アメリカじゃあ普通ですよ?」
「ここは日本!」
「あはは~。冗談ですよ~ご主人様。モデルガンモデルガン」
コロコロと笑うクロエ。とても冗談には聞こえない。そもそも、リースに向けた銃口を降ろす気は一切ない。
リースは短剣を投擲するように構え、クロエは引き金に指を掛けている。
食卓がメイドの血によって汚れるかというところで、ついに爆発したのは――ノアだった。
「も――っ!! ご主人様の命令です! 全員止まれ――――ッ!!」
ノアの望む平穏はまだまだ戻ってくることはなく、メイドたちとの騒がしくも華やかな日常が続くようだ。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
若くて魅力的な義叔母が俺を男にしてくれて嫁になりました
宗介
恋愛
父親が再婚して義母となった人の妹乃蒼が遊びに来ると、その度にいじられていた。しかし乃蒼のことは嫌いではない。ある時、街で乃蒼と偶然出会ったところで告白されて、その日のうちに乃蒼のリードで初めての経験をすることに。その後も乃蒼の奔放さに悩まされながらも交際を続けて無事ゴールイン。父親とは義兄弟という関係に?
27歳女子が婚活してみたけど何か質問ある?
藍沢咲良
恋愛
一色唯(Ishiki Yui )、最近ちょっと苛々しがちの27歳。
結婚適齢期だなんて言葉、誰が作った?彼氏がいなきゃ寂しい女確定なの?
もう、みんな、うるさい!
私は私。好きに生きさせてよね。
この世のしがらみというものは、20代後半女子であっても放っておいてはくれないものだ。
彼氏なんていなくても。結婚なんてしてなくても。楽しければいいじゃない。仕事が楽しくて趣味も充実してればそれで私の人生は満足だった。
私の人生に彩りをくれる、その人。
その人に、私はどうやら巡り合わないといけないらしい。
⭐︎素敵な表紙は仲良しの漫画家さんに描いて頂きました。著作権保護の為、無断転載はご遠慮ください。
⭐︎この作品はエブリスタでも投稿しています。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる