王様は皆の玩具

たみしげ

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若い騎士達

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 城下町の裏路地は昼でも薄暗く人通りもあまり無かった。そんな場所で明らかに町民ではない、暗い地味な色の外套を身につけた者達が集まって辺りに聞こえないよう声を潜めながら息を荒げていた。

「はぁっ、王様、お上手ですよっ」
「くそっ、エロすぎるっ」
「中がたまんねぇっ、搾り取られるっ」
「っ♡♡♡んぐ♡♡♡っ♡♡♡んっ♡♡♡」

 目立たない格好をしているが、それはこの国の王と護衛騎士達だった。彼らは街へお忍びで視察にやってきていたのだが、汗をかいて外套を煽り下の薄着の乳首がチラ見えする姿や、店の売り物を覗く時にお尻だけが高く上がって揺れる姿に欲情した騎士達に王は路地裏へ連れ込まれて犯されていた。
 王は以前、何人かの騎士達の前で兄に奉仕させられたことがある。その時兄は騎士達の口を封じつつ、彼らの前で騎士が望めばいつでも王は犯されるようにと命じた。今回護衛に当たっていたのは奇しくも全員その時その場に居た騎士達だったのだ。
 皆、王と国に忠誠を誓っているが、蘇る王の淫らな姿に興奮を抑えられなかった。恐れ多い気持ちと性欲がせめぎ合っていると、路地裏に連れて来られ騎士達の落ち着かない様子で事態を察した王が、顔を赤らめながらズボンを脱いで薄手のレースの卑猥な下着を晒したところで騎士達の理性は飛んでしまった。
 顔が見えるのはまずいと王に外套のフードは被せたまま、1人は若々しく滾った肉棒を蕩けたアナルに抽挿し、もう1人は王自ら肉棒を咥えて奉仕した。最後の1人は王の乳首にしゃぶりつきながら、王のちんぽを手で扱いていた。

「んっ♡♡♡んぅっ♡♡♡っ♡♡♡」
「くっ、気持ち良さそうに腰で迎えてくるっ」
「王様っ、そんな、深く咥えてっ」
「この乳首がずっとチラチラしててっ、くそっ」

 3人から同時に責められながら、王はびくんっ♡と腰を跳ねさせてどぷっ♡と前から精を吐き出した。それでも3人の昂りは治まる気配を見せず、王は責められ続ける。

「っ♡♡♡っ♡♡♡んっ♡♡♡」

 昼の太陽の下で色白い体を火照らせて、与えられる快楽に身を悶えさせる王の肢体に騎士達の股間が熱くなる。
 性欲に夢中になる男達の傍らで、人が通らないとはいえ日中の街中で不意に人の声が遠くから響いた。恍惚として責苦を受けていた王は急に感じた人の気配に思わずきゅう♡とアナルで肉棒を締めつけた。

