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第十一章
第139話 かくご
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「沖田くんっ!!」
蘭がつばめと沖田の元に駆け寄る。蘭にしてみれば懸想している男が重傷を負って倒れているのもショックであったし、親友が務めを休んでその男と行動を共にしていたのも同様にショックであった。
「めたもる… ふぉーぜ…」
蘭の到着と同時に茫然自失の表情で座り込んでいたつばめがそのままの姿勢でマジカルスワローへと変態する。
「つばめちゃん、これは一体…? つばめちゃんは怪我してない? それになんで沖田くんが…?!」
蘭がつばめを介抱する様に背中から問い掛ける。つばめを気遣う気持ちは勿論強いが、つばめが居ながら沖田にこれだけの怪我をさせた事に対しての、口には出せない理不尽な怒りも感じていた。
更に優先度は下がるが、奥の林の中には妹の凛を内包したウタマロんが上下逆さまに引っ掛っているのだ。
つばめもつばめで、何故蘭が面識の無い (はずの)沖田を知っているのかが気にはなったが、今はそれどころでは無い。
つばめはゆっくりと立ち上がり、倒れたまま動かない沖田に手を伸ばした。
「つばめちゃん、何する気…? まさかとは思うけど…?」
蘭の問いかけに、つばめは顔を正面に見据えたままで口を開いた。
「…沖田くんがね、さっきサッカーの試合で活躍出来て凄く嬉しそうだったの… あの笑顔の為ならわたしは… わたしなんてどうせ何にも無いから…」
自虐的な笑みを見せるつばめだったが、その目に宿る光は虚ろで、まるで意思の無い人形の様だった。
「そんな… 駄目だよつばめちゃん、そんな事したら貴女の体が…」
つばめの魔法は対象の傷を治す事が出来る。しかしその代償として、つばめには対象の感じていた痛みか、或いは痛みは伴わないものの対象の怪我や病気その物がつばめに転移する事になる。
今、沖田の傷を癒やすとなると両手両足を含む多数の骨折か、体中を骨折した痛みかのどちらかがつばめを襲う事になるのだ。
つばめの紅い瞳に徐々に光が戻り始める。つばめ自身が己の成そうとしている行為の意味を理解しつつある、と言う事だろう。
「蘭ちゃん、わたしはね、沖田くんが好き。大好き… 告白して振られちゃったけど、それでも嫌いになんてなれないし…」
「つばめちゃん…」
超能力など無くても、つばめの意思は隣にいる蘭には痛い程にひしひしと伝わって来ていた。だからこそ伝えたい思いはたくさんあるのに、蘭にはそれらを口に出す事が出来なかった。
「わたしが沖田くんの怪我の方を引き継いだら、たとえ痛みが無くても傷は自然治癒に任せる事になるから何ヶ月も入院しなくちゃならなくなる… それはさすがにちょっと困るから、わたしは沖田くんの痛みを引き受ける…」
「でもそんな… 素人目にも両手両足を複雑骨折しているのがすぐ分かるのに、その痛みを引き受けるだなんて、下手したら…」
「…うん、その痛みが原因で頭がおかしくなったり、最悪ショック死しちゃうかも知れない。でも… でもね、この『想い』は痛みにビビッて投げ出す程度の物じゃ無いんだよ… だから… だから蘭ちゃんに私の覚悟を見届けて欲しいの。わたしに何かあった時の… わたしの気持ちの目撃者… 証人になって欲しいの…」
つばめはここで初めて蘭と相対する。彼女の頬を伝う涙ですら眩しくて、蘭はつばめの目を直視する事が出来なかった。
「つばめちゃん…」
まるで友人が死地に赴く様な雰囲気に、蘭も涙が溢れ出て更に言葉を詰まらせる。
