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プロローグ あいうえおいしい高等学校
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ここは、氷河期時代のすこーし前の地球
季節は冬。
あるところの、ある5歳ほどの子供が、
「うおおおおおお!!しそんのためにこうとーがっこーおつくるおおおおお!!!!ぼくえらくない!?!?」
と、言った。
「そうねぇ。じゃあ、偏差値と学校名を考えよっかー」
と、子供の母親が微笑みかけた。
「おっけー⭐」
子供は笑みを浮かべた。
(へんさちってなんだあ⁇こうとーがっこーにはいるひとのねんれいかもね!!だったら、おばーちゃんのねんれいは68さいだから、68でいーや!)
「……。へんさちは68ー!」
子供は少しだけ考えてから提案した。
「68……!難関学校ね!まあでもいいわ!さすが私の子供だこと!」
母親も喜んだ。
「学校名は何にする?」
「うーん…」
(だったら、ぼく、おいしいものすきだからつなげて、『あいうえおいしい』でどうだ!)
「がっこーのなまえわ、『あいうえおいしいこうとーがっこー』にする!」
「……。」
「なんかさむいね」
ひゅううううううう……とあたりに激しい雪しぶきが襲う。
これが氷河期の始まりだった――
季節は冬。
あるところの、ある5歳ほどの子供が、
「うおおおおおお!!しそんのためにこうとーがっこーおつくるおおおおお!!!!ぼくえらくない!?!?」
と、言った。
「そうねぇ。じゃあ、偏差値と学校名を考えよっかー」
と、子供の母親が微笑みかけた。
「おっけー⭐」
子供は笑みを浮かべた。
(へんさちってなんだあ⁇こうとーがっこーにはいるひとのねんれいかもね!!だったら、おばーちゃんのねんれいは68さいだから、68でいーや!)
「……。へんさちは68ー!」
子供は少しだけ考えてから提案した。
「68……!難関学校ね!まあでもいいわ!さすが私の子供だこと!」
母親も喜んだ。
「学校名は何にする?」
「うーん…」
(だったら、ぼく、おいしいものすきだからつなげて、『あいうえおいしい』でどうだ!)
「がっこーのなまえわ、『あいうえおいしいこうとーがっこー』にする!」
「……。」
「なんかさむいね」
ひゅううううううう……とあたりに激しい雪しぶきが襲う。
これが氷河期の始まりだった――
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