10 / 120
第11話 交渉
しおりを挟む
単純に考えれば声を上げてきた女の人がこの盗賊団の頭という事になる。
その目は怒りと殺意に燃えてはいるが、顔の造りそのものは野性的ではあるもののかなりの美人であると言えるだろう。
赤く野放図に伸ばした長い髪がとても野性的で、筋肉質な全身がネコ科の肉食獣の様なしなやかさと強かさを彷彿とさせる。
「よく見ろ奴の額に角がある、奴は鬼だ。稀に人から生まれる忌まわしい呪い子だ…」
クロニアに言われて初めて気がついた。確かに女頭目の額には瘤と言うにはかなり大きな突起があった。
「さぁて、30対2だよ。この状況からどうするんだい?」
確かに周囲を完全に囲まれていて、しかも飛び道具で狙いを付けられている。聖剣は攻撃面では無類の強さを見せたけど防御はどうなのだろう? 矢の1本なら手で掴む動きが出来ても、30本の矢を一度に止めるのはかなり難しいのは分かる。況してやクロニアも一緒にいるのだから、俺だけ助かる仕様でも困る。
ここから助かる方法があるとしたら、それは力押しではないはずだ……。
「分かった、降伏しよう。話し合えないか?」
俺は両の手を上げて数歩踏み出した。
「バカっ! そんな事しても奴らには…」
クロニアが言い終わる前に、左後ろから俺に向けて矢が1本飛んできた。先程もやってみせた様に、1本ならさして怖くはない。俺は飛んできた方向を見ることなく手の動きだけで矢を受け止めた。
俺達を囲んでいる盗賊団からどよめきが上がる。まさか弩から放たれた高速の矢を、見もせずに素手で掴む輩がいるとは思っていなかったのだろう。
そしてそのどよめきを盗賊団の女頭目は手で抑え、一歩前に出てきた。
「見かけの割に根性は座ってるじゃないか。んで、一体何を話し合うんだい? 仲間を殺したアンタ達には『血の報復』を受けてもらう事が決定しているんだけどね?」
女頭目の勇ましい啖呵に「そうだ!」とか「殺せ!」といった声が周りから被さる。自分らは平気で人殺しするくせに、仲間がやられると途端に被害者面するのはクールじゃ無いと思うんだけどなぁ……。
「と、とりあえず落ち着こうよ。お、俺は見ての通り剣の一振りで森を切り拓く力があるし、後ろのクロニアも同じくらい強いぞ? 本気で戦ったらお前らだってただじゃ済まないぞ…?」
ここで後ろにいるクロニアから『何言ってんだお前?』という視線を受けたが、ここは黙って話を合わせろよな。
「だから『話を聞くだけは聞いてやる』って言ってんだよ。その話が気に入らなかったらお前らがハリモグラになるってだけの事だけどね?」
さて、ここからはかなり確度の低い賭けをせざるを得なくなる。まずクロニアは相手が鬼だと言った。触った相手が人間ではない場合、聖剣による魅了の効果は未知数だ。
更に厄介なのは『こちらを警戒している相手にどうやって触れるか?』だ。俺が怪しい動きを見せたら、次の瞬間クロニア諸共ハリネズミ(モグラ?)にされるだろうな。
そしてこの女頭目と思われる人物が、実は盗賊団のリーダーではなくただの折衝役だとしたら、戦闘では頼りになりそうだが、所詮女1人を味方に付けても大勢は変えられないだろう。
これら全てがクリアされて、ようやく俺達の命が繋がれる。一つ一つの確率は小さくないだろうが、条件はオールクリアだ。仮に一つの条件が70%だとしても、同時に3つクリアできる確率は35%を割り込む事になる。
「どうしたのさ、ボーっとして? 話す事が無いならお祈りの言葉でも唱えてなよ」
俺の前5mまで歩み寄ってきた女頭目(仮)。しかしそれ以上に近寄って来ないのは、俺が飛び掛かってくる可能性を考えてその射程外に身を置いているのだろう。
下手に動けばハリネズミ、黙っていてもハリネズミ、ここから取れるオプションは多くない……。
俺はおもむろに背中から聖剣を取り外し、前方に投げ捨てるように置いた。もちろん聖剣の魔力の加護から外れない様に十分に距離に注意している。
