冷酷魔法騎士と見習い学士

枝浬菰文庫

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魔法国

神のお告げ

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魔法国の騎士は朝から晩までモンスターと戦っている。

前線にいるのは
魔法国トップクラスの魔法使い。

ルイス


ドラゴン使いでもあるルイスは相棒の【あまいろ】と闇のモンスターどもを倒している。


「焼き払え」
と唱えると一面が炎の海とかす。


モンスターに容赦のない攻撃を続けていると後ろから師匠がきた。
「ルイス、少しは手加減せんか、他の者がモンスターと戦えないぞ」
「そんなこと知ったことではありません、モンスターは潰すべき存在なのです」

ルイスの家族…師匠の家族はモンスターに抹殺された。

悲しんだ師匠は騎士を辞めてしまった。
そんな姿を見ているのでモンスターは悪しかない。

「それよりも師匠、前線は私が指揮を務めますので中線までお下がりください」
「お主、ワシを老いぼれだと思ったな」

「なっ!? 思っていません」


「まぁそうだな、前線はルイスがいれば片付くだろう、老いぼれは退散するよ」

師匠が立ち去ろうとした時

「あの坊やちょっと目障りね」
指を鳴らすと
天から雷が落ちてき、それがルイスを直撃した。


バチンとすごい音がし、ルイスは地面に落下した。
「ルイス!!!!!?」


急いでルイスの元に駆け寄る。



「ルイス、無事か???」

黒いローブを身につけていたのでそれをめくると
ベージュの髪色の女の子が出てきた。

目をぱちくりさせ
「おじさんだーれ??」



首を傾げていた。

「な!!!!??  ルイスが女子おなごに!!!」
遠くの方にいた騎士たちが駆け寄ってきた。


「マーベラス様、今ものすごい音が大丈夫でしたか?」
(マーベラス=師匠)

ダ…ダメだ、ルイスが女の子になってしまったなんてバレたら。

こうなったら
「あいたたたっ!! すまない!! 君たち腰を痛めてしまったようで家に帰るな」
「え…送りましょうか?」


「いや、君たちはルイスと一緒に前線を守ってくれ」



「は…はい、ルイス様はどちらに?」
「ルイスはドラゴンの背中に乗っておる」
「本気モードですね、かっこいいな! 分かりました、では我々はルイス様の後を追います」


騎士達はドラゴンの元に向かうが
【あまいろ】はルイスとルイスの尊敬している師匠にしか懐かないので近くに寄る騎士に牙をむく。


「ひぇええ! 恐…」
「おい、あまり近づくなよ」
「そうします」


どうにか誤魔化せたようだ…急いで転送魔法で自宅にワープした。

「ねぇねぇ、おじさんはだーれ??」
「記憶はないようだな…」

頭をボリボリと掻きながら研究室に入っていき、魔法で薬を作った。

正直女の子のほうが可愛い。

いや下心はダメだ…ルイスはこの国唯一のドラゴン使いでルイスがいなくなれば暗黒世界のモンスターは間違いなく入ってくるだろ………。
ワシの知識だけで元に戻せるかは分からんが試してみるしかない。


「これを飲みなさい、体が温まるよ」

「キレイなお水だね」

ゴクゴク……。
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