退屈な生活から〜異世界転生〜絶望と悲しみ

冒険者になろう！

ギルドに行こう

やってきた王都
テンプレあるかな？ないかな？

大通りは石畳で舗装され、屋台らしきものも沢山出ていた。
　外にいる人は賑やかで、この街が繁栄しているのがわかる。
(可愛い女の子発見っー！)

街を歩き、杖に剣が交差している看板が見える。それなりに大きな建物だ。
　扉を開けて中に入る。
　正面には受付があり、右側には依頼と思われる用紙が掲示板に貼られていた。
　左側には、待合スペースと食事処みたいなところがある。

猫耳いる？

いたら嬉しい。

立ってても仕方ないので受付に並ぶ

(おっ。惜しい。でも可愛い髪は金色で目は水色だ。)

犬耳の獣人の受付嬢が、顔を上げ笑顔で挨拶してくれる。

「依頼ですか？」

「いいえ。登録をしたくて」

(憧れだった冒険者)

「 あ、これは失礼しました。 」
「 私は冒険者ギルドで受付をしております、ユイといいます」

(ユイちゃんか可愛い名前だな。日本人みたいな名前だな。)

「万兎です。よろしくお願いします」
「あら、礼儀正しいのね。気軽にユイって呼んでくださいね」

Σ( //ω// )はぅ
天使やぁ～

「 あ！ ユイちゃん。なんだよ、子守なんてしてないで、こっちで一緒に飲もうぜ」

「仕事中ですので…」

興味がなさそうに言葉を返す。
　そのまま出ようとしたら、一人の男がユイの腕を掴んできた。

「 俺たちの言うこと聞けねぇのかよ？」
(テンプレか！テンプレだよな。)

《創造》
体術
手加減

一応ね。手加減しないとオーバーキルだもん。