異世界で走り回りたい(健康な身体って楽しいね！)

SS 新人兵士 〜少年編〜2

こんばんは
今日は暑いですね。
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「おーいカイ忘れ物はないか？水と食料…それに金だ。俺達の村には身分証はねーが街に行くには身分証が必要だ。ない場合は銀貨1枚だ。」

お父さんが心配そうに声をかける

「そんなに心配しなくてもいいよ。昨日から準備してたからね。」

「そ、そうか。気をつけるんだぞ。」

お父さんは魔獣の事を考えてるな
この辺の魔獣ならもう怖くない。大丈夫

「はい。いってくる」

フシーフシーっ
ブブブブ

『ガリウスに行く皆さん！そろそろ出発しますよぉー！馬車に乗って下さいぃ～』

商人の人が声を上げる

慌てて俺は走り出した。

馬車の荷台には食料や水が積んであった。村から街まで1日くらいかかるそうだ。いくら魔獣でさえも大人数を襲ったりしない。ただーー>ドラゴンは別だ。
ドラゴンはSランクで腕利きの冒険者が10人以上で挑むものだ。ドラゴンを倒せば一生困らない程の大金を手に入れることができる。

チュンチュンッ
ピロロロロロ～

鳥の美しい声がする。

ーー

俺は鳥の声を聞くと眠くなった。
街に着くまで時間がかかる。
しばらく寝よう

「商人さん。俺少し寝ますね。何かあったら起こしてください。」

「はい。分かりました。まぁ魔獣に遭遇する事はないと思いますから～安心してください」

ガダガダ

1台の馬車が街に走り去って行った