剣を地面に置いたら次は両方の膝を地面に付ける。更に前方に手を付き伏せる様に体を低くする。
「どうもすみませんでしたぁっ! 命ばかりはお助け下さいぃっ!!」
前世では強制的にやらされていた土下座を、俺は異世界に来て初めて自分の意志で行った。
☆
一瞬間をおいて周りの盗賊連中から爆笑が巻き起こる。「とんだ馬鹿だ」「情けねぇ奴」「威勢が良いのは最初だけかよ」と嘲笑混じりの罵倒が飛んでくるが、そんな物は慣れっこだ。伊達に何年もいじめられっ子やってないよ……。
「あははははっ! 立派な剣を背負っているから、さぞご高名な剣士さまかと思ったら拍子抜けだねぇ。その剣は何処かから拾ってきたのかい?」
土下座している俺に近寄ってくる女頭目(仮)。足音に混じって剣を抜く音がした。
「丁度いいからそのまま串刺しにしてやるよ。動くんじゃないよ…?」
いや、動くならここしかない。俺は出来る限りの反射神経を動員して女頭目(仮)の逞しい脚にしがみついた。
もちろん命乞いの為ではない。形勢逆転の為の最大の一手だ。
「はっ、今更組み付いたってお前はもうお終い…」
今の俺の位置からでは女頭目(仮)の顔は見えない。言葉は途切れたが、どういう意味での反応なのか俺からは掴めない。賭けに勝てば攻撃を止めるだろうし、賭けに負けたらそのまま串刺しだ。
「ま、まぁそこまでするなら助けてやらない事もない、かな…? おいお前ら! アタイはこいつらをアジトに連れて行く。ザガン達の死体を処理したら帰ってきな!」
よしやった、繋がった! 3つの条件を全てクリア出来たぞ!! 予想外の展開に不満タラタラな盗賊団と、俺の事を何か理解出来ない生き物の様に見ているクロニアの視線はこの際無視する事にしよう。
その目は怒りと殺意に燃えてはいるが、顔の造りそのものは野性的ではあるもののかなりの美人であると言えるだろう。
赤く野放図に伸ばした長い髪がとても野性的で、筋肉質な全身がネコ科の肉食獣の様なしなやかさと強かさを彷彿とさせる。
「よく見ろ奴の額に角がある、奴は鬼だ。稀に人から生まれる忌まわしい呪い子だ…」
クロニアに言われて初めて気がついた。確かに女頭目の額には瘤と言うにはかなり大きな突起があった。
「さぁて、30対2だよ。この状況からどうするんだい?」
確かに周囲を完全に囲まれていて、しかも飛び道具で狙いを付けられている。聖剣は攻撃面では無類の強さを見せたけど防御はどうなのだろう? 矢の1本なら手で掴む動きが出来ても、30本の矢を一度に止めるのはかなり難しいのは分かる。況してやクロニアも一緒にいるのだから、俺だけ助かる仕様でも困る。
ここから助かる方法があるとしたら、それは力押しではないはずだ……。
「分かった、降伏しよう。話し合えないか?」
俺は両の手を上げて数歩踏み出した。
「バカっ! そんな事しても奴らには…」
クロニアが言い終わる前に、左後ろから俺に向けて矢が1本飛んできた。先程もやってみせた様に、1本ならさして怖くはない。俺は飛んできた方向を見ることなく手の動きだけで矢を受け止めた。
俺達を囲んでいる盗賊団からどよめきが上がる。まさか弩から放たれた高速の矢を、見もせずに素手で掴む輩がいるとは思っていなかったのだろう。
そしてそのどよめきを盗賊団の女頭目は手で抑え、一歩前に出てきた。
「見かけの割に根性は座ってるじゃないか。んで、一体何を話し合うんだい? 仲間を殺したアンタ達には『血の報復』を受けてもらう事が決定しているんだけどね?」
女頭目の勇ましい啖呵に「そうだ!」とか「殺せ!」といった声が周りから被さる。自分らは平気で人殺しするくせに、仲間がやられると途端に被害者面するのはクールじゃ無いと思うんだけどなぁ……。
「と、とりあえず落ち着こうよ。お、俺は見ての通り剣の一振りで森を切り拓く力があるし、後ろのクロニアも同じくらい強いぞ? 本気で戦ったらお前らだってただじゃ済まないぞ…?」
