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第三章
1. 緑色の子供たち
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惑星〈青砂〉戦略ステーションのメインオフィスを早足で駆け抜けながら、ネープ三〇二は同僚や部下たちに矢継ぎ早の指示や命令を放ち続けていた。
宇宙船の手配……その乗員、装備の手配……〈鏡夢《カガム》〉宙域の状況に関する情報の手配……
それらの仕事は、銀河帝国で最も先鋭的な戦力をこのステーションから出撃させるという目的につながるものだった。
各部署の責任者たちと、互いに寸分違わぬ顔を突き合わせながら歩き続け、完全人間の少女はついに仁王立ちする上司と鉢合わせした。
「何を騒ぎ立てているのだ」
ネープ一四一は答えの分かりきった質問をした。
「決まってるじゃない。救助の準備」
「ラ家と戦争をするつもりか?」
「ドロメックの映像は見たでしょ? 銀河皇帝の後継者が、追われているのよ。救助するのはネープの義務でしょう」
「ネープならすでに一人、後継者のそばにいる」
「三〇三は捕まったわよ。後継者とは引き離されて、守護者としての役に立ってないわ」
「公家のテリトリーに不法侵入したのだ。その対応に異を唱えることは出来ん」
「不法侵入……」
三〇二は肩を落とした。分かっていながら無視していた現実に気力を奪われ、すっかりおとなしくなった足取りでオフィスの出口へと向かう。
ステーションの窓に歩み寄り、外に広がる青い惑星と、背後に立った上司の間で、少女は完全人間におよそ相応しくない無力感に己を埋没させた。
「あの子……なんだってあんなところへ行ったのよ」
その答えも分かりきっていた。
原因は不明……あり得ようのないアクシデント……可能な限り情報を収集し、精査の上、対策を……
対策して、行方不明の娘に代わる皇位後継者を守るのか……
損失はネープ一名。
「あいつは帰って来る」
一四一の言葉に、三〇二は虚ろな顔で振り向いた。
それは、落ち着きを取り戻して、これ以上なく怜悧な思考に復帰した彼女には、およそ説得力の薄い見通しだった。
「ずいぶん、楽観的ですね」
と、視線だけで反応を返した少女に、完全人間の長は言葉を返した。
「君が悲観的なのだ」
完全に中立な観点から状況を分析して導かれる結論というわけだ。
流体脳の計算のように、弾き出された結論を言っただけで、別に慰めを与えようとしたわけではないのだろうが……
だったら、どうしてこんな近くに立って言葉にするのよ……
二人の背後では、他のネープたちがとっくに三〇二の指示を放棄し、自分の仕事に戻っていた。
全員が、こうなることはわかっていたのだ。
* * *
落ちる……落ちる……
奈落の底へと落下するリパルシング・デッキの上で、遠藤空里は今度こそ最期かもしれないという覚悟を決めようとした。
破壊された校舎や惑星改造船の上からの落下でも生還したが、今度はそれらとは決定的に違う。
ネープがいない。
この事実は大きい。大き過ぎる。
今まで自分を護っていた彼の力が、いかに大きなものだったか。それと切り離された途端、こんなにも寄るべなく絶望的な状況に放り込まれたことからも分かろうというものだった。
傍のケイト・ティプトリーは英語で何か叫びながら、大きく傾いたデッキの手すりに、手と足の両方をかけて必死にしがみついていた。その身体の上を、茶色い影がパパッとよじのぼって、無人の操縦席に向かって行く。
シェンガはフレームを潜ってなんとかシートに滑り込むと、レバー類を操作してリパルシング・デッキを水平状態に持っていこうとした。
だが、装置のつくりがミン・ガンの身体に対して大き過ぎるため、なかなか思い通りにはいかなかった。
「ちくしょうめ!」
ようやく、機体の四方に取り付けられた反発フィンが機能し、リパルシング・デッキは手すりにしがみつくことなく、乗っていられる向きに落ち着いた。
しかし落下の勢いはおさまらず、巨大な金属の渓谷は次第に暗さを増してきていた。
「どこかに降りられないの?!」
不安に駆られて空里は叫んだ。
「今、その場所を探してるところだ!」
空里は勇気を振り絞ってデッキの端から下を見下ろした。降りられそうなところとは、どんなところかまるで判断がつかない。建物からせり出したテラスは、だんだん狭く未整理な雰囲気になっている気がする。ネープを見失った庭園のような平地は、まったく見つからなかった。
「あそこに降りるぞ!」
シェンガが言ってるのがどこなのかもはっきり分からない。
やがてリパルシング・デッキは、細長い橋のようなテラスに近づいていった。その一方は建物に開いたトンネルに繋がっており、奥まで入って行けそうに見える。
ミン・ガンの戦士はデッキのスラスターをふかし、落下軌道をゆるやかにした。目標のテラスと並行の向きに合わせ、着陸の態勢に入る。
だが、テラスの上に平地はほとんど無く、小さな建物に埋め尽くされていた。それらは雑然と並んだ、バラックに近い住居群のようだった。
高度を下げながら少しでも着陸しやすいところを求めて飛び続ける内に、リパルシング・デッキはトンネルの入り口を潜って巨大なビルの内部へと飛び込んだ。
暗い、地下道のような空間に、街が広がっている。
ついに建物の屋根からとび出した何かの突起物がデッキの底に接触した。
「つかまれ!」
シェンガの叫びと同時に、片側の反発フィンが何かにぶつかり、デッキはクルクルと回転しながらバラック群の中に墜落した。
衝撃音とともに屋根を破壊し、その奥に飛び込んだリパルシング・デッキの上で、空里はぎゅっと目をつぶった。
ひときわ大きなショックとともにデッキが停止し、それ以上動かないことを確かめて、ゆっくりと目を開ける。
あたりは弱い光に包まれ、もうもうとした煙が立ちこめていた。
ティプトリーがうめきながら頭をさすり、シェンガの姿は見えない。
と、何かがだんとデッキに落ちて来た。
そちらを振り向いた空里は、緑色の顔に鮮やかな黄色いペイントをほどこした半裸の子供と向き合っていることに気づいた。
「!」
少年とも少女ともつかぬ子供はデッキの中を素早く見回し、据え付けられたユーティリティトランクを見つけると、それに飛びかかって乱暴にこじ開けた。こぼれ出た工具類や薬品を持てる限り引っ掴み、あっという間に姿を消す。
やがて、緑色の手がいくつもデッキの淵から現れ、同じような緑色の子供たちがよじ登って来た。
彼らは奇声をあげながら傍若無人にデッキの上を走り回り、最初の子供が取りこぼしたトランクの中身を取り合った。獲物にありつけなかったそのうちの一人が、空里に目をつけ彼女のマントを引き剥がしにかかった。
「だめ! これはだめ!」
他の子供たちも、二人三人と空里に手を伸ばしてきた。
「やめて!」
ついに仰向けにひっくり返された空里の頭上で長い鉄棒が一閃した。
鉄棒はビュンビュンと空を切り、空里の周りから子供たちを吹っ飛ばしてゆく。
機体からはずした手すりを振り回し、シェンガは襲撃者たちに威嚇のうなり声を挙げた。立ちどころに、子供たちはその場から逃げ出し、リパルシング・デッキの上はまた空里たち三人だけになった。
「スラムだわ、ここは……」
ティプトリーが立ち上がりながら言った。
宇宙の果てのスラム街……空里は自分がこれ以上落ちようのない、世界のどん底にたどり着いたような気がした。
「これから……どうしたらいいの?」
「とにかく、ここから下りようぜ」
シェンガの提案に従い、バラックの残骸に足場を探しながら、空里とティプトリーはなんとか薄暗い地面……建物の中だから床か……の上に降り立った。
と……
「ヒッ!」
というティプトリーの声に振り返った空里は、自分たちが数人の影に囲まれているのに気づいた。
今度は子供たちではない。恰幅のいい長身をローブのような長衣に包み、不気味なマスクを着けた人間たちだ。
そのうちの一人が、ショックスピアーに似ている武器と思しき道具を空里に向け「こっちへ行け」というジェスチュアをして見せた。
多勢に無勢と見たか、シェンガも大人しく彼らの指示に従った。
「この人たち、誰? 帝国軍?」
空里の問いにシェンガは小さな肩をすくめた。
「そうじゃないな。ラ家の私兵でもないだろ。地元の実力者の手下じゃないか?」
「つまり、ギャングね」
ティプトリーの要約に、空里はため息をついてうなだれた。
