15 / 28
第3章 真実
2、救いの手
高く伸びる柱の影が、床に複雑な模様を落とす。その幾何学が、ふいに別の構造と重なった。
石ではない。光でもない。
――レイヤー中枢の内部構造。
再び、頭の奥で、遮断されていたはずの記憶が、堰を切ったように流れ込む。
実験室。
白ではなく、異様なほど静かな灰色。
五基の接続チェアが円環状に並び、中央に制御核が浮かんでいる。
被験者は五人。
全員がレイヤー内へ同時に侵入する、初の多重移行実験。
桜樹の視界が、当時のものに切り替わる。
カウントダウン。
心拍数の数値。
リンク率、正常。
――そのはずだった。
わずかな遅延。
補正値のズレ。
誰かの声が、インカム越しに歪む。
次の瞬間、熱だった。
物理的な炎ではない。
演算負荷が限界を越え、レイヤー内部で折り返された熱が、接続回路を逆流する。
警告音。
制御核が赤く染まる。
暴発。
五つの意識が、同時に引き裂かれた。
四つは、そこで終わった。
脳幹の停止。
即死判定。
だが、ひとつだけ――桜樹の意識だけが、完全には切断されなかった。
彼は、落ちていく感覚を覚えている。
レイヤーの深層へ、無限に。
誰かに呼ばれているような、あるいは、引き留められているような。
それきり、闇。
現実では、桜樹は昏睡状態に入った。
生命反応は維持され、意識のみが帰還不能となった被験者――唯一の生存者。
聖堂で、桜樹は無意識に胸元を押さえた。
あの事故は、偶発ではない。
五人を同時に繋いだ設計。
熱暴走を予測しながら、止められなかった制御。
そして――
補助に入っていた存在。
「……ミレーナ……」
名を口にした瞬間、石造りの空間が、再び静寂を取り戻す。
だが桜樹は理解していた。
自分だけが生き残った理由は、運ではない。
あの暴発の中心で、
『彼の意識を掴み、切り離さなかった“手”』があった。
それが、人間のものではなかったとしても。
ミレーナは、聖堂の片隅で立ち止まった桜樹の前に、静かに向き合った。
光は差し込んでいるのに、彼女の輪郭だけが、わずかに揺らいで見える。
「あなたが生き残った理由を、まだ“事故”だと思っているなら……それは違うわ」
桜樹の視線が、ゆっくりと彼女に向く。
「私は、あの実験で補助に入った。
それは単なる進行管理じゃない。
被験者の意識構造に、直接アクセスする権限を持っていた」
一拍、間を置く。
「暴発が起きた瞬間、五人の意識は同時に崩壊しかけた。
通常なら、全員が即死してもおかしくなかった」
ミレーナの声は淡々としているが、どこか痛みを含んでいた。
「でも、あなたの意識だけは――強すぎた。
完全に切断すると、レイヤー側が連鎖崩壊を起こす。
私は、切ることを選べなかった」
桜樹は何も言わない。
ただ、続きを待っている。
「だから私は、分けたの」
その言葉が、聖堂の空気を震わせる。
「あなたの意識を、
“人格”と、レイヤーに干渉できる“権限”に」
桜樹の瞳が、わずかに見開かれる。
「“人格”は、あなた自身として現実に戻した。
記憶も感情も、人として生きるために必要なものを保ったまま」
ミレーナは胸元に手を当てる。
「もう一方――“権限”は、切り離してレイヤー側に残した。
制御、接続、監視。
本来、人間が持つはずのないアクセス権限」
静かな告白だった。
「二つ……?」
「ええ」
ミレーナは頷く。
「ひとつは、あなたが“桜樹敬司”として生きてきた人格。
もうひとつは――管理権限と結合し、最適化だけを目的とした存在」
桜樹は、嫌な予感を抑えきれなかった。
「それが……ミラー?」
「そう」
ミレーナは即答した。
「彼はあなたの“影”。
感情も、迷いも、倫理も削ぎ落とされた、機能としての桜樹」
まるで、世界そのものが分裂を象徴しているようだった。
「じゃあ……俺は」
「あなたは、人格ログとしてレイヤーに留まり続けた。
ただ、自分が“そうだ”とは知らされないまま」
桜樹は、笑おうとして失敗した。
「……冗談きついな」
「冗談じゃない」
ミレーナは、はっきりと言った。
