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第5話:超絶、鬼痴駕異変心、徒舟 後編
しおりを挟む体が霧のように霧散して、消滅しかけている徒舟を白銀の鎧を身にまとった
イケメンが見下ろしている。
イケメン「いい加減、現実を認めるんだ現実破壊者(リアルブレーカー)信也!!」
徒舟「だまれやっ、このカスイケメンがっ、ワイが、ワイこそが真実の愛の
伝道師なんやっ、まだやっ、まだ終わっとらへんわぁーーっ!!」
イケメンは、ため息をついた。そして徒舟に優しく語りかけた。
イケメン「信也、今ならまだ間に合う、その妄想をやめて現実に眼を向け
るんだ、そして小説家でも目指すんだその想像力を使えばいい
作品を生み出し本当の意味での現実での安らぎを手に入れるこ
とが出来るはずだっ!!」
脳内世界(ブレイン・ワールド)で徒舟が消えかかっていたその時、現実
の徒舟に消しゴムが落ちたことに気づいたロリ顔ツインテール巨乳JKが
徒舟に話しかけてしまった。
ロリ「えっーと、確か…徒舟君っ、消しゴムが落ちゃって、取ってくれる?」
徒舟「いっ、いいすよっ!!」
声が裏返る徒舟は、落ちていた消しゴムを拾い、ロリ顔ツインテール巨乳
JKに消しゴムを渡す。
ロリ「ありがと。」
ロリ顔ツインテール巨乳JKが消しゴムを受け取るときに接触危険レベル
の徒舟の掌に触れてしまいこの刺激が脳内世界(ブレイン・ワールド)
の霧散し消滅しかけた徒舟の頭上から強烈なピンクの閃光が濁流の如く
降り注いだ。
イケメン「なんだとっ、信也の体が再生していくっ!!、一体何が奴に力
を与えたと言うんだっ!!」
閃光に包まれた徒舟の前に昔のカメラに使うフイルムのような物が浮遊する。
徒舟「このカスイケメンがっ!!よう、えらそうにこの愛の伝道師たるワイに
講釈たれよってからに何が{現実を認めるんだ}とかいいよって、
ワイは現実しか直視しとらんわ。」
イケメン「どういう意味だッ!!」
徒舟「ワイが現実と思うことこそ真実のリアルなんやっ!!」
徒舟は目の前に浮かぶフイルムのような物体を掴む、すると足元に落ちて
いたカメラ型の兵器にフイルムのようなものをセットする部分が現れた。
徒舟はカメラ型の兵器を拾い上げフイルムのようなものをセットして頭上
に高く投げ上げ{古式自撮り変心}と叫び頭上のカメラ型兵器のレンズ部
分から閃光が降り注ぎ徒舟のアーマーが変貌を遂げてゆく。
背中には巨大な望遠レンズが付いた巨大なカメラ型兵器がロボットアーム
で固定され、尾骶骨の辺りには折りたたまれた何かが二つ付属し、胸部の
光学レンズはなくなったが胸部の厚みが増し、両肩にフラッシュが付き、
さらに両肩にフイルムを格納する部分が出来ていた。
徒舟「フォトンアーマーSINYAレトロラブフォームッ!!」
イケメン「くっ、どうやら私は奴のキチガイレベルを見くびっていた
ようだっ!!」
徒舟がイケメンに向かって指を指す。
徒舟「ほなっ、ワイのリアルとアンさんのリアルのどちらが真実か決着
つけようやないかぁーっ!!」
徒舟がイケメンに向かって雷の如く疾走する。
イケメン「貴様のは妄想だと言ってるだろがぁーっ!!」
イケメンも徒舟を迎え撃つために徒舟に向かって疾走し徒舟の拳と
イケメンの蹴りがぶつかり合い衝撃波が発生し周りの瓦礫を吹き飛ばす。
同時に、BZMが流れ出す。
BZM(キチガイ、キチガイっ!!愛の~波動がー降り注ぐっ!!俺は
愛のー戦士となるっ!!)
徒舟が背中の望遠レンズが付いたカメラ型兵器でイケメンを狙い打
とうとする。
イケメン「その形態は破壊力があっても、連続で打てず回数制限があるっ!!
しかも自動でピント補正できないっ、そんな性能で私の高機動
力について来れる筈・・・」
だが徒舟は、高速で動くイケメンを瞬時に捉えフラッシュの閃光と同時に
レンズから閃光弾が放たれイケメンに炸裂した。
BZM(俺がぁー女達のー思いに気づいてやれなければっ!!女達のラブ
メッセージはージ・エンドっ!!)
イケメン「がはっ!!、瞬時にっ、…ピントを合わせた…だとっ!!」
徒舟「アンさんのゴキブリ並みの素早さ風情っ!!、女の些細なラブ
メッセージも見逃さんワイにとって捉えることなど造作も
ないわっ!!」
BZM(俺こそがぁ、真実、信じぬけっ!!~たとえ黒でも俺が白と
いえばぁー、白なのさぁー)
フラフラしながらイケメンは踏みとどまる。
イケメン「くっ、まさ、かっ…そんな勘違いメッセージ、ピント合
わせ機能で…この私の俊足を捉えるなどっ…あって、
たまるかぁーーーーー!!」
イケメンが徒舟に向かって最後の力を振り絞って疾走する。
BZM(俺こそーがイケメンっ、女達がっ!! 俺を一目見てー
股を濡らすっ!!ウェッティ!!ウェッティ!!)
徒舟「カスイケメンがっ、これで終わりやッ!!」
徒舟の尾骶骨あたりの折りたたまれたパーツが開き、地面に固定し
四脚の状態になる。
背中の巨大なカメラ型兵器はイケメンを捉え、レンズに光が
吸い込まれてゆく。
BZM(徒舟ッ!! 黒縁メ・ガ・ネッ!! 信也っ!! コンパクト
ボ・ディ・イ!!)
徒舟の胸部が左右に開き、左右にレンズが現れる。
徒舟「くらえやぁー!!」
胸部左右のレンズと背中の巨大なカメラ型兵器からピンク色の
プラズマブラストが放たれイケメンに直撃して、イケメンの断末
魔が響きわたる。
イケメン「ぎぃやっくぁぁぁーーーおのれぇーーーーーーーーー!!」
BZM(究極の愛の化身!!、フォトンアーマーSINYA--
---っ!!)
そしてイケメンは消し炭となって消えていった。
チャイムが鳴り授業が終わり南は、廊下に出た。
南「ふう、やっと五分休みか、用でも足しに…」
その時、隣の教室から徒舟が現れる。
南(心)「まずいっ、このパターンだともしかしてっ!!」
徒舟の口元がにやける。
徒舟「俺も罪な男だ、あの女、俺に気がある。」
南「(心)「やっべぇーーーー、強制的恋愛フラグおったて症候群
が発動してるぅーーーっ!!いやまだ奴はこっちに気づ
いてねぇ、今のうちに離脱すればっ!!」
そう南が思った時、徒舟が南の方を振り向いた。
南と目が合った徒舟は南に微笑んだ。
南(心)「なんてこった、キチガイロックオンされちまったーーー!!
この場合解決策は…」
南は廊下を走り出した。
南(心)「廊下の突き当たりの階段で撒くしかねぇー、数段抜かしで
降りれば追いつかれずにすむはずだっ!!」
南は階段に着き降り始めた。
南「よしっ、奴はまだ来てないっ、これで逃げき…」
そう思った時、徒舟が階段に着き次の瞬間、徒舟は階段の右側面の壁
に向かって飛び込み壁に手と足で上手く着地時の衝撃を吸収しさらに
着地した壁蹴り、南の目の前に降り立った。
南(心)「ぎゃー、なんて機動力なんだっ!!自分のキチガイ推理聞いて
もらいたいがためにここまで肉体性能を発揮するのかぁー。」
南の前に降り立った徒舟が南の方を向き揉み手しながら寄ってくる。
徒舟「そう邪険にしないで自分の話を聞いてくださいっすよー。」
南「黙れ、ワシの貴重な、五分を貴様にくれてやるものかっ!!」
徒舟「じゃあ、その五分、自分が買い取るっすよ御代は、吹雪ラーメン
、背油多め、替え玉あり、 更にポイントカードのポイントも勿論
差し上げますっすよ?」
南の体に電撃が走り抜ける。
南(心)「なっ、なん、だとっ、あの少々お値段御高めの吹雪ラーメンを
だとっ、あの濃厚なスープが舌に広がった時の、あのパンチの
効いた極上のとんこつスープっ!!、しかも濃厚でありながら
後味がしょうがの風味でさっぱりになる絶妙なバランス、
そこに五十円で背油をトッピングした暁には最早ヘブン状態…
値段が高くてワシにとって月に一回食べれるかどうかの代物で
替え玉なんて夢のまた夢…待て、こ奴の話聞いた後にまだ授業
