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3章 大森林のエルフ編
3章の各種情報の紹介
3章終了時の主だった&初出の情報です。
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【主要登場人物】
主人公(新規情報および上昇による追加情報)
《シン》
所持スキル
木工Lv3→木工Lv5
備考
ラスティという魂の朋友誕生(下記参照)
《ラスティ=ルーケンヌ》→《ラスティ(氏族名喪失)》
年齢 150歳
身体レベル Lv138
冒険者ランク 未登録(Aランク下位相当)
職業 ルーケンヌ戦士団・団長→”はぐれ”(氏族の名を捨て自由に生きる根無し草の森エルフ)
主だった所持スキル
剣術Lv6
弓術Lv4
備考
職人の街ルーケンヌの族長、ナティス=ルーケンヌの長男にて次期族長候補筆頭だったが後に出奔、”はぐれ”の森エルフとして旅に出ることに。
森エルフでありながら巨乳好きという深い業を背負った、シンの同志にして悪友のおっぱい星人。
章末において理想の女性に出会うが・・・。
《セルフィ=ルーケンヌ》
年齢 70歳
身体レベル Lv30→Lv63
冒険者ランク 未登録(Eランク相当)
職業 弓職人、ルーケンヌ職人組合理事
主だった所持スキル
弓職人Lv8
木工職人Lv6
革職人Lv6
備考
ナティス=ルーケンヌの次男でラスティ=ルーケンヌの弟、若輩ながら凄腕の弓職人でありルーケンヌ職人組合理事を努める。
グランディヌス(成体)討伐の要となった新型武器「バレットボウガン」の開発者。
グランディヌス襲撃の際に犠牲となった兄の跡を次いで、ルーケンヌ次期族長候補筆頭になる。
後にフィーリアと結婚。
普段は作業場で何かしら作っている為いつもツナギの様な野暮ったい作業着を着ているが、ちゃんとした衣装に身を包めばどこから見ても完璧な「美少女(♂)」である。
ラスティとは違った方向で業の深い「男の娘」、本人に自覚は無い。
《フィーリア=アナンキア》→《フィーリア=ルーケンヌ》
年齢 90歳
身体レベル Lv122
冒険者ランク 未登録(Bランク上位相当)
職業 アナンキア戦士団・団員→ルーケンヌ戦士団・団員
主だった所持スキル
剣術Lv5
弓術Lv4
備考
武芸に秀でたアナンキア氏族の出で、族長ナハトの娘。
元々ラスティの婚約者だったが後に望まぬ婚姻であると気付きこれを解消、後にラスティの弟であるセルフィ=ルーケンヌと結婚、フィーリア=ルーケンヌとなる。
ラスティの事は嫌いでは無いが、あくまで強者としての尊敬と兄のような感情でしかなかった。
鬼姑ならぬ「鬼姫」のナティスにより、セルフィともどもしごかれる事になる。
《ナティス=ルーケンヌ(ナティス=サンノイド)》
年齢 非公表(590歳)
身体レベル Lv207(全盛時 Lv295)
冒険者ランク 未登録(ランク指定外・英雄指定相当)
職業 現ルーケンヌ族長
主だった所持スキル
木工Lv6
織物Lv8
剣術Lv7(全盛時 Lv10)
弓術Lv6(全盛時 Lv9)
風属性魔法Lv1
称号
竜殺し
備考
500年前、サザント大陸最強と謳われ「サンノイドの鬼姫」の二つ名で5大陸全土にその名を轟かせた伝説の森エルフ。
「グラウ=ベリア大森林には森エルフの姿をした鬼が棲んでいる」
「サザント大陸に戦鬼あり、その名も『サンノイドの鬼姫』」
当時サザント大陸、そして5大陸で語られていた説話であるが、今では子供の将来に気を揉む優しい母親。
来歴
近接戦闘に秀でたサンノイドにおいて、齢70で最高の剣術と体術を修めた最強の剣士。
草原においてその俊足は他の追随を許さず、樹林においてはその姿を捉える事すら敵わず、動きやすいよう肩で刈り揃えられた見事な金髪は陽の光を浴びて黄金に輝き、サンノイドからは山猫、他の4氏族からは”美獣”と称される。
剣と弓の実力は他の追随を許さぬものであったが反面、魔法の才には恵まれず、ごく初歩の魔法しか使えなかった。
当時サザント大陸で猛威を振るっていたドラゴン、火竜アンタレス討伐の中核を担ったおかげで、その名を広く世に響かせる事になる。
しかしその後、彼女を召喚し自国へ仕官させようとしたり、5氏族のみならず外部の森・陸エルフや人間族の権力者からひっきりなしに求婚の申し出が殺到したため色々な事に嫌気がさし、世界樹の精霊であるゾマの力添えもあって、サンノイドの名を捨てゾマの森から姿を消す。(100年間、見ず知らずの男達のプロポーズを断り続ける苦行を経験)
200年ほど放浪の旅を続けてゾマの森へ戻り、当時ルーケンヌの族長だった夫と出会って結婚、ラスティとセルフィの2子を儲ける。
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【その他登場人物】
《ナハト=アナンキア》
400歳以上
現・アナンキア族長
ランク指定外相当、アナンキア最強の戦士
《カイト=アナンキア》
20歳(人間族の10歳相当)
アナンキア次期族長候補
《タラスト=アナンキア》
520歳
