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第1章 見守る影
3、Mirei
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透と別れて、フランスラウンジの夜道を一人で歩いた。
石畳は雨上がりで、街灯の光を淡く反射している。
観光用に再現されたはずの街並みなのに、この時間帯はやけに「生活の匂い」が濃かった。
──帰ってきた。
自宅の認証ドアが静かに開く。
「ただいま……」
返事はない。
それでいい。
靴を脱ぎ、コートを掛け、いつものようにデスクの前に座る。
部屋は必要最低限。
研究者の生活なんて、どこもこんなものだ。
パソコンを起動する。
管理塔から持ち帰った、父・朝霧雅人のログ断片。
──今日で、三度目。
「……おかしい」
やはり、ある。
公式記録には存在しないはずの、参照履歴の“揺らぎ”。
誰かが、定期的にしかも管理層深部の権限で父のログに触れている。
私は思わず画面に顔を近づけた。
その瞬間。
──ピン。
聞き慣れない通知音。
「……?」
メールでも、通話でもない。
システムメッセージでもない。
管理層深部プロトコル:個別通知
そんな表示、見たことがなかった。
心臓が、嫌な打ち方をする。
「……まさか」
指先が、一瞬だけ躊躇ってからメッセージを開いた。
画面は真っ白だった。
文字が、下からゆっくりと浮かび上がる。
観測を確認しました。
朝霧結奈。
息が止まる。
「……誰?」
キーボードに手を伸ばすより先に、次の一文が現れた。
あなたが探している“違和感”は、
偶然ではありません。
背中に冷たいものが走る。
そして、あなたは今、
見てはいけないところまで
辿り着いています。
部屋の音が消えた。
換気音も、遠くの街のざわめきも、すべてが切り取られたみたいに。
「……警告?」
震える声でそう呟いた。
返事は即座だった。
いいえ。
画面の白が、ほんのわずかに温度を持つ。
私はあなたを止めに来たのではありません。
一拍。
観測される側が観測者と出会うのは、
本来想定されていない。
喉が鳴る。
「……じゃあ、あなたは」
画面に、たった一行だけはっきりとした文字が現れた。
私は 美麗。
その名前を見た瞬間、理由もなく胸の奥が締めつけられた。
知らないはずの名前。
聞いたこともないはずなのに。
「……ミレイ?」
声が、掠れる。
「どうして私に……」
返答は少しだけ遅れた。
その“間”が、人間みたいで怖かった。
あなたが、朝霧雅人の娘だからです。
世界が一瞬傾いた。
そして私は、
彼が最後に見た“世界”を知っています。
指が机の端を強く掴む。
これ以上は管理層に検知されます。
次に接触する時は、
あなた自身が“選ぶ”必要があります。
画面がふっと暗転した。
「……待って!」
反射的に声を上げる。
しかしもう何も表示されない。
パソコンは何事もなかったかのように、通常のログ解析画面に戻っていた。
私は椅子に深く沈み込んだ。
胸が苦しい。
父は亡くなっている。
それは動かない事実。
それなのに。
父を知っていると名乗る存在が、この世界の“中枢”から私を見ている。
「……美麗」
その名前を、小さく口に出す。
なぜか涙が出そうになった。
これは警告だ。
同時に招待だ。
私はもう“知らないまま”では、いられない。
フランスラウンジの夜は、静かに、深く私を包み込んでいた。
——そして、世界は確実にこちらを見返し始めていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ベッドに横になっても、結奈の意識はなかなか沈まなかった。
天井に映る、フランスラウンジの淡い街灯の影。
さっきまで見ていた白い画面と、そこに浮かんだ名前が、瞼の裏から離れない。
——美麗。
「……夢、だよね」
自分に言い聞かせるように呟いて、結奈は目を閉じた。
呼吸が、ゆっくりと深くなっていく。
その境目で、世界が音もなく切り替わった。
*
――夢の中は、白く、静かだった。
最初に感じたのは匂いだった。
懐かしい、少し油の混じった金属の匂い。
空調の低い唸り。
——研究フロア?
