ぷよっとふーどず!

いかすみそーめん

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第四話  ナホが尊い

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   【fromいかすみ】
 新しくできた友達、ナホと話していたら、チャイムが鳴った。
「次の授業も自己紹介なんてあまいねー!小学生かよ!!!!って感じ~」
 隣の席のナホが話しかけてきた。というか、ずっとしゃべってるんだけどね!!!!
 うん。それ思った。なんか小学生っぽい。
「でも、この学級50人くらいいるからね!」
 ままんから聞いた、この学園の唯一の情報を述べる。まあ、学園というか、学級なんだけどね!
「そうだねー!あっちの学級も50人くらいらしいよー!1年が合計100人あたりって、少ないよね!」
「たしかに……。」
 あっちの学級って……?
 でも、高1が100人っていうのは少ないかも…。
 2と3年は多いらしいんだけど。編入かな???

「はーい!みんな、授業始めるよー!あいさつは…ま、いっかー!じゃあさっきのつづきねー!次の人ー!」

 先生が言う。
 自己紹介って、なんか聞いていて楽しいんだよなぁー!
「えっと、下村大助くんー!」
 へぇー、名前的に日本人……。
 まあ、言語は世界共通だし、〇〇人っていうのも、種族を分けるためにつけられた名前なんだけど……。
 って、え……?

「下ネタ大好きくん⁉⁉⁉」

 おーは、叫んだ。 
 大きなおーの声が教室に響く。
 シーン。
 しばらくの沈黙に耐える。
(え、失言した?)
「あ、あのお、いかすみ…?下村大助しもむらだいすけくんだよ」
 少し遠慮がちにナホが教えてくれた。
 ナホォー♥
 ナホが尊い…
 っていうか!
「え、」
 状況を理解する。
 バッと急いで君のほうを向く。
「ほんっとうに、、申し訳ございませんでしたああああっ!!!たぶん反省しています!」
 大声で謝罪する。ここは許すよね!(全然反省してない)
「あ、ああ、いいよ。いいよ。全然だいじょーぶ」
 知ってましたー!(全然反省してない)
「ありがとうございまっす!!」
「あはは…」
 と乾いた笑みを浮かべた。

 さて、今日の一日の授業も終わり、帰りの時間になる。
 みんなざわざわと帰ってゆく。
「今日授業受けてないね!」
 今日はナホと帰る。
「高校もあまいあまい!」
 と、思ったことを口にする。
「そうだねー!」
「そういえば、みんな、なんで能力者ギフテッドの話をすると怯えちゃうの?」
 そう、これは前からあった疑問。賢そうなナホなら分かるよね…?賢いとか関係ないんだけど…。
「あ、そっかー、いかすみ、初初日学校に来てなかったんだっけ?」
 知らない単語がナホの口から出る。
「初初日?」
 と聞いてみると、ナホは微笑んで教えてくれた。
「うーんとね、初日の前の、初日、みたいな?」
 …。
 
 もう、初日でよくね⁇
「まじか...。え、もしかしてその日も学校に来なきゃいけないとか…?」
 小、中学校は一回も休んだことはなかった。(おーの記憶上では)
 おーは元気だもん!
「ううん、強制じゃないんだ!」
「よよよよ、よかったああぁぁー」
 ふぁぁと、安心する。
「そういえば、高校生活に向けてどっかで勉強会したいな...」
 ナホが遠慮がちに言う。
 まあ、今日、トモダチになたばっかりだもんなぁ
「いいよ!あ、でも、おーは全然勉強できないからね!」
 そうです、おーは勉強できません☆
「全然大丈夫!いかすみの家でやりたいなぁー」
 ぎくっ!
「ご、ごめん!それだけは……」
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