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第26話 奴隷商、戦場の裏方に徹する
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アンドル率いる歩兵1000人が陣形を組んで待機していた。
街道上で対峙をするのはライルの一人だった。
僕はその近くで待機をしていた。
ライルは騎乗し、少しアンドルを見下すように遠くを見つめる。
アンドルも当然気付いているのだろう。
目の前に狙っている鳥がいると笑っているかも知れない。
たしかに兵1000人の前に無防備も同然の姿で立つのは頭が可怪しいと思われるかも知れない。
だが、それでいい。
アンドルならば……。
「兄上! 何故、侯爵閣下の同意を得ずに兵を出すのです!」
ライルが口火を切った。
どうやらアンドルはだんまりが苦手なようだ。
粛々と兵を繰り出せば勝てるものを……
「うるせぇ! てめぇが出しゃばるから、俺様がわざわざ出向いてやったんだろうが!」
やはり話が噛み合わないか。
「なぜ、父上への相談無く、兵を動かしたかと聞いているんだ!」
「うるせぇ!! こいつらはなぁ、俺様が指揮権を持っているんだ。俺様がどう兵を動かそうと勝手だろうが!」
……やはりバカだな。
その指揮権は誰から受け取っているんだ?
兵を動かすには領主の許可は絶対だ。
指揮権は領主の許可あってこそ、効力を発揮するのだが……。
それが分かっていない。
つまり……
「兄上の行為は侯爵閣下への反逆ととられても致し方がないと自覚はお有りか?」
あるわけがない……
「うるせぇ!! こうなったら、親父もろともぶっ殺して、俺様がここの領主になってやる」
……終わったな。
その言葉を聞いた直後……ライルはにやりと笑い、片手をゆっくりと上げた。
それは合図だった。
僕とライル、そしてシェラと示し合わせた……
初めて見た……シェラの弓を……
ここから見えない距離から放たれた矢は、瞬く間にアンドルの陣近くに刺さった……。
たったそれだけだ……
兵の半数近くが逃げてしまったのだ。
遠目でもアンドルの狼狽している姿が目に映る。
なんか、滑稽だな。
「てめぇら!! 逃げるんじゃねぇ! 戻ってこい!」
言っても無駄だろう。
彼らに戦う理由が無くなったのだから。
アンドルがどういう理由で兵を動かしたかは知らない。
だが、彼らは領兵なのだ。
領の治安や戦争に従事するために軍に所蔵している。
だが、自分たちの行いが領に反旗を翻すものだったら?
当然、戦いを放棄するに決まっている。
だが、分かっていても、陣から抜けるのは簡単なことではない。
きっかけ……があれば別だ。
シェラの矢はそれだった。
すこしの気の緩み、または緊張感で人は一瞬だけ逃げることを考える。
それは集団に伝播し、大きな動きとなる。
まぁ、この辺でいいだろう。
僕はライルに合図する。
本来であれば、半数を失ったアンドルには撤退を決めてほしかった。
数ではまだ有利であっても、士気は相当低いはず。
だが、それが分かれば、アンドルは挙兵しないだろう。
それほど、バカなのだ。
ライルは頷き、街道を戻るように馬を走らせた。
逃げる者がいれば、追う者がいる。
アンドルは馬鹿みたいにライルを追いかけ始めた。
「追えぇ!! ライルをぶっ殺すんだぁ!」
僕の前をアンドルが通過していく。
なんて、酷い言葉を吐くんだ。
追いかけている兵が本当に不憫でならない。
これから起こることを含めてだが……。
ライルは廃村に逃げ込んだ。
十年前に廃村になったと言うが、残された家の状態は悪くない。
……正直、この作戦は少し気が引けた。
「今だ。囲んでしまえ!」
悪くない命令だ。
兵たちの動きも悪くない。
だが、それでいいのか? アンドル。
僕が合図をして、シェラが一本の矢を空高く打ち上げた。
その瞬間……廃村に目掛けて、火矢の嵐が降り注いだ。
前もって、守備兵300人に弓をもたせ、火をつけた矢を番えさせ、待機させていたのだ。
その300本の火矢が一斉に降り掛かってくるのだ。
廃村に囚われた領兵500人は混乱を起こす。
火矢に体を貫かれる者も少なからずいたが、大したことではない。
重要なのは……ここが廃村で、全ての家が木造だったということだ。
瞬く間に火が家から吹き出した。
「あの油、良く燃えるな」
独り言のように呟いた。
かなりの距離があるのに、こちらにも熱さが伝わってくる。
燃え盛る炎は空を焦がす勢いだった。