ここで後ろにいるクロニアから『何言ってんだお前?』という視線を受けたが、ここは黙って話を合わせろよな。
「だから『話を聞くだけは聞いてやる』って言ってんだよ。その話が気に入らなかったらお前らがハリモグラになるってだけの事だけどね?」
さて、ここからはかなり確度の低い賭けをせざるを得なくなる。まずクロニアは相手が鬼だと言った。触った相手が人間ではない場合、聖剣による魅了の効果は未知数だ。
更に厄介なのは『こちらを警戒している相手にどうやって触れるか?』だ。俺が怪しい動きを見せたら、次の瞬間クロニア諸共ハリネズミ(モグラ?)にされるだろうな。
そしてこの女頭目と思われる人物が、実は盗賊団のリーダーではなくただの折衝役だとしたら、戦闘では頼りになりそうだが、所詮女1人を味方に付けても大勢は変えられないだろう。
これら全てがクリアされて、ようやく俺達の命が繋がれる。一つ一つの確率は小さくないだろうが、条件はオールクリアだ。仮に一つの条件が70%だとしても、同時に3つクリアできる確率は35%を割り込む事になる。
「どうしたのさ、ボーっとして? 話す事が無いならお祈りの言葉でも唱えてなよ」
俺の前5mまで歩み寄ってきた女頭目(仮)。しかしそれ以上に近寄って来ないのは、俺が飛び掛かってくる可能性を考えてその射程外に身を置いているのだろう。
下手に動けばハリネズミ、黙っていてもハリネズミ、ここから取れるオプションは多くない……。
俺はおもむろに背中から聖剣を取り外し、前方に投げ捨てるように置いた。もちろん聖剣の魔力の加護から外れない様に十分に距離に注意している。
剣を地面に置いたら次は両方の膝を地面に付ける。更に前方に手を付き伏せる様に体を低くする。
「どうもすみませんでしたぁっ! 命ばかりはお助け下さいぃっ!!」
前世では強制的にやらされていた土下座を、俺は異世界に来て初めて自分の意志で行った。
☆
一瞬間をおいて周りの盗賊連中から爆笑が巻き起こる。「とんだ馬鹿だ」「情けねぇ奴」「威勢が良いのは最初だけかよ」と嘲笑混じりの罵倒が飛んでくるが、そんな物は慣れっこだ。伊達に何年もいじめられっ子やってないよ……。
「あははははっ! 立派な剣を背負っているから、さぞご高名な剣士さまかと思ったら拍子抜けだねぇ。その剣は何処かから拾ってきたのかい?」
土下座している俺に近寄ってくる女頭目(仮)。足音に混じって剣を抜く音がした。
「丁度いいからそのまま串刺しにしてやるよ。動くんじゃないよ…?」
いや、動くならここしかない。俺は出来る限りの反射神経を動員して女頭目(仮)の逞しい脚にしがみついた。
もちろん命乞いの為ではない。形勢逆転の為の最大の一手だ。
「はっ、今更組み付いたってお前はもうお終い…」
今の俺の位置からでは女頭目(仮)の顔は見えない。言葉は途切れたが、どういう意味での反応なのか俺からは掴めない。賭けに勝てば攻撃を止めるだろうし、賭けに負けたらそのまま串刺しだ。
「ま、まぁそこまでするなら助けてやらない事もない、かな…? おいお前ら! アタイはこいつらをアジトに連れて行く。ザガン達の死体を処理したら帰ってきな!」
よしやった、繋がった! 3つの条件を全てクリア出来たぞ!! 予想外の展開に不満タラタラな盗賊団と、俺の事を何か理解出来ない生き物の様に見ているクロニアの視線はこの際無視する事にしよう。
0
あなたにおすすめの小説
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ
のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。
目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる