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豊臣秀吉編:RESET
第8話 IR大阪天守閣にて
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天守閣
玉座から立ち上がる豊臣「これでファイナルステージの顔ぶれが揃ったか・・・」
ギャンブルに買って大はしゃぎする石田総理「やった!152倍配当だぞ・・・!」
大谷官房長官「やめてください、これも放送されていたらどうするんですか。」
悔しがる各国の代表たち。
片桐「選ばれし挑戦者の皆さん!IR大阪天守閣にようこそ!!
いよいよファイナルステージとなります!
このゲームの勝者が、豊臣秀吉の財宝200兆円相当を獲得できるのです!
最後のゲームは“ウォール・オブ・フリーダム”!
3つのドアのうち好きな一つを選んで入ってください!
1つだけが財宝への金庫につながっております!
大道寺「最後は運ゲーかよ!!」
片桐「ドアを決めるのは先着順です!」
五右衛門「なんだって!?じゃあオイラはここだ!」
真ん中のドアを選ぶ五右衛門。
サラ「あっずるい!」
大道寺「じいさん、スタッフに正解のドアを教えてもらってんじゃねえか?」
片桐「ほかの方はどうしますか?」
サラ「こういうのって心理学的な傾向ってあるの?」
ウォンイク「左を選ぶ人が多いって言うけどね・・・」
翼「では、裏をかいて正解は右なんでしょうか・・・?」
サラ「どうするカイトくん?」
カイト「う~ん・・・」
プラナス「私は左にするわ・・・」
サラ「とられちゃったよ!」
片桐「プラナスさんが左、旧五右衛門さんが真ん中、新五右衛門チームが右となりました!
では、最初にドアを選んだ真ん中から入ってもらいましょう!」
五右衛門「それじゃあ、ちょっくら行ってくるわ。」
大道寺「あの緊張感のなさ・・・絶対にヤラセだぜ!」
サラ「じじい~!」
五右衛門「貧乏人のみなさんごきげんよう」
五右衛門がドアを開けると、その先は熱湯風呂になっており、頭から落ちてしまう。
あわてて熱湯風呂から脱出し、氷水をかける五右衛門。
翼「でも外しましたよ!」
片桐「初代五右衛門さん失格です!
ここで追加ルールです!ドアを選びなおすことができます!
どうしますか?」
サラ「なんですって?」
大道寺「意味あるのか?」
安藤「これはモンティ・ホール問題だ。」
サラ「なにそれ。」
安藤「確率論的には、最初の選択は1/3ですが、今度は2/3になるので、選び直したほうが勝率が上がるという研究があって・・・」
翼「で・・・でも、向こうとまったく同じ立場なのに、確率は上がるんですか?」
プラナス「面白いわね・・・私はあなたたちの好きでいい・・・」
ウォンイク「何度も試行するならともかく、一発勝負だし、1/3も確率としてはけっこう高いからね・・・」
ドアに近づくカイト「・・・・・・」
何かに気づく。
翼「カイトさん・・・?」
カイト「みんな・・・ぼくは右で行こうと思う・・・」
サラ「なんで!?」
カイト「理由は言えないけど・・・ぼくを信じて欲しい」
ウォンイク「まあ、もともと運否天賦のゲームだ。好きにしたまえ。」
大道寺「最後は直感・・・いいじゃねえか、俺達らしくて」
サラ「ちょっと待ってよ!200兆円がかかってるのよ・・・!?」
安藤「確率が高い方を選ぶべきじゃ・・・」
大道寺「好きな男の言うことを信じろよ」
サラ「あんた・・・まあ、いいわ、わかった。カイトくんを信じる」
カイト「翼さんもいい?」
微笑む翼「・・・私も右だと思います。」
片桐「それでは運命の瞬間です!二つのドアを同時にオープンします!」
カウントダウンが始まる。
「3」
「2」
「1・・・!」
「オープン!!!」
すると左のドアから本多忠勝が現れる。
「アイルビーバック!・・・ん?」
見ると、プラナスは姿を消していた。
サラ「・・・ということは!!??」
片桐「コングラッチュレイションズ!!!
豊臣秀吉の財宝は新五右衛門チームの獲得です!!」
サラ「やったーーー!!」
翼「ドアの前でかすかにリングが鳴ってたんですね・・・」
カイト「うん・・・」
扉の奥には数え切れないほどの銀のインゴットが並んでいる。
片桐「それでは、ご紹介いたしましょう!
木下財団の総帥、経団連の終身会長であり、この大阪城の城主であられる大殿、豊臣社長です!!」
門が開いて、200兆円の小切手を持った豊臣が現れる。
片桐「豊臣社長から賞金の授与です!」
豊臣「くそ~!石川五右衛門め!オイラの完敗だ!まいった!
あんたは偉い!世のため人のために200兆円を使ってくれ。」
サラ「ついにやったね、カイトくん・・・!」
カイト「う・・・うん・・・」
うちわを仰いでいる五右衛門「あんちゃんはえらい!」
カイト「・・・国家予算並みのお金を、ずいぶんあっさり泥棒に渡しちゃうんですね・・・
秀吉さん・・・」
豊臣「オレはフェアな人間だからね」
豊臣の横を通り過ぎ、五右衛門にもう一度尋ねる翼。
カイト「そうでしょうか・・・自分から自分にお金を渡すなら、それこそ全財産だって関係ない・・・」
大道寺「カイトは何を言ってるんだ??」
慌てる片桐「そ、それでは、優勝は石川五右衛門チームということで番組は終了です!ありがとうございました~!」
五右衛門「・・・もういいよ片桐。
あんちゃんは全部お見通しのようだ。」
片桐「殿・・・」
五右衛門「そのとおり。オイラが豊臣秀吉だ。」
玉座から立ち上がる豊臣「これでファイナルステージの顔ぶれが揃ったか・・・」
ギャンブルに買って大はしゃぎする石田総理「やった!152倍配当だぞ・・・!」
大谷官房長官「やめてください、これも放送されていたらどうするんですか。」
悔しがる各国の代表たち。
片桐「選ばれし挑戦者の皆さん!IR大阪天守閣にようこそ!!
