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七星学園編
1話 さらば勝ち組人生?
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俺は「闇乃負男」やみのまけおという男だ。歳は15歳。
今日は受験の合格発表当日だ。
俺は5歳の頃から今日まで親からスパルタで勉強を仕込まれて来た。
遊ぶことなく、勉強尽くしの1日を10年続けて来たのもこの、日本一の名門校「七星学園」に入学するためだ。
両親が口癖のように俺に言ってくる言葉がある。
良い学校に入学する事は勝ち組人生への第一歩!
二流三流の学校に入った時点で負け組確定!
俺は両親にそう叩き込まれて育ってきた。
さて、七星学園に入学して勝ち組人生への第一歩といきますか。
ってあれ?俺の番号がない!どこにもない!ばかな!嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だろー!
ガク!と膝をついて落ち込む闇乃負男。
俺の10年は何だったんだ。毎日毎日勉強ばかりして遊びたいのも我慢して食べたいものも我慢して欲しいものも恋愛も何もかも投げ捨てて勉強に集中して来た俺の人生は何なんだよー!
と大衆の面前で大声で叫び周りの生徒からは変な目で見られている。
俺の人生終わった。俺は生まれた時から負け組確定だったんだよ。顔は悪いし体型も悪いし運動神経も鈍い。
母ちゃんからはお前は容姿が絶望的なんだから日本一の名門校にでも入らないと幸せな人生は勝ちとれないぞっていうんだ。結構酷い事言う親だろ?とてもたった一人の息子に言う言葉とは思えねーよ。この顔は親からもらったんだ。俺は悪くない。
だから俺は全てを投げ捨てて勉強してきたのに。神も仏もないとはこの事だ。
くそ!
やってられるかこんな世界!いっその事異世界にでも転生させて欲しいものだね。無理だけど。
はぁ、とため息をつく主人公。
マジこんな世界で生きてたくねー。死んでやろうかな。 俺が死んでも誰も悲しみやしない。友達も恋人もいないし。
そして主人公は線路に飛び込み壮絶な死を遂げた。
(女神)新たな転生者を確認。前世の名前、闇乃負男の転生準備に取り掛かります。
「闇乃負男」に10年間勉強に集中して来た功績を讃え
激レアスキル、オールインプットを付与します。
さらに前世の記憶をそのまま受け継ぎます。そして彼自身の容姿に対する思いを考慮し、イケメンに育つよう設定し、生まれは魔法剣士使いの名家とします。おまけでスキル「負け組の首領」を付与します。 ドン
以上で転生の手続きを終わります。
目が覚めると主人公は別の世界に来た事に気づいた。こうして主人公はこの世界でも5本の指に入るほどの超有名な名家、「クリフォード家」の長男として異世界に転生した。
そして俺は「ルーザー.クリフォード」と名づけられた。
(ルーザー)おい!せっかく異世界に転生したのに俺は生まれ変わってもルーザーなのかーーー!