高レベル職人による工芸品やグラウ=ベリア大森林でしか取れない貴重な素材と、”外”の取引相手と交易品を扱う卸問屋、「タラスト商会」の店主。
《ファルス=ルーケンヌ》
グランディヌスによるルーケンヌで最初の犠牲者
《コリン=ルーケンヌ》
グランディヌスによる犠牲者 ルーケンヌの中でも剛腕で鳴らした戦士
《ファルキオ=ルーケンヌ》
ルーケンヌ戦士団の部隊長の一人、ファルスの兄
《族長夫人》
ナハトの妻でフィーリアとカイトの母
フィーリアをもっと淑やかにすれば将来はこうなるかもしれない、という容姿の持ち主。
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【アイテム】
連弩
連射機構を組み込まれたクロスボウ。
投射間隔を短くするのが基本コンセプトの為、弦を引き絞る時間を縮めるには弓自体の威力を落とさねばならず、また、矢を事前に複数装填しておく必要がある為、弓本体の重量が1射毎に微妙に変化し、命中精度が下がってしまっている。
備考
1000年前の勇者が考案した武器だと伝えられている。
魔法が使え、またレベルによって個人の身体能力差が大きいこの異世界では使い所が無いに等しい。
単独での使用より集団で運用することが望ましく、都市が攻めこまれた時などに徴用した民兵達に持たせる武器として使われることがある。
バレットボウガン
弾倉装填式の連射型クロスボウ。
全長70センチ・全幅80センチほどの大きさの、銃床を持たない所謂ピストルクロスボウ、クロスボウ本体の前部に握りが着いており、マシンガンの様に構える。
聖樹から作った合板製の弓部分は非常に固く素手では引けないが、魔力を通す事でしなりが生まれ、簡単に引ける様になる。
トリガー側のグリップは可動式になっており、魔力を通すとロックが外れて前後させることが出来る。その際、フックで弦を引っ掛けて弓を引き絞る。
矢はクロスボウ上部に取り付ける弾倉に入っており、グリップを前後させる事で次弾を装填する仕組み、この構造の為に射出部分の形状は溝ではなく円筒形、すなわち銃身、そして矢も特殊形状の金属製。
魔法付与による命中補正あり。
有効射程は短く20メートル程度。
リキュドの実
ヤシの実のような固い殻に包まれた木の実。
熟した果実はココナッツのように中の身から油を採ったり、実を包む繊維状の皮はほぐして日用品などにも使える。
グラウ=ベリア大森林(ゾマの森)の固有種。
リキュド
リキュドの実から作られる果実酒。
未成熟のリキュドの実を収穫して1ヶ月ほど放置しておくと、発酵して内部がアルコールに変わり、天然の果実酒「リキュド」が出来上がる。
味はカルーア・ミルクのように甘ったるく飲みやすい種子系リキュール。
蛇寄せの蜜酒
繁殖期に入ったフォレストバイパーの雄を引き寄せる効果のある液体。
アルコールが入っているため便宜上「蜜酒」と名付けられているが、ヒトの飲む様な代物ではない。
フォレストバイパーの卵
30×70センチの楕円形の卵。表面はブヨブヨしており、この卵ひとつで鶏卵200個分に相当する。
深い味わいとコクが特徴、とても美味しい。
生命の木の実
世界樹になる実。食べると寿命が延びると言われている。
世界樹の樹液
霊薬の材料の一つ、今のところ使い道はこれしかないが、超が3つくらい付きそうなレア素材。
メガイチジクの樹
30メートル程の大型落葉樹、実は甘くて美味しい。
タラスト商会外部職員証
特殊な魔法処理の施された木札。タラスト商会が支店を設けている国の都市規模の街であれば無審査で入場が可能になる。
反面、小規模の町や農村などでは通用しない。
世界樹の苗
見た目は何の変哲も無い普通の木の苗。
世界樹へと育つ為には大量の魔素が必要だが瘴気でも問題は無い、元々瘴気を浄化させ清浄な魔素に戻すことが世界樹の役割の為。
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【スキル】
剛剣
習得スキルレベル 剣術Lv4
効果
相手の攻撃にタイミングを合わせて相手に斬撃を加える返し技。
概要
構えによって切落し・斬上げなど形は変わるが、溜めを必要としないノータイムの斬撃を繰り出すことが可能。
相手の攻撃に則したスキルレベルが「剛剣」使用者の剣術レベル以下の場合、必ず成功する。
※両手で構えた場合は「剛断」と呼ばれ与えるダメージは大きくなるが、その場からの速やかな離脱が出来ない。(硬直とは違う)
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【魔法】
水属性
水球
呪文
水精よ、漂う水気を我の手へ、”水球”
効果
大気中の水分を集め、任意の大きさの水球を作り出す魔法。
備考
ただの水なので特に攻撃力は無い。また、純水ではないので飲料や薬品の調合に使うには一度煮沸する必要がある。
湯殿
呪文
水精よ、温かな水気をもって我に安らぎを、”湯殿”
効果
大気中の水分を集め、任意の量のお湯を作り出す魔法。
備考
屋外でお風呂に入りたい、その為だけに編み出した魔法。温度は自由に調整できるのでいざとなれば熱湯にしてぶつけ、相手に火傷を負わせる事も可能。
水縛
呪文
水精よ、汝の胎に我が敵を捕らえよ、”水縛”
