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第十三章(最終章)
第169話 じょれす
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「ま、まろーん?」
気持ちよく暴れていたウタマロんこと増田凛の前に現れたのは変態痴女軍団… もといマジボラの魔法少女『プリティコットン』と女子レスリング同好会の『精霊戦士』、1号、2号、3号の4人である。
今まで凛がウタマロんとして戦ってきた魔法少女の中に綿子はいない。マスクを被ったハイレグビキニ軍団なら尚更である。
彼女らが何者なのかについては、マジボラ所属の綿子はまだ蘭経由で情報を入手してはいるが、女レスの3人については全く情報が無い。何より公衆の面前で裸同然の格好をして平気な態度が理解できない。戦場の霧で最も恐ろしいのは「相手の手札が分からない」点にある。
まだ交戦はおろか言葉すら交わしていないのに、凛はこの恐ろしい空間から逃げ出したくなっていた。
「とりあえずいのり先輩は土壁を作って下さい。智子先輩と奈津美先輩は左右から攻撃を」
「ちょっと、何で綿子が仕切ってるのよ? あと変装してんだから名前で呼ばないで!」
「先輩に任せてると話が進まねーからでしょ! あと先輩も『わたこ』って言ってるし!」
どうやら連携に難があるようである。攻撃の好機と見たウタマロんは司令塔と思われる綿子に狙いを定めて腕マシンガンを連射する。
「させません!」
黄色いビキニの2号が腕を振るうと、綿子の前に地面から涌き出た高さ1m程の土の壁が銃弾を受け止める。
「いのり先輩、サンキューっス!」
綿子の声にいのりは笑顔で頷き返す。その間にも2号は無作為に土壁を作成して林立させる。
「いくつか壁を作っておくからそれを使って防いで。私は怪我人の救助に向かいます」
「任せろ任せた!」
1号の返事が響いた。周囲が怪我人だらけなのもあって、土を使って怪我の治療を行えるいのりは後方で回復役を務める方が有益であろう。
「奈津美、あたしに合わせなよ!」
「あー、もう何のために変装したのか分からないじゃん…」
1号… もうええわ。智子と奈津美がウタマロんを左右から挟撃するべく動き出す。智子は炎を拳に纏い、奈津美は水を鞭の様にしならせて両手に持つ。
「きゃっ!!」
走り出していた奈津美が何も無い所で転んだ。確かに奈津美はおっとりとした娘ではあるが、ドジっ子属性では決して無いし、むしろ戦闘慣れしている。こんな場面で転ぶ様な素人では無いのだが。
「奈津美?!」
奈津美を気にしながらも智子の視線はウタマロんから動いていない。拳に炎を纏わらせつつ、対久子戦で使った肘ファイアブーストも兼用してウタマロんを殴打する。
本気の智子の攻撃は、速度も重さも久子戦の何倍も上だ。加えて熱を帯びた拳撃の連打にさすがのウタマロんも怯む。しかし外装を焦がすだけでダメージらしいダメージはウタマロんには通らない。
一方の奈津美も何者かに脚を掴まれて倒れた気がするのだが、その相手の姿が見えない。牽制で周囲に水鞭を振り回してみたもののヒットは無し。
そうこうしている間に今度は顔面を生肉の塊の様な物で殴られた。だが変わらずその姿は見えない。
「ちょっと、女の顔に何してくれてんの?!」
攻撃してきたと思しき方角へ水鞭を向ける奈津美だが、その反撃も空振りに終わる。
『相手は透明…? それとも別のカラクリ…?』
目に見えない相手を確認する為に、奈津美は目を閉じ己の視界を封じる。
『心の目で見ろ』的な話ではない。奈津美は水を操る能力者だ。目を閉じる事で彼女の視界には液体の流れが見えるようになる。それは地面から立ち昇る水蒸気、機械の油圧、そして生物の血流……。