こうして俺はルーザーといういかにも敗者ですって名をもらいクリフォード家で何不自由なく、すくすくと育つのだった。
ルーザーには特別なスキルが眠っていた。「オールインプット」というスキルだ。
このスキルは一度見たもの、聞いた事を完全にインプットして決して忘れないというかなりとんでもないスキル。本の内容等も一度読んだら一語一句欠かさず完璧に覚えている。
さて、このスキルの何がとんでもないかというと、この異世界に存在する万物全ての事柄を記憶する事だ。
例えばこの世界には様々な魔法があり、それぞれ低度な魔法から高度な魔法まで多種多様。本来なら習得困難と言われる伝説級の魔法までもあっさり覚えてしまうところだ。これは間違いなくぶっ飛んだスキルだ。いやー女神様には感謝だね。こんな素晴らしいスキルをくれてありがとう。
5歳になった俺は家の書庫にある魔法学の本、剣術学の本、魔物図鑑、歴史等色々!書庫ににある本を読み尽くし、6歳になる頃には書庫にある本の内容を全て覚えてしまった。
7歳になり、妹が生まれた。妹の名は「エレナ」
生前俺には兄弟がいなかったから妹が出来たのは凄く嬉しい。
10歳になる頃、俺は既に1000年後にも現れない超天才少年がいると噂になっていてクリフォード家の周りには良く人が集まっていた。
それもまあ当然のことだ。自分のぶっ飛んだスキル、オールインプットを駆使して10歳になるまでにあまりにも多くを習得した事により一気に有名になってしまったのだ。しかもこれからもまだまだ色々な事を覚えようと言うのだから末恐ろしい。
魔法学によるとこの世界には主に6個の属性がある。
火 氷 水 雷 光 闇 の6個だ。
普通の人間は一つの属性を完璧にマスターするには最低でも5年の修行が必要とされている。時間がかかる故にこの世界では一つの属性に的を絞り鍛えて行くのが習わしである。
しかしルーザーは僅か5年で6個の属性全てマスターしたのだ。これが世間を騒がせている一番の要因らしい。
そして俺は実はもっととんでもない事もできるようになっている。それは天候を操る事だ。
本で読んだ天候の知識を頼りに自らの属性を駆使して自在に天候を変えてしまう事もできるようになっていた。
10歳で既に不可能な事の方が少ないのではないかと思う。何でもありって感じだな。
そして時は流れ俺は15歳になっていた。
どうやらこの世界では15歳になった人はいずれかの学校に入学する事が義務つけられている。
俺が入学するのは世界最高峰の超エリート校「ヘプタグラム七星学園」
けど、まだ入学が決まった訳ではない。
入学試験があるようで色々テストされるみたい。毎年200人程の入学希望者が入学試験にくるらしいが、残念ながら定員は50人。そして今回もどうやら同規模の入学希望者がいるようだ。
(学園総帥)静粛に!これより当校の入学試験を開始する。
こうして生前、エリート校の受験に失敗して自殺した俺は、再び異世界でもエリート校の受験を受ける事になる。
次回 波乱の入学試験始まる
今日は受験の合格発表当日だ。
俺は5歳の頃から今日まで親からスパルタで勉強を仕込まれて来た。
遊ぶことなく、勉強尽くしの1日を10年続けて来たのもこの、日本一の名門校「七星学園」に入学するためだ。
両親が口癖のように俺に言ってくる言葉がある。
良い学校に入学する事は勝ち組人生への第一歩!
二流三流の学校に入った時点で負け組確定!
俺は両親にそう叩き込まれて育ってきた。
さて、七星学園に入学して勝ち組人生への第一歩といきますか。
ってあれ?俺の番号がない!どこにもない!ばかな!嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だろー!
ガク!と膝をついて落ち込む闇乃負男。
俺の10年は何だったんだ。毎日毎日勉強ばかりして遊びたいのも我慢して食べたいものも我慢して欲しいものも恋愛も何もかも投げ捨てて勉強に集中して来た俺の人生は何なんだよー!
と大衆の面前で大声で叫び周りの生徒からは変な目で見られている。
俺の人生終わった。俺は生まれた時から負け組確定だったんだよ。顔は悪いし体型も悪いし運動神経も鈍い。
母ちゃんからはお前は容姿が絶望的なんだから日本一の名門校にでも入らないと幸せな人生は勝ちとれないぞっていうんだ。結構酷い事言う親だろ?とてもたった一人の息子に言う言葉とは思えねーよ。この顔は親からもらったんだ。俺は悪くない。
だから俺は全てを投げ捨てて勉強してきたのに。神も仏もないとはこの事だ。
くそ!
