転移少女の侵略譚!〜弱小国家の皇帝になったのでほのぼの内政しようと思っていたら隣国達が(悪い意味で)放っておいてくれないので全部滅ぼす〜

くずは

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古代ギリシャ時代編

村初めての馬車商人

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私は2ヶ国を周り、やっと自国に帰ってくる事が出来ました。楽しい旅行もおしましです。村に着くと村長さんが出迎えてくれます。やっぱり村の方が落ち着きますね。
「創造主様よくぞご無事で……」
「心配しすぎですよ」
「ミトもよく帰ってきたな」
「ただいまー!」
「すみません。明日で良いので誰かこの簡単にまとめた今回の旅の報告書を馬で連合に届けてくれますか?」
「分かりました」
今日は夜なのでそのまま寝ちゃいました。

おはようございます。気づいたら10時です。お日様が高く高く登っています。
学生時代なら絶望ですが、今の私はこの国のトップ。その気になれば毎日が休みなので寝坊しても問題はありません。

そういえばミアさんと馬車はどこにいったんでしょう。確か旅に出る前はまだ練習していましたが……。
私は毎日私の家にいる村長に尋ねる。
「村長さんミアさんはどこに行ったんですか?馬車の姿が見えないんですが」
「あぁ!あの子は最近馬車を乗りこなせるようになったんですよ。それで4日前とうとう隣国のイスタンブル王国の街に我が国の鉄器を売りにに行ったんですよ」
「おぉ!鉄器が売れるんですね!でも1人でなんて心配ですね……」
「いえいえ。あの馬車の揺れを耐えれる屈強な戦士を2人護衛と荷物持ちに連れて行ってましたよ。鉄器は我が国では余り始めましたが、イスタンブル王国はまだまだ不足しているらしいですからよく売れそうだとミアが言ってましたよ」
「人口が多いと大変な事もあるんですね……。我が国は最近連合に入ったばかりだからユウロが足りなかったですよね。それを稼いできてくれるなんてありがたい話ですね」
「そうですな。いつかは我が国もたくさんの商人で賑わう商業都市にしたいものです」

思わぬ外貨の入手先が増えたのは嬉しいですね。ミアさんが余らせたお金はお肉かなにかと交換してもらいましょう。
あの馬車に耐えれる人がいるならこれから貿易とかも盛んにしたいですね。今の所川を使った木材以外特産品がないのでうちは常に貧乏ですからね。とほほ……

確かゲームではこの時代に馬車を使ってる国はこの近くには無かったはずです。
まぁ他の文明も地球人だったら誰かが作ってるかも知れませんが、そうじゃ無いのなら馬車を使って物を運ぶ運送業はどうでしょうか。
馬じゃ運べる量はたかが知れてますし、川や海から遠い場所は喜んでくれるかも知れません。

帰ってきて2日後。いつも通り私が学校で魔法を教えていると、子ども達が一斉に騒ぎ出しました。
「こら!真面目に授業を聞かないといつまで経っても初級魔法しか使えなくなりますよ!」
「違うんだよ創造主様!ミア姉ちゃんが帰って来たんだよ!イスタンブルはずっと東から薬を持ってきてるんだけどね。これがすごく甘いんだよ!姉ちゃんが行ったら買ってくるって言ってたから楽しみ!」

ミアさんいつの間にかすごい慕われてますね。私なんていつまで経ってもミトさんくらいしか名前を呼んでくれないというのに……
それにしても甘い薬?何でしょう?

子ども達に着いていくとちょうどミアさんが馬小屋に馬を戻して行くところでした。
おや?ミアさんもこちらに気付いたみたいですね。

「創造主様!お久しぶりです!帰ってきてたんですね!」
「ちょうど一昨日帰ってきたばかりです」
「そういえば面白い物買ってきたんですよ!」
「面白いもの?」
「当ててみてください」
「そうですね……イスタンブル国は西と東で貿易が盛んですし……絹織物とかですか?」
「残念!正解は……」
そう言ってミアさんが袋の中から“それ”を取り出しました。
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