生地獄

6.生地獄は続く…。

高校を卒業して
僕はこの地獄から脱するためどこかに
就職し独り暮らしをしたかったのだが…。
許されず…。
「一人で大きくなったような顔するな💢」
と怒られ、また殴られ…。
ゆうくんの
会社に就くことになった。
就くと言ってもやる事は雑用だ。
しかも、休み無し、給料も無しだった。

そして何ら現状が変わることなく
現在3年目。
大人になれば変わると思っていた。
でも変わらない。
ゆうくんも母親にも逆らえず
言われるがまま生きて、
もう、9年が過ぎようとしている。
僕は生きる意味がわからない。
僕が生まれた意味ってなんだ…。
生地獄の扉が開いたあの日から
僕は後悔の連発。
もし時が戻せるなら…
なんて…出来っこないけどさ。

僕は今までも、これからも、
この生地獄に耐えなければいけない…。
言葉にできないから、心で叫ぶ
「誰か助けて…」
と。