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運要素
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あみだくじの結果、彼と修学旅行で同じ班になった。
だからといって旅行中、さして親交が深まった訳でもない。
しかし、それからというもの、まるで何か運命の輪が回転を始めたように、ことある毎に、決してインチキをした訳でもないのに、彼と何かと一緒になった。私はそれが少し後ろめたい感じだった。彼はクラスでとても人気がある男の子なのだった。私はというと、地味で特に取り柄もない人間だった。客観的な見解をするならば、彼とお似合いだなといえる女子はクラス一可愛いと言われるあの子が正にそうだし、百歩譲っても彼にとっての3番手ですらない、それが私と言えた。だからこそ、突然働きもしないぐうたらが何の苦労もなく宝くじを当ててしまったかのようなこんな状況がすごく落ち着かなかった。
私達は高校三年生である。従って受験生。そんな恋愛談義など将来を見据えるなら浅はかなものだ。恋なんて、高二の時点で済ませておきなさいという話だ。しかしそれでも、私に巡ってきた彼との邂逅は私に何か特別なものを感じさせた。それ即ち平たく言えば恋心である。恋愛感情である。いかに、自分が単純かを感じる。いかに、この恋が安っぽいかを感じる。だって、高三の今の今まで特に恋愛なんて私には無縁の物だと自負していたし、数少ない友達とも、お互いに「私達って恋に縁がないよね、まあ、私達は性格的に大人になってからが本番だよね」とか冗談混じりに励ましあっていたのだから。
私は恋愛に関しては傍観者だったはずだ。それが、たまたま彼と一緒に生徒活動や地域行事の某が重なったりして、たまたま家族の話やTV、趣味の話、そんな他愛のない会話をしただけで、こうもコロッと気持ちを変えるなんて。卑しい。わかっている。わかっている。
けれど。確かに彼は格好良いのだった。特別顔が男前とは言えなかった。アイドルのような顔立ちをした高校生なら他にいる。しかし、彼には独特の雰囲気があった。それ故か男子の間でも人気があった。勝手だが、皆どうせ感じる事なんだろうけれど、彼と会話する時のあの、喉が潤うような、心が段々落ち着いていくような感覚は凄く魅力的だった。私にだけ感じる。彼が私にだけ振り向いてくれている。そんな訳がない、全てたまたま。わかっている。けれど勝手に、彼がもしかしたら私に好意があるんじゃないかとか、だから話す機会が増えたんじゃないかとかそんな無茶苦茶な暴論を打ち立てるほどに、私の頭は麻痺していた。
4月の修学旅行からあっという間に、冬が近くなり受験がいよいよ目前という時期になった。
私は結局彼に仄かな好意を抱き続け、そして仲は相変わらずただの知り合いに過ぎなかった。けれど、何もかも偶然彼と一緒だった。文化祭の準備で夜遅くまで二人きりで校舎に残ったこともあった。登校下校、休みの日に鉢合わせなんて、私達にとっては造作もない。果ては彼とは志望校さえ同じらしかった。
クリスマスイブになった。彼は当然人気者で、男女問わず様々な誘いを受けたことだろう。
私はその日、近所の図書館が閉館日で、学校の教室が自習室として開放されていたことを思い出したので、学校に行った。
するとそこに彼が居た。彼だけが居た。
それはそうだろう。受験期とはいえ、クリスマスイブなのだ。
生徒どころか先生すら、一部だけだ。開放されていたところで、誰が好き好んで学校なんかに来るというのだ。
しかしそれにしたってだ。黙々と机に向かって勉強しているのが、たまたま彼一人だなんて、考えられるだろうか。でも関係ないのだ。だって、私は彼に学校に来るなんて一言も伝えていないのだから。ただの偶然。
私は黙って席に着いた。しかし、彼がすぐ後ろを振り向いてきて、私は彼と目が合った。目が合ったからなんだという話だが、まるでドラマのワンシーンのようだった。
