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追憶の神器(レガリア)
しおりを挟む画像・戦国時代、耳川の合戦にて初期創聖者三人。(テルヒコ・シマコ・サクヤ)
中央/テルヒコ
(記憶を失い戦国の世を彷徨う王子テルヒコの創聖した・スサノヲアームド形態。自ら戦う理由、愛する者たちの記憶一切を忘れており闇を討つその本能のまま修羅の如く闘い続ける。)
右側/シマコ
(邪馬台国時代のテルヒコの親友シマコこと浦島太郎が創聖した水神ワダツミ。テルヒコからかつて神器を渡されており海底の龍宮で特殊能力を身に着けた。)
左側/サクヤ
(神器継承者として宮崎を代々守護してきたコノハナサクヤヒメの後裔、姫神サクヤ。公私ともに使命に生きサクヤを名乗る。蔦のような重火器、カグツチを愛用するスナイパー。)
時は戦国時代、天正6年(西暦1578年)・・・。
日向の地。当時帰郷していたテルヒコが居たその場所は、
西の関ヶ原といわれるほどの合戦、まさに後世語られる「耳川の戦い」が引き起こされた主戦場となっていた。
数多く死者の怨念が徘徊し、凄惨な戦地となったこの地に、現在では英霊を祭る石碑が建つ。
後のクロウ宮崎支部の牙城となる高城時計台。かつてそこには難攻不落の要塞といわれた
巨大な島津軍の城がそびえていた。
豊後国(今の大分県)のキリシタン大名であった大友宗蘭の大いなる夢は、まさに広大なこの日向の地に彼のキリスト教王国を建設することにあった。
熱心で飽き性、情け深く時に暴虐という
両極端な性格を一つに内包した男でもあった宗蘭は、一度傾倒したキリスト教を国内に布教すべく
キリスト教とは別の宗教や信仰文化、仏教や神道にまつわる神社寺院に至るまでを一気に破壊した。
古来からの信仰を伝えていた日奉神社の本殿も、この時の宗蘭(大友軍)の侵攻によって炎の中うち壊され、神社の伝承は
その多くが行方不明となってしまっていた。
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