「くっ、ぅ、王様?」
「っ♡♡♡んっ♡♡♡んぐっ♡♡♡」
 
 人の足音や車輪が地面の上を回る音、生活音がまた微かに聞こえてきて、精を吐き出したばかりの王様のちんぽがヒクヒクと震えながら緩く芯を持ち始める。

「王様、もしかして民に気づかれそうな状況で感じてるんですか?」
「っ♡♡♡♡んむぅっ♡♡♡♡んっ♡♡♡♡」

 きゅうぅっ♡と締まるアナルと、ヒクヒク震える体が答えを出しているようだった。騎士の1人が王の口からちんぽを引き抜いて、蕩けた顔を上に向けさせた。

「そうなんですか?王様」
「町民の気配を感じる度にお尻の穴締めてますよね」
「っ♡♡♡♡ぁっ♡♡♡♡ちがっ♡♡♡♡」

 お尻をヒクつかせながら紅潮した表情で否定してもそれは肯定としか受け取れなかった。付き従う王の淫らな姿に騎士達はえも言えぬ欲望が湧いてくるのを感じた。

「くっ、やばっ」

 王の中に騎士の精液が吐き出される。騎士が腰を押しつけて中に精を流し込むと、王は切なげに眉をひそめて腰を震わせながらそれを受け止めた。

「んっ♡♡♡♡っ♡♡♡♡ぅっ♡♡♡♡」
「はぁっ、すごい、搾られる」

 騎士のちんぽを抜かれると、王は喘ぎながら正面の騎士に縋りついた。白濁を溢して震えているアナルに、我慢できないようにもう1人の騎士が肉棒を突き立てる。

「っ♡♡♡♡んぐ♡♡♡♡んぅーーっ♡♡♡♡」

 昂った騎士達に肉棒を押しつけられて、ガクガクと体を揺すりながら肉穴を締めつける。

 キャハハ、と笑い声と遠くで誰かが駆けていく足音がする。街の穏やかな喧騒が聞こえる度に、王の体が震えてアナルがきゅう♡と締まった。それを感じた騎士が興奮して中をズンッ♡と突くので、王は震える腰で肉穴を収縮させてか細く喘ぐ。

「人の気配がする度にお尻が締まってますよ王様」
「はぁっ♡♡♡♡ぁっ♡♡♡♡ぁん♡♡♡♡」
「ほら、また締まったっ。分かりやすいですね」

 その時、路地裏の向こうに人影が見えた。微かな話し声からして若い男の2人組らしかった。王を責めていた騎士達は咄嗟にフードを被る。その間に声は段々と近づいてきた。

「こっちの方が近いんだよ」
「でもさ、たまにここで変なことしてる奴いて気まずいんだよな」

 すぐに身を整えて立ち去るべきだと頭の片隅では思いながら、誰も体を止めることができなかった。そればかりか一際昂った騎士の1人が王の腰回りの外套をめくりあげた。王は、顔はフードで見えないままだがズッポリと肉棒を咥えている下半身が丸見えになっている己の状態に首を振って抵抗しようとした。しかし腕を抑えられ、口内に肉棒を押し込まれ、アナルに激しく抽挿されると簡単に力が抜けて受け入れるだけになる。

「っ♡♡♡♡っ♡♡♡♡ん♡♡♡♡くぅっ♡♡♡♡」

 「あっ」と声が聞こえて、2人の町民が遂にこちらに気がついた。素性は分からないだろうが、お尻の穴に出し挿れされる肉棒と、勃起して揺れている王のちんぽが丸見えなので何が行われているかは一目瞭然だった。
 2人の町民は混乱の中逃げ出そうとしたが、パンッ♡とアナルに肉棒を叩きつけられて王のちんぽから勢いよく射精される瞬間を目にして思わず固まった。

「んっ♡♡♡♡ふぅ♡♡♡♡んぅ♡♡♡♡ぅ♡♡♡♡」
「うわ、すげぇ」
「男じゃん」

 騎士のちんぽをお尻で咥えて前から射精するところを見られてしまった。イっているのに騎士が中を突いてくる度にとぷっ♡とぷっ♡と揺れるちんぽから漏らしてしまう。

「えっろ……」

 己に従う騎士に前後に肉棒を挿入されて、アナルに出し挿れされて前からトロトロと精を溢れさせるところを民に見入られて王は全身を身悶えさせる。

「っ♡♡♡♡ん♡♡♡♡ん゛ぅ♡♡♡♡」

 ズンッ♡と騎士に奥を突かれて、中にドプドプと射精される。同時に口内にも吐精され、両方の口から精を溢れさせながら飲み込もうとする。

「っ♡♡♡♡っ♡♡♡♡ぅ♡♡♡♡」

 ズルズルと脱力してへたり込みそうになる王を騎士達は慌てて支える。
 突如現れた光景に立ち尽くしていた男達の方を騎士の1人がフードを目深に下げたまま振り返ると、魔法が解けたように2人は飛び上がり慌てて逃げていった。

「王様、立てますか」

 蕩けて法悦に浸っている王様の淫靡な姿に、騎士達はぐっと唾を飲み込む。

「駄目ですよ王様、また犯されたいんですか」
(こら、なんて物言いだ)
(だってエロすぎるんだもん)

「だ、め……っ♡♡♡っ……♡♡♡」

紅潮した体を震わせながら吐き出された甘い声に、騎士達は自分達の理性が試されているのを感じた。


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