宇宙の果てまで来て、ついにギャングの虜になってしまった……
銀河皇帝の後継者は足取りも重く、暗い街のさらに闇の奥へと連れ去られて行った。
宇宙船の手配……その乗員、装備の手配……〈鏡夢《カガム》〉宙域の状況に関する情報の手配……
それらの仕事は、銀河帝国で最も先鋭的な戦力をこのステーションから出撃させるという目的につながるものだった。
各部署の責任者たちと、互いに寸分違わぬ顔を突き合わせながら歩き続け、完全人間の少女はついに仁王立ちする上司と鉢合わせした。
「何を騒ぎ立てているのだ」
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「ラ家と戦争をするつもりか?」
「ドロメックの映像は見たでしょ? 銀河皇帝の後継者が、追われているのよ。救助するのはネープの義務でしょう」
「ネープならすでに一人、後継者のそばにいる」
「三〇三は捕まったわよ。後継者とは引き離されて、守護者としての役に立ってないわ」
「公家のテリトリーに不法侵入したのだ。その対応に異を唱えることは出来ん」
「不法侵入……」
三〇二は肩を落とした。分かっていながら無視していた現実に気力を奪われ、すっかりおとなしくなった足取りでオフィスの出口へと向かう。
ステーションの窓に歩み寄り、外に広がる青い惑星と、背後に立った上司の間で、少女は完全人間におよそ相応しくない無力感に己を埋没させた。
「あの子……なんだってあんなところへ行ったのよ」
その答えも分かりきっていた。
原因は不明……あり得ようのないアクシデント……可能な限り情報を収集し、精査の上、対策を……
対策して、行方不明の娘に代わる皇位後継者を守るのか……
損失はネープ一名。
「あいつは帰って来る」
一四一の言葉に、三〇二は虚ろな顔で振り向いた。
それは、落ち着きを取り戻して、これ以上なく怜悧な思考に復帰した彼女には、およそ説得力の薄い見通しだった。
「ずいぶん、楽観的ですね」
と、視線だけで反応を返した少女に、完全人間の長は言葉を返した。
「君が悲観的なのだ」
完全に中立な観点から状況を分析して導かれる結論というわけだ。
流体脳の計算のように、弾き出された結論を言っただけで、別に慰めを与えようとしたわけではないのだろうが……
だったら、どうしてこんな近くに立って言葉にするのよ……
二人の背後では、他のネープたちがとっくに三〇二の指示を放棄し、自分の仕事に戻っていた。
全員が、こうなることはわかっていたのだ。
* * *
落ちる……落ちる……
奈落の底へと落下するリパルシング・デッキの上で、遠藤空里は今度こそ最期かもしれないという覚悟を決めようとした。
破壊された校舎や惑星改造船の上からの落下でも生還したが、今度はそれらとは決定的に違う。
ネープがいない。
この事実は大きい。大き過ぎる。
今まで自分を護っていた彼の力が、いかに大きなものだったか。それと切り離された途端、こんなにも寄るべなく絶望的な状況に放り込まれたことからも分かろうというものだった。
傍のケイト・ティプトリーは英語で何か叫びながら、大きく傾いたデッキの手すりに、手と足の両方をかけて必死にしがみついていた。その身体の上を、茶色い影がパパッとよじのぼって、無人の操縦席に向かって行く。
シェンガはフレームを潜ってなんとかシートに滑り込むと、レバー類を操作してリパルシング・デッキを水平状態に持っていこうとした。
だが、装置のつくりがミン・ガンの身体に対して大き過ぎるため、なかなか思い通りにはいかなかった。
「ちくしょうめ!」
ようやく、機体の四方に取り付けられた反発フィンが機能し、リパルシング・デッキは手すりにしがみつくことなく、乗っていられる向きに落ち着いた。
しかし落下の勢いはおさまらず、巨大な金属の渓谷は次第に暗さを増してきていた。
「どこかに降りられないの?!」
不安に駆られて空里は叫んだ。
「今、その場所を探してるところだ!」
空里は勇気を振り絞ってデッキの端から下を見下ろした。降りられそうなところとは、どんなところかまるで判断がつかない。建物からせり出したテラスは、だんだん狭く未整理な雰囲気になっている気がする。ネープを見失った庭園のような平地は、まったく見つからなかった。