効果
普通の水より粘度の強い液体を相手に対して放ち、その全身を包み込んで呼吸を妨害したり素早い行動を阻害する魔法。
備考
液体の中に閉じ込められた状態では、拭ったりして液体を引き剥がす事はできないが、外部の力を使ってこそぎ落としたり、水中に飛び込んで拡散させれば脱出は可能。
雷属性
落雷
呪文
荒ぶる天空の精霊よ、怒りの拳となりて我が敵に鉄槌を下さん、”落雷”
効果
アナンキアの戦士の一人が唱えた”電撃”の魔法よりも強力な魔法。
相手に向かって放つ”電撃”とは違い、上空に雷雲を作り、対象目がけて雷を落とす魔法。破壊力は大きいがピンポイントで狙撃するような精密攻撃は出来ない。
備考
アナンキア族長、ナハトの行使した魔法。
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【魔物】
木の精霊および樹人 Eランク~
聖樹や世界樹をはじめとした、「格」の高い樹木に宿る精霊種(女性型)
膨大な魔力を内包した樹がやがて自我を持ち、本体である樹木と精神体を分離させた者は木の精霊と呼ばれる。
その際に分離に失敗し、いつまでも木の中に閉じ込められる事になった精神はやがて自我が崩壊し、その精神を取り込んだ樹木は「樹人」と呼ばれる植物系魔物へと変質する。
近くに寄ってきた旅人を惑わして己の養分にする、といった風聞は誤りで、冒険者や旅人が森の中でドライアドに出くわした時、樹のそばから離れられず暇を持て余している彼女達が、せっかくの客人を逃がさない様あれやこれやと世話を焼いてくれるので、男達がその場から離れようとしないために生まれた寓話である。
モンスターランクは、Eランクの「樹人」からCランクの「古代樹人」まで様々な種類がいる。基本、火に弱い。
※ドライアドはよほど悪質なもので無い限り討伐対象のモンスターには指定されない。指定された場合のモンスターランクはAランク~ランク指定外。人間の精神を惑わし、付近の魔物を使役して襲わせるなど、危険度は高い。
暴れ鹿 Eランクモンスター
肩高170cm、体長270cm程の大型の鹿。
左右から生える枝分かれした角が頭部に器用に絡みつき、まるで頭部と頸部を護る軍馬の兜の様に見える。
気性は荒く自分より大きな相手もお構い無し、角で護られた頭による突進攻撃は、ブラッドボアほどの突進力は無いものの、鹿特有の身軽な身のこなしで避けるのは困難。
メガリウムワーム Fランクモンスター
全長20メートルほどの巨大ミミズ。地下10~100メートルに生息し、その生態はミミズよろしく土を食べ、良質な土を排出する。
戦闘能力は無く、土壌を浄化・肥沃化してくれるため、”森の管理人”などと呼ばれて親しまれている。
一応Fランクモンスターと設定されているが、もしも討伐しようものなら討伐者の首に賞金がかかるほどの益獣。
口元はヤツメウナギのように空洞とギザギザの歯の集合体、グロい。
ガリアラ鉱山の地下空洞を作ったのはこれの別種「メガリウム・ロックワーム」
環形動物のほとんどが皮膚呼吸。
グランディヌス(幼生) ランク不明(情報不足の希少種のため)
メガリウムワームの変異種、フォレストバイパーの卵を大量摂取する事で誕生する。
フォレストバイパーの頑丈な鱗の特性を引き継ぎ、白銀に輝く外皮は対斬撃・対衝撃に優れている。比較的軽いうえに元がワームの外皮の為、自在に変形する金属のような扱いで防具の素材として重宝する。
肉は食用に適さない。
グランディヌス(成体) ランク不明(情報不足の希少種のため)
上記のグランディヌス(幼生)が成長した、直径150センチ、体長5~60メートルの巨大環形動物。
胴体は鈍い鉄色をした蛇腹状の外皮に覆われており、グランディヌス(幼生)の物よりもさらに金属的な外見。口元は内側の牙に加え、外周にイソギンチャクのようなツルンとした触手を無数に生やしている。
成体の外皮は鱗の様に硬質化しており、幼生体の時のような柔軟性は失われているが、フォレストバイパーの鱗よりも硬くサイズも大きい為、防具としての需要は高い。
身体を伸縮させて移動する際、幼生の時と違い高質化した外皮のせいで、どの部分からどの方向へどの程度の距離を移動するのが一目瞭然の為、敏捷性に自身のある者であれば突撃を回避するのはたやすい。
1代限りの突然変異で繁殖は出来ない。
肉は食用に適さない。
※ドライアドのゾマ曰く『結界の壁を越え、全てを喰らうもの』、世界樹によって創られた森を滅ぼす為の「安全装置」。
※外見イメージ 画像検索で「クレナイオオイカリナマコ」参照(グロ注意)
フォレストバイパー(幼生体) Fランク未満(一般人でも対処可)
直径5センチ前後・体長50センチ~1メートル程の若干太めのヘビ。
生まれて3ヶ月以内の幼生体は、毒牙も硬い鱗もまだ無く攻撃力は皆無。かりに首に巻き付かれたとして、6歳の子供でも振りほどけるレベル。
内臓を取り払って乾燥させたものを煮出せば良い感じのスープが出来るらしい。
火竜アンタレス ランク指定外モンスター(災害指定ランク)
500年前、サザント大陸で猛威を振るったドラゴン。
ドラゴンでありながらその凶暴さと破壊力により「銘入り」として扱われ、当時、魔竜に次ぐ存在と恐れられた。