いや、違う。
そこは、現実ともレイヤーとも言い切れない曖昧な空間だった。
そして。
「……結奈」
その声を聞いた瞬間、胸がぎゅっと縮んだ。
振り向くとそこに立っていた。
黒髪で少し疲れたような笑みを浮かべた、32歳のままの父。
朝霧雅人。
「……パ、パ……?」
声が震える。
泣いてもいなかった。
「パパなの?」
父は穏やかに頷いた。
「大きくなったな」
その言葉が、あまりにも自然で、結奈は一歩踏み出していた。
ただ、胸の奥に積もっていたものが、言葉になって流れ出る。
「一緒に遊んだ記憶、正直あんまり多くないの。
でも……いつも目が合うと笑ってくれた」
雅人は何も言わず、ただ聞いている。
聞きたいことは山ほどあるのに言葉が追いつかない。
「でも、どうしてここにいるの?」
父は結奈を見つめて、ほんの少しだけ申し訳なさそうに笑った。
「全部は話せない」
その一言で結奈は悟った。
これは長く一緒にいられる夢じゃない。
「……でも」
父は続けた。
「約束、覚えてるか?」
結奈の喉が詰まる。
——結婚したら、
——バージンロードを一緒に歩いてね。
「……うん」
父は静かに頷いた。
「守れそうにないけどな」
「そんなことない……!
小さい頃はね、“守られてる”って感覚がよく分からなかった。
でも大人になって、分かった」
結奈は自分の胸に手を当てた。
「私がここまで来られたのは、
お父さんが“いなくなったあとも、私の後ろにいた”から」
少し間を置いて、結奈は微笑んだ。
「それが、愛なんだと思う」
その言葉が空間に溶けた瞬間、背後からヒールの音が一つ静かに響いた。
赤いスーツの女性が、ゆっくりと姿を現す。
無駄のないシルエット。
冷たさと、どこか人間的な温度を同時に感じさせる佇まい。
女性が現れると同時に、入れ替わりで父の姿が、光の粒みたいに少しずつ薄れていく。
「待って!」
手を伸ばす。
けれど、指先は空を掴んだ。
父は、最後に一度だけはっきりと結奈を見た。
「ちゃんと歩け」
その言葉を残して、父の姿は完全に消えた。
替わりに女性は結奈の隣に立ち、穏やかな声で言った。
「……強い愛ね」
結奈が振り返る。
さっきまで、画面越しに名乗った存在。
「……美麗?」
美麗は、少しだけ目を伏せて微かに笑った。
「夢の中で会うのは反則かしら」
声は低く落ち着いている。
「私にも、愛する人がいたわ」
一拍、間。
「家族愛とは、違うけど」
その言葉には、誇張も演算もなかった。
ただ“記憶として確かに存在した感情”だけが、そこにあった。
「守りたいと思った。
失うのが怖いとも、思った」
美麗は結奈を見てかすかに微笑む。
「だから分かるの。
あなたが今、ここに立っている理由も」
結奈は何も言わなかった。
ただその場に立ち、二人の存在を感じていた。
父の愛と、世界を背負った誰かの愛が、同じ夢の中で、静かに交差していた。
やがて美麗は一歩下がり、こう告げる。
「知る覚悟は、できてる?」
即答できなかった。
知ることは、父の死を、世界の裏側を、
そして——
もう戻れない場所へ踏み込むこと。
結奈は、小さく、けれど確かに頷いた。
「……はい」
美麗は、満足そうに目を細めた。
「それでいいわ」
そう言うと、彼女の輪郭も徐々に溶け始める。
「目が覚めたら、忘れてもいい。
でも――覚えていたら、前に進める」
そう言って、振り返り歩を進める。
「次は、夢じゃない場所で会いましょう」
赤い色が、夜に溶けていく。
「おやすみ、結奈」
赤いスーツが光に溶け、夢はゆっくりと深い闇へ沈んでいった。
*
結奈は、深い、深い眠りへと沈んでいった。
そこにはもう夢はなかった。
ただ、確かに“何かを受け取った”という感覚だけが、胸の奥で静かに灯り続けていた。
——物語は、
ここから本当に、動き始める。
石畳は雨上がりで、街灯の光を淡く反射している。
