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第6章 Call your name
58.お金が無い
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===== Hitoe =====
夫とチコが心配で眠れないかと思ったけど、人間、案外図太いものね。夢も見ないくらいぐっすりと眠ってスッキリした。健康な精神は健全な体に宿る。睡眠が一番。
「おはよう、みんな起きて準備しなさい!」
子供達と、リビングで目が腫れているリリィを起こす。リリィはよく眠れなかったみたいね。でも、悩んでいる時は身体を動かすのが一番。あなたの悩みはあなたにしか解決できないんだから、頑張りなさい。
さて、王都までの移動手段を……
「もう出せないってどういう事?」
朝食の後、移動のための準備をしていたが、突然何も出てこなくなってしまった。私は慌てて夫のパソコンを起動し、神様を呼び出していた。
「残高がもう無いんじゃ。お前の夫には伝えたが、貸せるのは200万円まで。お前たち、自動車まで出したであろう。少しは考えて使え!」
「でも、聖地を確保すれば収入が増えるって……」
「ああ、今は4つの聖地を確保したので、月収80万エンになってるの」
「それじゃぁ……」
「次の支給日まで待て」
「それっていつ?」
「毎月25日……今からだと10日後じゃ」
ガン!
私は思わず神様を叩き潰した。
「ぐぇ」
「ど、どうしましょう、餓死するわ……」
----------
驚愕の事実を知った私は、当面の資金を得るために、
「ナバレッテさん達を探しましょう!」
「お、奥様……お金なら……」
リリィが胸元から小銭入れを取り出し、中身をテーブルの上に出した。
「……ありません」
うん、最初から当てにしていないわ。
「この世界のお金はカズトが全部持っていたので、全くありません。今日中にナバレッテさん達に追いついて、お金を借りるしか、生きる道がありません!」
食事は2、3日は持つけど後は保存食で食いつなぐ事になってしまう。それでも10日は持たない。
ごめん、カズト。
あなたを助けに行くにしても、先立つものが必要なの。
「とりあえず階段の下に止めてある自転車を取りに行きましょう!」
ナバレッテに追いつくなら1日も早いほうがいい。できれば、今日中。そのために私たちはフェロル村の聖地へ移動し、階段の下まで駆け降りた。
「やっぱり疲れなくなったわね。最初はみんなすぐへばってたんだけど……走って降りてもなんともないわ」
「ママさん、僕も余裕で上り下りできるよ!」
ミントが階段で駆け回っている。
「じゃあ、自転車を持って戻るわよ。これで王都まで行きますからね」
リリィは自転車に乗れないし、走った方が早いと主張したので、自転車は3台だけ持っていく。まぁ、リリィなら走っても余裕ね。
----------
「ママー、全然疲れなーい!」
自転車を漕ぎ始めて3時間。私たちは一度も休憩を挟まずに爆走していた。舗装された道路じゃないので、乗り心地は最悪だったが、ひたすら全速力、立ち漕ぎで進み続ける。結構な速度を出しているはず。
「奥様ー! ユイカ様ー! 浩太様ー!」
私たちの前方でリリィが後ろ向きに走りながら、手を振ってくる。リリィの足元ではミントが尻尾を立てながら走っている。
リリィとミントには、たまにああしてペースを落としたり、止まって待っていてもらわないと、追いつけない。ミントはともかく、自転車の全速力より早いリリィって……
とか考えつつ、全速力で走り抜けたおかげで、最初の目的地「タランコン」には昼過ぎに着いた。
小さな村のようで、タランコンでは門は開いていたが、出迎えの門番さんもいなかった。村の中に進み、一番最初にあった人に……
「ここを王族が通りませんでした?」
「王族ですか? 救世主様と一緒に来られた方でしょうか?」
「そう!」
ナバレッテ達はちゃんと陽動作戦を実行してくれていたみたいだ。リリィは、自分も王族だと説明し、どうにか彼らが向かった先を教えてもらえた。
「どっちに向かった?」
「場所までは……? ただ、反対側の門から出ていますので、南の方へ向かったのは間違いありません」
「そう……ありがとう!」
まだ昼過ぎだ。時間はたっぷりある!
「このまま行きましょう。今日中にナバレッテさんを見つけないと、今夜は野宿よ!」
私たちなら野営しても問題ないだろうけど……気分の問題ね。やっぱり宿屋に泊まりたい。除隊後20年近く経って、私も贅沢になったのかしら。
----------
その後、街をいくつか通過しながら情報収集をした結果、ロラとナバレッテ達がロラの騎士団と合流したこと。そのまま南下を続けているという情報を得た。
薄暗くなってきたので、自転車のライトを点灯しようかと考え始めた頃、次の街に到着した。
「閉門ギリギリでしたね。ようこそ、アラルコンへ! 変な乗り物ですね?」
「ここに、ロラ様と騎士団、軍の混成部隊が到着しませんでしたか?」
「先ほど、大部隊が到着されて反対側の門付近に野営すると、進んでいかれましたが、それの事でしょうか? ……変な乗り物ですね?」
よし、追いついたみたいだ。
カーン、カーン、カーン、カーン、カーン、カーン。
ゆっくりとした鐘の音が響き、5つ目の鐘が鳴り終ったタイミングで、門番は門を閉めた。それを見て、私は思わず、
「あっ! もしかして反対側も時間切れでしょうか? 普通よりも、早くないですか?」
「最近、魔物がよく出没するので、先月から5時には門を閉める事になっています……変な乗り物ですね?」
「反対側の野営地に行きたいのですが……」
「明日の朝までお待ち下さい……変な乗り物ですね?」
どうしよう……明日の朝までナバレッテ達と合流できない! 今晩、宿に泊まるお金が無い!