彼はさほど意識的でもなくサラリと言ってきた。
「彼氏いないの?」
「いない」
「そうか、俺も居ないんだ。笑えるね、イブに学校で独り身が二人」
「はは、仕様がないよ、受験生だし」
居ないなど知らなかった。どこかに絶対に可愛い彼女が居るんだろうな、あるいは二股ぐらい掛けていたって不思議じゃない、そんな風に思って敢えて恋愛の話は一切持ち出したことなかったのだ。
だが、ここまであっさり言われてしまうと、拍子抜けだった。
「△△大学、どっちも受かったら良いな」
「はは、そうだね」
私はどこか期待していた。何かロマンスが起こるような。
でも、現実は有り得ないとも思っていた。彼が私にとって過ぎたもので、彼は、たまたま私と一緒になることが多かったから、その人当たりの良さを発揮しているだけなんだと。
「賭けない?」
「え?」
だから彼のあまりに簡単な真意を私は上手く汲み取れなかった。
「二人合格なら。うーん、そうだな。俺は可愛い彼女が欲しい。とびきり可愛い子。もう辛抱たまらんぐらいの」
「え? は? 何それ」
「そっちは? 片方合格なら何が欲しい?」
「え、私? も、賭けないといけないの? しかも片方に?」
「当然、賭けは主催者がいつの間にか一方的に進めて、そして美味しい所をいただく仕組み、それが世の常」
「はは。相変わらずなんか変なこと言うよね。じゃあ私も。イブだし。格好良い彼氏が欲しいで良い」
「決まりだな、健闘を祈る」
そう言って彼は即座に片付けをして席を立った。
「ちょ、ちょっと待って」
「悪い、今から真剣に家で勉強してくる。家のが集中できるんだ」
「え。そ、そう、じゃあね」
それだけだった。
賭けなんて。そう言われると、誰かルックスの良い友達や知り合いをお互いに紹介してあげるとか、パッと頭に浮かんだのは、そういう意味だった。それよりも何よりも、口調からして受験の緊張を解すためのサンタのプレゼントに因んだジョーク、そんな意図にしか私には思えなかった。
その後受験には私が失敗、私はワンランク下の大学へ進学した。
彼は見事合格し、まさに勝ち組とでも揶揄すべき存在になった。
片方合格、ならば賭けは私の勝ちと言えたのだが、特に重くも受け止めていなかった私はその事を話したりはしなかった。
卒業式の日。またなぜか彼と帰り道が一緒になり彼から話しかけてきた。
「悔しいよ。君は頭が良いから俺だけが頑張れば後は何とかなるって思ったんだけど。悪いな、俺のこと妬ましいよな、話したくもないかな」
「そんなことないよ。良いよ、一つ下の大学には行けるから」
「ほんとに?」
「うん、全然気にしてない」
「あー。そっか。俺は、その、あー。そうだ、イブの学校の賭け憶えてる?」
「あー、あれね」
「うん。勝ったのは君だ。参った参った参りました。賭け金は君のものだ、恰好良い彼氏だっけ?」
「あー、そうだったね、はは」
「うん。じゃあ俺とかさ。その全然恰好良くも何ともないんだけど。仮に賭けの賞品が俺だったらどう?」
「え? どうって。今?」
「うん」
「あー、私、うーん。良くわからない、はは」
私がそう言うと彼は一瞬だけとても硬い表情になった。私が見たことがない顔だった。
しかし、彼はたちどころに元の顔に戻り、
「そ、そっか。うん、なるほど。わかった。そういうことか。じゃあね、元気で!」
「あ、あ、うん」
そうはにかみ笑いで言って、私の元を去って行った。
私は結局、数年経ってから。
高校三年間の中でも、この高校三年生での彼との数奇な巡り合わせの時期ばかりを思い出して、こんなにも心に残っていたことに気付かされた。
そして、運が良かったから彼と一緒になることが多くて私だけ得しちゃって悪いなみたいな、そんな程度にしか思っていなかった自分の浅さを悔い、ひたすらにただ、なんでもっと正直に生きなかったのかと、幾度も幾度も反芻するのだった。明らかに私は彼のことが好きだったのに。どうして、あの時まるであんな態度であんな返し方しかしなかったのか、私は自分の事なのに、まるでわからないのだった。
