転生するにしても回りくどくありませんっ?!

あたまんなか

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びっくりした!?

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ー ガチャリ

扉の開く音が聞こえた
マキが両手で口をふさいで息を殺す仕草をみせた
部室に響く足音は次第に近くなりやがてわたしたちのいる畳の部屋の障子を開ける

「おや、お楽しみ中だったのかな? 失礼!」

顔を出したのは森下先輩だった
てか、お楽しみってなによ!!!

「そんなんじゃありません! この子がわたしに野暮用だっただけです… ところで森下先輩、あたりでテニス部の人たち見かけました?」

「いんや? とくに? 一年生を除く部員はコートにいたみたいだけどな」

「一年生はいないんですか?」

「学年集会じゃなかったっけ?」

そうだった、それで一年生より先に森下先輩が部室に来たんだ
だったら部員の少ない今のうちに謝ってた方がよさそうかな?とマキを見る
すっかり安心しきってるマキは物珍しそうに部室の中をキョロキョロと見回してた

「ねぇ、マキ、今のうちに謝っちゃいなよ?」

「うん、それはそうなんだけど…」

「こわいの?」

「うん…」

いつもあんなにはしゃいでるのにいざ一人になると意気地がないんだから
マキのためにここはひと肌脱ぎますか…

「じゃさ、一緒に行ったげるから」

「ほんとに?」

「ほんと!」

「助かるぅ! 恩に着ます!!! 美紗緒さま!」

すぐ調子に乗るんだから…

「ただし!! わたしが楠木先輩になに言っても黙って反省してるフリはしててね? んで、ちゃんと言うこと聞くこと! いい?」

「うん、わかった! それでうまくいく?」

「もちろん!わたしを信じて!!」

うん!と大きく頷いてわたしの手を握るマキ
そんな様子をポカンと立ちつくしながら見ている森下先輩だった…

「それにしても…」

わたしたちをじっと見ながらつぶやく森下先輩

「どうかしたんですか?」

「畳とその格好はすごくミスマッチなもんだね」

マキのテニスのユニフォーム姿を見てつぶやく
悪いけどその言葉にちょっとひいたわたしがいた…


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