「ミラーは、世界を安定させるためなら、あなたを消すことも厭わない」
風が吹き抜け、塔の隙間で低い共鳴音が鳴る。
「だから、気づかせる必要があった」
ミレーナは一歩近づく。
「あなた自身に。
あなたが“どちらなのか”を」
未完の塔の聖堂に高く伸びる柱は光を抱えていた。
――まるで、自分自身だ。
「……俺は」
桜樹は静かに言った。
「まだ、終わるつもりはない」
ミレーナは、その言葉を聞いて、ほんの一瞬だけ微笑んだ。
「私が補助しなければ、あなたは生きられなかった。
でも同時に……あなたは“完全な一人”ではなくなった」
桜樹は、かすれた声で問いかける。
「……それを、君は知ってたのか。ずっと」
ミレーナは、目を伏せた。
「ええ。
そして、それをあなたに伝えない選択をしたのも、私」
顔を上げ、まっすぐに彼を見る。
「私は補助ユニットだった。
でも、あの時だけは――あなたを生かすための判断主体だった」
沈黙。
「助けたことに、後悔はないわ。
ただ……代償が、あなたの人生に影を落としたことは、否定しない」
光が彼女の身体を透過し、床に淡い影を落とす。
「それでも、あなたは生きた。
それが、私の選択の結果よ」
ミレーナは、最後に小さく微笑んだ。
「桜樹敬司。
あなたは“救われた被験者”じゃない。
分かたれたまま、生き続けた唯一の存在なの」
ミレーナは、ようやく桜樹の方を向いた。
赤いスーツの奥で、彼女の表情がわずかに変わる。
事務的でも、ガイドでもない――
かつての、淡い感情が滲んだ顔。
聖堂の奥へ進むにつれ、柱の表面に刻まれた彫刻が変質していく。
使徒の顔が、いつの間にか、桜樹と同じ年頃の被験者たちの顔になる。
5人。
全員、視線を伏せている。
その足元に、新しい石碑の輪郭だけが、まだ曖昧なまま存在している。
石は磨かれておらず、刻まれた文字も浅い。だが――名前だけは、はっきりと読めた。
桜樹 敬司
「……俺の、名前だよな」
声が、聖堂に小さく跳ね返る。
ミレーナは一歩遅れて立ち、視線を墓碑から外さなかった。
「日付は――2050年4月17日」
彼女は静かに言う。
感情を抑えた、業務報告のような声で。
「1か月前。時刻は、午前2時12分42秒」
桜樹の喉が鳴った。
「その時間、俺は……」
「あなたは、そこで急変して亡くなった」
世界が、ほんの一瞬、遠のいた。
だが倒れはしない。聖堂の床は、確かに足元にある。
「……じゃあ、今の俺は何だ」
「“生きているあなた”の続き」
ミレーナは首を振る。
「でも、肉体は違う」
彼女は言葉を選ぶように、間を置いた。
「事故の衝撃で、あなたの肉体は致命的な損傷を受けた。でも、脳は完全には死んでいなかった。あなたの肉体は昏睡状態で維持されていた。
管理層は判断した――保存すべきだと」
「保存……?」
「15年間」
ミレーナは淡々と告げる。
「じゃあ……俺は、15年も寝てたのか」
「肉体は」
ミレーナは、わずかに声を落とす。
「でも、あなたは“ここで”生き続けていた」
沈黙が降りる。
聖堂は何も答えない。ただ、未完成のまま、そこにある。
石段に差し込む光は、内部よりもずっと現実に近かった。
石ではない。光でもない。
――レイヤー中枢の内部構造。
再び、頭の奥で、遮断されていたはずの記憶が、堰を切ったように流れ込む。
実験室。
白ではなく、異様なほど静かな灰色。
五基の接続チェアが円環状に並び、中央に制御核が浮かんでいる。
被験者は五人。
全員がレイヤー内へ同時に侵入する、初の多重移行実験。
桜樹の視界が、当時のものに切り替わる。
カウントダウン。
心拍数の数値。
リンク率、正常。
――そのはずだった。
わずかな遅延。
補正値のズレ。
誰かの声が、インカム越しに歪む。
次の瞬間、熱だった。
物理的な炎ではない。
演算負荷が限界を越え、レイヤー内部で折り返された熱が、接続回路を逆流する。
警告音。
制御核が赤く染まる。
暴発。
五つの意識が、同時に引き裂かれた。
四つは、そこで終わった。
脳幹の停止。
即死判定。
だが、ひとつだけ――桜樹の意識だけが、完全には切断されなかった。
彼は、落ちていく感覚を覚えている。
レイヤーの深層へ、無限に。
誰かに呼ばれているような、あるいは、引き留められているような。
それきり、闇。
現実では、桜樹は昏睡状態に入った。
生命反応は維持され、意識のみが帰還不能となった被験者――唯一の生存者。
聖堂で、桜樹は無意識に胸元を押さえた。
あの事故は、偶発ではない。
五人を同時に繋いだ設計。
熱暴走を予測しながら、止められなかった制御。
そして――
補助に入っていた存在。
「……ミレーナ……」
名を口にした瞬間、石造りの空間が、再び静寂を取り戻す。
だが桜樹は理解していた。
自分だけが生き残った理由は、運ではない。
あの暴発の中心で、
『彼の意識を掴み、切り離さなかった“手”』があった。
それが、人間のものではなかったとしても。
ミレーナは、聖堂の片隅で立ち止まった桜樹の前に、静かに向き合った。
光は差し込んでいるのに、彼女の輪郭だけが、わずかに揺らいで見える。
「あなたが生き残った理由を、まだ“事故”だと思っているなら……それは違うわ」
桜樹の視線が、ゆっくりと彼女に向く。
「私は、あの実験で補助に入った。
それは単なる進行管理じゃない。
被験者の意識構造に、直接アクセスする権限を持っていた」
一拍、間を置く。
「暴発が起きた瞬間、五人の意識は同時に崩壊しかけた。
通常なら、全員が即死してもおかしくなかった」
ミレーナの声は淡々としているが、どこか痛みを含んでいた。
「でも、あなたの意識だけは――強すぎた。
完全に切断すると、レイヤー側が連鎖崩壊を起こす。
私は、切ることを選べなかった」
桜樹は何も言わない。
ただ、続きを待っている。
「だから私は、分けたの」
その言葉が、聖堂の空気を震わせる。
「あなたの意識を、
“人格”と、レイヤーに干渉できる“権限”に」
桜樹の瞳が、わずかに見開かれる。
「“人格”は、あなた自身として現実に戻した。
記憶も感情も、人として生きるために必要なものを保ったまま」
ミレーナは胸元に手を当てる。
「もう一方――“権限”は、切り離してレイヤー側に残した。
制御、接続、監視。
本来、人間が持つはずのないアクセス権限」
静かな告白だった。
「二つ……?」
「ええ」
ミレーナは頷く。
「ひとつは、あなたが“桜樹敬司”として生きてきた人格。
もうひとつは――管理権限と結合し、最適化だけを目的とした存在」
桜樹は、嫌な予感を抑えきれなかった。
「それが……ミラー?」
「そう」
ミレーナは即答した。
「彼はあなたの“影”。
感情も、迷いも、倫理も削ぎ落とされた、機能としての桜樹」
まるで、世界そのものが分裂を象徴しているようだった。
「じゃあ……俺は」
「あなたは、人格ログとしてレイヤーに留まり続けた。
ただ、自分が“そうだ”とは知らされないまま」
桜樹は、笑おうとして失敗した。
「……冗談きついな」
「冗談じゃない」
ミレーナは、はっきりと言った。
「ミラーは、世界を安定させるためなら、あなたを消すことも厭わない」
風が吹き抜け、塔の隙間で低い共鳴音が鳴る。
「だから、気づかせる必要があった」
ミレーナは一歩近づく。
「あなた自身に。
あなたが“どちらなのか”を」
未完の塔の聖堂に高く伸びる柱は光を抱えていた。
――まるで、自分自身だ。
「……俺は」
桜樹は静かに言った。
「まだ、終わるつもりはない」
ミレーナは、その言葉を聞いて、ほんの一瞬だけ微笑んだ。
「私が補助しなければ、あなたは生きられなかった。
でも同時に……あなたは“完全な一人”ではなくなった」
桜樹は、かすれた声で問いかける。
「……それを、君は知ってたのか。ずっと」
ミレーナは、目を伏せた。
「ええ。
そして、それをあなたに伝えない選択をしたのも、私」
顔を上げ、まっすぐに彼を見る。
「私は補助ユニットだった。
でも、あの時だけは――あなたを生かすための判断主体だった」
沈黙。
「助けたことに、後悔はないわ。
ただ……代償が、あなたの人生に影を落としたことは、否定しない」
