冷酷魔法騎士と見習い学士

枝浬菰文庫

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魔法国

ドラゴンの怒り

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「うわぁーこれがルイス様のドラゴンか間近で見るとかっこいいな…」


「気をつけろよ噛まれるぞ」


「あっはい、でも唯一魔法騎士でドラゴンを扱えるルイス様…はぁかっこいい」
ルイスの実力を知る者は絶賛の声をあげている。
一部貴族を覗いては憧れの存在なのだ。


「む…扱えるなんて言葉遣わないで…【あまいろ】はお友達なの」


「あぁ…あぁごめんね」


「シャーロットちゃん俺からも謝るよ、弟子が酷いことを言ってしまってごめんね」


弟子??



「シャンはルイスを探してきてほしい、俺は拠点に戻ってシャーロットちゃんを安全なところに連れて行く」


「分かりました」


「シャーロットちゃんほうきに乗って」
とおいでと言うが

つまりお前の足に乗っかれということだろ、絶対嫌だ。


「【あまいろ】乗せてくれる?」

というと大きいサイズになりシャーロットを乗せて飛ぶ


「あぁそうだよね…」
じゃぁ俺もと言おうとしたらドラゴンに一睨みされた。


拠点に戻ると
トップクラス1位のフランシスカ王妃がいた。


「帰還命令は出ていないがルイス…」


【あまいろ】から降りてきたのは少女だった…。


「クラウスどういうことですか?」


「申し訳ございません、私もあまり分かっておりません」


「いえ、なぜドラゴンの背から少女が降りてくるのです、まだ私ですらドラゴンの背には乗ったことがないのに…」
と少し戸惑っていた。

「初めまして、シャーロットです」


「シャーロット胸糞悪い名前だこと」


「王妃がそのような言葉遣いは感心できません!!」


「クラウス、この子処刑しなさい」

「なっ……」

処刑という言葉を聞いた
【あまいろ】は魔力を存分に体に蓄えている


「あら? その子を守りたいのかしら? いい度胸ね」



王妃は杖を出し【あまいろ】に向ける


「おやめなさい」


長いローブを着た、少し年老いた魔法使いが来た。


その場にいた全員が片膝をつく


「おじい様」


「ここでは騎士団長とお呼びといつになったら分かるんだい? それにフランシスカとこのドラゴンが争えば国1つ消えるから」


騎士団長はドラゴンの元に行き

「ご無礼をしたようで申し訳なかった、この通りだ怒りを収めてくれないか?」

帽子を取り頭を下げる


「【あまいろ】ありがとう、私は大丈夫だよ」

と伝えるとポンと小さくなりシャーロットの頭の上に乗かった。


「ほぉー君はすごいね、それにこの子は【あまいろ】ルイスのドラゴンだね」


「シャーロット君、そろそろ【あまいろ】を主の元に返してくれないかな? きっとルイスが呼んでいるころだ」

ここにいるけどな

「分かりました、【あまいろ】ごめんね、今は一緒にはいられないから戦場に戻ってくれるかな?」


【寂しい…】


「私もだよ」

ぎゅっと抱いて

【あまいろ】は空高く飛んだ

「さて、シャーロット君少しお話しないか?」

なんの話だ?

「分かりました」


「クラウスこの子は私が預かるから弟子のシャンの元に行ってあげなさい」


「分かりました」
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