凶星を招く星読師と監視者と黒く白い双塔

さか【傘路さか】

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 たった一日帰らないだけなら、と思っていた翌日も、レグルスは帰宅しなかった。帰ってきたら、何の連絡もなしに外泊することの同居人の不安を切々と語って聞かせたい。

 そう決心して、一人だけの寝台の中で肩を丸めた。

「……帰って、きたらな」

 たった一日、されど一日だ。その日は、久しぶりに星読みをしよう、と日中はすべて星読みの準備に充てた。

 周囲の魔力の流れは、先日の大雨によって少しだけ質を変えていた。所持していた記録を書き換え、帳面を閉じる。夕方までは仮眠を取った。

 夕方になり、またわいわいと夕食を食べる間も、帰宅する者は誰もいなかった。食事を終えて服を着込み、星座盤を抱えて居間を出る。

 移動用の小部屋に入ると、妖精は黙って指を二つ立てた。飴玉を渡し、装置が屋上へと辿り着いた所で、はっと立場の変化に気づく。

「あれ? 俺が管理人なら、使い方を覚えれば動かせるのか?」

『しごとをうばったら、でていくぞ』

『だれが、ぴかぴかにふろのそうじをするんだ』

『ようせいから、おかしをうばうな』

 やいやいと耳元で喚かれ、両耳を塞ぎながら屋上へと出た。

 別に仕事を奪うつもりはなかったのだが、成程、対価を与えないと妖精が家出をする、というのはこういう事らしい。

 周囲は暗く、月明かりだけが唯一の光源だ。

 すう、と吸い込む空気は、微少な氷の粒でも吸い込んでいるようだ。呼吸をする度に、人が温度を持っている事を知る。

 見上げると、大量の星が瞬いていた。

 人が遙か太古という時代から、ともすれば変わらないかもしれない光だ。人は営みの基準を、星に求めた。

 屋上に刻まれた方角を確認し、屋上の中央に立つ。石畳の床に敷布を広げ、その上にどかりと座った。

 水筒に入れてきた薬草茶をその蓋に注ぎ、星を見上げながら、ずっ、と啜る。

「綺麗だなぁ……」

 紺色へ青みがかかった幕に、白い光がぽつり、ぽつりと浮かぶ。

 普段は人の社会に属している自分が、全く世俗から切り離されたような気分になる。半円型の世界には、俺と天体だけがある。

「仕事、するかぁ……」

 帳面を広げ、星の位置を書き写していく。吉星、凶星、瞬き、動き、巡る魔力の流れ。そして、人。

 膨大な記録を取り、過去の記録と比較する。そうしてやっと、想定通りではないもの、が表に浮かび上がってくる。

 今日の星は、かなり未来の話をしているようだ。

「『日出ずる地 ───塔 ────── 国──となる』……? 白亜の塔のことか? 塔の近くが、何か変わる?」

 確かに、白亜の塔には近くに石壁ができ、安全な地へと変化した。少し先の話であれば、あの地が、何か特筆すべき変化を起こすこともあるだろう。

 それにしても、今日の星読みの結果はあまりにも曖昧だ。久しぶりとはいえ、腕が落ちたのだろうか。

『ほしよみし』

「なんだ?」

 妖精がよじよじと太股の上に乗っかってくる。

 熱い薬草茶を冷まし、その口元に運んだ。大人しく香りを吸い込み、妖精は一杯分を飲み干してしまう。

『ほしよみは、こいのみらいは、よめないのか』

「ああ、まあ。昔はやってたけどなあ、恋関係の星読み。今は、読む相手もいないし……誰と誰を読めばいいんだ?」

『ほしよみしと、かんししゃ、だ』

 水筒の蓋に口を付けていなくて良かった。驚きのあまり、噴き出してしまうところだった。

 空になった蓋を床に取り落とし、な、な、と言葉にならない声を上げる。

『かていはだいじ。だが、あまりにもじれったいのでな』

「は!? なんで、恋……?」

 妖精は腕を組むと、首を傾げた。

『ようせいも、たすけぶねをだしたのだぞ。しんだいをこわれた、といってみたり』

「な……! 壊れてないのかよ!」

『あたりまえだ。へたにくぎうったって、きはとまる。あと、ふろにふたりで、はいらせてみたり』

「あれも故意なのかよ!?」

『こい、のための、こい、だ』

「やかましい!」

 妖精を両手で掴んで、前後に振る。他に何もしてないだろうな、と凄むと、ほかにはない、と返された。

 はあ、を息を吐きながら、妖精を解放する。

「何で、そんなことをしたんだ」

『ほしよみしが、こいをするめ、をしていたからだ』

「してない」