だからといって旅行中、さして親交が深まった訳でもない。
しかし、それからというもの、まるで何か運命の輪が回転を始めたように、ことある毎に、決してインチキをした訳でもないのに、彼と何かと一緒になった。私はそれが少し後ろめたい感じだった。彼はクラスでとても人気がある男の子なのだった。私はというと、地味で特に取り柄もない人間だった。客観的な見解をするならば、彼とお似合いだなといえる女子はクラス一可愛いと言われるあの子が正にそうだし、百歩譲っても彼にとっての3番手ですらない、それが私と言えた。だからこそ、突然働きもしないぐうたらが何の苦労もなく宝くじを当ててしまったかのようなこんな状況がすごく落ち着かなかった。
私達は高校三年生である。従って受験生。そんな恋愛談義など将来を見据えるなら浅はかなものだ。恋なんて、高二の時点で済ませておきなさいという話だ。しかしそれでも、私に巡ってきた彼との邂逅は私に何か特別なものを感じさせた。それ即ち平たく言えば恋心である。恋愛感情である。いかに、自分が単純かを感じる。いかに、この恋が安っぽいかを感じる。だって、高三の今の今まで特に恋愛なんて私には無縁の物だと自負していたし、数少ない友達とも、お互いに「私達って恋に縁がないよね、まあ、私達は性格的に大人になってからが本番だよね」とか冗談混じりに励ましあっていたのだから。
私は恋愛に関しては傍観者だったはずだ。それが、たまたま彼と一緒に生徒活動や地域行事の某が重なったりして、たまたま家族の話やTV、趣味の話、そんな他愛のない会話をしただけで、こうもコロッと気持ちを変えるなんて。卑しい。わかっている。わかっている。
けれど。確かに彼は格好良いのだった。特別顔が男前とは言えなかった。アイドルのような顔立ちをした高校生なら他にいる。しかし、彼には独特の雰囲気があった。それ故か男子の間でも人気があった。勝手だが、皆どうせ感じる事なんだろうけれど、彼と会話する時のあの、喉が潤うような、心が段々落ち着いていくような感覚は凄く魅力的だった。私にだけ感じる。彼が私にだけ振り向いてくれている。そんな訳がない、全てたまたま。わかっている。けれど勝手に、彼がもしかしたら私に好意があるんじゃないかとか、だから話す機会が増えたんじゃないかとかそんな無茶苦茶な暴論を打ち立てるほどに、私の頭は麻痺していた。
4月の修学旅行からあっという間に、冬が近くなり受験がいよいよ目前という時期になった。
私は結局彼に仄かな好意を抱き続け、そして仲は相変わらずただの知り合いに過ぎなかった。けれど、何もかも偶然彼と一緒だった。文化祭の準備で夜遅くまで二人きりで校舎に残ったこともあった。登校下校、休みの日に鉢合わせなんて、私達にとっては造作もない。果ては彼とは志望校さえ同じらしかった。
クリスマスイブになった。彼は当然人気者で、男女問わず様々な誘いを受けたことだろう。
私はその日、近所の図書館が閉館日で、学校の教室が自習室として開放されていたことを思い出したので、学校に行った。
するとそこに彼が居た。彼だけが居た。
それはそうだろう。受験期とはいえ、クリスマスイブなのだ。
生徒どころか先生すら、一部だけだ。開放されていたところで、誰が好き好んで学校なんかに来るというのだ。
しかしそれにしたってだ。黙々と机に向かって勉強しているのが、たまたま彼一人だなんて、考えられるだろうか。でも関係ないのだ。だって、私は彼に学校に来るなんて一言も伝えていないのだから。ただの偶然。
私は黙って席に着いた。しかし、彼がすぐ後ろを振り向いてきて、私は彼と目が合った。目が合ったからなんだという話だが、まるでドラマのワンシーンのようだった。
彼はさほど意識的でもなくサラリと言ってきた。
「彼氏いないの?」
「いない」
「そうか、俺も居ないんだ。笑えるね、イブに学校で独り身が二人」
「はは、仕様がないよ、受験生だし」