通常のドラゴンの倍以上の巨躯でありながら大小2対の翼で空を飛び、上空から炎の息吹で敵を焼き尽くす、地上に降りてはその巨体でもって全てを圧し潰す。
当時、サザント大陸において最強の生物は大地の魔竜だったが、当人(?)は外界に興味が無く、ファンダルマ山脈の山頂にて惰眠を貪っていた為、アンタレスについては放置されていた。
ハルト王国がこの猛威に晒されそうになった時、ナティス=サンノイドを筆頭にゾマの森の5氏族からなる戦士団によって討伐された。
【国家・都市について】
《グラウ=ベリア大森林および森エルフ5氏族》
南方大陸の中央部から南西にかけて広がるサザント最大の森林地帯。
サザント大陸の20%弱の面積を占め、最大で南北に1400キロ、東西に2600キロの広がりを見せる森。
大森林の中心には世界樹と、それを囲うように5つの聖樹が点在し、その聖樹を取り囲むように森エルフ達が集落を造っている。
フォレストバイパーに勢力争いで負けており、オーガ種の数は極端に少ない。
森エルフ達は「ゾマの森」と呼んでいる
※「ゾマ」とは大森林の中心に生えている世界樹に宿る精霊種、ドライアドの名前。
人口 総計10万人
王都 無し・各氏族ごとに街を形成 人口2万人
保有軍隊 5000人&住民の森エルフ全てが予備役兵
戦士団員 各氏族1000人
主な都市
世界樹の北に位置するアナンキアから右回りに
ミラヨルド
ルーケンヌ
パラマシル
サンノイド
※一番東に位置するミラヨルドは5氏族の中で最も開放的であり、大森林の東にあるハルト王国と活発に交流している。
パラマシルとサンノイドは数十年前から険悪な仲、聖樹同士の距離が近く、そのせいで狩りや希少な植物など、縄張り問題で揉めている。
アナンキア、そしてルーケンヌは特にこれといって問題は無いが、パラマシルとサンノイドによる情勢不和の為、なんらかの対抗策をとろうとしている模様。
各氏族の特徴
近接戦闘に秀でたサンノイド。
魔法技術に秀でたパラマシル。
武芸全般に秀でたアナンキア。
生産技術に秀でたルーケンヌ。
ミラヨルドはこれといった特徴は無いものの、1本だけ世界樹と離れた場所にある為、結果としてグラウ=ベリア大森林の3分の1を縄張りとしている。
各都市情報
アナンキア
太さ1メートルの丸太を打ち込んで作った柵に囲まれた森エルフの集落。柵の高さは30メートルほど。
柵で覆われた空間の広さは直径が2キロの円状になっており、その中に2万人が住む。
森エルフということもあり、種族特性として全員が風属性の魔法の使い手、そして軽い身のこなしと人間の弓兵並の弓の腕前の持ち主。
その中でも「戦士」として訓練を受けている1000人ほどの精鋭が、森の外で魔物を狩ったり、悪意を持った襲撃者への対処をしている。
中心には幹の太さが30、高さが200メートルの聖樹アナンキアがそびえ、街のどこからでも見る事が出来る。
全ての住人が森エルフという訳ではなく、僅かではあるが人間族やドワーフなども住んでおり、その大半は鍛冶師や職人、交易商人など。
住居や各施設は、外観はログハウスで建物内は商品を陳列する形式の店以外は原則土足禁止。
集落を囲うように漂う濃密な植物の香りは、強い芳香が結界の役目をしており魔物の侵入を防ぐためのもの。聖樹から放たれている。
※戦士団に入団するとなぜかお武家様口調になる不思議。
ルーケンヌ
アナンキア同様、聖樹ルーケンヌを中心に柵で囲まれた円状の街。
住人2万人のうち、職人として働く人数は5000人、家具や建築などの木工職人から弓・矢などの武器職人は、他の4氏族より頭一つ抜けた技術を有する。
アナンキアのように1000人程が選任戦士として訓練・活動してはいるが、戦闘能力としては他氏族に劣る。
アナンキアの建物のほとんどが平屋造りに対してルーケンヌは2階、さらには3階建ての建築が多い。
家族の中に一人は職人がいる為、住宅の横にもれなく「作業場」が建てられている事が理由。
ミラヨルド・パラマシル・サンノイドは詳細不明。
※グラウ=ベリア大森林に住む氏族名持ちの森エルフは、全員聖樹の加護を受けており総じて基本レベルや体力・魔力値が高い。その為、氏族の名を捨て”はぐれ”となると加護が失われ弱体化されてしまう。また、聖樹の加護は森の中及び周辺地域限定なので森を出ても同様。
ただし、世界樹ゾマから外へ出る許可を貰った者は聖樹の代わりに世界樹の加護を受けることで、世界中どこへ行こうとも加護の影響下にある。
【その他の情報】
精霊回廊
世界樹や聖樹によって護られている森に点在する空間の歪み。
転移魔法のように一瞬で別の場所に移動が可能だが、移動できる場所は限られており、また、回廊を開く事が出来るのは祝福を受けた限られし者のみ。
※精霊回廊の事は人間族の間では公には広まっていないが、ミラヨルド経由でハルト王国には漏れている。ただ、その事でハルト王国が森エルフに対して侵略行為をする事は無い模様。
瘴気
魔法の暴走や特殊な地形など、何らかの要因によって魔素が変質を起こしたもの。死霊やスケルトンなどのアンデットの発生原因や、瘴気を吸収したアンデットが凶暴化する事もある。
森エルフの婚姻率は1割程度。