観光用に再現されたはずの街並みなのに、この時間帯はやけに「生活の匂い」が濃かった。
──帰ってきた。
自宅の認証ドアが静かに開く。
「ただいま……」
返事はない。
それでいい。
靴を脱ぎ、コートを掛け、いつものようにデスクの前に座る。
部屋は必要最低限。
研究者の生活なんて、どこもこんなものだ。
パソコンを起動する。
管理塔から持ち帰った、父・朝霧雅人のログ断片。
──今日で、三度目。
「……おかしい」
やはり、ある。
公式記録には存在しないはずの、参照履歴の“揺らぎ”。
誰かが、定期的にしかも管理層深部の権限で父のログに触れている。
私は思わず画面に顔を近づけた。
その瞬間。
──ピン。
聞き慣れない通知音。
「……?」
メールでも、通話でもない。
システムメッセージでもない。
管理層深部プロトコル:個別通知
そんな表示、見たことがなかった。
心臓が、嫌な打ち方をする。
「……まさか」
指先が、一瞬だけ躊躇ってからメッセージを開いた。
画面は真っ白だった。
文字が、下からゆっくりと浮かび上がる。
観測を確認しました。
朝霧結奈。
息が止まる。
「……誰?」
キーボードに手を伸ばすより先に、次の一文が現れた。
あなたが探している“違和感”は、
偶然ではありません。
背中に冷たいものが走る。
そして、あなたは今、
見てはいけないところまで
辿り着いています。
部屋の音が消えた。
換気音も、遠くの街のざわめきも、すべてが切り取られたみたいに。
「……警告?」
震える声でそう呟いた。
返事は即座だった。
いいえ。
画面の白が、ほんのわずかに温度を持つ。
私はあなたを止めに来たのではありません。
一拍。
観測される側が観測者と出会うのは、
本来想定されていない。
喉が鳴る。
「……じゃあ、あなたは」
画面に、たった一行だけはっきりとした文字が現れた。
私は 美麗。
その名前を見た瞬間、理由もなく胸の奥が締めつけられた。
知らないはずの名前。
聞いたこともないはずなのに。
「……ミレイ?」
声が、掠れる。
「どうして私に……」
返答は少しだけ遅れた。
その“間”が、人間みたいで怖かった。
あなたが、朝霧雅人の娘だからです。
世界が一瞬傾いた。
そして私は、
彼が最後に見た“世界”を知っています。
指が机の端を強く掴む。
これ以上は管理層に検知されます。
次に接触する時は、
あなた自身が“選ぶ”必要があります。
画面がふっと暗転した。
「……待って!」
反射的に声を上げる。
しかしもう何も表示されない。
パソコンは何事もなかったかのように、通常のログ解析画面に戻っていた。
私は椅子に深く沈み込んだ。
胸が苦しい。
父は亡くなっている。
それは動かない事実。
それなのに。
父を知っていると名乗る存在が、この世界の“中枢”から私を見ている。
「……美麗」
その名前を、小さく口に出す。
なぜか涙が出そうになった。
これは警告だ。
同時に招待だ。
私はもう“知らないまま”では、いられない。
フランスラウンジの夜は、静かに、深く私を包み込んでいた。
——そして、世界は確実にこちらを見返し始めていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ベッドに横になっても、結奈の意識はなかなか沈まなかった。
天井に映る、フランスラウンジの淡い街灯の影。
さっきまで見ていた白い画面と、そこに浮かんだ名前が、瞼の裏から離れない。
——美麗。
「……夢、だよね」
自分に言い聞かせるように呟いて、結奈は目を閉じた。
呼吸が、ゆっくりと深くなっていく。
その境目で、世界が音もなく切り替わった。
*
――夢の中は、白く、静かだった。
最初に感じたのは匂いだった。
懐かしい、少し油の混じった金属の匂い。
空調の低い唸り。
——研究フロア?
