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夏瀬家族
おっとり兄×思春期弟 夢うつつ ※過激注意
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登場人物
衣愛(攻め)
19歳の兄。女性経験男性経験両方豊富だけど恋愛関係には発展しなかった。
かつて同じ悩みを抱えた弟の志乃が心配で寄り添っている。恋愛関係にするには志乃の方が高嶺の花だと思っている。肉体関係に持ち込むつもりはさらさらない。
志乃(受け)
14歳の弟。中3。兄のことは草食系だと思っている。学校の女子には告白されるけど彼女は出来たことがない。
世話を焼いてくれる兄が好きすぎてブラコンをこじらせた。兄のことを恋愛感情的に好きだと勘違いしており、恋人になりたいと思っている。
......................................................
下半身が、熱い。
……熱い?…う、うん。いや、気持ちいい…?
朝勃ちでもしてるのかな、と僕は何の気なしに目を開けた。
「っ……あ、志乃………!?!??」
そこに居たのは、間違いなく僕の弟の志乃だった。
僕が声を上げると、びっくりしたようにそのラインの綺麗な目の端を上げながらにっと笑ってきた。
「ほはほー、ひーはん」
「あっ…//咥えたまま喋らないっ……てか、なっ、んで、?志乃っ何して!//」
「…っぷぁ、見ての通りだよ。兄さんがいつまでもキスばっかりだから襲いに来ちゃった♡」
口を離した志乃が可愛く答えてくれる。
…つまり、僕が志乃を抱かないから夜這いに来てフェラしてた…ってこと?
冗談じゃない、そんな酷いこと志乃に出来ないっ…!
やめるように言っても、志乃の事だから多分聞かないだろう。
そう判断した僕は、多少強引ながらも志乃を引き剥がすことにした。
セミロングくらいの長さがありそうな茶髪を軽く撫でて惑わしながら顔を離そうとする。
…だが、志乃はびくともせず、また僕の性器を小さな口で頬張ってしまった。
ちっちゃくて、ふわふわ柔らかくて、熱い口内に包まれ、もう先っぽは天国だ。
僕の反応がダイレクトで楽しいのか、志乃はうっとりとした目でこちらを見ながら何度も角度を変えて竿をしゃぶる。
夢だ。これは多分夢だ。悪夢に違いない。
だって僕がこんな、志乃に酷いこと出来るはずがないから。やめさせられてるはずだから。
でも、イっちゃだめという自制からなかなか射精出来なくてそろそろ僕がしんどくなってくる。
「にーふぁん、はやく、らしてよ」
きっと出したらスッキリするし志乃の顔が色っぽくコーティングされるんだろうなー…と的はずれなことを考えながら必死に志乃をやめさせようとした。
「志乃っ…お願いやめて……!//はやく、……あっ//だめっ……//」
いきなり吸い上げられて悶えてしまう。
このままじゃ、いつまでも志乃の手のひらの上だ!
と思ったのも虚しく、ふと気を抜いた瞬間に喉奥まで飲み込まれ、激しく舐め回されてしまった。
「あっ…ああああ///」
上り詰めていた射精感が限界に達し、勢いよく欲が飛び出すのにじんわりとした絶頂感が腰を、全身を包んだ。
それを喉で受け止めた志乃はとろけた顔で、その白濁を嫌がりもせず飲み込む。
………その瞬間、どことなくぼんやりとしていた感覚が取り戻され、目がぱっちりと覚めた。
薄暗い照明、大きなベッド。やけに派手で広い部屋。……ここは、ラブホだった。
隣には裸の女が横たわっている。
そうか。仕事帰りに繁華街に行ったらヤリ目的の女にナンパされてそのまま…。
この前もゲイと寝たけど、やっぱり割と草食系に見られがちなのかな。
ふと嫌な予感がして僕は履いていたパンツを少し上げた。
…思ったとおりだった。パンツの中はぐしょぐしょ、大量に夢精、していた。
まああんな夢見れば当然か。…しかも、志乃の。
もしかして、志乃に対して欲求不満だから、あんな夢見てしまった…?
いつの間にか志乃を穢していた…?