体に火が付き転がる兵士……火矢で体を焼かれる兵士……
逃げ惑う兵士に踏みつけられる兵士……
「ライル。ご苦労だったな」
「ええ。イルス卿の作戦通りでしたね」
ライルが廃村から抜け出し、こちらに戻ってきていた。
「これほど、うまく行くとは思ってもいなかったな。まぁ、あとはライルに任せようとしよう」
「はい!! 今より追撃を加えてきます」
すっかり自信がついたみたいだな。
僕はただ、外から戦場を見つめるだけの存在だった。
ライル率いる守備兵300人は弓を捨て、剣で廃村から出てくる領兵に対応した。
攻撃してくる者には複数で襲い、降伏する者には捕縛紐で縛った。
そして、アンドルが残されるだけとなった。
「俺様はまだ負けてねぇ。兵はまだまだいるんだ」
「兄上。潔く降伏をして下さい。貴方を反逆罪で捕まえねばなりません」
……。
アンドルが剣を抜き、ライルに襲いかかった。
「シェラ。やれ」
「了解」
シェラから放たれた矢は、アンドルの右足に当たり貫通した。
無様に転げ、のたうち回っている。
……終わったな。
アンドルも捕縛紐で縛られ、この戦いは終わった。
ライル側には一兵にも被害はなかった。
一方、アンドル側は死者100人を越す損害が出た。
400人は捕縛され、逃げ出した500人についても後日、出頭が命じられた。
「意外とあっけなかったわね」
「まぁ、あいつが大将だったからな」
遠くに離れていたマギー達が戻ってきた。
「私の活躍する場がなかったです……」
「獣人、不要」
「なんですって!?」
「ふぅ~疲れたのぉ。帰ったら祝杯じゃな」
何を活躍したみたいな言い方をしているんだ?
ずっと馬車で本を読んでいただけみたいじゃないか。
まぁ、マリーヌ様がいるからこそ、安心して戦いに集中できたのは事実だけど……
「少しだけですよ」
「分かっておる。あの領主、意外といい酒を隠し持っておるからの」
……なんで、知っているんだ?
やっぱり、怖い人だ。
「マギー。怖くなかったか?」
「全然よ。むしろ、いつの間にか終わっていて、拍子抜けしたくらいよ」
確かにそうだな……。
戦いもいつも、こんなに簡単だといいんだが……。
「戻ろうか」
「うん」
戦いはたった一時間で終わった。
捕まった彼らにはこれから地獄が待っていたのは言うまでもない……。
街道上で対峙をするのはライルの一人だった。
僕はその近くで待機をしていた。
ライルは騎乗し、少しアンドルを見下すように遠くを見つめる。
アンドルも当然気付いているのだろう。
目の前に狙っている鳥がいると笑っているかも知れない。
たしかに兵1000人の前に無防備も同然の姿で立つのは頭が可怪しいと思われるかも知れない。
だが、それでいい。
アンドルならば……。
「兄上! 何故、侯爵閣下の同意を得ずに兵を出すのです!」
ライルが口火を切った。
どうやらアンドルはだんまりが苦手なようだ。
粛々と兵を繰り出せば勝てるものを……
「うるせぇ! てめぇが出しゃばるから、俺様がわざわざ出向いてやったんだろうが!」
やはり話が噛み合わないか。
「なぜ、父上への相談無く、兵を動かしたかと聞いているんだ!」
「うるせぇ!! こいつらはなぁ、俺様が指揮権を持っているんだ。俺様がどう兵を動かそうと勝手だろうが!」
……やはりバカだな。
その指揮権は誰から受け取っているんだ?
兵を動かすには領主の許可は絶対だ。
指揮権は領主の許可あってこそ、効力を発揮するのだが……。
それが分かっていない。
つまり……
「兄上の行為は侯爵閣下への反逆ととられても致し方がないと自覚はお有りか?」
あるわけがない……
「うるせぇ!! こうなったら、親父もろともぶっ殺して、俺様がここの領主になってやる」
……終わったな。
その言葉を聞いた直後……ライルはにやりと笑い、片手をゆっくりと上げた。
それは合図だった。
僕とライル、そしてシェラと示し合わせた……
初めて見た……シェラの弓を……
ここから見えない距離から放たれた矢は、瞬く間にアンドルの陣近くに刺さった……。
たったそれだけだ……
兵の半数近くが逃げてしまったのだ。
遠目でもアンドルの狼狽している姿が目に映る。
なんか、滑稽だな。
「てめぇら!! 逃げるんじゃねぇ! 戻ってこい!」
言っても無駄だろう。
彼らに戦う理由が無くなったのだから。
アンドルがどういう理由で兵を動かしたかは知らない。
だが、彼らは領兵なのだ。
領の治安や戦争に従事するために軍に所蔵している。
だが、自分たちの行いが領に反旗を翻すものだったら?
