35 / 46
第四章
3. 皇冠授与の儀
しおりを挟む
駐機場で空里を出迎えたのは、完全武装で顔を隠した数騎のメタトルーパーと、詰襟のスーツに身を包む二人の完全人間だった。
二人は、空里の前を歩く少年と確かに同じ顔をしていたが、少年ではなかった。一人は、中年に差し掛かりつつある成年男性。もう一人は、華奢でかすかに柔らかさを感じさせる体型の持ち主だった。
女の子のネープ!
その存在は話から当然だったが、実際に目の当たりにすると実に奇妙で不思議な存在に感じた。まじまじと彼らの顔を観察している間に、空里は二人と間近に相対していた。
男性のネープが口を開いた。
「ようこそ、エンドー・アサト。私はネープ一四一。すべてのネープの統括責任者です。あなたを皇位継承者として歓迎いたします」
「あ……ありがとうございます。よろしくお願いします」
思わず場違いにありふれた返事をしてから、これでよかったのかしら? とネープを振り返ったが、彼は何も言わなかった。
「これがあなたの皇冠です」
一四一が傍の少女の掲げるトレイからそれを取り上げ、空里に差し出した。
皇冠は、空里が想像していたものと、全く違っていた。
もっと、宝石や彫刻で飾られた装身具的なものかと思っていたが、それはまるで青い水晶から削り出したような石の円環だった。飾りめいたものといえば、上といわず下といわず不揃いに伸びた何本かの小さなトゲだけだ。
空里の思いを見透かしたように一四一が語りかけた。
「これは、単なる象徴的な装身具ではありません。星百合の一部から出来ている、一種の共生生物です。もし、あなたにうまく反応すれば、あなたの知覚や認識力を大きく拡大する力を与えてくれます」
空里は顔を上げて聞いた。
「私に反応しないことも、あるわけですか?」
「それは皇冠次第です。あなたの種族、つまりチキュウジンにこれが与えられるのは初めてなので、なんとも申し上げられません」
「なるほど……」
空里が差し出しされたままの皇冠をどうしたものかと迷っていると、傍の少年が声をかけた。
「着けてみてください」
「え? 〈即位の儀〉まで待たなくていいの?」
「儀式はあくまで儀式です。それまで、それがどこにあっても、問題はありません。あなたが身に着けていれば、なおさらです」
空里は皇冠を受け取ると、それを恐る恐る頭にのせ……
「!」
……かすかに皇冠が動くのを感じた。
少し小さいような気がしたが、皇冠が自分でサイズを合わせてくれたようだ。確かにこれは生き物なのだ。
「ちょっと……気持ち悪い」
「慣れてください。これは、銀河皇帝を皇帝たらしめてくれるものでもあるのです」
一四一が言った。
「はい……」
「とりあえず、似合っとるぞ」
背後からミ=クニ・クアンタが声をかけてきた。
「そうですか……」
鏡が欲しいなあ。
「それから、これがあなたの玉座機です」
ネープ一四一が黒い石か金属の塊にしか見えない、巨大な物体を指し示しながら、空里をその近くに招き寄せた。
見ると、玉座機の表面は溝状のデコボコが穿たれており、その溝の奥で星のような橙色の光がいくつも瞬いている。
「話は聞いていると思いますが、あなたを守ってくれる多機能かつ強力な生物機械です。今は眠っていますが、あなたの命令で覚醒します。呼びかけてみてください」
「えっ! これにですか?」
一四一はうなずくと、少し空里の背後に下がった。何が起こるのか不安だったが、空里は思い切ってその物体に声をかけてみた。
「……起きて」
何も起こらない。
「もっと強く、どうぞ」
一四一がアドバイスした。
「起きて!」
空里の声に反応し、溝の奥の光が青く変色して輝いた。次の瞬間、玉座機はその形を大きく変えた。
溝で区切られた部分がスライドして中央部分が大きくへこみ、階段状の段差が生まれ、その頂上に人ひとりが座れるくらいのくぼみが現れた。
「どうぞ、玉座にお着きください」
これが、玉座……
空里は階段を昇って頂上にたどり着くと、振り返って窪みに腰を下ろした。
同時に、あたりからザッという音が響いて空気を揺らした。
「!」
空里はまったく気づいていなかったが、駐機場の周りは一段下がった広場になっており、そこにおびただしい数の人影が控えていた。
それは、何千人という数のメタトルーパーが、一斉にショックスピアーを掲げた音だったのだ。
「皇冠と玉座機を手にした皇位継承者……すべてのネープはあなたに忠誠を誓います」
一四一が静かに宣言してこうべを垂れ、〈皇冠受領の儀〉の終了を告げた。
今のが儀式? これで終わり?
