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30、再会の夜
もしや自分は夢を見ているのだろうか。それほど信じられなかった。
(また陛下が何かしたのかしら)
幻覚の類を見せる薬を夕食の時に仕込んだ。今ハロルドに見えている姿は、本当はジュリアンなのではないか。
「あなたは、誰?」
だからヴェロニカはもう一度目の前にいる男にたずねた。本当に愛する夫なのか。それとも非道な国王の姿なのか。
「ああ、ヴェロニカ……」
男の顔がくしゃりと歪む。
「きみは夫の顔を忘れてしまったのかい?」
「……ハロルド、なの?」
「そうだよ。他に誰だというんだ」
ハロルド、の姿をした男が寝台の前で足を止めた。ヴェロニカはじっとその顔を見つめた。そして恐る恐る男の方へ近づいていくと、意を決して彼の頬に触れた。
「ほんとうに、ハロルドなの?」
問いかけておきながら、片手では我慢できず、両手で頬を包み込んだ。肌と肌を触れ合うほど近づければ、ジュリアンではない匂いがする。
「ああ、俺だ」
お腹に響くような低く、優しい声。この世にただ一人しかいない存在に、ヴェロニカは飛びつくように抱きついていた。ハロルドも痛いほど抱きしめ返す。
(ああ、やっと会えた……!)
言葉が出てこず、涙が溢れてくる。声を殺して泣き始める妻に、ハロルドは大丈夫だと何度も囁いて彼女の髪を優しく撫でた。
もう何もいらない。ハロルドに会えた。それだけで、ヴェロニカの心は満たされていく。
言葉もなく抱き合う時間は永遠にも思えたが、ずっと気になっていたことが頭をよぎる。
「……子どもたちは、無事?」
抱擁を解き、怯えを滲ませた声でたずねた。夫が微かに笑う。
「無事だ。きみのことは、体調を壊して実家で療養していると言い聞かせてある。寂しがっている姿は見せるけれど、二人とも元気にしているよ」
「よかった……」
安心してまた涙が零れる。親指でそっと拭いながら、ハロルドはヴェロニカの名を呼んだ。
「家へ帰ろう」
帰る。嬉しいはずなのに、なぜか真っ先に不安が押し寄せてきた。
「……あなた、ここへはどうやって来たの?」
「宰相閣下と連絡をとり、きみがここに隠されていることを知った。そして近衛騎士の一人を説得して、夜の見張りを見逃してもらったんだ」
「連絡……そういえばあなた、王宮にずっと出仕していなかったのよね」
「ああ。最初は陛下に直接きみを解放してくれるよう頼んでいたんだが、逆に捕えられそうになったから諦めて、別の道を探したんだ」
「別の道って?」
「宰相閣下に協力を仰いだり、サンドラ妃にも頼んだりした。でも陛下の心は頑なで……きみの実家に助けを求めたんだ」
ヴェロニカは目を瞠った。ヴェロニカの実家、リンドバーグ家は国境の警備を任されており、お抱えの騎士団がある。王家に属さず、あくまでもリンドバーグの当主に忠誠を誓う騎士団である。
「辺境伯の娘が王家に人質として幽閉されている。当然、彼らは手を貸すと言ってくれた」
「待って。そんなことしたら……」
王家に謀反ありと捉えられ、内乱に発展するかもしれない。自分が原因で、という事実にヴェロニカは血の気が引く思いがした。
「そんな方法だめよ、ハロルド」
「俺も最悪な形は回避したい。だからこれは陛下と交渉する最後の手段なんだ」
「そんなことしても、あの人は耳を傾けない。むしろますます意地を張るだけだわ」
反対するヴェロニカをなぜかハロルドはじっと見つめた。
「ハロルド?」
「……ずいぶん、陛下の人となりに詳しくなったんだな」
頬がかっと熱くなった。即座に否定できなかったのも、ヴェロニカをますます動揺させた。ハロルドは押し黙ってその様子を見ていたが、やがて小さくため息をついた。
「とにかく、ここを離れよう」
ヴェロニカを抱えて歩きだそうとする彼に、彼女は思わず「待って」と呼び止めた。
「どうした」