回復薬は、体力・魔力に関わらず、飲めないという状況を考慮して皮膚などからでもその薬効を発揮できるようになっている。ただ、身体にかけても流れ落ちたり周囲に飛散してしまう為に効果は弱まってしまう。
────────────────────
【主要登場人物】
主人公(新規情報および上昇による追加情報)
《シン》
所持スキル
木工Lv3→木工Lv5
備考
ラスティという魂の朋友誕生(下記参照)
《ラスティ=ルーケンヌ》→《ラスティ(氏族名喪失)》
年齢 150歳
身体レベル Lv138
冒険者ランク 未登録(Aランク下位相当)
職業 ルーケンヌ戦士団・団長→”はぐれ”(氏族の名を捨て自由に生きる根無し草の森エルフ)
主だった所持スキル
剣術Lv6
弓術Lv4
備考
職人の街ルーケンヌの族長、ナティス=ルーケンヌの長男にて次期族長候補筆頭だったが後に出奔、”はぐれ”の森エルフとして旅に出ることに。
森エルフでありながら巨乳好きという深い業を背負った、シンの同志にして悪友のおっぱい星人。
章末において理想の女性に出会うが・・・。
《セルフィ=ルーケンヌ》
年齢 70歳
身体レベル Lv30→Lv63
冒険者ランク 未登録(Eランク相当)
職業 弓職人、ルーケンヌ職人組合理事
主だった所持スキル
弓職人Lv8
木工職人Lv6
革職人Lv6
備考
ナティス=ルーケンヌの次男でラスティ=ルーケンヌの弟、若輩ながら凄腕の弓職人でありルーケンヌ職人組合理事を努める。
グランディヌス(成体)討伐の要となった新型武器「バレットボウガン」の開発者。
グランディヌス襲撃の際に犠牲となった兄の跡を次いで、ルーケンヌ次期族長候補筆頭になる。
後にフィーリアと結婚。
普段は作業場で何かしら作っている為いつもツナギの様な野暮ったい作業着を着ているが、ちゃんとした衣装に身を包めばどこから見ても完璧な「美少女(♂)」である。
ラスティとは違った方向で業の深い「男の娘」、本人に自覚は無い。
《フィーリア=アナンキア》→《フィーリア=ルーケンヌ》
年齢 90歳
身体レベル Lv122
冒険者ランク 未登録(Bランク上位相当)
職業 アナンキア戦士団・団員→ルーケンヌ戦士団・団員
主だった所持スキル
剣術Lv5
弓術Lv4
備考
武芸に秀でたアナンキア氏族の出で、族長ナハトの娘。
元々ラスティの婚約者だったが後に望まぬ婚姻であると気付きこれを解消、後にラスティの弟であるセルフィ=ルーケンヌと結婚、フィーリア=ルーケンヌとなる。
ラスティの事は嫌いでは無いが、あくまで強者としての尊敬と兄のような感情でしかなかった。
鬼姑ならぬ「鬼姫」のナティスにより、セルフィともどもしごかれる事になる。
《ナティス=ルーケンヌ(ナティス=サンノイド)》
年齢 非公表(590歳)
身体レベル Lv207(全盛時 Lv295)
冒険者ランク 未登録(ランク指定外・英雄指定相当)
職業 現ルーケンヌ族長
主だった所持スキル
木工Lv6
織物Lv8
剣術Lv7(全盛時 Lv10)
弓術Lv6(全盛時 Lv9)
風属性魔法Lv1
称号
竜殺し
備考
500年前、サザント大陸最強と謳われ「サンノイドの鬼姫」の二つ名で5大陸全土にその名を轟かせた伝説の森エルフ。
「グラウ=ベリア大森林には森エルフの姿をした鬼が棲んでいる」
「サザント大陸に戦鬼あり、その名も『サンノイドの鬼姫』」
当時サザント大陸、そして5大陸で語られていた説話であるが、今では子供の将来に気を揉む優しい母親。
来歴
近接戦闘に秀でたサンノイドにおいて、齢70で最高の剣術と体術を修めた最強の剣士。
草原においてその俊足は他の追随を許さず、樹林においてはその姿を捉える事すら敵わず、動きやすいよう肩で刈り揃えられた見事な金髪は陽の光を浴びて黄金に輝き、サンノイドからは山猫、他の4氏族からは”美獣”と称される。
剣と弓の実力は他の追随を許さぬものであったが反面、魔法の才には恵まれず、ごく初歩の魔法しか使えなかった。
当時サザント大陸で猛威を振るっていたドラゴン、火竜アンタレス討伐の中核を担ったおかげで、その名を広く世に響かせる事になる。
しかしその後、彼女を召喚し自国へ仕官させようとしたり、5氏族のみならず外部の森・陸エルフや人間族の権力者からひっきりなしに求婚の申し出が殺到したため色々な事に嫌気がさし、世界樹の精霊であるゾマの力添えもあって、サンノイドの名を捨てゾマの森から姿を消す。(100年間、見ず知らずの男達のプロポーズを断り続ける苦行を経験)
200年ほど放浪の旅を続けてゾマの森へ戻り、当時ルーケンヌの族長だった夫と出会って結婚、ラスティとセルフィの2子を儲ける。
────────────────────
【その他登場人物】
《ナハト=アナンキア》
400歳以上
現・アナンキア族長
ランク指定外相当、アナンキア最強の戦士
《カイト=アナンキア》
20歳(人間族の10歳相当)
アナンキア次期族長候補
《タラスト=アナンキア》
520歳
高レベル職人による工芸品やグラウ=ベリア大森林でしか取れない貴重な素材と、”外”の取引相手と交易品を扱う卸問屋、「タラスト商会」の店主。
《ファルス=ルーケンヌ》