『してた。で、ほしよみはしないのか』

 目の前に散らばっている道具を見つめる。

 レグルスのことは、大体のことは知っている。恋の結果を星読みで調べることもできるだろうが、それでも、手をつける気にはなれなかった。

「しねえよ! 『両思い』を読んでこっぴどく振られてもみろ! 俺は向こう十年は引き摺るね!」

『まあ、そうだろうな』

 しれっと言う妖精をまた振り回してやろうかと思ったが、体の小さい存在に無体を働くのは気が引ける。

 舌打ちをして、そのまま放置した。

『すきになったか?』

「分かるか! ここ数年で、唯一まともに話した相手だぞ!? 友愛と恋愛を混同してても見分けが付かねえよ!」

『ああ。それで、なやんでいたのか』

 心の内を、言い当てられたようだった。彼へのこの強すぎる不安と、恐れと、ぐちゃぐちゃになったその他に、俺は人付き合いが少なすぎて、名前を付けられない。

 名前を付けて、愛を告げたとして、相手に誤解だと笑い飛ばされたら、心が砕けてしまう。

 何も見えない暗闇で、必死に、必死に考えて名前を付けたのに。俺と、彼の感情に付ける名前が違うというなら。

 こんなに多く星が輝く夜空で、彼と同じ星は指差せない。

「こんなに、一人に、執着しているのがこわい。レグルスが、俺無しの人生を勝手に歩んでいくのがこわい。…………怖いよ」

『ほんとうに、てのかかる』

 特に方針を決める訳でもない妖精は、頭によじ登って、つむじの当たりをぽんぽんと叩く。

 膝を抱え込んで、ぶわりと浮かんでくるものを擦り付ける。小さな手のひらは、もういい、と言うまで飽きることなく頭を撫で続けていた。








 翌朝、隣に誰の姿もなかったことに、長く息を吐いた。

 仕方がないことだ。彼は、俺以外に沢山の選択肢を持っている。

 塔の中だけでしか過ごせず、星を読むことしかできない。こんな痩せっぽちの男を選ばなくとも、もっと、相応しい人がいる。

 そう思い知ると、逆に胸がすっきりした。窓を開け、寝室に朝方の風を入れる。ひんやりしすぎているきらいはあるが、概ね、心地よかった。

「妖精くん、朝飯は何にしようか」

『うしのにくをやこう』

「朝からぁ……?」

 やいのやいのと算段を立てていると、跳ね橋が動く音がする。あれ、と慌てて上着を羽織り、肩に乗っかってくる妖精と共に外へ出る。

 ちょうど二頭の馬が、壁にある扉をくぐった所だった。

「レグルス……、と。領主様……?」

 二人は厩舎まで馬を走らせ、人だけになって戻ってくる。

 寝間着に上着だけを羽織った格好を、恥じても、もう遅かった。へらり、と笑って、敵意がないことだけを伝える。

 一応、領主は俺を捕らえる上での責任者のはずだ。

「数日ぶりだな、星読師」

「領主様が、なぜ……?」

「おや。レグルスが文を飛ばすと言っていたが……」

「はい。確かに、文を飛ばし、鳥は戻ってきたのですが」

 レグルスに視線を向けられるが、俺は真横に首を振る。

 不思議そうな顔をする彼の様子からは、嘘の気配は見えない。

 ちょいちょい、と頬をつつかれ、真横を見ると、妖精が自身を指していた。口を動かさなくとも分かる。『ようせいがやりました』だ。

「す……、みません。塔に住んでいる妖精が、悪戯をして……手紙を隠していたみたいで」

「はは。力を貸してくれたと思ったら、悪戯か。気まぐれなものだな」

 領主は笑って許してくれたが、俺は背を丸め、ひやひやするばかりだった。

 昨晩の星見台での言動を思い出すに、俺があまりにも妖精たちの思い通りに動かず、発破を掛けたかったのだろう。

 戻ってこないレグルスを想い、悩みに悩んだあの日々は何だったのだろうか。こっそりと拳を握りしめる。

「では、改めて。息子に領地の運営に携わってほしい、と頼んだところ、領地の運営に携わること自体は引き受けて貰えたのだが、息子にはこの地でやりたいことがある、と言われてな」

「やりたい、こと……?」

「イオには以前話しただろう。この塔がある敷地を、防衛拠点、および災害時の対策拠点として、人が住む土地にしたい、と」

 あの時の言葉は、本心から、そして、実行するつもりでいたらしい。驚きに目を見開いていると、領主は塔を見上げた。

「この塔がある敷地は、私もずっと持て余していた。何せ、この敷地に入れたのは、素養のある囚人と、監視者が一人だけ。しかも、監視者の引き継ぎ方法は口伝え、という有様だった」

