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形状記憶武器ヴァルブレイス
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「まずあなたたちの武器を決める」
「これは黒い腕輪?」
「形状記憶武器ヴァルブレイス。
素材はダークミスリルマター
あなたたちの制服は完全形状記憶を施してるからそのままだけどこれは違う。
この腕輪は持ち主の魔力と周囲の魔力に応じてさまざまな武器に形態変化する。
右腕に近づけて魔力を込めなさい」
ガチッ、チクッ
「「「うっ?!」」」
「今適合するためにあなたたちの右腕を侵食している。
心臓まで到達されたら本当に死ぬわよ?」
右腕が黒く侵食されていく。
ギリギリまで助けるつもりはない。
勇者因子の覚醒を促すためだ。
シヅキの話だと死にかけるたびに勇者はとんでもない生命力を発揮し何度も盤面を狂わせてきたらしい。
それを確かめたいとのことだ。
「「「はぁはぁはぁ・・・」」」
「シヅキ」
『まだだ』
魔力が急激に増大してくる。
『きたな、勇者の底力が』
「「「やぁああああああああああ?!」」」
侵食されてた部分を全て押し返し腕輪に押さえ込んだ。
「「「・・・」」」
3人とも魔力を使い果たし倒れてしまった。
『瞬間火力とはいえ凄まじいものだな。
だがかなりの反動があるようだな。
魔力回路があちこち疲弊している』
月が夜空を照らし始めた頃
「あれ?ここは?」
「私どうしてたんだっけ?」
「確か腕輪に侵食されそうになって・・・」
プスッ
「動いちゃダメだよ。
今針治療を施してるから。
私はあなたたちを試した。ごめんなさいね」
「私達が未熟だったばっかりに」
「すみませんでした」
「私達は気にしてないですよ」
「施術はこれで完了だよ。
そのまま10分ほどじっとしててね」
「「「あっ?!寮の門限時間が?!」」」
「今日は遅くなっちゃったからね。
寮監督のおばさんには断っておくから今日はここで休んでいくといいよ」
ルーゼ先生は部屋を出て行ってしまった。
「でもこの針治療気持ちいですね」
「魔力の循環が良くなっている気がします」
「ルーゼ先生こんなこともできるんだ」
「お待たせ。じゃあ針を抜いていくからね
一応大丈夫だと思うけどどこかおかしかったら言ってね」
「「「わかりました」」」
今日も温泉に浸かっていた。
3人ともすっかり温泉の虜だ。
寝着はみんなに合わせて作ってあげた。
健康管理は大事だからだ。
「凄い?!ベットがふかふかだぁ」
「すごい包まれる?!」
「このタオルケット冷たくて気持ちいい」
「そのヴァルブレイスには収納機能も付いているから持ってってもいいよ?」
「「「いいんですか?!」」」
「明日の一日ゼミの時間だからゆっくりするといいよ。
私はもう寝るからね。
ただし夜更かししちゃダメだからね」
「「「わかりました」」」
「こんなふかふかのベットに寝れるなんて幸せ」
「この腕輪すごいですね。収納機能までついてるなんて・・・」
「これもルーゼ先生が作ったんだよね」
「このボタンを押すと暗くなるんでしたっけ?
星が?!」
天井には満点の星空が映し出されていた。
「もっと見ていたいのになんだか眠気が・・・スゥ」
「私もなんだか眠く・・・スゥ」
「星が輝いている・・・スゥ」
この星の配列には睡眠の暗示がかけられている。
作ったのはシヅキだ。
なんかいい匂いがする。
ルーゼ先生が朝食を用意していた。
「おはようみんな。
朝ご飯できてるよ?」
食べていいのですか?!