「……やっぱり、行けないわ」
「なぜ」
ヴェロニカは混乱した頭で必死に正しい言葉を探し出す。
「私が黙っていなくなれば、陛下は絶対にそうさせた人間を許さない。まず見張りをさせられていた騎士に処分を下す。その騎士の家族にも何らかの制裁を下すかもしれない。手引きした騎士が本当のことを話さなければ私の世話をしている侍女を疑うかもしれない」
「それでもリンドバーグ家の騎士団が王都へ来れば、陛下も誰の差し金か理解するはずだ」
「陛下が王家の騎士団に追い払えと命じたらどうするの?」
「そうなったら戦うまでだ」
「あなたの上司や同僚、部下だった人たちと?」
「そうだ」
すでに覚悟を決めた様子でハロルドは肯定した。ヴェロニカは言葉を失う。夫は国を敵にしてでも、自分を取り返すつもりなのだ。
「そんなこと……できないわ」
「きみのお父上と話して、最終的に俺が決めたことだ。きみが責任を感じる必要はない」
ハロルドが決めたこと。そんなふうに言われたらなおさら無理だ。誰かが傷つき、命を落とす。関係ない人間が大勢巻き込まれる。たかが自分一人のために。
「陛下と争うことにもなるのよ。あなたはそれでいいの?」
今まで忠誠を誓ってそばに仕えてきた主である。築き上げてきた関係をすべて壊すことになる。
「構わない」
「ハロルド!」
「……陛下が俺ときみを引き離した時から、いつかこうなるのではないかと思っていた」
後悔に滲んだ声。
「それでもきみを失うくらいなら、俺はこの道を選ぶ」
ハロルドは再度ヴェロニカを抱き寄せた。触れた温もり。身を委ねてしまいそうになりながら、ヴェロニカは強く彼の胸を押し返した。
「ヴェロニカ?」
「ごめんなさい、ハロルド。やっぱり行けないわ」
断った瞬間、肩を強く掴まれた。
「今はきみの命が最優先だ。他人のことは考えるな」
「……いいえ、できないわ。たかが私一人に、失うものが大きすぎる」
「今ここで逃げなかったら、もう機会はないんだぞ」
いいえ、とヴェロニカはきっぱり首を振った。
「機会はまだあるわ。陛下が私を帰してくれる」
「っ、そんなの信じられるものか!」
初めてハロルドの言葉が乱れた。
「あの人は俺が何度頼んでも、耳を傾けてくれなかった。他の人間が頼んでもだ。きみを本当に囲うつもりなんだ!」
だから今逃げるしかないんだ、と彼の声は必死だった。
「……私がこんなかたちで逃げれば、あの人は今度こそ何も信じられなくなる」
ハロルドが大きく息を呑んだ。かと思ったらヴェロニカの身体が急に傾いた。視線が回り、気づけば荒い息を吐く夫の顔がすぐ目の前にあった。
「きみはっ……!」
暗くてよく見えなかった夫の顔が今はランプの光に照らされてよりはっきり見える。苦しそうな、泣きそうな顔をしていた。初めて見る夫の顔にヴェロニカも言葉を失った。
「……陛下と、何があった」
(また陛下が何かしたのかしら)
幻覚の類を見せる薬を夕食の時に仕込んだ。今ハロルドに見えている姿は、本当はジュリアンなのではないか。
「あなたは、誰?」
だからヴェロニカはもう一度目の前にいる男にたずねた。本当に愛する夫なのか。それとも非道な国王の姿なのか。
「ああ、ヴェロニカ……」
男の顔がくしゃりと歪む。
「きみは夫の顔を忘れてしまったのかい?」
「……ハロルド、なの?」
「そうだよ。他に誰だというんだ」
ハロルド、の姿をした男が寝台の前で足を止めた。ヴェロニカはじっとその顔を見つめた。そして恐る恐る男の方へ近づいていくと、意を決して彼の頬に触れた。
「ほんとうに、ハロルドなの?」
問いかけておきながら、片手では我慢できず、両手で頬を包み込んだ。肌と肌を触れ合うほど近づければ、ジュリアンではない匂いがする。
「ああ、俺だ」
お腹に響くような低く、優しい声。この世にただ一人しかいない存在に、ヴェロニカは飛びつくように抱きついていた。ハロルドも痛いほど抱きしめ返す。
(ああ、やっと会えた……!)