あまりの簡潔さに、空里は呆気に取られた。
後で知ったことだが、本来は後継者が属する種族の慣習に合わせた段取りによる典礼となるらしい。空里の種族……すなわち地球人のためにこの儀式が行われたことがないので、あっさりとした儀式となったのだ。
とにかく、受け取るものを受け取った空里は、すぐにもネープと共に地球へ帰る……つもりだった。
だが、玉座を下りた彼女を待ってたのは、一四一の意外な言葉だった。空里のネープ三〇三は、直ちに十一号室……すなわち、医療区へ送致されるというのだ。
「体調に問題はありませんが……」
少年三〇三は抗議した。
「〈鏡夢〉で自己失調メソッドを使っただろう」
一四一のその一言だけで、少年は沈黙した。
それは空里が初めて目の当たりした、完全人間同士の会話だったが、あまりに簡潔でよく意味がつかめなかった。一四一は、彼がサロウ城を脱出する際、敵の目を欺くために自分で極端に体調を崩す技を用いたのだと説明してくれた。その影響が残っていないか、診断する必要があるというのだ。
当然、一四一が〈鏡夢〉での出来事など知るはずはないのだが、同一人物と言っていい、同じ遺伝子を持ったネープたちの間では、結果としての状況からその行動の過程を把握するのは簡単なのだそうだ。
「そんな危ないことをしていたの?」
咎めるような空里の言葉にも、ネープは全く臆することがなかった。恐らくそうしたことが当然と信じているのだろう。
「……すぐに戻ります」
そう言ってひとり〈守護闘士宮〉の奥へと去っていくネープを見送りながら、空里は〈鏡夢〉での行き別れとは別の寂しさを感じていた。
危険がないことも、どこにいるのかもわかっているのに……
一四一が言った。
「三〇三の診療が終わるを待つのも結構ですが、もし直ちにチキュウへ帰るおつもりでしたら、代わりのネープをすぐに準備いたします。どうしますか?」
答えは決まっている。
「彼と一緒でなければイヤです」
そして、その答えへの対応も、一四一は用意していた。
「わかりました。では、その間に玉座機の使い方をお教えしましょう」
一四一は、かたわらの少女を指し示した。
「これは、ネープ三〇二です。彼女がご指導いたします」
「三〇二です。お見知り置きください」
はじめて少女が口を開いた。顔は彼……三〇三そのものだが、声は少女らしい響きだった。
三〇二……?
「彼と……三〇三と一つ違いなのね」
「彼とは、同じロットの生まれです。私の分娩順が一つだけ早かったのです」
「ああ……よくわからないけど、あなたの方がお姉さんてことね?」
三〇二は一瞬、キラキラ光る目を大きく見開いた。
三〇三は見せたことのない顔だ。
「そう……ですね」
言い淀みながら答える少女の人間臭さに、空里は親しみをおぼえた。
こんな完全人間もいるのだわ……
二人は、空里の前を歩く少年と確かに同じ顔をしていたが、少年ではなかった。一人は、中年に差し掛かりつつある成年男性。もう一人は、華奢でかすかに柔らかさを感じさせる体型の持ち主だった。
女の子のネープ!
