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16等星・目覚め
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オリオンや周りの建物が消えて、突然心臓が焼けるような痛みに襲われ呼吸もままならない。
その場で倒れて体を丸めるようにしていると声を掛けられた。
『大丈夫か?』
「ッッ...」
全身が真っ黒の人と反対の真っ白の人が俺っちの目の前に現れた。
誰だ?と聞こうとしたが痛みが酷過ぎて上手く喋れない。
『どうしようあなた、このままだと羽白が』
『…俺の力を分ける』
そう言って俺っちの頭に手を置いた、痛みが無くなり礼を言おうとしたが真っ白の人が早く目を覚ましてといった。
何故か眠くなり、意識を手放した。
_______
「んっ、俺っちは一体」
周りは少し薄暗く、湿気の匂いがした。
体を起こそうとすると、額に乗っていた何かが落ちた。
音に気付いてオリオンが駆け寄る。
「羽白、大丈夫か?」
「オリオン、俺っち」
変な植物に囚われてから記憶が全くないんだと頭を押さえていえば、
オリオンに額を触られ、まだ熱があるから寝てろと言われる。
「私のせいで済まない」
「平気だってぇの、まぁ、俺っちたちを頼らなかったお前が悪いが」
俺っちだってそんなやわじゃない、だからこのオリンピアに参加したとオリオンを見て言う。
何も言わずに手を握られて、俺っちをみて答えた。
「私は、もう何も失いたくない…あの時のように」
「あの時って…」
「オリオン!薪を集めてきた!」
羽白!目が覚めたんだな!と大声で言う英理空、声がデケェ。
声のトーンを落とせとオリオンに怒られる、小声ですまんと返す。
「何があったか教えてくれないか?」
「俺が話そう!オリオン、魚を採ってきたから焼いてくれ!」
焼くの上手だから!と言う英理空、分かったといい魚を受け取り、洞窟を出た。
オリオンが出たのを確認してから起きたことを話す英理空。
それを聞いて俺っちはとんでもねぇことをしたんだと知った。
「俺っち、そんなひでぇことしたんだな」
「だがよく耐えた、人によっては精神的なダメージを負ってしまうからな」
「そうなのか、でも、なんで俺っちは平気だったんだ?」
それは…俺にもよくわからん!といつもの大声で言う英理空。
知ってるんじゃねぇのかよとツッコむと、美味しそうな匂いがして腹の虫が鳴る。
「腹減ったな」
「説明し終えたか、今日はここで野宿するぞ」
「わりぃな、俺っちのせいで」
「平気だ、それに明日には目的の場所に着くだろう」
マジかと驚いていると、英理空の腹の虫が大きくなった。
それに対してすまん!と笑って言う英理空、オリオンは話の続きは食べながらにしようと言い、焦げ目の付いた魚を渡された。
「それじゃあ、次の難関の場所が砂漠の何処かってことか?」
「恐らくな、この先は気を付けなければならない」
「砂漠だから迷子になったら大変だ!」
いや、迷子どころじゃねぇだろと英理空にツッコむ。
水は沢山汲んで水筒に入れたが、どこまで持つかというオリオン。
俺っちは何とかして最後の難関に辿り着こうぜという。
「勿論だ!」
「頑張ろう」
「それじゃあ、早く寝て明日に備えようぜ」
オリオンが先に寝ていろと言い、薪を集めに行った。
羽白は寝ていいぞ、俺は見張っているからといい俺っちの横に座る英理空。
ありがとなと礼を言い、俺っちはそのまま横になった瞬間眠っちまった。
その頃、オリオンが薪を集めようとしていると肩に鳥が止まる。
手を出すと飛び移り、足に付いていた小さな袋を取り外す。
中から小瓶と小さな紙が入っていた。
『身黄金青身青木黒水黄火黄木赤水白土黄水青水黄身青人白』
「あの馬鹿...」
オリオンは溜息をついて小瓶をポケットに入れ、ボールペンで書き袋に戻す。
鳥に付け直して、いい子だと言うと羽ばたいて行った。
見送って薪を集めようとした時、茂みから猿顔の男が現れた。
「半神半人のオリオンだな」
「誰だ?」
猿顔の男は中国代表の孫悟空だと言った。
私に何の用だと聞くと、腕を掴まれて体を木に押し付けられる。
オリオンが孫悟空を睨みつけると、舌打ちしてオリオンの顎を掴む。
「...」
「ちっ、反応薄いな。噂に聞いていたがこんな女とはな、話にならねぇ...っっ!?」
オリオンを掴んでいた孫悟空の手が凍り驚いていると、胸ぐらを掴まれ木に強く叩きつけられる。
それに痛がってオリオンを睨もうとすると、氷のように冷たい目を向けられた。
「次にこんなことをしてみろ、その体を凍らして砕いてやる」
「っっ」
そう言ってその場を去るオリオン。
孫悟空は近くにあった木を一蹴りでへし折り、あのアマっ、次は嬲り殺してやると眉間に皺を寄せて言った。
その光景を見ていたさっきの鳥が飛んで行った。
_______
山の洞窟で立っている河太郎、鳥が肩に止まりぴぃぴぃと鳴く。
ありがとなと言い、米粒を食べさせる。
内容を読んでいると、彼奴らしいと苦笑いする。
隣にいた大人しい女が声を掛ける。
「誰からですか?」
「ただの知り合い、今回この大会に参加してるんだ」
女が何かを聞こうとした時、鳥が鳴いて何かを訴えていた。
河太郎がどうした?と返すと、あることを伝えていた。
「ぴぃぴぃ」
「...それ本当か?」
だから心配だったんだよと溜息をつく、何かあったんですかと聞く女。
何かあったか、さっきから騒がしいぞと言い、洞窟の奥から木綿が現れる。
「わりぃ、起こしたか」
「交代の時間だから構わない、それよりさっきの話は本当か?」
オリオンのことと聞く木綿、河太郎はイペは先に戻ってろと言われる。
イペと呼ばれる女は、はいと返事して洞窟の奥に行く。
河太郎は準備体操を軽くして、木綿を見て小さく笑い言った。
「なぁ木綿、ちょっくら遊びに行くか?」
「オリオンに嫌われたいのなら行け」
そんなことしたらすぐにバレるという木綿、河太郎はやっぱりなぁといい苦無を仕舞う。
胡坐をかいて、オイラだって嫌われるようなことはしたくねぇけどと不貞腐れる河太郎。
「未来の花嫁が狙われてるんだぞ、絶対許さねぇ」
「その気持ちも分からなくはないが、オリオンの嫌いな物はお前も知っているだろ」
「...」
だったらオリオンの事を考えてやれと言い隣に座る木綿。
河太郎が間をおいて、本当は?と聞くと木綿の着物が風で揺れ、真顔で答える。
「暗殺したい」
「濁せよ、物騒だな」
「お前もそう思っただろ」
そりゃあ、オイラたちのお姫様だしと笑っていう河太郎、獅子丸には言うなよ、確実にキレると返す木綿。
そんな会話を隠れて聞いていたイペ。
「許せない、私の先輩なのに...」
ぎりっと歯を食いしばり怒りを抑えていた。
その場で倒れて体を丸めるようにしていると声を掛けられた。
『大丈夫か?』
「ッッ...」
全身が真っ黒の人と反対の真っ白の人が俺っちの目の前に現れた。
誰だ?と聞こうとしたが痛みが酷過ぎて上手く喋れない。
『どうしようあなた、このままだと羽白が』
『…俺の力を分ける』
そう言って俺っちの頭に手を置いた、痛みが無くなり礼を言おうとしたが真っ白の人が早く目を覚ましてといった。
何故か眠くなり、意識を手放した。
_______
「んっ、俺っちは一体」
周りは少し薄暗く、湿気の匂いがした。
体を起こそうとすると、額に乗っていた何かが落ちた。
音に気付いてオリオンが駆け寄る。
「羽白、大丈夫か?」
「オリオン、俺っち」
変な植物に囚われてから記憶が全くないんだと頭を押さえていえば、
オリオンに額を触られ、まだ熱があるから寝てろと言われる。
「私のせいで済まない」
「平気だってぇの、まぁ、俺っちたちを頼らなかったお前が悪いが」
俺っちだってそんなやわじゃない、だからこのオリンピアに参加したとオリオンを見て言う。
何も言わずに手を握られて、俺っちをみて答えた。
「私は、もう何も失いたくない…あの時のように」
「あの時って…」
「オリオン!薪を集めてきた!」
羽白!目が覚めたんだな!と大声で言う英理空、声がデケェ。
声のトーンを落とせとオリオンに怒られる、小声ですまんと返す。
「何があったか教えてくれないか?」
「俺が話そう!オリオン、魚を採ってきたから焼いてくれ!」
焼くの上手だから!と言う英理空、分かったといい魚を受け取り、洞窟を出た。
オリオンが出たのを確認してから起きたことを話す英理空。
それを聞いて俺っちはとんでもねぇことをしたんだと知った。
「俺っち、そんなひでぇことしたんだな」
「だがよく耐えた、人によっては精神的なダメージを負ってしまうからな」
「そうなのか、でも、なんで俺っちは平気だったんだ?」
それは…俺にもよくわからん!といつもの大声で言う英理空。
知ってるんじゃねぇのかよとツッコむと、美味しそうな匂いがして腹の虫が鳴る。
「腹減ったな」
「説明し終えたか、今日はここで野宿するぞ」
「わりぃな、俺っちのせいで」
「平気だ、それに明日には目的の場所に着くだろう」
マジかと驚いていると、英理空の腹の虫が大きくなった。
それに対してすまん!と笑って言う英理空、オリオンは話の続きは食べながらにしようと言い、焦げ目の付いた魚を渡された。
「それじゃあ、次の難関の場所が砂漠の何処かってことか?」
「恐らくな、この先は気を付けなければならない」
「砂漠だから迷子になったら大変だ!」
いや、迷子どころじゃねぇだろと英理空にツッコむ。
水は沢山汲んで水筒に入れたが、どこまで持つかというオリオン。
俺っちは何とかして最後の難関に辿り着こうぜという。
「勿論だ!」
「頑張ろう」
「それじゃあ、早く寝て明日に備えようぜ」
オリオンが先に寝ていろと言い、薪を集めに行った。
羽白は寝ていいぞ、俺は見張っているからといい俺っちの横に座る英理空。
ありがとなと礼を言い、俺っちはそのまま横になった瞬間眠っちまった。
その頃、オリオンが薪を集めようとしていると肩に鳥が止まる。
手を出すと飛び移り、足に付いていた小さな袋を取り外す。
中から小瓶と小さな紙が入っていた。
『身黄金青身青木黒水黄火黄木赤水白土黄水青水黄身青人白』
「あの馬鹿...」
オリオンは溜息をついて小瓶をポケットに入れ、ボールペンで書き袋に戻す。
鳥に付け直して、いい子だと言うと羽ばたいて行った。
見送って薪を集めようとした時、茂みから猿顔の男が現れた。
「半神半人のオリオンだな」
「誰だ?」
猿顔の男は中国代表の孫悟空だと言った。
私に何の用だと聞くと、腕を掴まれて体を木に押し付けられる。
オリオンが孫悟空を睨みつけると、舌打ちしてオリオンの顎を掴む。
「...」
「ちっ、反応薄いな。噂に聞いていたがこんな女とはな、話にならねぇ...っっ!?」
オリオンを掴んでいた孫悟空の手が凍り驚いていると、胸ぐらを掴まれ木に強く叩きつけられる。
それに痛がってオリオンを睨もうとすると、氷のように冷たい目を向けられた。
「次にこんなことをしてみろ、その体を凍らして砕いてやる」
「っっ」
そう言ってその場を去るオリオン。
孫悟空は近くにあった木を一蹴りでへし折り、あのアマっ、次は嬲り殺してやると眉間に皺を寄せて言った。
その光景を見ていたさっきの鳥が飛んで行った。
_______
山の洞窟で立っている河太郎、鳥が肩に止まりぴぃぴぃと鳴く。
ありがとなと言い、米粒を食べさせる。
内容を読んでいると、彼奴らしいと苦笑いする。
隣にいた大人しい女が声を掛ける。
「誰からですか?」
「ただの知り合い、今回この大会に参加してるんだ」
女が何かを聞こうとした時、鳥が鳴いて何かを訴えていた。
河太郎がどうした?と返すと、あることを伝えていた。
「ぴぃぴぃ」
「...それ本当か?」
だから心配だったんだよと溜息をつく、何かあったんですかと聞く女。
何かあったか、さっきから騒がしいぞと言い、洞窟の奥から木綿が現れる。
「わりぃ、起こしたか」
「交代の時間だから構わない、それよりさっきの話は本当か?」
オリオンのことと聞く木綿、河太郎はイペは先に戻ってろと言われる。
イペと呼ばれる女は、はいと返事して洞窟の奥に行く。
河太郎は準備体操を軽くして、木綿を見て小さく笑い言った。
「なぁ木綿、ちょっくら遊びに行くか?」
「オリオンに嫌われたいのなら行け」
そんなことしたらすぐにバレるという木綿、河太郎はやっぱりなぁといい苦無を仕舞う。
胡坐をかいて、オイラだって嫌われるようなことはしたくねぇけどと不貞腐れる河太郎。
「未来の花嫁が狙われてるんだぞ、絶対許さねぇ」
「その気持ちも分からなくはないが、オリオンの嫌いな物はお前も知っているだろ」
「...」
だったらオリオンの事を考えてやれと言い隣に座る木綿。
河太郎が間をおいて、本当は?と聞くと木綿の着物が風で揺れ、真顔で答える。
「暗殺したい」
「濁せよ、物騒だな」
「お前もそう思っただろ」
そりゃあ、オイラたちのお姫様だしと笑っていう河太郎、獅子丸には言うなよ、確実にキレると返す木綿。
そんな会話を隠れて聞いていたイペ。
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ぎりっと歯を食いしばり怒りを抑えていた。
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