当然、戦いを放棄するに決まっている。
だが、分かっていても、陣から抜けるのは簡単なことではない。
きっかけ……があれば別だ。
シェラの矢はそれだった。
すこしの気の緩み、または緊張感で人は一瞬だけ逃げることを考える。
それは集団に伝播し、大きな動きとなる。
まぁ、この辺でいいだろう。
僕はライルに合図する。
本来であれば、半数を失ったアンドルには撤退を決めてほしかった。
数ではまだ有利であっても、士気は相当低いはず。
だが、それが分かれば、アンドルは挙兵しないだろう。
それほど、バカなのだ。
ライルは頷き、街道を戻るように馬を走らせた。
逃げる者がいれば、追う者がいる。
アンドルは馬鹿みたいにライルを追いかけ始めた。
「追えぇ!! ライルをぶっ殺すんだぁ!」
僕の前をアンドルが通過していく。
なんて、酷い言葉を吐くんだ。
追いかけている兵が本当に不憫でならない。
これから起こることを含めてだが……。
ライルは廃村に逃げ込んだ。
十年前に廃村になったと言うが、残された家の状態は悪くない。
……正直、この作戦は少し気が引けた。
「今だ。囲んでしまえ!」
悪くない命令だ。
兵たちの動きも悪くない。
だが、それでいいのか? アンドル。
僕が合図をして、シェラが一本の矢を空高く打ち上げた。
その瞬間……廃村に目掛けて、火矢の嵐が降り注いだ。
前もって、守備兵300人に弓をもたせ、火をつけた矢を番えさせ、待機させていたのだ。
その300本の火矢が一斉に降り掛かってくるのだ。
廃村に囚われた領兵500人は混乱を起こす。
火矢に体を貫かれる者も少なからずいたが、大したことではない。
重要なのは……ここが廃村で、全ての家が木造だったということだ。
瞬く間に火が家から吹き出した。
「あの油、良く燃えるな」
独り言のように呟いた。
かなりの距離があるのに、こちらにも熱さが伝わってくる。
燃え盛る炎は空を焦がす勢いだった。
体に火が付き転がる兵士……火矢で体を焼かれる兵士……
逃げ惑う兵士に踏みつけられる兵士……
「ライル。ご苦労だったな」
「ええ。イルス卿の作戦通りでしたね」
ライルが廃村から抜け出し、こちらに戻ってきていた。
「これほど、うまく行くとは思ってもいなかったな。まぁ、あとはライルに任せようとしよう」
「はい!! 今より追撃を加えてきます」
すっかり自信がついたみたいだな。
僕はただ、外から戦場を見つめるだけの存在だった。
ライル率いる守備兵300人は弓を捨て、剣で廃村から出てくる領兵に対応した。
攻撃してくる者には複数で襲い、降伏する者には捕縛紐で縛った。
そして、アンドルが残されるだけとなった。
「俺様はまだ負けてねぇ。兵はまだまだいるんだ」
「兄上。潔く降伏をして下さい。貴方を反逆罪で捕まえねばなりません」
……。
アンドルが剣を抜き、ライルに襲いかかった。
「シェラ。やれ」
「了解」
シェラから放たれた矢は、アンドルの右足に当たり貫通した。
無様に転げ、のたうち回っている。
……終わったな。
アンドルも捕縛紐で縛られ、この戦いは終わった。
ライル側には一兵にも被害はなかった。
一方、アンドル側は死者100人を越す損害が出た。
400人は捕縛され、逃げ出した500人についても後日、出頭が命じられた。
「意外とあっけなかったわね」
「まぁ、あいつが大将だったからな」
遠くに離れていたマギー達が戻ってきた。
「私の活躍する場がなかったです……」
「獣人、不要」
「なんですって!?」
「ふぅ~疲れたのぉ。帰ったら祝杯じゃな」
何を活躍したみたいな言い方をしているんだ?
ずっと馬車で本を読んでいただけみたいじゃないか。
まぁ、マリーヌ様がいるからこそ、安心して戦いに集中できたのは事実だけど……
「少しだけですよ」
「分かっておる。あの領主、意外といい酒を隠し持っておるからの」
……なんで、知っているんだ?
やっぱり、怖い人だ。
「マギー。怖くなかったか?」
「全然よ。むしろ、いつの間にか終わっていて、拍子抜けしたくらいよ」
確かにそうだな……。
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