佐渡島のあやかし(第3話)など 短編集

あさのりんご

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番外編:うさぎになったアンジェラ

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 洞窟の細い道は上り坂になっていて、青い光が差し込んでくる。この道は、どこに続いているのかな……

ダッシュと、ジャンプで飛び跳ねながら登った。わたしは、ウサギに変身しているので体が軽い。うさダッシュだって、できちゃう。かなり高い所まで登ると、目の前に、おにぎりぐらいの大きさの丸い穴が現れた。青い光はこの穴から差し込んでいるらしい。後ろ足で立って穴から下をのぞくと、岩でごつごつした海岸に、白い波がぶつかっている。海面が光ってその明りが差し込んでくるのだろう。

この横穴は、狭くて大人の人はとても入れない。よく見ると、壁にキラキラと輝く窪みがあった。

 何かあるのーー

そっと、近づいてみると壁のくぼみに、金色の小さな玉子が入っていた。

海鳥が産んだ卵かな?でも、鳥が簡単に入って来れる場所じゃないし、巣らしきものも見当たらない。

前脚で持ち上げてみたけれど、ずっしりと重い。玉子というよりは、金のかたまりかな。

とにかく、おもしろそう!

ロビンのお土産にちょうどいいわ。

わたしは、金の卵(?)を口にくわえて、もと来た小道を降り始めた。
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