「リリィ……今晩の宿……無理っぽいわね……」
「すみません、皆さんの分までお金が持っていなくて……あ、そうだ。私の分にもたりないんですね……」
「ママ、お腹減った……」
「お母さん……」
「ママさん! 僕を食べないでね! ね!」
「変な乗り物ですね?」
今日の食事は持ってきているから大丈夫なので、そこまで悲惨な状況じゃ無いんだけど、気分的にひもじい……。
「食事はちゃんとあるから心配しないで」
「僕じゃないよね?」
「ミントの事は食べたりしないから!」
「よかったー!」
「はっ! わ、私ですか?」
「なんでリリィを食べるの!」
「それにしても、変な乗り物ですね」
「あーもう、うるさい!」
この門番、ちょくちょく口を挟んでくる。
「門番さん、自転車なら壊さなければ、好きなだけ触っていいですから少し黙っていてもらえます?」
「本当ですか? すみません……私は趣味が発明なもので……ついつい珍しいものを見ると……」
門番のしつこさに負け、私は自転車から降り、門番に預けた。門番はヨダレをタラさんばかりに喜んで、私の自転車をペタペタと触り始めた。
「す、素晴らしい……ここが……ふむふむ……ほう……こ、こんなやり方が……この素材は……」
ブツブツと言っているので、しばらく放っておこう。
「ユイカ、浩太……どこかその辺で野宿する事になりそうなので、お母さん、どこか場所を探してくるわ」
「えー、野宿やだー」
「奥様、私が皿洗いでも……」
「素晴らしい乗り物です。売ってください」
困ったわ。
「ママ、どっかお店に入って休ませてもらおうよ」
「だから、そのお金が無いの」
「こうなれば、私が体を売ってでも……」
「リリィ、その発言は子供達の教育上、良く無い!」
「本当に素晴らしい乗り物です。売ってください」
「だから、門番さん、少し黙ってて……いた……だけます……今、何と言いました?」
思わず、門番を見つめる。
「この乗り物を売ってください! いくらでも払います!」
「売った!」
夫とチコが心配で眠れないかと思ったけど、人間、案外図太いものね。夢も見ないくらいぐっすりと眠ってスッキリした。健康な精神は健全な体に宿る。睡眠が一番。
「おはよう、みんな起きて準備しなさい!」
子供達と、リビングで目が腫れているリリィを起こす。リリィはよく眠れなかったみたいね。でも、悩んでいる時は身体を動かすのが一番。あなたの悩みはあなたにしか解決できないんだから、頑張りなさい。
さて、王都までの移動手段を……
「もう出せないってどういう事?」
朝食の後、移動のための準備をしていたが、突然何も出てこなくなってしまった。私は慌てて夫のパソコンを起動し、神様を呼び出していた。
「残高がもう無いんじゃ。お前の夫には伝えたが、貸せるのは200万円まで。お前たち、自動車まで出したであろう。少しは考えて使え!」
「でも、聖地を確保すれば収入が増えるって……」
「ああ、今は4つの聖地を確保したので、月収80万エンになってるの」
「それじゃぁ……」
「次の支給日まで待て」
「それっていつ?」
「毎月25日……今からだと10日後じゃ」
ガン!
私は思わず神様を叩き潰した。
「ぐぇ」
「ど、どうしましょう、餓死するわ……」
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驚愕の事実を知った私は、当面の資金を得るために、
「ナバレッテさん達を探しましょう!」
「お、奥様……お金なら……」
リリィが胸元から小銭入れを取り出し、中身をテーブルの上に出した。
「……ありません」
うん、最初から当てにしていないわ。
「この世界のお金はカズトが全部持っていたので、全くありません。今日中にナバレッテさん達に追いついて、お金を借りるしか、生きる道がありません!」
食事は2、3日は持つけど後は保存食で食いつなぐ事になってしまう。それでも10日は持たない。
ごめん、カズト。
あなたを助けに行くにしても、先立つものが必要なの。
「とりあえず階段の下に止めてある自転車を取りに行きましょう!」
ナバレッテに追いつくなら1日も早いほうがいい。できれば、今日中。そのために私たちはフェロル村の聖地へ移動し、階段の下まで駆け降りた。
「やっぱり疲れなくなったわね。最初はみんなすぐへばってたんだけど……走って降りてもなんともないわ」
「ママさん、僕も余裕で上り下りできるよ!」
ミントが階段で駆け回っている。
「じゃあ、自転車を持って戻るわよ。これで王都まで行きますからね」
リリィは自転車に乗れないし、走った方が早いと主張したので、自転車は3台だけ持っていく。まぁ、リリィなら走っても余裕ね。
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「ママー、全然疲れなーい!」
自転車を漕ぎ始めて3時間。私たちは一度も休憩を挟まずに爆走していた。舗装された道路じゃないので、乗り心地は最悪だったが、ひたすら全速力、立ち漕ぎで進み続ける。結構な速度を出しているはず。
「奥様ー! ユイカ様ー! 浩太様ー!」
私たちの前方でリリィが後ろ向きに走りながら、手を振ってくる。リリィの足元ではミントが尻尾を立てながら走っている。
リリィとミントには、たまにああしてペースを落としたり、止まって待っていてもらわないと、追いつけない。ミントはともかく、自転車の全速力より早いリリィって……
とか考えつつ、全速力で走り抜けたおかげで、最初の目的地「タランコン」には昼過ぎに着いた。
小さな村のようで、タランコンでは門は開いていたが、出迎えの門番さんもいなかった。村の中に進み、一番最初にあった人に……
「ここを王族が通りませんでした?」
「王族ですか? 救世主様と一緒に来られた方でしょうか?」
「そう!」
ナバレッテ達はちゃんと陽動作戦を実行してくれていたみたいだ。リリィは、自分も王族だと説明し、どうにか彼らが向かった先を教えてもらえた。
「どっちに向かった?」
「場所までは……? ただ、反対側の門から出ていますので、南の方へ向かったのは間違いありません」
「そう……ありがとう!」
まだ昼過ぎだ。時間はたっぷりある!
「このまま行きましょう。今日中にナバレッテさんを見つけないと、今夜は野宿よ!」
私たちなら野営しても問題ないだろうけど……気分の問題ね。やっぱり宿屋に泊まりたい。除隊後20年近く経って、私も贅沢になったのかしら。
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その後、街をいくつか通過しながら情報収集をした結果、ロラとナバレッテ達がロラの騎士団と合流したこと。そのまま南下を続けているという情報を得た。
薄暗くなってきたので、自転車のライトを点灯しようかと考え始めた頃、次の街に到着した。
「閉門ギリギリでしたね。ようこそ、アラルコンへ! 変な乗り物ですね?」
「ここに、ロラ様と騎士団、軍の混成部隊が到着しませんでしたか?」
「先ほど、大部隊が到着されて反対側の門付近に野営すると、進んでいかれましたが、それの事でしょうか? ……変な乗り物ですね?」
よし、追いついたみたいだ。
カーン、カーン、カーン、カーン、カーン、カーン。
ゆっくりとした鐘の音が響き、5つ目の鐘が鳴り終ったタイミングで、門番は門を閉めた。それを見て、私は思わず、
「あっ! もしかして反対側も時間切れでしょうか? 普通よりも、早くないですか?」
「最近、魔物がよく出没するので、先月から5時には門を閉める事になっています……変な乗り物ですね?」
「反対側の野営地に行きたいのですが……」
「明日の朝までお待ち下さい……変な乗り物ですね?」
どうしよう……明日の朝までナバレッテ達と合流できない! 今晩、宿に泊まるお金が無い!
「リリィ……今晩の宿……無理っぽいわね……」
「すみません、皆さんの分までお金が持っていなくて……あ、そうだ。私の分にもたりないんですね……」
「ママ、お腹減った……」
「お母さん……」
「ママさん! 僕を食べないでね! ね!」
「変な乗り物ですね?」
今日の食事は持ってきているから大丈夫なので、そこまで悲惨な状況じゃ無いんだけど、気分的にひもじい……。
「食事はちゃんとあるから心配しないで」
「僕じゃないよね?」
「ミントの事は食べたりしないから!」
「よかったー!」
「はっ! わ、私ですか?」
「なんでリリィを食べるの!」
「それにしても、変な乗り物ですね」
「あーもう、うるさい!」
この門番、ちょくちょく口を挟んでくる。
「門番さん、自転車なら壊さなければ、好きなだけ触っていいですから少し黙っていてもらえます?」
「本当ですか? すみません……私は趣味が発明なもので……ついつい珍しいものを見ると……」
門番のしつこさに負け、私は自転車から降り、門番に預けた。門番はヨダレをタラさんばかりに喜んで、私の自転車をペタペタと触り始めた。
「す、素晴らしい……ここが……ふむふむ……ほう……こ、こんなやり方が……この素材は……」
ブツブツと言っているので、しばらく放っておこう。
「ユイカ、浩太……どこかその辺で野宿する事になりそうなので、お母さん、どこか場所を探してくるわ」
「えー、野宿やだー」
「奥様、私が皿洗いでも……」
「素晴らしい乗り物です。売ってください」
困ったわ。
「ママ、どっかお店に入って休ませてもらおうよ」
「だから、そのお金が無いの」
「こうなれば、私が体を売ってでも……」
「リリィ、その発言は子供達の教育上、良く無い!」
「本当に素晴らしい乗り物です。売ってください」
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