 俺がこの塔に幽閉されることが決まった時、この敷地に入れなければ、別の場所へと幽閉されることになっていた。

 連れてこられた時に跳ね橋を動かしたのは当時の監視者で、ずっと俺はそれらの動かし方を知らなかった。

「だが、息子は自分が塔の管理人となった、と言う。そして、素養のある囚人や監視者以外に、立ち入る人間を増やすこともできるようになった、と」

「妖精が教えたのか?」

「ああ。一度くらいは、父上にこの場所を見てもらいたい、と思っていた。妖精たちに、人をこの敷地に入れてもいいか、と尋ね、教えてもらったんだ」

 俺が知らないうちに、妖精たちとの間ではこの塔、および壁で囲まれた敷地の活用方法の相談が進んでいたらしい。

 妖精に向けて眉を寄せると、なにもしりません、というように視線を逸らされる。

「私は、三重になった壁の向こうを見るのは初めてだ。案内をしてもらえるかな?」

「は、はい。……喜んで」

 人を見分けて降りる跳ね橋。高くて厚い三重の壁。綺麗な水が湧く壁の周囲の堀。レグルスが整えている畑。塔の内部にある地下保管庫。昇降用の小部屋と、そして屋上。

 最初はびくつきながら説明をしていたが、適度な相槌と、適切な質問が飛んでくることで、会話と案内に慣れていく。

 領主は特に、堀と壁、地下の保管庫に食いついており、息子と気になるところが同じなのだな、と感慨深く思った。

 そして、星見台のある屋上へと上がった時、領主はらしくない、少年のような声を上げる。

「ここは、────眺めが良いなぁ!」

 領地が見渡せるこの屋上を、彼はたいそう気に入ったようだった。

 柵に手を掛け、乗り出すように周囲を眺める。領主と出会った時、浮かんだ違和感の答えをようやく得る。子どものような表情をすると、二人の顔立ちは似過ぎていた。

「私はね、高いところが好きで。白亜の塔も、建てたいと言ったのは私なんだ」

「登りたくて、建てたんですか?」

「いい眺めだっただろう」

「はい。……うちの塔も、負けてはいませんが」

 にんまりと笑う領主に、同じ表情を返す。

 背後で見守るレグルスは、眉を下げて目を細める。

「この塔には、名前はないのかい?」

「名前……」

『こくようのとう、とむかしは、いっていた』

 尋ねるより先に、肩の上から声が聞こえる。

 食い気味の答えは、ずっと聞いてほしかった、とでも言いたげだ。数年住んでも塔に興味を抱かない住人だった所為で、寂しい思いをさせたようだ。

「『黒曜の塔』と昔は呼んでいた、と妖精が言っています」

「ああ、綺麗な石の名だ。今は壁面も色褪せているが、以前はそれこそ、『黒曜』と呼ぶような色をしていたんだろう」

 領主の言葉を聞いて、妖精たちが嬉しそうに口元を緩ませる。

 頬を指の背で撫でてやると、鬱陶しそうに押しのけられた。

「レグルス」

「はい、父上」

 向かい合う親子の間を、暖かくなった風が過ぎていった。陽が雲の切れ間を抜け、いっそう強い日差しが目を貫く。