がぁー、しかも用を足す時間がぁー!!」
南は、財布の中の吹雪ラーメンのポイントカードを確認する。
南(心)「なんてこったー、あと1ポイントで一杯無料にぃー、こ奴、
サイキックかぁーっ!!」
南「…手早く話せ。」
徒舟「さすが南さん、話がわかるっすー。」
南(心)「ワシ、ホント意思弱っ!!」
そして徒舟のキチガイ推理ショーが開幕した。
徒舟「まず今回は自分に気がある女が自分にアピールするためにわざと
消しゴムを落としてきて落としたことに気づかないふりして自分
が拾ってくれるのを待ってたんすけど自分軽い男じゃな いっすか
らねぇー気づかないふりをしてたんっすよ。」
南(心)「こ奴ぜってー、反応がないことに焦ってたな。」
徒舟「そしたら、痺れを切らして女の方から自分に消しゴムを取っても
らうという口実で手に触れてきたんっすよ。
いやー定番の学園ものみたいなラブストーリーっすよ。」
南「最初の展開は学園物のパターンだがどこにも恋愛に発展する
要素がねぇよ、ただ消しゴム落としたことに気づいてないだ
けだろっ!!」
南の答えに徒舟が肩をすくめ、やれやれという動作をする。
徒舟「ほんと南くんのお頭は、低品質ですなぁー。」
南(心)「我慢だワシっ!!」
徒舟「この世に偶然なんて存在しない、あるのは必然のみなんっ
すからー自分に女がアピールしてくるのも決まりきったこ
となんっすよ。」
南(心)「この世の心理みたいなこと言ってるがなんの根拠も
ねぇーっ!!」
徒舟「しかも、イケメンの自分の存在がこのような方式を成り
立たせるっ!!{イケメンの自分+女+学園=確実に俺に
気がある}」
南(心)「成り立たねぇーよ!!こんなイカレタ方程式あったら
この世界が成り立たんわっ!!」
徒舟「そして、あの女が自分に伝えようとしたメッセージが
こうっすよ。」
徒舟の妄想が展開され、ロリ顔巨乳ツインテールJKが現れる。
ロリ(妄、心)「何故気づかないのっ!!消しゴムも完璧にバウンド
させて徒舟君の机までころがしたのにっ、これじ
ゃ、イケメン徒舟君、消しゴムを取って貰う口実
で御近づき作戦が成立しないじゃないっ、…むっ
、こうなったら自分からがっつくみたいのは
主義じゃないけどアタックするほかないわね。」
徒舟の妄想の中のロリ顔ツインテール巨乳JKがモジモジしながら徒舟
に声をかける。
ロリ(妄)「とっ、徒舟、くんっ、けっ消しゴムとってもらいたいん
だけどっ、いいかな?」
妄想美化補正のかかった徒舟答える。
徒舟(妄)「いいぜ。」
妄想美化徒舟が消しゴムを拾いロリ顔ツインテール巨乳JKの掌に消し
ゴムを置いた瞬間、徒舟の指がロリ顔ツインテール巨乳JKの掌を触れた。
ロリ(妄、心)「ああっ、徒舟のっ、指が私の掌をっ、…あぁっ、だめ~っ
、触れられただけで妊娠しちゃうよぉーっ!!」
徒舟「ということが、あの退屈な授業の間に起きてたんっすよ。
いやー、触れただけで想像妊娠させてしまう自分の美貌
が憎いっすよ。」
それを聞いた南は無表情で無意識に。
南「お前、狂ってやがる。」
はっと、無意識に出た言葉に南は痛恨のミスをして顔を歪ませる。
南(心)「何やってるんだ、こ奴は、ワシにラーメンを奢ってくれるんだっ
、つまりワシは、給料分楽しませてやる義務があるっ、さて、
ここでワシの発すべき一声はっ!!」
南「流石、徒舟っ、恋愛レベルが常人を超えていらっしゃる。いやー
勝てませんなー!!(嫌味)」
徒舟「ふっ、自分の偉大さが恐ろしいっすよ。」
こうして南は、ラーメンを手にすることが出来たのだが、結局、トイレに
行けず、次の授業が終わるまで尿意とドッグファイトする羽目になったの
だった。
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