「蘭ちゃんにお願い… わたしの魔法が終わったら沖田くんをどこか安全な場所に送ってあげて。もうこんな事、蘭ちゃんにしか頼めないからさ…」
つばめは沖田の傍らに膝を落とし沖田にそっと触れる。
「東京特許許可局局長…」
流暢に噛む事なく呪文を完成させるつばめ。見る見る間に歪に折れ曲がっていた沖田の手足が正常な角度に戻って行く。
それと同時につばめの体は一度ビクッと大きく痙攣して、受け身も取れずに地面に倒れ込んでしまった。
「あ… あぐっ…」
全身の痛みに声も出ない。怪我が1箇所や2箇所なら痛みに気絶してしまう事も出来たのだろうが、痛みに意識が遠のくと別の箇所の痛みが脳天に響いてくるのだ。
気絶する事すら出来ずに、痛みに地面をのたうち回るつばめ。それを見る蘭は気が気では無い。
「つばめちゃん!」
「良いから、早く… 行って…」
つばめを助け起こそうとした蘭だったが、つばめの最後の思いに応えるべく、沖田の寝ている場所に向かい彼を丸太担ぎする。
「うぅ…」
沖田も怪我が治って意識を戻しつつあるようだ。ただ、傍目に骨折は治っている様にも見えるが、内臓等にダメージがある可能性は否めない。つばめの魔法がどの程度までの重傷に効くのかは、これまで前例が無いので素人判断は出来ないのだ。
沖田を担いだ蘭は彼を駅近くの病院へと搬送するべく、来た道を戻る動きを取る。
その際、奥の林へと若干の遠回りをし、通りすがりに樹木に引っ掛かって動けなくなっているウタマロんをゴリラパワーで蹴り飛ばす。
これは沖田を傷付けた凛への意趣返しでもあり、蹴りつける事で難を逃れたウタマロんが再び自力で動ける様にとの計らいでもあった。
事実、この直後に凛は自力でウタマロんを再起動させ、見事にこの場からの脱出を成功させたのである。
そして蘭と入れ違いに公園に到着したアンドレと大豪院が目にしたのは、『どうにか気絶出来て』倒れ伏しているつばめと、空高く打ち上げられて行くウタマロんだった。
蘭がつばめと沖田の元に駆け寄る。蘭にしてみれば懸想している男が重傷を負って倒れているのもショックであったし、親友が務めを休んでその男と行動を共にしていたのも同様にショックであった。
「めたもる… ふぉーぜ…」
蘭の到着と同時に茫然自失の表情で座り込んでいたつばめがそのままの姿勢でマジカルスワローへと変態する。
「つばめちゃん、これは一体…? つばめちゃんは怪我してない? それになんで沖田くんが…?!」
蘭がつばめを介抱する様に背中から問い掛ける。つばめを気遣う気持ちは勿論強いが、つばめが居ながら沖田にこれだけの怪我をさせた事に対しての、口には出せない理不尽な怒りも感じていた。
更に優先度は下がるが、奥の林の中には妹の凛を内包したウタマロんが上下逆さまに引っ掛っているのだ。
つばめもつばめで、何故蘭が面識の無い (はずの)沖田を知っているのかが気にはなったが、今はそれどころでは無い。
つばめはゆっくりと立ち上がり、倒れたまま動かない沖田に手を伸ばした。
「つばめちゃん、何する気…? まさかとは思うけど…?」
蘭の問いかけに、つばめは顔を正面に見据えたままで口を開いた。
「…沖田くんがね、さっきサッカーの試合で活躍出来て凄く嬉しそうだったの… あの笑顔の為ならわたしは… わたしなんてどうせ何にも無いから…」
自虐的な笑みを見せるつばめだったが、その目に宿る光は虚ろで、まるで意思の無い人形の様だった。
「そんな… 駄目だよつばめちゃん、そんな事したら貴女の体が…」
つばめの魔法は対象の傷を治す事が出来る。しかしその代償として、つばめには対象の感じていた痛みか、或いは痛みは伴わないものの対象の怪我や病気その物がつばめに転移する事になる。