グランディヌスによるルーケンヌで最初の犠牲者
《コリン=ルーケンヌ》
グランディヌスによる犠牲者 ルーケンヌの中でも剛腕で鳴らした戦士
《ファルキオ=ルーケンヌ》
ルーケンヌ戦士団の部隊長の一人、ファルスの兄
《族長夫人》
ナハトの妻でフィーリアとカイトの母
フィーリアをもっと淑やかにすれば将来はこうなるかもしれない、という容姿の持ち主。
────────────────────
【アイテム】
連弩
連射機構を組み込まれたクロスボウ。
投射間隔を短くするのが基本コンセプトの為、弦を引き絞る時間を縮めるには弓自体の威力を落とさねばならず、また、矢を事前に複数装填しておく必要がある為、弓本体の重量が1射毎に微妙に変化し、命中精度が下がってしまっている。
備考
1000年前の勇者が考案した武器だと伝えられている。
魔法が使え、またレベルによって個人の身体能力差が大きいこの異世界では使い所が無いに等しい。
単独での使用より集団で運用することが望ましく、都市が攻めこまれた時などに徴用した民兵達に持たせる武器として使われることがある。
バレットボウガン
弾倉装填式の連射型クロスボウ。
全長70センチ・全幅80センチほどの大きさの、銃床を持たない所謂ピストルクロスボウ、クロスボウ本体の前部に握りが着いており、マシンガンの様に構える。
聖樹から作った合板製の弓部分は非常に固く素手では引けないが、魔力を通す事でしなりが生まれ、簡単に引ける様になる。
トリガー側のグリップは可動式になっており、魔力を通すとロックが外れて前後させることが出来る。その際、フックで弦を引っ掛けて弓を引き絞る。
矢はクロスボウ上部に取り付ける弾倉に入っており、グリップを前後させる事で次弾を装填する仕組み、この構造の為に射出部分の形状は溝ではなく円筒形、すなわち銃身、そして矢も特殊形状の金属製。
魔法付与による命中補正あり。
有効射程は短く20メートル程度。
リキュドの実
ヤシの実のような固い殻に包まれた木の実。
熟した果実はココナッツのように中の身から油を採ったり、実を包む繊維状の皮はほぐして日用品などにも使える。
グラウ=ベリア大森林(ゾマの森)の固有種。
リキュド
リキュドの実から作られる果実酒。
未成熟のリキュドの実を収穫して1ヶ月ほど放置しておくと、発酵して内部がアルコールに変わり、天然の果実酒「リキュド」が出来上がる。
味はカルーア・ミルクのように甘ったるく飲みやすい種子系リキュール。
蛇寄せの蜜酒
繁殖期に入ったフォレストバイパーの雄を引き寄せる効果のある液体。
アルコールが入っているため便宜上「蜜酒」と名付けられているが、ヒトの飲む様な代物ではない。
フォレストバイパーの卵
30×70センチの楕円形の卵。表面はブヨブヨしており、この卵ひとつで鶏卵200個分に相当する。
深い味わいとコクが特徴、とても美味しい。
生命の木の実
世界樹になる実。食べると寿命が延びると言われている。
世界樹の樹液
霊薬の材料の一つ、今のところ使い道はこれしかないが、超が3つくらい付きそうなレア素材。
メガイチジクの樹
30メートル程の大型落葉樹、実は甘くて美味しい。
タラスト商会外部職員証
特殊な魔法処理の施された木札。タラスト商会が支店を設けている国の都市規模の街であれば無審査で入場が可能になる。
反面、小規模の町や農村などでは通用しない。
世界樹の苗
見た目は何の変哲も無い普通の木の苗。
世界樹へと育つ為には大量の魔素が必要だが瘴気でも問題は無い、元々瘴気を浄化させ清浄な魔素に戻すことが世界樹の役割の為。
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【スキル】
剛剣
習得スキルレベル 剣術Lv4
効果
相手の攻撃にタイミングを合わせて相手に斬撃を加える返し技。
概要
構えによって切落し・斬上げなど形は変わるが、溜めを必要としないノータイムの斬撃を繰り出すことが可能。
相手の攻撃に則したスキルレベルが「剛剣」使用者の剣術レベル以下の場合、必ず成功する。
※両手で構えた場合は「剛断」と呼ばれ与えるダメージは大きくなるが、その場からの速やかな離脱が出来ない。(硬直とは違う)
────────────────────
【魔法】
水属性
水球
呪文
水精よ、漂う水気を我の手へ、”水球”
効果
大気中の水分を集め、任意の大きさの水球を作り出す魔法。
備考
ただの水なので特に攻撃力は無い。また、純水ではないので飲料や薬品の調合に使うには一度煮沸する必要がある。
湯殿
呪文
水精よ、温かな水気をもって我に安らぎを、”湯殿”
効果
大気中の水分を集め、任意の量のお湯を作り出す魔法。
備考
屋外でお風呂に入りたい、その為だけに編み出した魔法。温度は自由に調整できるのでいざとなれば熱湯にしてぶつけ、相手に火傷を負わせる事も可能。
水縛
呪文
水精よ、汝の胎に我が敵を捕らえよ、”水縛”
効果
普通の水より粘度の強い液体を相手に対して放ち、その全身を包み込んで呼吸を妨害したり素早い行動を阻害する魔法。
備考
液体の中に閉じ込められた状態では、拭ったりして液体を引き剥がす事はできないが、外部の力を使ってこそぎ落としたり、水中に飛び込んで拡散させれば脱出は可能。
