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sise エリス②
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「話とは何でしょうか?」
「うむ。実はな、お前に助けてもらいたいのだ」
このお方はアウーディア王国の第二王子。
つまり、ロッシュ様の実の弟君に当たる方だ。
風貌はロッシュ様の面影がありますが、どこか醜悪な雰囲気を感じます。
「私はただの平民ですから。何も出来ないと思いますが」
嫌な予感しかしなかった。
また、学校裏のようにされるんじゃないか……
貴族の男は本当に嫌いです。
ロッシュ様以外は……。
「いや、お前だけしか頼めないことだ。奴の……いや、兄の婚約者のことだ」
マーガレット様?
あの、貴族淑女の代表みたいな、あのお方がどうかしたのでしょうか?
「あいつの父が公爵であることは知っているな?」
もちろんです。
でも、それが?
「公爵は我が国を我が物にしようとしている。そして、兄を利用しているのだ」
「はぁ……」
そんな政治の話をされても、私には何のことか。
そもそも、何の話でしたっけ?
「マーガレットは兄を籠絡し、傀儡にするつもりだ」
それって……
「兄は遅かれ早かれ……次期王の地位に就くだろう。マーガレットはそのタイミングで……」
なんとなく話が見えてきました。
なんて、ひどい話なんでしょう。
婚約者という地位を利用して、ロッシュ様を窮地に追い込もうとしている。
許せません!!
……あの時はなぜ、ガトートスの言葉を信じてしまったのでしょうか。
いえ、分かっています。
当時の私はマーガレット様には何一つ勝てるものはないと思っていました。
酷い一面を知らされた時は、正直、嬉しかった。
そんな酷い人だったら私は……マーガレット様を敵に回してもいいと。
「だけど、私にやれることなんて……」
「いや、兄はお前にご執心だ。家に帰っても、話すのはお前のことばかりだ」
うそ、でしょ?
なんて、嬉しいんでしょう。
そんな嬉しいことがあるのでしょうか?
「お前には兄にずっと側にいてほしいのだ。それだけでいい。後は俺がなんとかしよう」
私にとって、これ以上の言葉はありませんでした。
これでロッシュ様のお側にいる大義名分を得たのですから。
誰にも気にせず、ロッシュ様の側に……誰によりもずっと一緒に……
……誰も近づけさせない様に。
それからの私は、ずっとロッシュ様と行動を共にしました。
とても幸せな日々でした。
それからしばらく経ち……
マーガレット様をお見かけしました。
最初は誰だか分からないほど……変わってしました。
あの美しい顔に泥を塗るような化粧を施していたのです。
ただ、声だけは以前のままでした。
話の内容は全く違いましたが……
「私は公爵家よ。下級貴族ごときが私の前に立つなんて、失礼極まりないわ」
貴族たちがマーガレット様に頭を下げていました。
まるで別人。
あの優しい言葉を掛けてくれた彼女の面影は微塵もありませんでした。
もしかして、これが彼女の本性?
ふと、第二王子殿下の言葉が浮かびました。
彼女はロッシュ様を籠絡しようとしている……
そう思うだけで、気持ち悪いほど、憎しみが募ってきます。
あのまま、醜態を晒していればいい、と。
そうだ!
私からもロッシュ様に提言をしてみよう。
あの醜悪な女なんて、婚約者から外してしまった方がいい、と。
だけど、ロッシュ様はとても寂しそうな顔を浮かべるだけでした。
「マギーはとても優しい女性なんだ。きっと、嫌なことでもあったのだろう」
なんですか、それ!
あんなに酷い事をしている人を庇うなんて……
私のほうがずっと、ロッシュ様を想っているのに……
マーガレット様の醜態は収まる様子はありませんでした。
そして、ついに夜会が始まりました。
普段の学生服ではなく、きらびやかな服を身にまとった皆はとても大人びていました。
私は第二王子殿下のご厚意で、衣装を貸してもらうことになりました。
一応、衣装は持参したのですが、それとは比べ物にならないほど美しい服でした。
……ロッシュ様がいました。
王太子の服を着たロッシュ様は皆から持て囃されていました。
私が近づけないほどに。
とても悔しかったですが、私には秘策があったので焦りはありません。
今はゆっくりと時間を過ごして、時を待ちます。
マーガレット様は……姿はないようです。
もっと醜悪な姿をロッシュ様に見せてほしかったですが、残念です。
夜会は終わりに近づいてきました。
するとロッシュ様からお声を掛けてくれたのです。
「やあ、エリス。今日はとてもキレイだね」
これだけで私は倒れそうになるほど嬉しかったです。
だけど、本番はこれから……
私だけのロッシュ様になってもらうために。
「ロッシュ様も……とても格好いいです」
「ありがとう。ところでマギーを見なかったかい? 来ているはずなんだけど……」
また、マーガレットの話を……
いつも、マギー、マギーって。
どうして、私を見てくれないの?