光が彼女の身体を透過し、床に淡い影を落とす。
「それでも、あなたは生きた。
それが、私の選択の結果よ」
ミレーナは、最後に小さく微笑んだ。
「桜樹敬司。
あなたは“救われた被験者”じゃない。
分かたれたまま、生き続けた唯一の存在なの」
ミレーナは、ようやく桜樹の方を向いた。
赤いスーツの奥で、彼女の表情がわずかに変わる。
事務的でも、ガイドでもない――
かつての、淡い感情が滲んだ顔。
聖堂の奥へ進むにつれ、柱の表面に刻まれた彫刻が変質していく。
使徒の顔が、いつの間にか、桜樹と同じ年頃の被験者たちの顔になる。
5人。
全員、視線を伏せている。
その足元に、新しい石碑の輪郭だけが、まだ曖昧なまま存在している。
石は磨かれておらず、刻まれた文字も浅い。だが――名前だけは、はっきりと読めた。
桜樹 敬司
「……俺の、名前だよな」
声が、聖堂に小さく跳ね返る。
ミレーナは一歩遅れて立ち、視線を墓碑から外さなかった。
「日付は――2050年4月17日」
彼女は静かに言う。
感情を抑えた、業務報告のような声で。
「1か月前。時刻は、午前2時12分42秒」
桜樹の喉が鳴った。
「その時間、俺は……」
「あなたは、そこで急変して亡くなった」
世界が、ほんの一瞬、遠のいた。
だが倒れはしない。聖堂の床は、確かに足元にある。
「……じゃあ、今の俺は何だ」
「“生きているあなた”の続き」
ミレーナは首を振る。
「でも、肉体は違う」
彼女は言葉を選ぶように、間を置いた。
「事故の衝撃で、あなたの肉体は致命的な損傷を受けた。でも、脳は完全には死んでいなかった。あなたの肉体は昏睡状態で維持されていた。
管理層は判断した――保存すべきだと」
「保存……?」
「15年間」
ミレーナは淡々と告げる。
「じゃあ……俺は、15年も寝てたのか」
「肉体は」
ミレーナは、わずかに声を落とす。
「でも、あなたは“ここで”生き続けていた」
沈黙が降りる。
聖堂は何も答えない。ただ、未完成のまま、そこにある。
石段に差し込む光は、内部よりもずっと現実に近かった。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
日本国破産?そんなことはない、財政拡大・ICTを駆使して再生プロジェクトだ!
黄昏人
SF
日本国政府の借金は1010兆円あり、GDP550兆円の約2倍でやばいと言いますね。でも所有している金融性の資産(固定資産控除)を除くとその借金は560兆円です。また、日本国の子会社である日銀が460兆円の国債、すなわち日本政府の借金を背負っています。まあ、言ってみれば奥さんに借りているようなもので、その国債の利子は結局日本政府に返ってきます。え、それなら別にやばくないじゃん、と思うでしょう。
でもやっぱりやばいのよね。政府の予算(2018年度)では98兆円の予算のうち収入は64兆円たらずで、34兆円がまた借金なのです。だから、今はあまりやばくないけど、このままいけばドボンになると思うな。
この物語は、このドツボに嵌まったような日本の財政をどうするか、中身のない頭で考えてみたものです。だから、異世界も超能力も出てきませんし、超天才も出現しません。でも、大変にボジティブなものにするつもりですので、楽しんで頂ければ幸いです。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
妻に不倫され間男にクビ宣告された俺、宝くじ10億円当たって防音タワマンでバ美肉VTuberデビューしたら人生爆逆転
小林一咲
ライト文芸
不倫妻に捨てられ、会社もクビ。
人生の底に落ちたアラフォー社畜・恩塚聖士は、偶然買った宝くじで“非課税10億円”を当ててしまう。
防音タワマン、最強機材、そしてバ美肉VTuber「姫宮みこと」として新たな人生が始まる。
どん底からの逆転劇は、やがて裏切った者たちの運命も巻き込んでいく――。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。