雷属性
落雷
呪文
荒ぶる天空の精霊よ、怒りの拳となりて我が敵に鉄槌を下さん、”落雷”
効果
アナンキアの戦士の一人が唱えた”電撃”の魔法よりも強力な魔法。
相手に向かって放つ”電撃”とは違い、上空に雷雲を作り、対象目がけて雷を落とす魔法。破壊力は大きいがピンポイントで狙撃するような精密攻撃は出来ない。
備考
アナンキア族長、ナハトの行使した魔法。
────────────────────
【魔物】
木の精霊および樹人 Eランク~
聖樹や世界樹をはじめとした、「格」の高い樹木に宿る精霊種(女性型)
膨大な魔力を内包した樹がやがて自我を持ち、本体である樹木と精神体を分離させた者は木の精霊と呼ばれる。
その際に分離に失敗し、いつまでも木の中に閉じ込められる事になった精神はやがて自我が崩壊し、その精神を取り込んだ樹木は「樹人」と呼ばれる植物系魔物へと変質する。
近くに寄ってきた旅人を惑わして己の養分にする、といった風聞は誤りで、冒険者や旅人が森の中でドライアドに出くわした時、樹のそばから離れられず暇を持て余している彼女達が、せっかくの客人を逃がさない様あれやこれやと世話を焼いてくれるので、男達がその場から離れようとしないために生まれた寓話である。
モンスターランクは、Eランクの「樹人」からCランクの「古代樹人」まで様々な種類がいる。基本、火に弱い。
※ドライアドはよほど悪質なもので無い限り討伐対象のモンスターには指定されない。指定された場合のモンスターランクはAランク~ランク指定外。人間の精神を惑わし、付近の魔物を使役して襲わせるなど、危険度は高い。
暴れ鹿 Eランクモンスター
肩高170cm、体長270cm程の大型の鹿。
左右から生える枝分かれした角が頭部に器用に絡みつき、まるで頭部と頸部を護る軍馬の兜の様に見える。
気性は荒く自分より大きな相手もお構い無し、角で護られた頭による突進攻撃は、ブラッドボアほどの突進力は無いものの、鹿特有の身軽な身のこなしで避けるのは困難。
メガリウムワーム Fランクモンスター
全長20メートルほどの巨大ミミズ。地下10~100メートルに生息し、その生態はミミズよろしく土を食べ、良質な土を排出する。
戦闘能力は無く、土壌を浄化・肥沃化してくれるため、”森の管理人”などと呼ばれて親しまれている。
一応Fランクモンスターと設定されているが、もしも討伐しようものなら討伐者の首に賞金がかかるほどの益獣。
口元はヤツメウナギのように空洞とギザギザの歯の集合体、グロい。
ガリアラ鉱山の地下空洞を作ったのはこれの別種「メガリウム・ロックワーム」
環形動物のほとんどが皮膚呼吸。
グランディヌス(幼生) ランク不明(情報不足の希少種のため)
メガリウムワームの変異種、フォレストバイパーの卵を大量摂取する事で誕生する。
フォレストバイパーの頑丈な鱗の特性を引き継ぎ、白銀に輝く外皮は対斬撃・対衝撃に優れている。比較的軽いうえに元がワームの外皮の為、自在に変形する金属のような扱いで防具の素材として重宝する。
肉は食用に適さない。
グランディヌス(成体) ランク不明(情報不足の希少種のため)
上記のグランディヌス(幼生)が成長した、直径150センチ、体長5~60メートルの巨大環形動物。
胴体は鈍い鉄色をした蛇腹状の外皮に覆われており、グランディヌス(幼生)の物よりもさらに金属的な外見。口元は内側の牙に加え、外周にイソギンチャクのようなツルンとした触手を無数に生やしている。
成体の外皮は鱗の様に硬質化しており、幼生体の時のような柔軟性は失われているが、フォレストバイパーの鱗よりも硬くサイズも大きい為、防具としての需要は高い。
身体を伸縮させて移動する際、幼生の時と違い高質化した外皮のせいで、どの部分からどの方向へどの程度の距離を移動するのが一目瞭然の為、敏捷性に自身のある者であれば突撃を回避するのはたやすい。
1代限りの突然変異で繁殖は出来ない。
肉は食用に適さない。
※ドライアドのゾマ曰く『結界の壁を越え、全てを喰らうもの』、世界樹によって創られた森を滅ぼす為の「安全装置」。
※外見イメージ 画像検索で「クレナイオオイカリナマコ」参照(グロ注意)
フォレストバイパー(幼生体) Fランク未満(一般人でも対処可)
直径5センチ前後・体長50センチ~1メートル程の若干太めのヘビ。
生まれて3ヶ月以内の幼生体は、毒牙も硬い鱗もまだ無く攻撃力は皆無。かりに首に巻き付かれたとして、6歳の子供でも振りほどけるレベル。
内臓を取り払って乾燥させたものを煮出せば良い感じのスープが出来るらしい。
火竜アンタレス ランク指定外モンスター(災害指定ランク)
500年前、サザント大陸で猛威を振るったドラゴン。
ドラゴンでありながらその凶暴さと破壊力により「銘入り」として扱われ、当時、魔竜に次ぐ存在と恐れられた。
通常のドラゴンの倍以上の巨躯でありながら大小2対の翼で空を飛び、上空から炎の息吹で敵を焼き尽くす、地上に降りてはその巨体でもって全てを圧し潰す。
当時、サザント大陸において最強の生物は大地の魔竜だったが、当人(?)は外界に興味が無く、ファンダルマ山脈の山頂にて惰眠を貪っていた為、アンタレスについては放置されていた。