「見つけた!」
液体の流れ、線の集まりだけで描かれる不思議な光景の中で、奈津美は物陰に潜む『目に見えない』怪人を発見する。
すかさず水鞭でその怪人を捕縛し、空に打ち上げる。
「智子っ! パスっ!」
そのままウタマロんを殴り続けている智子に向けて謎の怪人が放り投げられた。
「はぁっ?!」
面食らったのは智子であるが、こちらに飛んでくる物体は微妙に輪郭がズレていて、『そこに何か在る』事は智子にも容易に視認できた。
恐らく件の透明怪人は完全に透明なのではなく、カメレオンの様に保護色的なステルス機能で隠れていただけなのだろう。
「くっ、おうりゃっ、しょーりゅーけーん!!」
智子は体勢を崩しながらも一度屈むと、体を捻りながら右拳を突き上げつつ上空へとジャンプする。
智子の鉄拳は見事に怪人にヒットし、智子の拳から放たれた炎はあっという間に怪人を焼き焦がした。
「へへっ、燃えたろ…?」
何か色々混ざってはいるが、智子の(文字通り)火力は凄まじく、ウタマロんに随行していたカメレオン怪人は、奈津美に生理的な嫌悪感を抱かせるベロパンチを放ったくらいの出番しか見せられずに退場した。
残るはウタマロんのみであるが、防御に特化したウタマロんはたとえ三方から同時に攻撃を受けたとしても、その鉄壁ぶりは変わらない。その証拠に今しがた怪人を焼き尽くした智子の炎攻撃を受けても、ウタマロんにはダメージらしいダメージが通っていないのだ。
「あいつヤケに硬いよ。どうする奈津美?」
いのりの作った遮蔽物でマシンガンから身を守りつつ作戦会議を行う。
「ちょっと待って… ウタマロんの中には血流がある… 人がいるよ。どうにかして中の人間を直接攻撃出来れば…」
「先輩たち、あいつの動きを5秒止めてもらえたりしますか?」
今まで壁の後ろでずっと機会を伺っていた綿子が会議に参加する。
「5秒…? 結構シビアだけどやってみるわ。智子も良い?」
「ああもう分かったわよ! 部長はあたしなのに!」
不満を垂らしながらも壁から出てウタマロんへと走り寄る智子。当初の予定通り智子と奈津美で左右に分かれてウタマロんを挟撃すべく展開する。
奈津美の水鞭がウタマロんの左腕を絡め取って動きを封じる。ウタマロんの空いた右腕は智子を向いて凶弾を連射するが、炎を纏った智子の拳がその悉くを迎撃した。
それどころか智子の放った一筋の炎がウタマロんの銃口に入り込み、その熱で中の弾薬を誘爆させた。
驚いたのは凛である。鉄壁のはずのウタマロんの右腕が爆発し、装甲が吹き飛んだ。凛の右腕も軽い火傷を負っている。しかし驚いたのはそこではない。
「ウタマロんは邪魔具のおかげで魔法が効かないはずなのに、なんでこいつらの水とか火とかは効いてくるのさ?!」
考える間もなく背後に何者かの気配を感じた。振り向こうとするウタマロんに聞こえたのは、この場にそぐわない素っ頓狂な言葉だった。
「きゃりーぱみゅぱみゅ、きゃりーぱみゅぱみゅ、きゃりーぱみゅぱみゅ!」
言葉が終わると同時に凛は体に激しい衝撃を受けた。綿子の『振動』の能力はウタマロんの外装を素通りして、直接中の凛を襲ったのである。
実はウタマロんの邪魔具はウタマロん『本体』のみを防護する様に造られており、中の凛は魔法に対して無防備であった。これは繁蔵がウタマロんの防御に絶対的な自信があったからこその処置であったのだが、今回はそれが裏目に出た形になる。
急激な振動で脳震盪を起こした凛はそのまま意識を失う。凛の異常を察知し自動的に非常退避モードに入ったウタマロんは、その場でジェットを吹き出し虚空へと飛び去っていった。
「勝った… の…?」