今、沖田の傷を癒やすとなると両手両足を含む多数の骨折か、体中を骨折した痛みかのどちらかがつばめを襲う事になるのだ。
つばめの紅い瞳に徐々に光が戻り始める。つばめ自身が己の成そうとしている行為の意味を理解しつつある、と言う事だろう。
「蘭ちゃん、わたしはね、沖田くんが好き。大好き… 告白して振られちゃったけど、それでも嫌いになんてなれないし…」
「つばめちゃん…」
超能力など無くても、つばめの意思は隣にいる蘭には痛い程にひしひしと伝わって来ていた。だからこそ伝えたい思いはたくさんあるのに、蘭にはそれらを口に出す事が出来なかった。
「わたしが沖田くんの怪我の方を引き継いだら、たとえ痛みが無くても傷は自然治癒に任せる事になるから何ヶ月も入院しなくちゃならなくなる… それはさすがにちょっと困るから、わたしは沖田くんの痛みを引き受ける…」
「でもそんな… 素人目にも両手両足を複雑骨折しているのがすぐ分かるのに、その痛みを引き受けるだなんて、下手したら…」
「…うん、その痛みが原因で頭がおかしくなったり、最悪ショック死しちゃうかも知れない。でも… でもね、この『想い』は痛みにビビッて投げ出す程度の物じゃ無いんだよ… だから… だから蘭ちゃんに私の覚悟を見届けて欲しいの。わたしに何かあった時の… わたしの気持ちの目撃者… 証人になって欲しいの…」
つばめはここで初めて蘭と相対する。彼女の頬を伝う涙ですら眩しくて、蘭はつばめの目を直視する事が出来なかった。
「つばめちゃん…」
まるで友人が死地に赴く様な雰囲気に、蘭も涙が溢れ出て更に言葉を詰まらせる。
「蘭ちゃんにお願い… わたしの魔法が終わったら沖田くんをどこか安全な場所に送ってあげて。もうこんな事、蘭ちゃんにしか頼めないからさ…」
つばめは沖田の傍らに膝を落とし沖田にそっと触れる。
「東京特許許可局局長…」
流暢に噛む事なく呪文を完成させるつばめ。見る見る間に歪に折れ曲がっていた沖田の手足が正常な角度に戻って行く。
それと同時につばめの体は一度ビクッと大きく痙攣して、受け身も取れずに地面に倒れ込んでしまった。
「あ… あぐっ…」
全身の痛みに声も出ない。怪我が1箇所や2箇所なら痛みに気絶してしまう事も出来たのだろうが、痛みに意識が遠のくと別の箇所の痛みが脳天に響いてくるのだ。
気絶する事すら出来ずに、痛みに地面をのたうち回るつばめ。それを見る蘭は気が気では無い。
「つばめちゃん!」
「良いから、早く… 行って…」
つばめを助け起こそうとした蘭だったが、つばめの最後の思いに応えるべく、沖田の寝ている場所に向かい彼を丸太担ぎする。
「うぅ…」
沖田も怪我が治って意識を戻しつつあるようだ。ただ、傍目に骨折は治っている様にも見えるが、内臓等にダメージがある可能性は否めない。つばめの魔法がどの程度までの重傷に効くのかは、これまで前例が無いので素人判断は出来ないのだ。
沖田を担いだ蘭は彼を駅近くの病院へと搬送するべく、来た道を戻る動きを取る。
その際、奥の林へと若干の遠回りをし、通りすがりに樹木に引っ掛かって動けなくなっているウタマロんをゴリラパワーで蹴り飛ばす。
これは沖田を傷付けた凛への意趣返しでもあり、蹴りつける事で難を逃れたウタマロんが再び自力で動ける様にとの計らいでもあった。
事実、この直後に凛は自力でウタマロんを再起動させ、見事にこの場からの脱出を成功させたのである。
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