一⚪LIVEstory

空間ルイ

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プロローグ

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    いつもと変わらぬ日常の中、ふと仕事が終わり夜家に帰ると、一人でいることに不安を抱え誰かと一緒に居たいと思う時がある。
    そんな孤独な夜にスマホを手に取り、LINEを見たりSNSやネット内を徘徊して、見えないけれども誰かと繋がっている事を確かめ不思議と安心したりもする。
そこが自分の第2の居場所であるかのように。
    無いと不安になるそんないつもみんながポケットやカバンに入れて持ち歩いている、スマホから始まる物語がある。
物語が始まるのは、必然的でどんな時でも突然始まる。
    それが一⚪Liveストーリーだ。
たくさんの素敵なライバーと1人のリスナーが出会い、一緒に配信を盛り上げたり、イベントに参戦した時には、一喜一憂してきた日々。その日々の中でも、素人が配信するのは難しい事で時には悩んでるライバーにアドバイスしたりと優しく寄り添い応援してきた。
    配信アプリとは投げ銭スタイル。ライバーはリスナーにアイテムを投げて貰いそれが収入になる。どうしたらみんなにアイテムを投げて貰えるかと同じ位悩んでたのがリスナーとの距離感だった。
    近年では、アイドルとファンとの交流の一貫として、握手会が開かれ距離が近くなりいい面もあれば悪い面など問題があるように、アイドルでもそうなのだから素人では余計に難しいのかも知れない。
また、他の配信アプリとは違い生配信である事から起こり得るのかもしれない。
    けれど、そんな悪い事ばかりだけじゃない。特に盛り上がるのが、イベントに参戦した時だ。ライバーは、目標を持ち少しでも上位を目指しいい結果を残す為がんばり
、それに応える様にいつも配信に集まるイツメンのリスナーや他のたくさんのリスナーに応援され、14日とゆう長いイベント最終日。
たくさんの思いを抱え感情を爆発させ嬉しい涙を流す姿は素敵な瞬間だと思う。
    貰い泣きするのは言うまでも無い。
流れるのは涙だけじゃなく同じくして時も流れていく。けっして、時の逝くままに身を委ねていた訳ではなかった。
    けれど、そんな時が過ぎ行く時にはかけがえの無い時間を過ごしてきた、ライバー達との毎日の中に思い出の曲がたくさんある事に気づく。これも知らない内に寄り添ってきた宝物なのかも知れない。
     たくさん思い浮かんでくる曲の中で、1つはあるライバーとのC&Kのみかんハートで、この曲で自分自身が心に迷いを抱えている時に、歌って貰った事で迷いが消え事を今でも思いだす。
    また、違うライバーとはイベントの始まりにピッタリのレッカのスタートライン。
最終日に感謝の思いを込めて歌うスパイシーチョコレートの嬉し涙で飾る時がかけがえの無い最高の瞬間だった。
数ある中の一部を上げただけだけど、まだまだ他にもたくさんある。
    けれど、決して忘れる事の出来ない大切な一曲がある。
    たくさんのライバー達と関わる中で、その曲に出会った時には自分の気持ちとその時の状況にピッタリとリンクしていたのが印象的で、あるライバーにリクエスト歌って貰ったのを今でも忘れない。
そんな思い出の曲が何かは後にして、たくさんのライバー達との時間が交差する中1人のリスナーが、駆け抜けた決意の一年が始まってゆくのだった。


    最初に見たのがしぽりんだった。しぽりんのアイコンをタッチして配信に入っていくと、まず4つの挨拶の言葉が並んでいた。「こんにちは」「初見です」「ヤッホー」「元気ですか」とあったので、初めてだったこともあり「初見です」を選んだ。
「初見さん、いっらっしゃい。しぽりんです、仲良くしてね」
と、優しく言葉を掛けてくれた。
それにたいして、コメントで返すことができ慣れない手つきで打つことにした。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「色々と分からないので教えてください」
「分からない事は何でも聞いてね」
と、やり取りが有り緊張していた気持ちが落ち着いていった。
     そして、次に分からない事を聞いていくことにした。
「画面の下に並んでいるアイコンはなんですか?」




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