空を見上げた智子の呟きはやがて起こった周囲の歓声に飲まれて掻き消えてしまったが、綿子の右手に巻かれた変態バンドには感謝のエナジーの光がいつまでも灯っていた。
気持ちよく暴れていたウタマロんこと増田凛の前に現れたのは変態痴女軍団… もといマジボラの魔法少女『プリティコットン』と女子レスリング同好会の『精霊戦士』、1号、2号、3号の4人である。
今まで凛がウタマロんとして戦ってきた魔法少女の中に綿子はいない。マスクを被ったハイレグビキニ軍団なら尚更である。
彼女らが何者なのかについては、マジボラ所属の綿子はまだ蘭経由で情報を入手してはいるが、女レスの3人については全く情報が無い。何より公衆の面前で裸同然の格好をして平気な態度が理解できない。戦場の霧で最も恐ろしいのは「相手の手札が分からない」点にある。
まだ交戦はおろか言葉すら交わしていないのに、凛はこの恐ろしい空間から逃げ出したくなっていた。
「とりあえずいのり先輩は土壁を作って下さい。智子先輩と奈津美先輩は左右から攻撃を」
「ちょっと、何で綿子が仕切ってるのよ? あと変装してんだから名前で呼ばないで!」
「先輩に任せてると話が進まねーからでしょ! あと先輩も『わたこ』って言ってるし!」
どうやら連携に難があるようである。攻撃の好機と見たウタマロんは司令塔と思われる綿子に狙いを定めて腕マシンガンを連射する。
「させません!」
黄色いビキニの2号が腕を振るうと、綿子の前に地面から涌き出た高さ1m程の土の壁が銃弾を受け止める。
「いのり先輩、サンキューっス!」
綿子の声にいのりは笑顔で頷き返す。その間にも2号は無作為に土壁を作成して林立させる。
「いくつか壁を作っておくからそれを使って防いで。私は怪我人の救助に向かいます」
「任せろ任せた!」
1号の返事が響いた。周囲が怪我人だらけなのもあって、土を使って怪我の治療を行えるいのりは後方で回復役を務める方が有益であろう。
「奈津美、あたしに合わせなよ!」
「あー、もう何のために変装したのか分からないじゃん…」
1号… もうええわ。智子と奈津美がウタマロんを左右から挟撃するべく動き出す。智子は炎を拳に纏い、奈津美は水を鞭の様にしならせて両手に持つ。
「きゃっ!!」
走り出していた奈津美が何も無い所で転んだ。確かに奈津美はおっとりとした娘ではあるが、ドジっ子属性では決して無いし、むしろ戦闘慣れしている。こんな場面で転ぶ様な素人では無いのだが。
「奈津美?!」
奈津美を気にしながらも智子の視線はウタマロんから動いていない。拳に炎を纏わらせつつ、対久子戦で使った肘ファイアブーストも兼用してウタマロんを殴打する。
本気の智子の攻撃は、速度も重さも久子戦の何倍も上だ。加えて熱を帯びた拳撃の連打にさすがのウタマロんも怯む。しかし外装を焦がすだけでダメージらしいダメージはウタマロんには通らない。
一方の奈津美も何者かに脚を掴まれて倒れた気がするのだが、その相手の姿が見えない。牽制で周囲に水鞭を振り回してみたもののヒットは無し。
そうこうしている間に今度は顔面を生肉の塊の様な物で殴られた。だが変わらずその姿は見えない。
「ちょっと、女の顔に何してくれてんの?!」
攻撃してきたと思しき方角へ水鞭を向ける奈津美だが、その反撃も空振りに終わる。
『相手は透明…? それとも別のカラクリ…?』
目に見えない相手を確認する為に、奈津美は目を閉じ己の視界を封じる。
『心の目で見ろ』的な話ではない。奈津美は水を操る能力者だ。目を閉じる事で彼女の視界には液体の流れが見えるようになる。それは地面から立ち昇る水蒸気、機械の油圧、そして生物の血流……。
「見つけた!」