罪悪感と、心のそこに渦巻く感情に混乱させられながら、その日は再び眠りについた。
衣愛(攻め)
19歳の兄。女性経験男性経験両方豊富だけど恋愛関係には発展しなかった。
かつて同じ悩みを抱えた弟の志乃が心配で寄り添っている。恋愛関係にするには志乃の方が高嶺の花だと思っている。肉体関係に持ち込むつもりはさらさらない。
志乃(受け)
14歳の弟。中3。兄のことは草食系だと思っている。学校の女子には告白されるけど彼女は出来たことがない。
世話を焼いてくれる兄が好きすぎてブラコンをこじらせた。兄のことを恋愛感情的に好きだと勘違いしており、恋人になりたいと思っている。
......................................................
下半身が、熱い。
……熱い?…う、うん。いや、気持ちいい…?
朝勃ちでもしてるのかな、と僕は何の気なしに目を開けた。
「っ……あ、志乃………!?!??」
そこに居たのは、間違いなく僕の弟の志乃だった。
僕が声を上げると、びっくりしたようにそのラインの綺麗な目の端を上げながらにっと笑ってきた。
「ほはほー、ひーはん」
「あっ…//咥えたまま喋らないっ……てか、なっ、んで、?志乃っ何して!//」
「…っぷぁ、見ての通りだよ。兄さんがいつまでもキスばっかりだから襲いに来ちゃった♡」
口を離した志乃が可愛く答えてくれる。
…つまり、僕が志乃を抱かないから夜這いに来てフェラしてた…ってこと?
冗談じゃない、そんな酷いこと志乃に出来ないっ…!
やめるように言っても、志乃の事だから多分聞かないだろう。
そう判断した僕は、多少強引ながらも志乃を引き剥がすことにした。
セミロングくらいの長さがありそうな茶髪を軽く撫でて惑わしながら顔を離そうとする。
…だが、志乃はびくともせず、また僕の性器を小さな口で頬張ってしまった。
ちっちゃくて、ふわふわ柔らかくて、熱い口内に包まれ、もう先っぽは天国だ。
僕の反応がダイレクトで楽しいのか、志乃はうっとりとした目でこちらを見ながら何度も角度を変えて竿をしゃぶる。
夢だ。これは多分夢だ。悪夢に違いない。
だって僕がこんな、志乃に酷いこと出来るはずがないから。やめさせられてるはずだから。
でも、イっちゃだめという自制からなかなか射精出来なくてそろそろ僕がしんどくなってくる。
「にーふぁん、はやく、らしてよ」
きっと出したらスッキリするし志乃の顔が色っぽくコーティングされるんだろうなー…と的はずれなことを考えながら必死に志乃をやめさせようとした。
「志乃っ…お願いやめて……!//はやく、……あっ//だめっ……//」
いきなり吸い上げられて悶えてしまう。
このままじゃ、いつまでも志乃の手のひらの上だ!
と思ったのも虚しく、ふと気を抜いた瞬間に喉奥まで飲み込まれ、激しく舐め回されてしまった。
「あっ…ああああ///」
上り詰めていた射精感が限界に達し、勢いよく欲が飛び出すのにじんわりとした絶頂感が腰を、全身を包んだ。
それを喉で受け止めた志乃はとろけた顔で、その白濁を嫌がりもせず飲み込む。
………その瞬間、どことなくぼんやりとしていた感覚が取り戻され、目がぱっちりと覚めた。
薄暗い照明、大きなベッド。やけに派手で広い部屋。……ここは、ラブホだった。
隣には裸の女が横たわっている。
そうか。仕事帰りに繁華街に行ったらヤリ目的の女にナンパされてそのまま…。
この前もゲイと寝たけど、やっぱり割と草食系に見られがちなのかな。
ふと嫌な予感がして僕は履いていたパンツを少し上げた。
…思ったとおりだった。パンツの中はぐしょぐしょ、大量に夢精、していた。
まああんな夢見れば当然か。…しかも、志乃の。
もしかして、志乃に対して欲求不満だから、あんな夢見てしまった…?
いつの間にか志乃を穢していた…?
罪悪感と、心のそこに渦巻く感情に混乱させられながら、その日は再び眠りについた。
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