「そのために用意したんだから。
ほら席に座って」
「パンが柔らかい?!」
「これってお魚?!」
「この汁物美味しい?!」
「おかわりあるけど食べすぎないようにね」
「「「はーい」」」
今日はいよいよ試験運用だ。
『ヴァルブレイスに何も考えずに魔力を込めてみろ』
「「「はい。シヅキ先生」」」
アイリスは刀、ルミナスは法杖、シェリアは盾と剣になった。
『こいつには俺の調整が入っている。
今持っている武器が最適性の武器ということだ。
アイリスは刀だな。速さで敵を斬り込むアタッカーだな。
ルミナスは法杖。攻撃魔法、回復魔法を使いこなすウィザードだな。
シェリアは剣と盾を使った受け流し型だな。
光魔法もかなり使えるようだ。タンクだな』
SIDE勇者の子孫
私達はそれぞれ別のゼミに属していた。
居場所がなかった。
ゼミの中でも最低クラスで雑用ばかりやらされてきた。
ルーゼ先生は私達を指名してきた。
「強くしてあげる」とその言葉には嘘がなかった。
私達はルーゼ先生のゼミに所属することになった。
ルーゼ先生は魔眼持ちだったのだ。
右腕にはシヅキ先生がいた。
明らかにまずいと思った。だけど既に遅かった。
その身を持って知ることになる。
赤い光に身体貫かれたと思ったら既に身体の自由が効かなくなっている。
身体がどんどん灰色に染まっていく。
コトンッ
バランスが崩れ倒れてしまった。
身体からは石を叩いたような音が聞こえてきた。
身体が灰色になっている?
あなたたちには石像になってもらった。
私達は本当に石像になってしまったらしい。
鏡に映された姿は私達の石像が写されていた。
動けない恐怖と壊される恐怖。
制服を砕かれた時は死ぬかと思った。
シヅキ先生に施され髪が白く変色していた。
勇者因子が原因らしい
私達はこの姿が気に入っている。まるで姉妹のようだと。
今日もルーゼ先生に石像にされてしまっている。
身体の芯からつま先までただの石に成り果てた。
心臓の鼓動も止まってしまった。
視界と感覚は残っているがこれが生きてるとは言えないものだった。
初めて褒められた。
他のゼミでは罵られていたばかりだった私達がだ。
私達は黒い腕輪をもらった。
どんな武器にもなるとんでもアイテムだった。
しかも異空間収納まで付いている。
これだけのことをされたんだ。
私達はルーゼ先生についていくと決めた。
「これは黒い腕輪?」
「形状記憶武器ヴァルブレイス。
素材はダークミスリルマター
あなたたちの制服は完全形状記憶を施してるからそのままだけどこれは違う。
この腕輪は持ち主の魔力と周囲の魔力に応じてさまざまな武器に形態変化する。
右腕に近づけて魔力を込めなさい」
ガチッ、チクッ
「「「うっ?!」」」
「今適合するためにあなたたちの右腕を侵食している。
心臓まで到達されたら本当に死ぬわよ?」
右腕が黒く侵食されていく。
ギリギリまで助けるつもりはない。
勇者因子の覚醒を促すためだ。
シヅキの話だと死にかけるたびに勇者はとんでもない生命力を発揮し何度も盤面を狂わせてきたらしい。
それを確かめたいとのことだ。
「「「はぁはぁはぁ・・・」」」
「シヅキ」
『まだだ』
魔力が急激に増大してくる。
『きたな、勇者の底力が』
「「「やぁああああああああああ?!」」」
侵食されてた部分を全て押し返し腕輪に押さえ込んだ。
「「「・・・」」」
3人とも魔力を使い果たし倒れてしまった。
『瞬間火力とはいえ凄まじいものだな。
だがかなりの反動があるようだな。
魔力回路があちこち疲弊している』
月が夜空を照らし始めた頃
「あれ?ここは?」
「私どうしてたんだっけ?」
「確か腕輪に侵食されそうになって・・・」
プスッ
「動いちゃダメだよ。
今針治療を施してるから。
私はあなたたちを試した。ごめんなさいね」
「私達が未熟だったばっかりに」
「すみませんでした」
「私達は気にしてないですよ」
「施術はこれで完了だよ。
そのまま10分ほどじっとしててね」
「「「あっ?!寮の門限時間が?!」」」
「今日は遅くなっちゃったからね。
寮監督のおばさんには断っておくから今日はここで休んでいくといいよ」
ルーゼ先生は部屋を出て行ってしまった。
「でもこの針治療気持ちいですね」
「魔力の循環が良くなっている気がします」
「ルーゼ先生こんなこともできるんだ」
「お待たせ。じゃあ針を抜いていくからね
一応大丈夫だと思うけどどこかおかしかったら言ってね」
「「「わかりました」」」
今日も温泉に浸かっていた。
3人ともすっかり温泉の虜だ。
寝着はみんなに合わせて作ってあげた。
健康管理は大事だからだ。
「凄い?!ベットがふかふかだぁ」
「すごい包まれる?!」
「このタオルケット冷たくて気持ちいい」
「そのヴァルブレイスには収納機能も付いているから持ってってもいいよ?」
「「「いいんですか?!」」」
「明日の一日ゼミの時間だからゆっくりするといいよ。
私はもう寝るからね。
ただし夜更かししちゃダメだからね」
「「「わかりました」」」
「こんなふかふかのベットに寝れるなんて幸せ」
「この腕輪すごいですね。収納機能までついてるなんて・・・」
「これもルーゼ先生が作ったんだよね」
「このボタンを押すと暗くなるんでしたっけ?
