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第2章 辺境編
第9話 これにて、一件落着
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ゴブリンキングは美羽の首を後ろから鷲掴みにし、無造作に持ち上げた。
美羽の細い首など、ゴブリンキングの大きな手なら後ろから掴んでも締め付けられる。
「カハッ」
美羽は息ができなくて、思考が完全に止まった。
女の子は腰を抜かして、カタカタ震えながら見上げている。
「美羽様ー」
きんちゃんが気づくが、ゴブリンに阻まれてこちらに来れない。
それをゴブリンキングが見て嬉しそうに笑う。
周りを見回して大声で言う。
「ミテオケ、オレニ、サカラッタヤツハ、コウダ」
ゴブリンキングは、美羽の腰あたりも大きな手で掴むと、地面に向けて思い切り叩きつけた。
ドガン!
背中から叩きつけられた美羽はバウンドする。
「きゃー」
「美羽ちゃん」
「美羽様!」
女の子が悲鳴をあげ、スウリが名前を叫び、きんちゃんが焦った。
美羽は神気があり魔力があっても、現時点では他の5歳児と何も変わらない。
美羽の全身の骨がいくつも折れた。
折れた骨が内臓に刺さり、口から血を吐き出した。。
ゴブリンキングはダメ押しで、上から美羽を踏みつけた。
そして踏み躙る。
このままでは助かることは不可能かに見えた。
しかし、微動だにしない美羽の胸ではローズクォーツのネックレスが桜色に光っていた。
ゴブリンキングは動かない美羽にニタリと笑いながら、大剣をとり、振り上げる。
そして、振り下ろした瞬間に、美羽は足を頭の方に振り上げ、そのまま後転をするように回りながら、起き上がり、バックステップで避けた。
剣は地面を割っただけだった。
動くはずがないと思っていた美羽が素早い動きで、剣をかわしたのを見て、ゴブリンキングが驚いた。
「キサマ、ナゼダ?」
「フィーナちゃんのおかげで助かっちゃった」
美羽がローズクォーツのペンダントにキスをする。
「フィーナちゃんありがとう」
フィーナの神気が封入されていたペンダントは美羽の危機に反応して、治癒をかけてくれたのだった。
ゴブリンキングが激昂し、剣を振り上げてくる。
「オマエ、ハヤク、シネェ!」
大剣が視認できないほどのスピードで振り下ろされる。
だが、美羽は余裕を持って右にかわす。
ペンダントの神気は肉体も強化させていて反射速度も筋力も上がっていた。
「まだ、魔力は使っちゃダメって言うんだけど、仕方ないよね」
そういって、尖った氷を出した美羽はゴブリンキングの目に向けて放った。
グサ
「ウギャアアア」
見事にゴブリンキングの左目に深々と刺さった。
美羽は手をゴブリンキングに向けて、言った。
「爆発」
その瞬間、刺さった氷が弾け飛んだ。
そして、ゴブリンキングの頭も半分吹き飛んだ。
ゴブリンキングの巨体はゆっくりと後方に倒れて行き、ズズーンと音を立てて、地に沈んだ。
「うおーーー」
「やったぞーーー」
「あの子つよーい」
結界の中で固唾を飲んで見守っていた人々が歓声をあげた。
「イエーい」
結界の人々の方に向けてピースをしている美羽のもとへきんちゃんがやってきた。
どうやら、他のゴブリンを片付け終わったようだ。
恐るべき殲滅スピードだ。
「もう、美羽様。生きた心地がしなかったですよ。まあ、私は魔法生物なので、そもそも生きているか疑問なのですが」
「うふふ、きんちゃんは生きてるよ。心配させてごめんね」
笑顔で、きんちゃんに謝る美羽。
「もう、そんな笑顔されると、これ以上何も言えないです」
女の子の元へ、母親が走ってきた。
「レーチェル!」
「おかあさま」
レーチェルと呼ばれた女の子は母親と無事を喜び合っていた。
それを見て、美羽はニコニコと笑顔になった。
その美羽を見たレーチェルは母親と離れて、美羽の元へやってきた。
美羽のことを見て、もじもじしている。
「どうしたの?」
「おねえさま、ありがとうございました」
「お姉様?」
美羽が不思議そうな顔で言うと、レーチェルは嬉しそうに笑い続けた。
「はい、さっきおねえさまが、おねえちゃんがまもってあげるよっていってくれました。すごくうれしかったんです」
「うん、言ったね。覚えていたんだ。」
