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第2章
ご注文は紅茶とマルちーズですか?(後編)
「んー、鼻がむずむずしてきた! これは嵐がくるね!」
チャンチャルの言葉を、モチコは始め冗談だと思った。
「えっ、こんなに良い天気なのに?」
「雨の気配を感じる! 今は晴れてるけど、このあと嵐が来るよ!」
ふたたび、チャンチャルはきっぱりと断言した。
快晴の空を見上げながら、マルシャが言う。
「こいつは昔から謎の野性味があるから、こういうの、結構信用できるのよね」
「おお、そうなんだ。ちーちゃん、すごい特技だね」
「わーい、モチコちゃんに褒められた!」
にしし、と笑うチャンチャルを見ていると、カフェテラスの端のほうから賑やかな声が聞こえてきた。
そちらを見ると、何人かの女子たちが集まっている。
シグナスの制服を着ているその集団のなかに、ひときわ背が高くて目立つ人物が見えた。
遠くからでも分かる、風になびく美しい黒髪。
「あ、せんぱ……」
「ミライアさまぁぁぁぁぁ!!」
モチコが気づいたのとほぼ同時に、マルシャがたいへん大きな声を響かせてイスから立ち上がった。
そして、ダッシュであっという間にミライアのそばへ駆け寄り、ひざまずいてご挨拶する。
ミライアファンクラブとしての務めを果たしていた。
ミライアを囲んでいる数人の集団が、いわゆるファンクラブの一部なのだろう。
離れているので、彼女たちが何を話しているかは分からない。
ときおりマルシャの大きい声が聞こえてくるだけだった。
ただ、彼女たちがミライアを見つめる憧れのまなざしは、遠くからでもよく分かる。
熱っぽい瞳で群がる乙女たちは、みんな可愛い。
そんな彼女たちに対するミライアの立ち振る舞いは洗練されていて、エレガントで恰好よかった。
品が良く、さり気ない程度のスキンシップ。
無駄に触ったりはしないのに、必要な時にはきちんと彼女たちの頭をなで、肩に触れ、腰に手を添える。
逆に彼女たちは、恐れ多くて自分からは決してミライアに触れることが出来ないようだ。
「モチコちゃんはいかなくていいの?」
「あ、うん。私は……いいかな」
チャンチャルにそう答えると、モチコは離れたテーブルからミライアたちを見守ることにした。
しばらくして、カップのお茶も飲み干した頃、ミライアがこちらに気がついたのが分かった。
ミライアはモチコを見つけると、その集団と別れてこちらに向かって歩いてくる。
「モチコ、おはよう。チャンチャルは、今日もいい笑顔だね」
「はい! おはようございます、ミライアさん!」
先にチャンチャルが笑顔で返事をした。
モテモテで格好よいミライアの姿を見たばかりのモチコは、なんとなく緊張してしまう。
「せ、先輩。おはようございます……」
ミライアはそんなモチコの様子に気づいたようで、モチコの頭に手を伸ばす。
撫でられると思った直後、その手はモチコの頭のてっぺんを掴んで、ぐわんぐわんと揺らし始めた。
「ほわぁっ!?」
意外な展開に思わず声が出る。
どうやらミライアは、モチコの髪をわしゃわしゃと手でかき回しているようだ。
ファンの乙女たちに対する対応と、全然違うんですけど!
「先輩っ、ストップ! 髪の毛がぐちゃぐちゃになっちゃいます!」
そう訴えるとミライアの手は止まった。
だがすでにモチコの白い髪はもっしゃもしゃに乱れて、うずまきに失敗したソフトクリームみたいだ。
「ふふ、ごめんごめん。ボサボサのモチコも可愛いけどね」
ミライアは口元に笑みを湛えたまま、モチコの乱れた髪を、今度は手ぐしで丁寧に戻しはじめた。
前髪からぐるりと一周、手ぐしで髪が整えられていく。
そのあいだ、ミライアの指が自分の髪に触れるたび、少しくすぐったい。
それが何だか心地よくて、モチコは黙ったまま、ぼんやりと髪が整え終わるのを待った。
「よし、元どおりになった」
そう言うミライアの声ではっと我に返る。
ふと視線を感じて横を見ると、いつの間にか元の席に戻ってきていたマルシャが、ジットリした目でこちらを見ていた。
その隣にいるチャンチャルも、好奇心に溢れた瞳でじぃっとモチコを見ている。
ミライアとのやり取りの一部始終を2人に見られていたことに気がついて、モチコは急激に恥ずかしくなってきた。
「ほぎぎぎ……」
歯を食いしばって恥ずかしさに耐えようとするが、できれば早急にこの場から逃げ出したい。
そこにタイミングよく、ミライアの声がかかる。
「モチコ、そろそろ時間だから、タワーにいこうか」
「はいっ! すぐいきます!」
モチコはここぞとばかりに素早く立ち上がり、マルシャとチャンチャルに向かって宣言した。
「じゃあ、失礼するね。仕事なのでっ!」
「はいはい。白おかっぱは仕事だけしてればいいのよ。あんたとミライア様が一緒にいるところなんて目の毒だわ」
「モチコちゃん! これは『ミライア様も好きだけど、モチコちゃんも友達だから応援したい。複雑な乙女心ね』って意味だよ!」
「ちーぃぃぃいいぃぃぃ!!!」
マルシャはたいへんよく響く大きな声で叫びながら、チャンチャルの肩を両手でつかんで揺さぶっていた。
が、揺さぶられているはずのチャンチャルは微動だにしておらず、むしろマルシャの方が反動でぐわんぐわんと揺れていた。
笑顔でバイバイと手を振るチャンチャルに、モチコもその場を後にしながら手を振って応える。
ミライアと並んでタワーへ向かうあいだ、モチコは黙っていた。
話しているところを後ろの2人に見られるのが、なんとなく恥ずかしかったのだ。
ミライアは黙っているモチコを見て、機嫌が悪いのかと思ったようだ。
「ごめんモチコ。髪を崩されるの、嫌だった?」
「えっ? ……いや、そんなことはないですけど」
「そう? それならよかった」
「むしろちょっと気持ち良かったですし」
「え? ……そうなんだ?」
モチコの回答が意外だったのか、ミライアは不思議そうな顔でモチコを見ながらつぶやいた。
先輩のペースを崩せたことが、ちょっとうれしい。
得意になったモチコは、ミライアを安心させてあげることにした。
「毎回は困りますけど、ときどきなら、またやってもいいですよ」
「ははっ。じゃあ、またしかるべき時が来たらさせてもらおうかな」
ミライアはモチコの機嫌が良さそうなのを見て安心したようだ。
髪をぐしゃぐしゃにするなんて、先輩は可愛いファンの乙女たちには絶対できないだろうから。
特別に許してあげよう。
快晴の空の下、そんなことを考えながら、モチコはミライアと並んでタワーへと向かう。
晴れた空はいつの間にか太陽が沈みかけていて、鮮やかな夕焼け色に染まっていた。
チャンチャルの言葉を、モチコは始め冗談だと思った。
「えっ、こんなに良い天気なのに?」
「雨の気配を感じる! 今は晴れてるけど、このあと嵐が来るよ!」
ふたたび、チャンチャルはきっぱりと断言した。
快晴の空を見上げながら、マルシャが言う。
「こいつは昔から謎の野性味があるから、こういうの、結構信用できるのよね」
「おお、そうなんだ。ちーちゃん、すごい特技だね」
「わーい、モチコちゃんに褒められた!」
にしし、と笑うチャンチャルを見ていると、カフェテラスの端のほうから賑やかな声が聞こえてきた。
そちらを見ると、何人かの女子たちが集まっている。
シグナスの制服を着ているその集団のなかに、ひときわ背が高くて目立つ人物が見えた。
遠くからでも分かる、風になびく美しい黒髪。
「あ、せんぱ……」
「ミライアさまぁぁぁぁぁ!!」
モチコが気づいたのとほぼ同時に、マルシャがたいへん大きな声を響かせてイスから立ち上がった。
そして、ダッシュであっという間にミライアのそばへ駆け寄り、ひざまずいてご挨拶する。
ミライアファンクラブとしての務めを果たしていた。
ミライアを囲んでいる数人の集団が、いわゆるファンクラブの一部なのだろう。
離れているので、彼女たちが何を話しているかは分からない。
ときおりマルシャの大きい声が聞こえてくるだけだった。
ただ、彼女たちがミライアを見つめる憧れのまなざしは、遠くからでもよく分かる。
熱っぽい瞳で群がる乙女たちは、みんな可愛い。
そんな彼女たちに対するミライアの立ち振る舞いは洗練されていて、エレガントで恰好よかった。
品が良く、さり気ない程度のスキンシップ。
無駄に触ったりはしないのに、必要な時にはきちんと彼女たちの頭をなで、肩に触れ、腰に手を添える。
逆に彼女たちは、恐れ多くて自分からは決してミライアに触れることが出来ないようだ。
「モチコちゃんはいかなくていいの?」
「あ、うん。私は……いいかな」
チャンチャルにそう答えると、モチコは離れたテーブルからミライアたちを見守ることにした。
しばらくして、カップのお茶も飲み干した頃、ミライアがこちらに気がついたのが分かった。
ミライアはモチコを見つけると、その集団と別れてこちらに向かって歩いてくる。
「モチコ、おはよう。チャンチャルは、今日もいい笑顔だね」
「はい! おはようございます、ミライアさん!」
先にチャンチャルが笑顔で返事をした。
モテモテで格好よいミライアの姿を見たばかりのモチコは、なんとなく緊張してしまう。
「せ、先輩。おはようございます……」
ミライアはそんなモチコの様子に気づいたようで、モチコの頭に手を伸ばす。
撫でられると思った直後、その手はモチコの頭のてっぺんを掴んで、ぐわんぐわんと揺らし始めた。
「ほわぁっ!?」
意外な展開に思わず声が出る。
どうやらミライアは、モチコの髪をわしゃわしゃと手でかき回しているようだ。
ファンの乙女たちに対する対応と、全然違うんですけど!
「先輩っ、ストップ! 髪の毛がぐちゃぐちゃになっちゃいます!」
そう訴えるとミライアの手は止まった。
だがすでにモチコの白い髪はもっしゃもしゃに乱れて、うずまきに失敗したソフトクリームみたいだ。
「ふふ、ごめんごめん。ボサボサのモチコも可愛いけどね」
ミライアは口元に笑みを湛えたまま、モチコの乱れた髪を、今度は手ぐしで丁寧に戻しはじめた。
前髪からぐるりと一周、手ぐしで髪が整えられていく。
そのあいだ、ミライアの指が自分の髪に触れるたび、少しくすぐったい。
それが何だか心地よくて、モチコは黙ったまま、ぼんやりと髪が整え終わるのを待った。
「よし、元どおりになった」
そう言うミライアの声ではっと我に返る。
ふと視線を感じて横を見ると、いつの間にか元の席に戻ってきていたマルシャが、ジットリした目でこちらを見ていた。
その隣にいるチャンチャルも、好奇心に溢れた瞳でじぃっとモチコを見ている。
ミライアとのやり取りの一部始終を2人に見られていたことに気がついて、モチコは急激に恥ずかしくなってきた。
「ほぎぎぎ……」
歯を食いしばって恥ずかしさに耐えようとするが、できれば早急にこの場から逃げ出したい。
そこにタイミングよく、ミライアの声がかかる。
「モチコ、そろそろ時間だから、タワーにいこうか」
「はいっ! すぐいきます!」
モチコはここぞとばかりに素早く立ち上がり、マルシャとチャンチャルに向かって宣言した。
「じゃあ、失礼するね。仕事なのでっ!」
「はいはい。白おかっぱは仕事だけしてればいいのよ。あんたとミライア様が一緒にいるところなんて目の毒だわ」
「モチコちゃん! これは『ミライア様も好きだけど、モチコちゃんも友達だから応援したい。複雑な乙女心ね』って意味だよ!」
「ちーぃぃぃいいぃぃぃ!!!」
マルシャはたいへんよく響く大きな声で叫びながら、チャンチャルの肩を両手でつかんで揺さぶっていた。
が、揺さぶられているはずのチャンチャルは微動だにしておらず、むしろマルシャの方が反動でぐわんぐわんと揺れていた。
笑顔でバイバイと手を振るチャンチャルに、モチコもその場を後にしながら手を振って応える。
ミライアと並んでタワーへ向かうあいだ、モチコは黙っていた。
話しているところを後ろの2人に見られるのが、なんとなく恥ずかしかったのだ。
ミライアは黙っているモチコを見て、機嫌が悪いのかと思ったようだ。
「ごめんモチコ。髪を崩されるの、嫌だった?」
「えっ? ……いや、そんなことはないですけど」
「そう? それならよかった」
「むしろちょっと気持ち良かったですし」
「え? ……そうなんだ?」
モチコの回答が意外だったのか、ミライアは不思議そうな顔でモチコを見ながらつぶやいた。
先輩のペースを崩せたことが、ちょっとうれしい。
得意になったモチコは、ミライアを安心させてあげることにした。
「毎回は困りますけど、ときどきなら、またやってもいいですよ」
「ははっ。じゃあ、またしかるべき時が来たらさせてもらおうかな」
ミライアはモチコの機嫌が良さそうなのを見て安心したようだ。
髪をぐしゃぐしゃにするなんて、先輩は可愛いファンの乙女たちには絶対できないだろうから。
特別に許してあげよう。
快晴の空の下、そんなことを考えながら、モチコはミライアと並んでタワーへと向かう。
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