やってられるかこんな世界!いっその事異世界にでも転生させて欲しいものだね。無理だけど。
はぁ、とため息をつく主人公。
マジこんな世界で生きてたくねー。死んでやろうかな。 俺が死んでも誰も悲しみやしない。友達も恋人もいないし。
そして主人公は線路に飛び込み壮絶な死を遂げた。
(女神)新たな転生者を確認。前世の名前、闇乃負男の転生準備に取り掛かります。
「闇乃負男」に10年間勉強に集中して来た功績を讃え
激レアスキル、オールインプットを付与します。
さらに前世の記憶をそのまま受け継ぎます。そして彼自身の容姿に対する思いを考慮し、イケメンに育つよう設定し、生まれは魔法剣士使いの名家とします。おまけでスキル「負け組の首領」を付与します。 ドン
以上で転生の手続きを終わります。
目が覚めると主人公は別の世界に来た事に気づいた。こうして主人公はこの世界でも5本の指に入るほどの超有名な名家、「クリフォード家」の長男として異世界に転生した。
そして俺は「ルーザー.クリフォード」と名づけられた。
(ルーザー)おい!せっかく異世界に転生したのに俺は生まれ変わってもルーザーなのかーーー!
こうして俺はルーザーといういかにも敗者ですって名をもらいクリフォード家で何不自由なく、すくすくと育つのだった。
ルーザーには特別なスキルが眠っていた。「オールインプット」というスキルだ。
このスキルは一度見たもの、聞いた事を完全にインプットして決して忘れないというかなりとんでもないスキル。本の内容等も一度読んだら一語一句欠かさず完璧に覚えている。
さて、このスキルの何がとんでもないかというと、この異世界に存在する万物全ての事柄を記憶する事だ。
例えばこの世界には様々な魔法があり、それぞれ低度な魔法から高度な魔法まで多種多様。本来なら習得困難と言われる伝説級の魔法までもあっさり覚えてしまうところだ。これは間違いなくぶっ飛んだスキルだ。いやー女神様には感謝だね。こんな素晴らしいスキルをくれてありがとう。
5歳になった俺は家の書庫にある魔法学の本、剣術学の本、魔物図鑑、歴史等色々!書庫ににある本を読み尽くし、6歳になる頃には書庫にある本の内容を全て覚えてしまった。
7歳になり、妹が生まれた。妹の名は「エレナ」
生前俺には兄弟がいなかったから妹が出来たのは凄く嬉しい。
10歳になる頃、俺は既に1000年後にも現れない超天才少年がいると噂になっていてクリフォード家の周りには良く人が集まっていた。
それもまあ当然のことだ。自分のぶっ飛んだスキル、オールインプットを駆使して10歳になるまでにあまりにも多くを習得した事により一気に有名になってしまったのだ。しかもこれからもまだまだ色々な事を覚えようと言うのだから末恐ろしい。
魔法学によるとこの世界には主に6個の属性がある。
火 氷 水 雷 光 闇 の6個だ。
普通の人間は一つの属性を完璧にマスターするには最低でも5年の修行が必要とされている。時間がかかる故にこの世界では一つの属性に的を絞り鍛えて行くのが習わしである。
しかしルーザーは僅か5年で6個の属性全てマスターしたのだ。これが世間を騒がせている一番の要因らしい。
そして俺は実はもっととんでもない事もできるようになっている。それは天候を操る事だ。
本で読んだ天候の知識を頼りに自らの属性を駆使して自在に天候を変えてしまう事もできるようになっていた。
10歳で既に不可能な事の方が少ないのではないかと思う。何でもありって感じだな。
そして時は流れ俺は15歳になっていた。
どうやらこの世界では15歳になった人はいずれかの学校に入学する事が義務つけられている。
俺が入学するのは世界最高峰の超エリート校「ヘプタグラム七星学園」
けど、まだ入学が決まった訳ではない。
入学試験があるようで色々テストされるみたい。毎年200人程の入学希望者が入学試験にくるらしいが、残念ながら定員は50人。そして今回もどうやら同規模の入学希望者がいるようだ。
(学園総帥)静粛に!これより当校の入学試験を開始する。
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