液体の流れ、線の集まりだけで描かれる不思議な光景の中で、奈津美は物陰に潜む『目に見えない』怪人を発見する。
すかさず水鞭でその怪人を捕縛し、空に打ち上げる。
「智子っ! パスっ!」
そのままウタマロんを殴り続けている智子に向けて謎の怪人が放り投げられた。
「はぁっ?!」
面食らったのは智子であるが、こちらに飛んでくる物体は微妙に輪郭がズレていて、『そこに何か在る』事は智子にも容易に視認できた。
恐らく件の透明怪人は完全に透明なのではなく、カメレオンの様に保護色的なステルス機能で隠れていただけなのだろう。
「くっ、おうりゃっ、しょーりゅーけーん!!」
智子は体勢を崩しながらも一度屈むと、体を捻りながら右拳を突き上げつつ上空へとジャンプする。
智子の鉄拳は見事に怪人にヒットし、智子の拳から放たれた炎はあっという間に怪人を焼き焦がした。
「へへっ、燃えたろ…?」
何か色々混ざってはいるが、智子の(文字通り)火力は凄まじく、ウタマロんに随行していたカメレオン怪人は、奈津美に生理的な嫌悪感を抱かせるベロパンチを放ったくらいの出番しか見せられずに退場した。
残るはウタマロんのみであるが、防御に特化したウタマロんはたとえ三方から同時に攻撃を受けたとしても、その鉄壁ぶりは変わらない。その証拠に今しがた怪人を焼き尽くした智子の炎攻撃を受けても、ウタマロんにはダメージらしいダメージが通っていないのだ。
「あいつヤケに硬いよ。どうする奈津美?」
いのりの作った遮蔽物でマシンガンから身を守りつつ作戦会議を行う。
「ちょっと待って… ウタマロんの中には血流がある… 人がいるよ。どうにかして中の人間を直接攻撃出来れば…」
「先輩たち、あいつの動きを5秒止めてもらえたりしますか?」
今まで壁の後ろでずっと機会を伺っていた綿子が会議に参加する。
「5秒…? 結構シビアだけどやってみるわ。智子も良い?」
「ああもう分かったわよ! 部長はあたしなのに!」
不満を垂らしながらも壁から出てウタマロんへと走り寄る智子。当初の予定通り智子と奈津美で左右に分かれてウタマロんを挟撃すべく展開する。
奈津美の水鞭がウタマロんの左腕を絡め取って動きを封じる。ウタマロんの空いた右腕は智子を向いて凶弾を連射するが、炎を纏った智子の拳がその悉くを迎撃した。
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驚いたのは凛である。鉄壁のはずのウタマロんの右腕が爆発し、装甲が吹き飛んだ。凛の右腕も軽い火傷を負っている。しかし驚いたのはそこではない。
「ウタマロんは邪魔具のおかげで魔法が効かないはずなのに、なんでこいつらの水とか火とかは効いてくるのさ?!」
考える間もなく背後に何者かの気配を感じた。振り向こうとするウタマロんに聞こえたのは、この場にそぐわない素っ頓狂な言葉だった。
「きゃりーぱみゅぱみゅ、きゃりーぱみゅぱみゅ、きゃりーぱみゅぱみゅ!」
言葉が終わると同時に凛は体に激しい衝撃を受けた。綿子の『振動』の能力はウタマロんの外装を素通りして、直接中の凛を襲ったのである。
実はウタマロんの邪魔具はウタマロん『本体』のみを防護する様に造られており、中の凛は魔法に対して無防備であった。これは繁蔵がウタマロんの防御に絶対的な自信があったからこその処置であったのだが、今回はそれが裏目に出た形になる。
急激な振動で脳震盪を起こした凛はそのまま意識を失う。凛の異常を察知し自動的に非常退避モードに入ったウタマロんは、その場でジェットを吹き出し虚空へと飛び去っていった。
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