「土砂崩れの被害を最小限に留めた功績により、星読師イオの幽閉を解く。この塔に、囚人はいない。その上で、レグルス、そしてイオ。両名に、この塔の管理人としての任を与える」

 レグルスと顔を見合わせ、頷き合った。

「喜んで、拝命いたします」

「この塔、およびこの周囲の敷地を、領地にとって有用なものとなるよう努めるように。まあ、急ぎはしない。のんびりやりたまえ」

「はい」

 領主は、たまに領地運営の仕事をレグルスに頼みたい、と話をしたが、彼の拠点としてはこの塔のまま、変わりないようだった。

 一通りの話を終えると、領主は白くなった髪を気持ちよさそうに風に靡かせる。

「此処で、いつも星見をしているのかい?」

「そうです」

「そうか。この場所なら、────何でも見通せてしまいそうだ」

 しばらく周囲の景色を楽しみ、次の仕事の時間が、と名残惜しそうに屋上から降りた。今度は夜に来たい、と領主は言い、社交辞令なのかと思いつつも、暖かくして来るよう伝えた。

 帰りもレグルスが送っていくようで、厩舎から馬を二頭連れにいく。馬が来るまでの間、領主と二人きりになったのだが、この機を待っていたかのように、声を掛けられた。

「屋敷にいる間に、レグルスに縁談を勧めてみたのだが」

「え……!? あ、そ、貴族ですもんね……?」

 明らかにしどろもどろになってしまった事を恥じつつ、なんとか返事をする。

 だが、俺の態度を見た領主は、予想通り、というように意地悪い笑みを浮かべた。

「屋敷を継ぐつもりはなく、貴族として生きるつもりもないので必要ない、と断られてしまった。それと、心に決めている人がいるそうだ」

「…………そう、ですか。……領主様は、それでいいんですか?」

 心に決めた人、という言葉に心折られそうになりながら、反射のように言葉を紡ぐ。

 大きな掌が、肩に乗った。励ますように、力強く叩かれる。

「仕方ない。好みの人間を追ってしまうのは、血なのだろうしな」

「はぁ……?」

「私は、レグルスの母親をずっと一人にさせてしまった。宝石を持たせても、売って生活費に充ててもくれなかった。寂しさから一緒に働いてほしいと望んだが、息子は、もう進むべき道を決めている。なら、親としてはもう、それでいい、と言うくらいしか、してやれることがないんだ」

 瞳には、何かを伝えようとする含みがあった。その意味を捉える前に、真横から声が掛かる。

「お待たせしました! 父上、行きましょう」

「ああ。……では、イオ。天体観測の約束、楽しみにしている」

 領主はそう言い残すと、馬に跨がって、レグルスと共に壁の向こう側へと進み出てしまった。二人を見送り、息を吐く。

 つい管理人を引き受けてしまったが、心に決めた人がいるレグルスと、これから上手くやっていけるんだろうか。

 彼を独占したいという気持ちが零れないよう、必死で蓋をする。胸元を握り締め、しばらくその場に立ち尽くした。



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