どうして、私だけを……
「兄上。探したぜ」
「ガトートスか……どうした?」
兄弟が話すところを始めてみました。
いえ、それはどうでもいい。
ついに始まりました。
これから弟君がロッシュ様を自室に連れて行きます。
「なに? マギーが僕の部屋に? 一体どうして……」
理由は気に食わないですが、ロッシュ様のためです。
「そうか……僕は部屋にいかない……と。可怪しいな。こんなに酔うほど、飲んだつもりは」
実は弟君から受け取った薬を使わせてもらいました。
お酒に少し入れれば、眠りを誘う……
「エルザさん。兄上を支えて、部屋に向かって下さい。部屋は……」
案内された通りに、ロッシュ様の自室に。
これが……
「ロッシュ様の部屋……ロッシュ様の匂い……そして、これから私達の部屋に……」
当然、マーガレットがこの部屋にいるわけはありません。
これは弟君が立てた作戦。
婚約者がいても、婚姻前に結ばれた相手が正式な婚約者となる……
それが王家のルールと聞いていました。
初めて聞く話ですが、王家の中にはきっと厳粛なルールがあるのでしょう。
マーガレットからロッシュ様をお守りするため……
マーガレットからロッシュ様を奪うために……
ロッシュ様を私だけの存在にするために……
眠りにつこうとしているロッシュ様の衣類を脱ぎ取り、ベッドに横にする。
そして、私も……
震える手でドレスを脱ぎ、下着に手を掛ける。
その時、私は自分の姿を鏡で見ました。
「私……何をしているんだろう……これじゃあ、私……悪女ね」
それからのことは記憶にありません。
急に睡魔が襲われて、倒れてしまったから。
目が覚めると私は大きなベッドに横になっていました。
お慕いするロッシュ様の姿は……どこにもありませんでした。
「うむ。実はな、お前に助けてもらいたいのだ」
このお方はアウーディア王国の第二王子。
つまり、ロッシュ様の実の弟君に当たる方だ。
風貌はロッシュ様の面影がありますが、どこか醜悪な雰囲気を感じます。
「私はただの平民ですから。何も出来ないと思いますが」
嫌な予感しかしなかった。
また、学校裏のようにされるんじゃないか……
貴族の男は本当に嫌いです。
ロッシュ様以外は……。
「いや、お前だけしか頼めないことだ。奴の……いや、兄の婚約者のことだ」
マーガレット様?
あの、貴族淑女の代表みたいな、あのお方がどうかしたのでしょうか?
「あいつの父が公爵であることは知っているな?」
もちろんです。
でも、それが?
「公爵は我が国を我が物にしようとしている。そして、兄を利用しているのだ」
「はぁ……」
そんな政治の話をされても、私には何のことか。
そもそも、何の話でしたっけ?
「マーガレットは兄を籠絡し、傀儡にするつもりだ」
それって……
「兄は遅かれ早かれ……次期王の地位に就くだろう。マーガレットはそのタイミングで……」
なんとなく話が見えてきました。
なんて、ひどい話なんでしょう。
婚約者という地位を利用して、ロッシュ様を窮地に追い込もうとしている。
許せません!!
……あの時はなぜ、ガトートスの言葉を信じてしまったのでしょうか。
いえ、分かっています。
当時の私はマーガレット様には何一つ勝てるものはないと思っていました。
酷い一面を知らされた時は、正直、嬉しかった。
そんな酷い人だったら私は……マーガレット様を敵に回してもいいと。
「だけど、私にやれることなんて……」
「いや、兄はお前にご執心だ。家に帰っても、話すのはお前のことばかりだ」
うそ、でしょ?
なんて、嬉しいんでしょう。
そんな嬉しいことがあるのでしょうか?