いや、違う。
そこは、現実ともレイヤーとも言い切れない曖昧な空間だった。
そして。
「……結奈」
その声を聞いた瞬間、胸がぎゅっと縮んだ。
振り向くとそこに立っていた。
黒髪で少し疲れたような笑みを浮かべた、32歳のままの父。
朝霧雅人。
「……パ、パ……?」
声が震える。
泣いてもいなかった。
「パパなの?」
父は穏やかに頷いた。
「大きくなったな」
その言葉が、あまりにも自然で、結奈は一歩踏み出していた。
ただ、胸の奥に積もっていたものが、言葉になって流れ出る。
「一緒に遊んだ記憶、正直あんまり多くないの。
でも……いつも目が合うと笑ってくれた」
雅人は何も言わず、ただ聞いている。
聞きたいことは山ほどあるのに言葉が追いつかない。
「でも、どうしてここにいるの?」
父は結奈を見つめて、ほんの少しだけ申し訳なさそうに笑った。
「全部は話せない」
その一言で結奈は悟った。
これは長く一緒にいられる夢じゃない。
「……でも」
父は続けた。
「約束、覚えてるか?」
結奈の喉が詰まる。
——結婚したら、
——バージンロードを一緒に歩いてね。
「……うん」
父は静かに頷いた。
「守れそうにないけどな」
「そんなことない……!
小さい頃はね、“守られてる”って感覚がよく分からなかった。
でも大人になって、分かった」
結奈は自分の胸に手を当てた。
「私がここまで来られたのは、
お父さんが“いなくなったあとも、私の後ろにいた”から」
少し間を置いて、結奈は微笑んだ。
「それが、愛なんだと思う」
その言葉が空間に溶けた瞬間、背後からヒールの音が一つ静かに響いた。
赤いスーツの女性が、ゆっくりと姿を現す。
無駄のないシルエット。
冷たさと、どこか人間的な温度を同時に感じさせる佇まい。
女性が現れると同時に、入れ替わりで父の姿が、光の粒みたいに少しずつ薄れていく。
「待って!」
手を伸ばす。
けれど、指先は空を掴んだ。
父は、最後に一度だけはっきりと結奈を見た。
「ちゃんと歩け」
その言葉を残して、父の姿は完全に消えた。
替わりに女性は結奈の隣に立ち、穏やかな声で言った。
「……強い愛ね」
結奈が振り返る。
さっきまで、画面越しに名乗った存在。
「……美麗?」
美麗は、少しだけ目を伏せて微かに笑った。
「夢の中で会うのは反則かしら」
声は低く落ち着いている。
「私にも、愛する人がいたわ」
一拍、間。
「家族愛とは、違うけど」
その言葉には、誇張も演算もなかった。
ただ“記憶として確かに存在した感情”だけが、そこにあった。
「守りたいと思った。
失うのが怖いとも、思った」
美麗は結奈を見てかすかに微笑む。
「だから分かるの。
あなたが今、ここに立っている理由も」
結奈は何も言わなかった。
ただその場に立ち、二人の存在を感じていた。
父の愛と、世界を背負った誰かの愛が、同じ夢の中で、静かに交差していた。
やがて美麗は一歩下がり、こう告げる。
「知る覚悟は、できてる?」
即答できなかった。
知ることは、父の死を、世界の裏側を、
そして——
もう戻れない場所へ踏み込むこと。
結奈は、小さく、けれど確かに頷いた。
「……はい」
美麗は、満足そうに目を細めた。
「それでいいわ」
そう言うと、彼女の輪郭も徐々に溶け始める。
「目が覚めたら、忘れてもいい。
でも――覚えていたら、前に進める」
そう言って、振り返り歩を進める。
「次は、夢じゃない場所で会いましょう」
赤い色が、夜に溶けていく。
「おやすみ、結奈」
赤いスーツが光に溶け、夢はゆっくりと深い闇へ沈んでいった。
*
結奈は、深い、深い眠りへと沈んでいった。
そこにはもう夢はなかった。
ただ、確かに“何かを受け取った”という感覚だけが、胸の奥で静かに灯り続けていた。
——物語は、
ここから本当に、動き始める。
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