ハルト王国がこの猛威に晒されそうになった時、ナティス=サンノイドを筆頭にゾマの森の5氏族からなる戦士団によって討伐された。
【国家・都市について】
《グラウ=ベリア大森林および森エルフ5氏族》
南方大陸の中央部から南西にかけて広がるサザント最大の森林地帯。
サザント大陸の20%弱の面積を占め、最大で南北に1400キロ、東西に2600キロの広がりを見せる森。
大森林の中心には世界樹と、それを囲うように5つの聖樹が点在し、その聖樹を取り囲むように森エルフ達が集落を造っている。
フォレストバイパーに勢力争いで負けており、オーガ種の数は極端に少ない。
森エルフ達は「ゾマの森」と呼んでいる
※「ゾマ」とは大森林の中心に生えている世界樹に宿る精霊種、ドライアドの名前。
人口 総計10万人
王都 無し・各氏族ごとに街を形成 人口2万人
保有軍隊 5000人&住民の森エルフ全てが予備役兵
戦士団員 各氏族1000人
主な都市
世界樹の北に位置するアナンキアから右回りに
ミラヨルド
ルーケンヌ
パラマシル
サンノイド
※一番東に位置するミラヨルドは5氏族の中で最も開放的であり、大森林の東にあるハルト王国と活発に交流している。
パラマシルとサンノイドは数十年前から険悪な仲、聖樹同士の距離が近く、そのせいで狩りや希少な植物など、縄張り問題で揉めている。
アナンキア、そしてルーケンヌは特にこれといって問題は無いが、パラマシルとサンノイドによる情勢不和の為、なんらかの対抗策をとろうとしている模様。
各氏族の特徴
近接戦闘に秀でたサンノイド。
魔法技術に秀でたパラマシル。
武芸全般に秀でたアナンキア。
生産技術に秀でたルーケンヌ。
ミラヨルドはこれといった特徴は無いものの、1本だけ世界樹と離れた場所にある為、結果としてグラウ=ベリア大森林の3分の1を縄張りとしている。
各都市情報
アナンキア
太さ1メートルの丸太を打ち込んで作った柵に囲まれた森エルフの集落。柵の高さは30メートルほど。
柵で覆われた空間の広さは直径が2キロの円状になっており、その中に2万人が住む。
森エルフということもあり、種族特性として全員が風属性の魔法の使い手、そして軽い身のこなしと人間の弓兵並の弓の腕前の持ち主。
その中でも「戦士」として訓練を受けている1000人ほどの精鋭が、森の外で魔物を狩ったり、悪意を持った襲撃者への対処をしている。
中心には幹の太さが30、高さが200メートルの聖樹アナンキアがそびえ、街のどこからでも見る事が出来る。
全ての住人が森エルフという訳ではなく、僅かではあるが人間族やドワーフなども住んでおり、その大半は鍛冶師や職人、交易商人など。
住居や各施設は、外観はログハウスで建物内は商品を陳列する形式の店以外は原則土足禁止。
集落を囲うように漂う濃密な植物の香りは、強い芳香が結界の役目をしており魔物の侵入を防ぐためのもの。聖樹から放たれている。
※戦士団に入団するとなぜかお武家様口調になる不思議。
ルーケンヌ
アナンキア同様、聖樹ルーケンヌを中心に柵で囲まれた円状の街。
住人2万人のうち、職人として働く人数は5000人、家具や建築などの木工職人から弓・矢などの武器職人は、他の4氏族より頭一つ抜けた技術を有する。
アナンキアのように1000人程が選任戦士として訓練・活動してはいるが、戦闘能力としては他氏族に劣る。
アナンキアの建物のほとんどが平屋造りに対してルーケンヌは2階、さらには3階建ての建築が多い。
家族の中に一人は職人がいる為、住宅の横にもれなく「作業場」が建てられている事が理由。
ミラヨルド・パラマシル・サンノイドは詳細不明。
※グラウ=ベリア大森林に住む氏族名持ちの森エルフは、全員聖樹の加護を受けており総じて基本レベルや体力・魔力値が高い。その為、氏族の名を捨て”はぐれ”となると加護が失われ弱体化されてしまう。また、聖樹の加護は森の中及び周辺地域限定なので森を出ても同様。
ただし、世界樹ゾマから外へ出る許可を貰った者は聖樹の代わりに世界樹の加護を受けることで、世界中どこへ行こうとも加護の影響下にある。
【その他の情報】
精霊回廊
世界樹や聖樹によって護られている森に点在する空間の歪み。
転移魔法のように一瞬で別の場所に移動が可能だが、移動できる場所は限られており、また、回廊を開く事が出来るのは祝福を受けた限られし者のみ。
※精霊回廊の事は人間族の間では公には広まっていないが、ミラヨルド経由でハルト王国には漏れている。ただ、その事でハルト王国が森エルフに対して侵略行為をする事は無い模様。
瘴気
魔法の暴走や特殊な地形など、何らかの要因によって魔素が変質を起こしたもの。死霊やスケルトンなどのアンデットの発生原因や、瘴気を吸収したアンデットが凶暴化する事もある。
森エルフの婚姻率は1割程度。
回復薬は、体力・魔力に関わらず、飲めないという状況を考慮して皮膚などからでもその薬効を発揮できるようになっている。ただ、身体にかけても流れ落ちたり周囲に飛散してしまう為に効果は弱まってしまう。
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