居ないなど知らなかった。どこかに絶対に可愛い彼女が居るんだろうな、あるいは二股ぐらい掛けていたって不思議じゃない、そんな風に思って敢えて恋愛の話は一切持ち出したことなかったのだ。
だが、ここまであっさり言われてしまうと、拍子抜けだった。
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「はは、そうだね」
私はどこか期待していた。何かロマンスが起こるような。
でも、現実は有り得ないとも思っていた。彼が私にとって過ぎたもので、彼は、たまたま私と一緒になることが多かったから、その人当たりの良さを発揮しているだけなんだと。
「賭けない?」
「え?」
だから彼のあまりに簡単な真意を私は上手く汲み取れなかった。
「二人合格なら。うーん、そうだな。俺は可愛い彼女が欲しい。とびきり可愛い子。もう辛抱たまらんぐらいの」
「え? は? 何それ」
「そっちは? 片方合格なら何が欲しい?」
「え、私? も、賭けないといけないの? しかも片方に?」
「当然、賭けは主催者がいつの間にか一方的に進めて、そして美味しい所をいただく仕組み、それが世の常」
「はは。相変わらずなんか変なこと言うよね。じゃあ私も。イブだし。格好良い彼氏が欲しいで良い」
「決まりだな、健闘を祈る」
そう言って彼は即座に片付けをして席を立った。
「ちょ、ちょっと待って」
「悪い、今から真剣に家で勉強してくる。家のが集中できるんだ」
「え。そ、そう、じゃあね」
それだけだった。
賭けなんて。そう言われると、誰かルックスの良い友達や知り合いをお互いに紹介してあげるとか、パッと頭に浮かんだのは、そういう意味だった。それよりも何よりも、口調からして受験の緊張を解すためのサンタのプレゼントに因んだジョーク、そんな意図にしか私には思えなかった。
その後受験には私が失敗、私はワンランク下の大学へ進学した。
彼は見事合格し、まさに勝ち組とでも揶揄すべき存在になった。
片方合格、ならば賭けは私の勝ちと言えたのだが、特に重くも受け止めていなかった私はその事を話したりはしなかった。
卒業式の日。またなぜか彼と帰り道が一緒になり彼から話しかけてきた。
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「そんなことないよ。良いよ、一つ下の大学には行けるから」
「ほんとに?」
「うん、全然気にしてない」
「あー。そっか。俺は、その、あー。そうだ、イブの学校の賭け憶えてる?」
「あー、あれね」
「うん。勝ったのは君だ。参った参った参りました。賭け金は君のものだ、恰好良い彼氏だっけ?」
「あー、そうだったね、はは」
「うん。じゃあ俺とかさ。その全然恰好良くも何ともないんだけど。仮に賭けの賞品が俺だったらどう?」
「え? どうって。今?」
「うん」
「あー、私、うーん。良くわからない、はは」
私がそう言うと彼は一瞬だけとても硬い表情になった。私が見たことがない顔だった。
しかし、彼はたちどころに元の顔に戻り、
「そ、そっか。うん、なるほど。わかった。そういうことか。じゃあね、元気で!」
「あ、あ、うん」
そうはにかみ笑いで言って、私の元を去って行った。
私は結局、数年経ってから。
高校三年間の中でも、この高校三年生での彼との数奇な巡り合わせの時期ばかりを思い出して、こんなにも心に残っていたことに気付かされた。
そして、運が良かったから彼と一緒になることが多くて私だけ得しちゃって悪いなみたいな、そんな程度にしか思っていなかった自分の浅さを悔い、ひたすらにただ、なんでもっと正直に生きなかったのかと、幾度も幾度も反芻するのだった。明らかに私は彼のことが好きだったのに。どうして、あの時まるであんな態度であんな返し方しかしなかったのか、私は自分の事なのに、まるでわからないのだった。
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