星が?!」
天井には満点の星空が映し出されていた。
「もっと見ていたいのになんだか眠気が・・・スゥ」
「私もなんだか眠く・・・スゥ」
「星が輝いている・・・スゥ」
この星の配列には睡眠の暗示がかけられている。
作ったのはシヅキだ。
なんかいい匂いがする。
ルーゼ先生が朝食を用意していた。
「おはようみんな。
朝ご飯できてるよ?」
食べていいのですか?!
「そのために用意したんだから。
ほら席に座って」
「パンが柔らかい?!」
「これってお魚?!」
「この汁物美味しい?!」
「おかわりあるけど食べすぎないようにね」
「「「はーい」」」
今日はいよいよ試験運用だ。
『ヴァルブレイスに何も考えずに魔力を込めてみろ』
「「「はい。シヅキ先生」」」
アイリスは刀、ルミナスは法杖、シェリアは盾と剣になった。
『こいつには俺の調整が入っている。
今持っている武器が最適性の武器ということだ。
アイリスは刀だな。速さで敵を斬り込むアタッカーだな。
ルミナスは法杖。攻撃魔法、回復魔法を使いこなすウィザードだな。
シェリアは剣と盾を使った受け流し型だな。
光魔法もかなり使えるようだ。タンクだな』
SIDE勇者の子孫
私達はそれぞれ別のゼミに属していた。
居場所がなかった。
ゼミの中でも最低クラスで雑用ばかりやらされてきた。
ルーゼ先生は私達を指名してきた。
「強くしてあげる」とその言葉には嘘がなかった。
私達はルーゼ先生のゼミに所属することになった。
ルーゼ先生は魔眼持ちだったのだ。
右腕にはシヅキ先生がいた。
明らかにまずいと思った。だけど既に遅かった。
その身を持って知ることになる。
赤い光に身体貫かれたと思ったら既に身体の自由が効かなくなっている。
身体がどんどん灰色に染まっていく。
コトンッ
バランスが崩れ倒れてしまった。
身体からは石を叩いたような音が聞こえてきた。
身体が灰色になっている?
あなたたちには石像になってもらった。
私達は本当に石像になってしまったらしい。
鏡に映された姿は私達の石像が写されていた。
動けない恐怖と壊される恐怖。
制服を砕かれた時は死ぬかと思った。
シヅキ先生に施され髪が白く変色していた。
勇者因子が原因らしい
私達はこの姿が気に入っている。まるで姉妹のようだと。
今日もルーゼ先生に石像にされてしまっている。
身体の芯からつま先までただの石に成り果てた。
心臓の鼓動も止まってしまった。
視界と感覚は残っているがこれが生きてるとは言えないものだった。
初めて褒められた。
他のゼミでは罵られていたばかりだった私達がだ。
私達は黒い腕輪をもらった。
どんな武器にもなるとんでもアイテムだった。
しかも異空間収納まで付いている。
これだけのことをされたんだ。
私達はルーゼ先生についていくと決めた。
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