「お前には兄にずっと側にいてほしいのだ。それだけでいい。後は俺がなんとかしよう」
私にとって、これ以上の言葉はありませんでした。
これでロッシュ様のお側にいる大義名分を得たのですから。
誰にも気にせず、ロッシュ様の側に……誰によりもずっと一緒に……
……誰も近づけさせない様に。
それからの私は、ずっとロッシュ様と行動を共にしました。
とても幸せな日々でした。
それからしばらく経ち……
マーガレット様をお見かけしました。
最初は誰だか分からないほど……変わってしました。
あの美しい顔に泥を塗るような化粧を施していたのです。
ただ、声だけは以前のままでした。
話の内容は全く違いましたが……
「私は公爵家よ。下級貴族ごときが私の前に立つなんて、失礼極まりないわ」
貴族たちがマーガレット様に頭を下げていました。
まるで別人。
あの優しい言葉を掛けてくれた彼女の面影は微塵もありませんでした。
もしかして、これが彼女の本性?
ふと、第二王子殿下の言葉が浮かびました。
彼女はロッシュ様を籠絡しようとしている……
そう思うだけで、気持ち悪いほど、憎しみが募ってきます。
あのまま、醜態を晒していればいい、と。
そうだ!
私からもロッシュ様に提言をしてみよう。
あの醜悪な女なんて、婚約者から外してしまった方がいい、と。
だけど、ロッシュ様はとても寂しそうな顔を浮かべるだけでした。
「マギーはとても優しい女性なんだ。きっと、嫌なことでもあったのだろう」
なんですか、それ!
あんなに酷い事をしている人を庇うなんて……
私のほうがずっと、ロッシュ様を想っているのに……
マーガレット様の醜態は収まる様子はありませんでした。
そして、ついに夜会が始まりました。
普段の学生服ではなく、きらびやかな服を身にまとった皆はとても大人びていました。
私は第二王子殿下のご厚意で、衣装を貸してもらうことになりました。
一応、衣装は持参したのですが、それとは比べ物にならないほど美しい服でした。
……ロッシュ様がいました。
王太子の服を着たロッシュ様は皆から持て囃されていました。
私が近づけないほどに。
とても悔しかったですが、私には秘策があったので焦りはありません。
今はゆっくりと時間を過ごして、時を待ちます。
マーガレット様は……姿はないようです。
もっと醜悪な姿をロッシュ様に見せてほしかったですが、残念です。
夜会は終わりに近づいてきました。
するとロッシュ様からお声を掛けてくれたのです。
「やあ、エリス。今日はとてもキレイだね」
これだけで私は倒れそうになるほど嬉しかったです。
だけど、本番はこれから……
私だけのロッシュ様になってもらうために。
「ロッシュ様も……とても格好いいです」
「ありがとう。ところでマギーを見なかったかい? 来ているはずなんだけど……」
また、マーガレットの話を……
いつも、マギー、マギーって。
どうして、私を見てくれないの?
どうして、私だけを……
「兄上。探したぜ」
「ガトートスか……どうした?」
兄弟が話すところを始めてみました。
いえ、それはどうでもいい。
ついに始まりました。
これから弟君がロッシュ様を自室に連れて行きます。
「なに? マギーが僕の部屋に? 一体どうして……」
理由は気に食わないですが、ロッシュ様のためです。
「そうか……僕は部屋にいかない……と。可怪しいな。こんなに酔うほど、飲んだつもりは」
実は弟君から受け取った薬を使わせてもらいました。
お酒に少し入れれば、眠りを誘う……
「エルザさん。兄上を支えて、部屋に向かって下さい。部屋は……」
案内された通りに、ロッシュ様の自室に。
これが……
「ロッシュ様の部屋……ロッシュ様の匂い……そして、これから私達の部屋に……」
当然、マーガレットがこの部屋にいるわけはありません。
これは弟君が立てた作戦。
婚約者がいても、婚姻前に結ばれた相手が正式な婚約者となる……
それが王家のルールと聞いていました。
初めて聞く話ですが、王家の中にはきっと厳粛なルールがあるのでしょう。
マーガレットからロッシュ様をお守りするため……
マーガレットからロッシュ様を奪うために……
ロッシュ様を私だけの存在にするために……
眠りにつこうとしているロッシュ様の衣類を脱ぎ取り、ベッドに横にする。
そして、私も……
震える手でドレスを脱ぎ、下着に手を掛ける。
その時、私は自分の姿を鏡で見ました。
「私……何をしているんだろう……これじゃあ、私……悪女ね」
それからのことは記憶にありません。
急に睡魔が襲われて、倒れてしまったから。
目が覚めると私は大きなベッドに横になっていました。
お慕いするロッシュ様の姿は……どこにもありませんでした。
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