その存在は話から当然だったが、実際に目の当たりにすると実に奇妙で不思議な存在に感じた。まじまじと彼らの顔を観察している間に、空里は二人と間近に相対していた。
男性のネープが口を開いた。
「ようこそ、エンドー・アサト。私はネープ一四一。すべてのネープの統括責任者です。あなたを皇位継承者として歓迎いたします」
「あ……ありがとうございます。よろしくお願いします」
思わず場違いにありふれた返事をしてから、これでよかったのかしら? とネープを振り返ったが、彼は何も言わなかった。
「これがあなたの皇冠です」
一四一が傍の少女の掲げるトレイからそれを取り上げ、空里に差し出した。
皇冠は、空里が想像していたものと、全く違っていた。
もっと、宝石や彫刻で飾られた装身具的なものかと思っていたが、それはまるで青い水晶から削り出したような石の円環だった。飾りめいたものといえば、上といわず下といわず不揃いに伸びた何本かの小さなトゲだけだ。
空里の思いを見透かしたように一四一が語りかけた。
「これは、単なる象徴的な装身具ではありません。星百合の一部から出来ている、一種の共生生物です。もし、あなたにうまく反応すれば、あなたの知覚や認識力を大きく拡大する力を与えてくれます」
空里は顔を上げて聞いた。
「私に反応しないことも、あるわけですか?」
「それは皇冠次第です。あなたの種族、つまりチキュウジンにこれが与えられるのは初めてなので、なんとも申し上げられません」
「なるほど……」
空里が差し出しされたままの皇冠をどうしたものかと迷っていると、傍の少年が声をかけた。
「着けてみてください」
「え? 〈即位の儀〉まで待たなくていいの?」
「儀式はあくまで儀式です。それまで、それがどこにあっても、問題はありません。あなたが身に着けていれば、なおさらです」
空里は皇冠を受け取ると、それを恐る恐る頭にのせ……
「!」
……かすかに皇冠が動くのを感じた。
少し小さいような気がしたが、皇冠が自分でサイズを合わせてくれたようだ。確かにこれは生き物なのだ。
「ちょっと……気持ち悪い」
「慣れてください。これは、銀河皇帝を皇帝たらしめてくれるものでもあるのです」
一四一が言った。
「はい……」
「とりあえず、似合っとるぞ」
背後からミ=クニ・クアンタが声をかけてきた。
「そうですか……」
鏡が欲しいなあ。
「それから、これがあなたの玉座機です」
ネープ一四一が黒い石か金属の塊にしか見えない、巨大な物体を指し示しながら、空里をその近くに招き寄せた。
見ると、玉座機の表面は溝状のデコボコが穿たれており、その溝の奥で星のような橙色の光がいくつも瞬いている。
「話は聞いていると思いますが、あなたを守ってくれる多機能かつ強力な生物機械です。今は眠っていますが、あなたの命令で覚醒します。呼びかけてみてください」
「えっ! これにですか?」
一四一はうなずくと、少し空里の背後に下がった。何が起こるのか不安だったが、空里は思い切ってその物体に声をかけてみた。
「……起きて」
何も起こらない。
「もっと強く、どうぞ」
一四一がアドバイスした。
「起きて!」
空里の声に反応し、溝の奥の光が青く変色して輝いた。次の瞬間、玉座機はその形を大きく変えた。
溝で区切られた部分がスライドして中央部分が大きくへこみ、階段状の段差が生まれ、その頂上に人ひとりが座れるくらいのくぼみが現れた。
「どうぞ、玉座にお着きください」
これが、玉座……
空里は階段を昇って頂上にたどり着くと、振り返って窪みに腰を下ろした。
同時に、あたりからザッという音が響いて空気を揺らした。
「!」
空里はまったく気づいていなかったが、駐機場の周りは一段下がった広場になっており、そこにおびただしい数の人影が控えていた。
それは、何千人という数のメタトルーパーが、一斉にショックスピアーを掲げた音だったのだ。
「皇冠と玉座機を手にした皇位継承者……すべてのネープはあなたに忠誠を誓います」
一四一が静かに宣言してこうべを垂れ、〈皇冠受領の儀〉の終了を告げた。
今のが儀式? これで終わり?
