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名前はエデン〜前〜
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欲しい物も手に入れストレスなど吹き飛んだ俺はルナを連れてダンジョンへと戻る。
「タクミ、高い買い物だったがよかったのか?」
「よかったんだよ。俺の野望のためには優秀な人材確保は必要なことだからな。」
「タクミの野望か?タクミの野望は何なんだ?」
「あれ、言ってなかったっけ?俺の野望はこのダンジョンを世界一のダンジョンにして世界征服することだぞ。」
「世界征服か、、、何故タクミは世界征服をしたいと思っているんだ?」
「決まっているだろ、どうせ目指すなら野望は大きい方がいい。それにダンジョンを使った方がこの世界はもっと良くなると思うからな。」
俺の野望を聞いたルナは考えこんでしまった。さて世界征服をすると聞いた普通の人の反応はどんなものなんだろう。どうせ出来ないだろうと馬鹿にされるのか、何でそんな事をするのかと責められるのか、普通の人ならどちらかだよな。俺はルナの反応を待つ。
「世界征服か、予想外の野望だったな。でもお前なら出来るだろうな。今のタクミの気持ちが変わらないのなら私も手伝おう。」
なんか思ってた反応と違うな、何でそんなことをするんですかとか言われると思ったんだけどな。
「ルナは世界征服に反対じゃないのか?」
「私はタクミに着いていくと決めたんだ、反対するわけないだろ。ただタクミが人々に非道なことを行なったら私は全力で止めるからな!」
「非道なことをするつもりはないが、その時はよろしくな。」
思ったより理解のあるルナの態度に拍子抜けしたが、これからの世界征服のための大きな仲間を手に入れることができた。
とりあえずまずやらないといけないのは、ダンジョンを成長させ、仲間を増やすことだな。こうして俺はダンジョンを成長させるためにルナと共に1週間程、狩りに明け暮れた。その間、ポチやハニーのレベル上げにも勤しんだ。ポチやハニーは既にCランクの魔物であれば一匹で倒せるまでに成長している。
ルナ達の頑張りのおかげでダンジョンは大きく発展した。ダンジョンの広さは倍になり、色々な建物を建て終わったので今日はダンジョン内の視察を行うことにした。
俺が部屋から出かけようとしていると俺の部屋にいたポチとハニーも着いて来たそうだったので一緒に見て回ることにした。ポチは移動時にポチを入れるバッグ、通称ポチ袋を咥えて俺に催促する。俺は仕方なくポチ袋にポチを入れる。ポチは嬉しそうにポチ袋に入り目をキラキラさせている。だがポチが少し大きくなり、ポチ袋はパッツンパッツンだ。ポチの成長の証だな、ポチのサイズに合わせて作り直してやろうと思った。
ポチ袋をぶら下げてこんな感じでゆっくり歩くのは久しぶりな気がする。ハニーは羨ましそうに俺を見ているがさすがにでかいハニーを持ち上げるのは不可能だ。ハニーも最近では俺と同じ位の身長になっているからな。するとハニーは俺に乗れとばかりに俺の足の間に顔を入れてくる。ハニーに乗っても大丈夫だろうか少し不安だったがハニーに催促されるがままハニーの背中に跨がる。ハニーの背中は以外と安定しており落ちる心配もなさそうだ。ハニーも無理はしていないようなので今日はハニーの背中に揺られながら移動することにした。
まず向かったのは酒蔵だ。今回のダンジョン改修で絹織物の作業場と酒蔵が完成した。絹織物の作業場はカイコウガの繭がまだまだもう少し時間がかかりそうなので稼働していない。まだ仕事のないユリとリンはご飯作りと洗濯を頑張ってくれている。
酒蔵に到着した俺はハニーから降りて、酒蔵にお邪魔する。
「ダン、いるか?」
「タクミ様、よくお越しくださいました。今、仕込みをしておりますので少しお待ち下さい。」
どうやら、少し忙しい時に来てしまったようである。俺はダンやゴンの作業を見ながら待つ。ダンはゴンに作業を説明しながら手を動かしている。ダンはこの間頼まれて購入してきた麦とトウモロコシのコンスターチとダンジョンの水を使い仕込みをしているようだ。俺はポチとハニーをモフモフして待っていると、一段落ついたダンがバタバタと急いでやって来た。
「お待たせいたしました、タクミ様。さすがタクミ様ですね、作っていただいたこの酒蔵は凄い出来ですね。欲しい設備が全て整っております。この酒蔵のおかげで、やりたいことが多すぎて楽しい毎日です。」
よく見たらダンの目の下には隈ができている。確かに物作りは楽しい、作ってる時は時間を忘れるからな。ただ無理して倒れないようにだけ、注意をしておかないといけないな。
「楽しいのはいいが、倒れないように休憩だけはとるようにな。それでダン達は今、何を作っているんだ?」
「今作っているのはビアーですね。タクミ様に買ってきていただいた麦とトウモロコシを使って試作しています。」
ほービアーか、ビアーはこっちのビールみたいなものである。こっちのビアーは苦味が少ないのでもう少しだけ苦味が欲しいが飲みやすくはある。ただ店によっては水で薄められて飲めないほどマズいものがあるが自家製なら上手いビアーが飲めるな、このままダン達には頑張ってもらいたい。
どうせなら焼酎や日本酒、ワインなんかも作っていきたいな。それに醤油や味噌なんかももしかしたらいけるんじゃないか?俺はダンに俺の知っている範囲で種麹や麹、そして焼酎、日本酒、醤油や味噌について話をした。知識だけの情報なので試行錯誤が必要となるだろうから、ゆっくり時間のある時に頑張ってみてくれとお願いした。すると「もしかしたら人手が足りなくなるかもしれないので、万が一の時はお願いするかもしれません。」と申し訳なさそうに言われたので、人手に関しては考える必要があるようだ。
酒蔵の視察が終わり、次は養蜂でも見にいくかな。俺はまたハニーの背中に乗り、養蜂場を目指す。
俺は養蜂の作業場へとやってきた。養蜂場にはアシーカ畑が1面に広がっておりその中に現在では養蜂箱が10個置かれている。この養蜂場はダンジョンの4分の1を占めている広い場所だ。砂糖が高価なこの世界では大切な甘味料である、できるならもっと大きくしたいと思っている。
この養蜂場には建物としては養蜂箱から蜂蜜を採取する作業場と蜂蜜保管庫を作っている。ラックとロンは基本的にこの作業場にいるので、俺は作業場へとお邪魔する。
「ラック、いるか?」
「タクミ様、こんな所にいらしてどうされたんですか!?」
ラックはびっくりしたように慌てて俺の元へとやってきた。確かに俺がここに来ることは少ない、なぜなら住居から遠いからだ。ただハニーは頻繁に来ているらしくて、始めてハニーと会った時にあれだけびびっていたラックとロンは今では普通に頭やお腹を撫でている。
「今日はダンジョンを視察しているんだ。ラック、何か変わったことや困っていることはないか?」
ラックは少し考えた後に口を開く。
「そうですね、養蜂場を広げて欲しいことと、新しい花畑を作って欲しいです。そして急ぎではないのですが今後のために人を増やして欲しいです。」
養蜂場を広げて欲しいという要望はダンジョンを広げる時に広げてやるか。その際に新しい花畑を作ろう。蜂蜜は花によって味が変わるから、いろんな花畑があっていいだろう。それにしてもやっぱり人を増やして欲しいのか。今後の計画を立てながら真剣に考えるか。
「わかった、少し時間をくれ。それで蜂蜜はどれくらいから採蜜できるんだ?」
「タクミ様、急ぎではないので時間がかかって大丈夫ですからね。採蜜は半年程かかると思います。」
蜂蜜が採れるようになるまではもう少しかかりそうだが、安心して大丈夫そうだな。俺は蜂蜜に期待を膨らませながら、次へと向かう。
「タクミ、高い買い物だったがよかったのか?」
「よかったんだよ。俺の野望のためには優秀な人材確保は必要なことだからな。」
「タクミの野望か?タクミの野望は何なんだ?」
「あれ、言ってなかったっけ?俺の野望はこのダンジョンを世界一のダンジョンにして世界征服することだぞ。」
「世界征服か、、、何故タクミは世界征服をしたいと思っているんだ?」
「決まっているだろ、どうせ目指すなら野望は大きい方がいい。それにダンジョンを使った方がこの世界はもっと良くなると思うからな。」
俺の野望を聞いたルナは考えこんでしまった。さて世界征服をすると聞いた普通の人の反応はどんなものなんだろう。どうせ出来ないだろうと馬鹿にされるのか、何でそんな事をするのかと責められるのか、普通の人ならどちらかだよな。俺はルナの反応を待つ。
「世界征服か、予想外の野望だったな。でもお前なら出来るだろうな。今のタクミの気持ちが変わらないのなら私も手伝おう。」
なんか思ってた反応と違うな、何でそんなことをするんですかとか言われると思ったんだけどな。
「ルナは世界征服に反対じゃないのか?」
「私はタクミに着いていくと決めたんだ、反対するわけないだろ。ただタクミが人々に非道なことを行なったら私は全力で止めるからな!」
「非道なことをするつもりはないが、その時はよろしくな。」
思ったより理解のあるルナの態度に拍子抜けしたが、これからの世界征服のための大きな仲間を手に入れることができた。
とりあえずまずやらないといけないのは、ダンジョンを成長させ、仲間を増やすことだな。こうして俺はダンジョンを成長させるためにルナと共に1週間程、狩りに明け暮れた。その間、ポチやハニーのレベル上げにも勤しんだ。ポチやハニーは既にCランクの魔物であれば一匹で倒せるまでに成長している。
ルナ達の頑張りのおかげでダンジョンは大きく発展した。ダンジョンの広さは倍になり、色々な建物を建て終わったので今日はダンジョン内の視察を行うことにした。
俺が部屋から出かけようとしていると俺の部屋にいたポチとハニーも着いて来たそうだったので一緒に見て回ることにした。ポチは移動時にポチを入れるバッグ、通称ポチ袋を咥えて俺に催促する。俺は仕方なくポチ袋にポチを入れる。ポチは嬉しそうにポチ袋に入り目をキラキラさせている。だがポチが少し大きくなり、ポチ袋はパッツンパッツンだ。ポチの成長の証だな、ポチのサイズに合わせて作り直してやろうと思った。
ポチ袋をぶら下げてこんな感じでゆっくり歩くのは久しぶりな気がする。ハニーは羨ましそうに俺を見ているがさすがにでかいハニーを持ち上げるのは不可能だ。ハニーも最近では俺と同じ位の身長になっているからな。するとハニーは俺に乗れとばかりに俺の足の間に顔を入れてくる。ハニーに乗っても大丈夫だろうか少し不安だったがハニーに催促されるがままハニーの背中に跨がる。ハニーの背中は以外と安定しており落ちる心配もなさそうだ。ハニーも無理はしていないようなので今日はハニーの背中に揺られながら移動することにした。
まず向かったのは酒蔵だ。今回のダンジョン改修で絹織物の作業場と酒蔵が完成した。絹織物の作業場はカイコウガの繭がまだまだもう少し時間がかかりそうなので稼働していない。まだ仕事のないユリとリンはご飯作りと洗濯を頑張ってくれている。
酒蔵に到着した俺はハニーから降りて、酒蔵にお邪魔する。
「ダン、いるか?」
「タクミ様、よくお越しくださいました。今、仕込みをしておりますので少しお待ち下さい。」
どうやら、少し忙しい時に来てしまったようである。俺はダンやゴンの作業を見ながら待つ。ダンはゴンに作業を説明しながら手を動かしている。ダンはこの間頼まれて購入してきた麦とトウモロコシのコンスターチとダンジョンの水を使い仕込みをしているようだ。俺はポチとハニーをモフモフして待っていると、一段落ついたダンがバタバタと急いでやって来た。
「お待たせいたしました、タクミ様。さすがタクミ様ですね、作っていただいたこの酒蔵は凄い出来ですね。欲しい設備が全て整っております。この酒蔵のおかげで、やりたいことが多すぎて楽しい毎日です。」
よく見たらダンの目の下には隈ができている。確かに物作りは楽しい、作ってる時は時間を忘れるからな。ただ無理して倒れないようにだけ、注意をしておかないといけないな。
「楽しいのはいいが、倒れないように休憩だけはとるようにな。それでダン達は今、何を作っているんだ?」
「今作っているのはビアーですね。タクミ様に買ってきていただいた麦とトウモロコシを使って試作しています。」
ほービアーか、ビアーはこっちのビールみたいなものである。こっちのビアーは苦味が少ないのでもう少しだけ苦味が欲しいが飲みやすくはある。ただ店によっては水で薄められて飲めないほどマズいものがあるが自家製なら上手いビアーが飲めるな、このままダン達には頑張ってもらいたい。
どうせなら焼酎や日本酒、ワインなんかも作っていきたいな。それに醤油や味噌なんかももしかしたらいけるんじゃないか?俺はダンに俺の知っている範囲で種麹や麹、そして焼酎、日本酒、醤油や味噌について話をした。知識だけの情報なので試行錯誤が必要となるだろうから、ゆっくり時間のある時に頑張ってみてくれとお願いした。すると「もしかしたら人手が足りなくなるかもしれないので、万が一の時はお願いするかもしれません。」と申し訳なさそうに言われたので、人手に関しては考える必要があるようだ。
酒蔵の視察が終わり、次は養蜂でも見にいくかな。俺はまたハニーの背中に乗り、養蜂場を目指す。
俺は養蜂の作業場へとやってきた。養蜂場にはアシーカ畑が1面に広がっておりその中に現在では養蜂箱が10個置かれている。この養蜂場はダンジョンの4分の1を占めている広い場所だ。砂糖が高価なこの世界では大切な甘味料である、できるならもっと大きくしたいと思っている。
この養蜂場には建物としては養蜂箱から蜂蜜を採取する作業場と蜂蜜保管庫を作っている。ラックとロンは基本的にこの作業場にいるので、俺は作業場へとお邪魔する。
「ラック、いるか?」
「タクミ様、こんな所にいらしてどうされたんですか!?」
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