言葉が出てこず、涙が溢れてくる。声を殺して泣き始める妻に、ハロルドは大丈夫だと何度も囁いて彼女の髪を優しく撫でた。
もう何もいらない。ハロルドに会えた。それだけで、ヴェロニカの心は満たされていく。
言葉もなく抱き合う時間は永遠にも思えたが、ずっと気になっていたことが頭をよぎる。
「……子どもたちは、無事?」
抱擁を解き、怯えを滲ませた声でたずねた。夫が微かに笑う。
「無事だ。きみのことは、体調を壊して実家で療養していると言い聞かせてある。寂しがっている姿は見せるけれど、二人とも元気にしているよ」
「よかった……」
安心してまた涙が零れる。親指でそっと拭いながら、ハロルドはヴェロニカの名を呼んだ。
「家へ帰ろう」
帰る。嬉しいはずなのに、なぜか真っ先に不安が押し寄せてきた。
「……あなた、ここへはどうやって来たの?」
「宰相閣下と連絡をとり、きみがここに隠されていることを知った。そして近衛騎士の一人を説得して、夜の見張りを見逃してもらったんだ」
「連絡……そういえばあなた、王宮にずっと出仕していなかったのよね」
「ああ。最初は陛下に直接きみを解放してくれるよう頼んでいたんだが、逆に捕えられそうになったから諦めて、別の道を探したんだ」
「別の道って?」
「宰相閣下に協力を仰いだり、サンドラ妃にも頼んだりした。でも陛下の心は頑なで……きみの実家に助けを求めたんだ」
ヴェロニカは目を瞠った。ヴェロニカの実家、リンドバーグ家は国境の警備を任されており、お抱えの騎士団がある。王家に属さず、あくまでもリンドバーグの当主に忠誠を誓う騎士団である。
「辺境伯の娘が王家に人質として幽閉されている。当然、彼らは手を貸すと言ってくれた」
「待って。そんなことしたら……」
王家に謀反ありと捉えられ、内乱に発展するかもしれない。自分が原因で、という事実にヴェロニカは血の気が引く思いがした。
「そんな方法だめよ、ハロルド」
「俺も最悪な形は回避したい。だからこれは陛下と交渉する最後の手段なんだ」
「そんなことしても、あの人は耳を傾けない。むしろますます意地を張るだけだわ」
反対するヴェロニカをなぜかハロルドはじっと見つめた。
「ハロルド?」
「……ずいぶん、陛下の人となりに詳しくなったんだな」
頬がかっと熱くなった。即座に否定できなかったのも、ヴェロニカをますます動揺させた。ハロルドは押し黙ってその様子を見ていたが、やがて小さくため息をついた。
「とにかく、ここを離れよう」
ヴェロニカを抱えて歩きだそうとする彼に、彼女は思わず「待って」と呼び止めた。
「どうした」
「……やっぱり、行けないわ」
「なぜ」
ヴェロニカは混乱した頭で必死に正しい言葉を探し出す。
「私が黙っていなくなれば、陛下は絶対にそうさせた人間を許さない。まず見張りをさせられていた騎士に処分を下す。その騎士の家族にも何らかの制裁を下すかもしれない。手引きした騎士が本当のことを話さなければ私の世話をしている侍女を疑うかもしれない」
「それでもリンドバーグ家の騎士団が王都へ来れば、陛下も誰の差し金か理解するはずだ」
「陛下が王家の騎士団に追い払えと命じたらどうするの?」
「そうなったら戦うまでだ」
「あなたの上司や同僚、部下だった人たちと?」
「そうだ」
すでに覚悟を決めた様子でハロルドは肯定した。ヴェロニカは言葉を失う。夫は国を敵にしてでも、自分を取り返すつもりなのだ。
「そんなこと……できないわ」
「きみのお父上と話して、最終的に俺が決めたことだ。きみが責任を感じる必要はない」
ハロルドが決めたこと。そんなふうに言われたらなおさら無理だ。誰かが傷つき、命を落とす。関係ない人間が大勢巻き込まれる。たかが自分一人のために。
「陛下と争うことにもなるのよ。あなたはそれでいいの?」
今まで忠誠を誓ってそばに仕えてきた主である。築き上げてきた関係をすべて壊すことになる。
「構わない」
「ハロルド!」
「……陛下が俺ときみを引き離した時から、いつかこうなるのではないかと思っていた」
後悔に滲んだ声。
「それでもきみを失うくらいなら、俺はこの道を選ぶ」
ハロルドは再度ヴェロニカを抱き寄せた。触れた温もり。身を委ねてしまいそうになりながら、ヴェロニカは強く彼の胸を押し返した。
「ヴェロニカ?」
「ごめんなさい、ハロルド。やっぱり行けないわ」
断った瞬間、肩を強く掴まれた。
「今はきみの命が最優先だ。他人のことは考えるな」
「……いいえ、できないわ。たかが私一人に、失うものが大きすぎる」
「今ここで逃げなかったら、もう機会はないんだぞ」
いいえ、とヴェロニカはきっぱり首を振った。
「機会はまだあるわ。陛下が私を帰してくれる」
「っ、そんなの信じられるものか!」
初めてハロルドの言葉が乱れた。
「あの人は俺が何度頼んでも、耳を傾けてくれなかった。他の人間が頼んでもだ。きみを本当に囲うつもりなんだ!」
だから今逃げるしかないんだ、と彼の声は必死だった。
「……私がこんなかたちで逃げれば、あの人は今度こそ何も信じられなくなる」
ハロルドが大きく息を呑んだ。かと思ったらヴェロニカの身体が急に傾いた。視線が回り、気づけば荒い息を吐く夫の顔がすぐ目の前にあった。
「きみはっ……!」
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