あまりの簡潔さに、空里は呆気に取られた。
後で知ったことだが、本来は後継者が属する種族の慣習に合わせた段取りによる典礼となるらしい。空里の種族……すなわち地球人のためにこの儀式が行われたことがないので、あっさりとした儀式となったのだ。
とにかく、受け取るものを受け取った空里は、すぐにもネープと共に地球へ帰る……つもりだった。
だが、玉座を下りた彼女を待ってたのは、一四一の意外な言葉だった。空里のネープ三〇三は、直ちに十一号室……すなわち、医療区へ送致されるというのだ。
「体調に問題はありませんが……」
少年三〇三は抗議した。
「〈鏡夢〉で自己失調メソッドを使っただろう」
一四一のその一言だけで、少年は沈黙した。
それは空里が初めて目の当たりした、完全人間同士の会話だったが、あまりに簡潔でよく意味がつかめなかった。一四一は、彼がサロウ城を脱出する際、敵の目を欺くために自分で極端に体調を崩す技を用いたのだと説明してくれた。その影響が残っていないか、診断する必要があるというのだ。
当然、一四一が〈鏡夢〉での出来事など知るはずはないのだが、同一人物と言っていい、同じ遺伝子を持ったネープたちの間では、結果としての状況からその行動の過程を把握するのは簡単なのだそうだ。
「そんな危ないことをしていたの?」
咎めるような空里の言葉にも、ネープは全く臆することがなかった。恐らくそうしたことが当然と信じているのだろう。
「……すぐに戻ります」
そう言ってひとり〈守護闘士宮〉の奥へと去っていくネープを見送りながら、空里は〈鏡夢〉での行き別れとは別の寂しさを感じていた。
危険がないことも、どこにいるのかもわかっているのに……
一四一が言った。
「三〇三の診療が終わるを待つのも結構ですが、もし直ちにチキュウへ帰るおつもりでしたら、代わりのネープをすぐに準備いたします。どうしますか?」
答えは決まっている。
「彼と一緒でなければイヤです」
そして、その答えへの対応も、一四一は用意していた。
「わかりました。では、その間に玉座機の使い方をお教えしましょう」
一四一は、かたわらの少女を指し示した。
「これは、ネープ三〇二です。彼女がご指導いたします」
「三〇二です。お見知り置きください」
はじめて少女が口を開いた。顔は彼……三〇三そのものだが、声は少女らしい響きだった。
三〇二……?
「彼と……三〇三と一つ違いなのね」
「彼とは、同じロットの生まれです。私の分娩順が一つだけ早かったのです」
「ああ……よくわからないけど、あなたの方がお姉さんてことね?」
三〇二は一瞬、キラキラ光る目を大きく見開いた。
三〇三は見せたことのない顔だ。
「そう……ですね」
言い淀みながら答える少女の人間臭さに、空里は親しみをおぼえた。
こんな完全人間もいるのだわ……
0
あなたにおすすめの小説
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
アガルタ・クライシス ―接点―
来栖とむ
SF
神話や物語で語られる異世界は、空想上の世界ではなかった。
九州で発見され盗難された古代の石板には、異世界につながる何かが記されていた。
同時に発見された古い指輪に偶然触れた瞬間、平凡な高校生・結衣は不思議な力に目覚める。
不審な動きをする他国の艦船と怪しい組織。そんな中、異世界からの来訪者が現れる。政府の秘密組織も行動を開始する。
古代から権力者たちによって秘密にされてきた異世界との関係。地球とアガルタ、二つの世界を巻き込む陰謀の渦中で、古代の謎が解き明かされていく。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる