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豊臣秀吉編:RESET
第4話 カイトくんが好き
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人工島にそびえるIR大阪。
巨大なカジノを視察する官僚たち。
EUの大使や、アメリカの大統領がギャンブルに興じている。
豊臣「どうだい、うちのカジノは払い戻し率98%、あんたらの天下り先のインチキ公営ギャンブルは軒並み廃業ってやつだ」
官僚「ははは・・・では、定年後は是非ともカジノで・・・」
豊臣「一発勝負するんだね。」
SPが豊臣に耳打ちする。
幸村「社長。」
豊臣「・・・何!?石川五右衛門から予告状?」
幸村「いかがいたしますか。」
豊臣「いや、いいよ。面白いじゃないか。
安土城を超える、この難攻不落のIR大阪に挑戦するなんてよ。
“アトラクション”はすべて稼働済みなんだろ?」
幸村「は。」
豊臣「で、いつ来るって?」
幸村「今夜12時。」
嬉しそうに笑う豊臣「よし!攻略の様子を生中継だ!来るなら来い石川!」
幸村「楽しそうですね社長。」
豊臣「当たり前だろ、挑戦者が誰もいねえとよ、殺人アスレチックを作った意味なくなっちまうじゃねえか、へへ」
テレビ
「くだらない番組の途中ですが、ここで急遽番組内容を変更して、今年オープンした、巨大カジノIR大阪から生中継です!」
リポーター「こちら現場の片桐です・・・!なんと、今夜このカジノの金庫に保管されている銀を盗むと、石川五右衛門から犯行予告があったとのことで、急遽警察が厳戒態勢を敷いています!豊臣社長!今をときめく義賊五右衛門からの挑戦状ですが、現在のお気持ちは!?」
豊臣「いいか!石川五右衛門!警察には手は出させねえ!今夜はサシで勝負だ!メインゲートから5つすべての関門を突破して金庫にたどり着けば、財宝は好きなだけお前にくれてやる!
ただし、すぐに脱落するなよ。お前の挑戦は全て生中継するんだからな。
せいぜいお茶の間を楽しませてくれ。じゃあ、待ってるぜ。
このあとは、クレヨンしんちゃん!」
テレビ画面から振り返るサラ。
サラ「随分な自信ね・・・」
カイト「強力な助っ人が要るな・・・」
大道寺「ミスターサスケでも雇うか?」
・
街中の小さな図書館。
翼が図書館の中をのぞく。
すると、新しい司書が雇われていた。
翼「あの・・・私の内定は・・・」
板部岡館長「はっはっは、もちろん取り消しだ。この猟奇殺人鬼。」
翼「え・・・?」
館長「貴様はもう終わりだ、すでに警察に通報したからな!
殺しの続きは刑務所で楽しみな!
(突然弱気になる)・・・うそです言い過ぎました、ハリーポッターの最新刊を貸出しますんで、命だけは助けてください・・・!」
館内の客が翼を見て怯える。
慌てて図書館から逃げ出す翼。
「正当防衛だって言えば、信じてもらえるかな・・・」
公衆電話をかける翼。
安アパート。
パンツ一枚でだらしのない生活を送っている八重。
壁には「打倒石川五右衛門」「夢は警視総監」などの下手な書き初めが貼ってある。
スマートホンが鳴る。
八重「もしもし・・・え?翼ちゃん!?心配したよ、今どこにいるの?」
翼さん「八重さん助けてください・・・」
慌ててズボンを履く八重「うん、なんとかするから、待ってて・・・すぐにいくから。」
アパートを出て行く八重。
・
学校の体育館裏で八重を待つ翼。
物音が聞こえる。
翼「八重さん・・・?」
すると、自分が倒したはずの殺し屋が再び襲ってくる。
翼「生きてる・・・!!??」
斬撃を必死に避ける翼。
殺し屋「・・・どうあがいても、あんたに普通の人生は歩めない・・・」
翼「うるさい・・・」
殺し屋「今度はしっかり止めを指すことね・・・」
翼「うるさい~~!!!!」
殺し屋に思い切り蹴飛ばされて、壁に叩きつけられる翼。
涙を流す翼「あなたは何者なの・・・」
剣を振りかぶる殺し屋「今度は望月金吾はいないわよ・・・」
翼「なんで、そんなことまで・・・」
その時、無数の手裏剣が飛んでくる。
殺し屋はとっさに避けようとするが、手裏剣に変化がついており腕に突き刺さる。
殺し屋「!!」
カイト「手裏剣で助ける投手はいるぜ。」
翼「カイトさん・・・」
安心して気を失う翼。
翼に駆け寄るカイト「しっかり・・・!安藤くん、いっしょに運び出そう・・・!」
安藤「はい・・・!」
殺し屋ににじり寄る大道寺とウォンイク。
拳をボキボキと鳴らす大道寺「カイトのダチをずいぶん可愛がってくれたようだな・・・ああ?」
ジャケットの襟を整えるウォンイク「女の子に暴力を振るうとは、ちょっと見過ごせないね・・・」
殺し屋は剣を握ろうとするが、しびれてうまく持てない。
手裏剣に毒がついていたのだ。
カイト「キミのやり口を真似してみたよ。」
ウォンイク「さて、誰の差金かな?」
殺し屋のマスクを取ろうと近寄るウォンイク。
殺し屋は最後の力を振り絞って、煙玉を爆発させる。
ウォンイク「!!!」
煙が晴れると殺し屋は消えていた。
大道寺「逃げられたか。」
ウォンイク「すまない、油断した。」
二人に近づく五右衛門「あいつは・・・」
大道寺「知ってるのか、師匠。」
五右衛門「誰だっけ。」
大道寺「おいおい・・・」
ウォンイク「少なくとも、殺し屋は女性だね・・・」
大道寺「なんでわかる?」
口紅をつまむ。
ウォンイク「爆発したのはこれさ・・・」
大道寺「スパイ大作戦みたいなやつだな」
・
「う・・・」
秘密基地のソファで目を覚ます翼。
看病してくれていたサラ「気がついたみたいね、よかった・・・」
「ここは?」
「だいじょうぶ。安全な場所だから。」
「ありがとうございます・・・なんてお礼を言えばいいか・・・」
洗面器でぬれタオルを洗いながらサラ「・・・百地さんでしょ?カイトくんに忍術を教えたくのいちの先生。」
「え?私のことを知ってるんですか?」
「当然よ、だって百地さん、一時期うちの学校に通ってたじゃない。
カイトくんを野球部に復帰させようと、北条監督の前で切腹しようとして、すぐに退学しちゃったけど・・・」
気まずくなる翼「その節はご迷惑をおかけしました・・・」
微笑むサラ「私も同じことしたことあるから・・・」
「え・・・?」
昔話を話し始めるサラ。
「昔々、あるところにいじめられっ子の女の子がいました。
体の弱いその女の子はいつも泣いていました。
しかし、彼女には強い味方がいました。いつも彼女を守ってくれる男の子がいたのです・・・
女の子はある決心をしました。彼が自分の夢を叶えられるように、となりでずっと支えてあげたいと・・・だから、泣き虫をやめて強くなるんだって・・・」
翼「・・・・・・。」
机にあるドラッガーの著作に目をやるサラ。
「私はカイトくんに約束したんだ。
私がマネージャーになって、カイトくんを日本一の野球選手にするって。」
「でも、カイトさんは野球じゃなくて忍者に・・・」
「・・・本心では大学で野球を続けたかったと思うよ?
でも、カイトくんは自分のことよりも、他人のことを優先しちゃうの。
あの時だってそうだった・・・」
回想
監督に頭を下げるカイト
「オレはスタメンから外れてもいい!あいつらをレギュラーにしてやってください・・・!
あんなに野球を愛していて、技術もプロレベルなのに、いじめや差別で試合に出られないなんてあんまりです・・・!
オレはあいつらと甲子園に行きたい・・・!」
サラ「あのあと、先輩にボコボコにされちゃって野球部を退部しちゃったんだけどね・・・
でも・・・私はそんなカイト君が好き。」
翼「・・・・・・」
サラ「あ・・・ごめんね、長々と昔のことを・・・
でもひとつだけ伝えたかったのは、百地さんが責任を感じることはないってこと。
カイトくん、中学3年生まで夢は仮面ライダーだったから。
正義の味方が好きなのよ。」
道具を片付けて部屋から出ていこうとするサラ。
翼「あの・・・」
サラ「サラ。・・・天井サラよ。」
退室するサラ。
扉を閉じると、その扉にもたれかかるサラ。
「なによ、あのいじらしい美少女は・・・カイトくんも惚れるわけだわ・・・」
巨大なカジノを視察する官僚たち。
EUの大使や、アメリカの大統領がギャンブルに興じている。
豊臣「どうだい、うちのカジノは払い戻し率98%、あんたらの天下り先のインチキ公営ギャンブルは軒並み廃業ってやつだ」
官僚「ははは・・・では、定年後は是非ともカジノで・・・」
豊臣「一発勝負するんだね。」
SPが豊臣に耳打ちする。
幸村「社長。」
豊臣「・・・何!?石川五右衛門から予告状?」
幸村「いかがいたしますか。」
豊臣「いや、いいよ。面白いじゃないか。
安土城を超える、この難攻不落のIR大阪に挑戦するなんてよ。
“アトラクション”はすべて稼働済みなんだろ?」
幸村「は。」
豊臣「で、いつ来るって?」
幸村「今夜12時。」
嬉しそうに笑う豊臣「よし!攻略の様子を生中継だ!来るなら来い石川!」
幸村「楽しそうですね社長。」
豊臣「当たり前だろ、挑戦者が誰もいねえとよ、殺人アスレチックを作った意味なくなっちまうじゃねえか、へへ」
テレビ
「くだらない番組の途中ですが、ここで急遽番組内容を変更して、今年オープンした、巨大カジノIR大阪から生中継です!」
リポーター「こちら現場の片桐です・・・!なんと、今夜このカジノの金庫に保管されている銀を盗むと、石川五右衛門から犯行予告があったとのことで、急遽警察が厳戒態勢を敷いています!豊臣社長!今をときめく義賊五右衛門からの挑戦状ですが、現在のお気持ちは!?」
豊臣「いいか!石川五右衛門!警察には手は出させねえ!今夜はサシで勝負だ!メインゲートから5つすべての関門を突破して金庫にたどり着けば、財宝は好きなだけお前にくれてやる!
ただし、すぐに脱落するなよ。お前の挑戦は全て生中継するんだからな。
せいぜいお茶の間を楽しませてくれ。じゃあ、待ってるぜ。
このあとは、クレヨンしんちゃん!」
テレビ画面から振り返るサラ。
サラ「随分な自信ね・・・」
カイト「強力な助っ人が要るな・・・」
大道寺「ミスターサスケでも雇うか?」
・
街中の小さな図書館。
翼が図書館の中をのぞく。
すると、新しい司書が雇われていた。
翼「あの・・・私の内定は・・・」
板部岡館長「はっはっは、もちろん取り消しだ。この猟奇殺人鬼。」
翼「え・・・?」
館長「貴様はもう終わりだ、すでに警察に通報したからな!
殺しの続きは刑務所で楽しみな!
(突然弱気になる)・・・うそです言い過ぎました、ハリーポッターの最新刊を貸出しますんで、命だけは助けてください・・・!」
館内の客が翼を見て怯える。
慌てて図書館から逃げ出す翼。
「正当防衛だって言えば、信じてもらえるかな・・・」
公衆電話をかける翼。
安アパート。
パンツ一枚でだらしのない生活を送っている八重。
壁には「打倒石川五右衛門」「夢は警視総監」などの下手な書き初めが貼ってある。
スマートホンが鳴る。
八重「もしもし・・・え?翼ちゃん!?心配したよ、今どこにいるの?」
翼さん「八重さん助けてください・・・」
慌ててズボンを履く八重「うん、なんとかするから、待ってて・・・すぐにいくから。」
アパートを出て行く八重。
・
学校の体育館裏で八重を待つ翼。
物音が聞こえる。
翼「八重さん・・・?」
すると、自分が倒したはずの殺し屋が再び襲ってくる。
翼「生きてる・・・!!??」
斬撃を必死に避ける翼。
殺し屋「・・・どうあがいても、あんたに普通の人生は歩めない・・・」
翼「うるさい・・・」
殺し屋「今度はしっかり止めを指すことね・・・」
翼「うるさい~~!!!!」
殺し屋に思い切り蹴飛ばされて、壁に叩きつけられる翼。
涙を流す翼「あなたは何者なの・・・」
剣を振りかぶる殺し屋「今度は望月金吾はいないわよ・・・」
翼「なんで、そんなことまで・・・」
その時、無数の手裏剣が飛んでくる。
殺し屋はとっさに避けようとするが、手裏剣に変化がついており腕に突き刺さる。
殺し屋「!!」
カイト「手裏剣で助ける投手はいるぜ。」
翼「カイトさん・・・」
安心して気を失う翼。
翼に駆け寄るカイト「しっかり・・・!安藤くん、いっしょに運び出そう・・・!」
安藤「はい・・・!」
殺し屋ににじり寄る大道寺とウォンイク。
拳をボキボキと鳴らす大道寺「カイトのダチをずいぶん可愛がってくれたようだな・・・ああ?」
ジャケットの襟を整えるウォンイク「女の子に暴力を振るうとは、ちょっと見過ごせないね・・・」
殺し屋は剣を握ろうとするが、しびれてうまく持てない。
手裏剣に毒がついていたのだ。
カイト「キミのやり口を真似してみたよ。」
ウォンイク「さて、誰の差金かな?」
殺し屋のマスクを取ろうと近寄るウォンイク。
殺し屋は最後の力を振り絞って、煙玉を爆発させる。
ウォンイク「!!!」
煙が晴れると殺し屋は消えていた。
大道寺「逃げられたか。」
ウォンイク「すまない、油断した。」
二人に近づく五右衛門「あいつは・・・」
大道寺「知ってるのか、師匠。」
五右衛門「誰だっけ。」
大道寺「おいおい・・・」
ウォンイク「少なくとも、殺し屋は女性だね・・・」
大道寺「なんでわかる?」
口紅をつまむ。
ウォンイク「爆発したのはこれさ・・・」
大道寺「スパイ大作戦みたいなやつだな」
・
「う・・・」
秘密基地のソファで目を覚ます翼。
看病してくれていたサラ「気がついたみたいね、よかった・・・」
「ここは?」
「だいじょうぶ。安全な場所だから。」
「ありがとうございます・・・なんてお礼を言えばいいか・・・」
洗面器でぬれタオルを洗いながらサラ「・・・百地さんでしょ?カイトくんに忍術を教えたくのいちの先生。」
「え?私のことを知ってるんですか?」
「当然よ、だって百地さん、一時期うちの学校に通ってたじゃない。
カイトくんを野球部に復帰させようと、北条監督の前で切腹しようとして、すぐに退学しちゃったけど・・・」
気まずくなる翼「その節はご迷惑をおかけしました・・・」
微笑むサラ「私も同じことしたことあるから・・・」
「え・・・?」
昔話を話し始めるサラ。
「昔々、あるところにいじめられっ子の女の子がいました。
体の弱いその女の子はいつも泣いていました。
しかし、彼女には強い味方がいました。いつも彼女を守ってくれる男の子がいたのです・・・
女の子はある決心をしました。彼が自分の夢を叶えられるように、となりでずっと支えてあげたいと・・・だから、泣き虫をやめて強くなるんだって・・・」
翼「・・・・・・。」
机にあるドラッガーの著作に目をやるサラ。
「私はカイトくんに約束したんだ。
私がマネージャーになって、カイトくんを日本一の野球選手にするって。」
「でも、カイトさんは野球じゃなくて忍者に・・・」
「・・・本心では大学で野球を続けたかったと思うよ?
でも、カイトくんは自分のことよりも、他人のことを優先しちゃうの。
あの時だってそうだった・・・」
回想
監督に頭を下げるカイト
「オレはスタメンから外れてもいい!あいつらをレギュラーにしてやってください・・・!
あんなに野球を愛していて、技術もプロレベルなのに、いじめや差別で試合に出られないなんてあんまりです・・・!
オレはあいつらと甲子園に行きたい・・・!」
サラ「あのあと、先輩にボコボコにされちゃって野球部を退部しちゃったんだけどね・・・
でも・・・私はそんなカイト君が好き。」
翼「・・・・・・」
サラ「あ・・・ごめんね、長々と昔のことを・・・
でもひとつだけ伝えたかったのは、百地さんが責任を感じることはないってこと。
カイトくん、中学3年生まで夢は仮面ライダーだったから。
正義の味方が好きなのよ。」
道具を片付けて部屋から出ていこうとするサラ。
翼「あの・・・」
サラ「サラ。・・・天井サラよ。」
退室するサラ。
扉を閉じると、その扉にもたれかかるサラ。
「なによ、あのいじらしい美少女は・・・カイトくんも惚れるわけだわ・・・」
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