「あそこに降りるぞ!」
シェンガが言ってるのがどこなのかもはっきり分からない。
やがてリパルシング・デッキは、細長い橋のようなテラスに近づいていった。その一方は建物に開いたトンネルに繋がっており、奥まで入って行けそうに見える。
ミン・ガンの戦士はデッキのスラスターをふかし、落下軌道をゆるやかにした。目標のテラスと並行の向きに合わせ、着陸の態勢に入る。
だが、テラスの上に平地はほとんど無く、小さな建物に埋め尽くされていた。それらは雑然と並んだ、バラックに近い住居群のようだった。
高度を下げながら少しでも着陸しやすいところを求めて飛び続ける内に、リパルシング・デッキはトンネルの入り口を潜って巨大なビルの内部へと飛び込んだ。
暗い、地下道のような空間に、街が広がっている。
ついに建物の屋根からとび出した何かの突起物がデッキの底に接触した。
「つかまれ!」
シェンガの叫びと同時に、片側の反発フィンが何かにぶつかり、デッキはクルクルと回転しながらバラック群の中に墜落した。
衝撃音とともに屋根を破壊し、その奥に飛び込んだリパルシング・デッキの上で、空里はぎゅっと目をつぶった。
ひときわ大きなショックとともにデッキが停止し、それ以上動かないことを確かめて、ゆっくりと目を開ける。
あたりは弱い光に包まれ、もうもうとした煙が立ちこめていた。
ティプトリーがうめきながら頭をさすり、シェンガの姿は見えない。
と、何かがだんとデッキに落ちて来た。
そちらを振り向いた空里は、緑色の顔に鮮やかな黄色いペイントをほどこした半裸の子供と向き合っていることに気づいた。
「!」
少年とも少女ともつかぬ子供はデッキの中を素早く見回し、据え付けられたユーティリティトランクを見つけると、それに飛びかかって乱暴にこじ開けた。こぼれ出た工具類や薬品を持てる限り引っ掴み、あっという間に姿を消す。
やがて、緑色の手がいくつもデッキの淵から現れ、同じような緑色の子供たちがよじ登って来た。
彼らは奇声をあげながら傍若無人にデッキの上を走り回り、最初の子供が取りこぼしたトランクの中身を取り合った。獲物にありつけなかったそのうちの一人が、空里に目をつけ彼女のマントを引き剥がしにかかった。
「だめ! これはだめ!」
他の子供たちも、二人三人と空里に手を伸ばしてきた。
「やめて!」
ついに仰向けにひっくり返された空里の頭上で長い鉄棒が一閃した。
鉄棒はビュンビュンと空を切り、空里の周りから子供たちを吹っ飛ばしてゆく。
機体からはずした手すりを振り回し、シェンガは襲撃者たちに威嚇のうなり声を挙げた。立ちどころに、子供たちはその場から逃げ出し、リパルシング・デッキの上はまた空里たち三人だけになった。
「スラムだわ、ここは……」
ティプトリーが立ち上がりながら言った。
宇宙の果てのスラム街……空里は自分がこれ以上落ちようのない、世界のどん底にたどり着いたような気がした。
「これから……どうしたらいいの?」
「とにかく、ここから下りようぜ」
シェンガの提案に従い、バラックの残骸に足場を探しながら、空里とティプトリーはなんとか薄暗い地面……建物の中だから床か……の上に降り立った。
と……
「ヒッ!」
というティプトリーの声に振り返った空里は、自分たちが数人の影に囲まれているのに気づいた。
今度は子供たちではない。恰幅のいい長身をローブのような長衣に包み、不気味なマスクを着けた人間たちだ。
そのうちの一人が、ショックスピアーに似ている武器と思しき道具を空里に向け「こっちへ行け」というジェスチュアをして見せた。
多勢に無勢と見たか、シェンガも大人しく彼らの指示に従った。
「この人たち、誰? 帝国軍?」
空里の問いにシェンガは小さな肩をすくめた。
「そうじゃないな。ラ家の私兵でもないだろ。地元の実力者の手下じゃないか?」
「つまり、ギャングね」
ティプトリーの要約に、空里はため息をついてうなだれた。
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(2022.04.04)
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