いよいよファイナルステージとなります!
このゲームの勝者が、豊臣秀吉の財宝200兆円相当を獲得できるのです!
最後のゲームは“ウォール・オブ・フリーダム”!
3つのドアのうち好きな一つを選んで入ってください!
1つだけが財宝への金庫につながっております!
大道寺「最後は運ゲーかよ!!」
片桐「ドアを決めるのは先着順です!」
五右衛門「なんだって!?じゃあオイラはここだ!」
真ん中のドアを選ぶ五右衛門。
サラ「あっずるい!」
大道寺「じいさん、スタッフに正解のドアを教えてもらってんじゃねえか?」
片桐「ほかの方はどうしますか?」
サラ「こういうのって心理学的な傾向ってあるの?」
ウォンイク「左を選ぶ人が多いって言うけどね・・・」
翼「では、裏をかいて正解は右なんでしょうか・・・?」
サラ「どうするカイトくん?」
カイト「う~ん・・・」
プラナス「私は左にするわ・・・」
サラ「とられちゃったよ!」
片桐「プラナスさんが左、旧五右衛門さんが真ん中、新五右衛門チームが右となりました!
では、最初にドアを選んだ真ん中から入ってもらいましょう!」
五右衛門「それじゃあ、ちょっくら行ってくるわ。」
大道寺「あの緊張感のなさ・・・絶対にヤラセだぜ!」
サラ「じじい~!」
五右衛門「貧乏人のみなさんごきげんよう」
五右衛門がドアを開けると、その先は熱湯風呂になっており、頭から落ちてしまう。
あわてて熱湯風呂から脱出し、氷水をかける五右衛門。
翼「でも外しましたよ!」
片桐「初代五右衛門さん失格です!
ここで追加ルールです!ドアを選びなおすことができます!
どうしますか?」
サラ「なんですって?」
大道寺「意味あるのか?」
安藤「これはモンティ・ホール問題だ。」
サラ「なにそれ。」
安藤「確率論的には、最初の選択は1/3ですが、今度は2/3になるので、選び直したほうが勝率が上がるという研究があって・・・」
翼「で・・・でも、向こうとまったく同じ立場なのに、確率は上がるんですか?」
プラナス「面白いわね・・・私はあなたたちの好きでいい・・・」
ウォンイク「何度も試行するならともかく、一発勝負だし、1/3も確率としてはけっこう高いからね・・・」
ドアに近づくカイト「・・・・・・」
何かに気づく。
翼「カイトさん・・・?」
カイト「みんな・・・ぼくは右で行こうと思う・・・」
サラ「なんで!?」
カイト「理由は言えないけど・・・ぼくを信じて欲しい」
ウォンイク「まあ、もともと運否天賦のゲームだ。好きにしたまえ。」
大道寺「最後は直感・・・いいじゃねえか、俺達らしくて」
サラ「ちょっと待ってよ!200兆円がかかってるのよ・・・!?」
安藤「確率が高い方を選ぶべきじゃ・・・」
大道寺「好きな男の言うことを信じろよ」
サラ「あんた・・・まあ、いいわ、わかった。カイトくんを信じる」
カイト「翼さんもいい?」
微笑む翼「・・・私も右だと思います。」
片桐「それでは運命の瞬間です!二つのドアを同時にオープンします!」
カウントダウンが始まる。
「3」
「2」
「1・・・!」
「オープン!!!」
すると左のドアから本多忠勝が現れる。
「アイルビーバック!・・・ん?」
見ると、プラナスは姿を消していた。
サラ「・・・ということは!!??」
片桐「コングラッチュレイションズ!!!
豊臣秀吉の財宝は新五右衛門チームの獲得です!!」
サラ「やったーーー!!」
翼「ドアの前でかすかにリングが鳴ってたんですね・・・」
カイト「うん・・・」
扉の奥には数え切れないほどの銀のインゴットが並んでいる。
片桐「それでは、ご紹介いたしましょう!
木下財団の総帥、経団連の終身会長であり、この大阪城の城主であられる大殿、豊臣社長です!!」
門が開いて、200兆円の小切手を持った豊臣が現れる。
片桐「豊臣社長から賞金の授与です!」
豊臣「くそ~!石川五右衛門め!オイラの完敗だ!まいった!
あんたは偉い!世のため人のために200兆円を使ってくれ。」
サラ「ついにやったね、カイトくん・・・!」
カイト「う・・・うん・・・」
うちわを仰いでいる五右衛門「あんちゃんはえらい!」
カイト「・・・国家予算並みのお金を、ずいぶんあっさり泥棒に渡しちゃうんですね・・・
秀吉さん・・・」
豊臣「オレはフェアな人間だからね」
豊臣の横を通り過ぎ、五右衛門にもう一度尋ねる翼。
カイト「そうでしょうか・・・自分から自分にお金を渡すなら、それこそ全財産だって関係ない・・・」
大道寺「カイトは何を言ってるんだ??」
慌てる片桐「そ、それでは、優勝は石川五右衛門チームということで番組は終了です!ありがとうございました~!」
五右衛門「・・・もういいよ片桐。
あんちゃんは全部お見通しのようだ。」
片桐「殿・・・」
五右衛門「そのとおり。オイラが豊臣秀吉だ。」
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