「はい。わすれません。あの、おねえさまのおなまえはなんというのですか?」
「私は美羽よ。あなたはレーチェルね」
「はい、レーチェルです。みうおねえさま」
美羽が美奈にやるように頭を撫でてやる。
「おねえさま、ぎゅってしてもらえますか?」
「いいよ」
美羽がレーチェルをぎゅっとしながら、神気を出した。
「ふわあ、きもちいいし、きれいだし、すごくうれしい。こわかったのがなくなっていきます」
美羽もレーチェルも笑顔で抱き合っている。
そこにきんちゃんが声をかけてきた。
「美羽様、ゴブリンは100匹ほど残っています」
「うん、分かった。すぐに行こう。レーチェル。私はもう行くわね」
と言って、手を離すとレーチェルは名残惜しそうにしていた。
そこに、レーチェルの父親と母親が来た。
「君、ちょっといいかな?」
「ごめんね。すぐにゴブリンを退治しに行かないと。何か用があったらスウリちゃんに言っておいて」
と、言い残して去っていった。
レーチェルの父親と母親はポカンとして見ていた。
「レーチェル、あの子はなんなんだろうね」
「おとうさま、みうおねえさまはすてきなおねえさまですわ」
レーチェルの答えになっていない答えに父親は頭を抱えるのだった。
走り去った美羽を追ってきたスウリに抱き抱えられて、次の場所に向かった。
「そこの角を曲がった先に、ゴブリンが100匹います。中型大型ともにいません。
武装した人間はあと3人ほどです」
「その先には冒険者ギルドがある。そこで立てこもっているんだろう」
「ゴブリンって弱いって聞くけど、人間が負けちゃうんだね」
「ゴブリンは弱いですが、今回のようにゴブリンキングが存在していると、命令系統も出来上がって、連携をとってくるので、数で来られたら、なすすべもないんでしょう」
「そっか。ゴブリンキングやばかったねぇ」
「そうだな。私は美羽ちゃんが殺されたかと思ったよ」
「うん、私もそう思ったよ」
「美羽様、着きました。どのように攻撃しますか?」
「そっか、もう他にゴブリンもいないよね」
「はい、もういませんね」
「じゃあ、魔力を多く使ってもいいよ」
「いいんですか?」
「うん、さっき私がやった氷魔法の爆発ってできる?」
「はい、美羽様の魔法は全て使えるようになるのが私の能力ですので」
「じゃあ、それをたくさん撃って、一気に爆発させちゃおう」
「はい、承知しました」
背後からゴブリンたちに近づくと一斉に振り向いてグギャグギャ言っている。
女子供だと思って、舐めた態度でゆっくり近づいてきている。
「もう、面倒だから、きんちゃんやっちゃえ」
「美羽様の仰せのままに」
金ちゃんの周りに小さな氷の棒が無数に現れた。
それをショットガンのようにゴブリンに向けて放った。
全てのゴブリンたちに、氷が刺さって、痛がり転げ回っている。
氷には返しがついているので、引っ張っても外れない。
余計痛いだけだ。
「準備できました。美羽様」
「よーし、いけー。ラッセーラーラッセーラー」
「ラッセラッセラッセラー」
美羽ときんちゃんの掛け声に合わせてゴブリンが一斉に爆発した。
「美羽様、周辺のゴブリン、全て駆逐しました」
すると、美羽が胸を張って、遠くを見ながら名奉行の声真似をしていった。
「これにて……、一件落着!」
ドヤ顔の美羽に魅せられたスウリが蕩けそうな顔で見詰めていた。
美羽の細い首など、ゴブリンキングの大きな手なら後ろから掴んでも締め付けられる。
「カハッ」
美羽は息ができなくて、思考が完全に止まった。
女の子は腰を抜かして、カタカタ震えながら見上げている。
「美羽様ー」
きんちゃんが気づくが、ゴブリンに阻まれてこちらに来れない。
それをゴブリンキングが見て嬉しそうに笑う。
周りを見回して大声で言う。
「ミテオケ、オレニ、サカラッタヤツハ、コウダ」
ゴブリンキングは、美羽の腰あたりも大きな手で掴むと、地面に向けて思い切り叩きつけた。
ドガン!
背中から叩きつけられた美羽はバウンドする。
「きゃー」
「美羽ちゃん」
「美羽様!」
女の子が悲鳴をあげ、スウリが名前を叫び、きんちゃんが焦った。
美羽は神気があり魔力があっても、現時点では他の5歳児と何も変わらない。
美羽の全身の骨がいくつも折れた。
折れた骨が内臓に刺さり、口から血を吐き出した。。
ゴブリンキングはダメ押しで、上から美羽を踏みつけた。
そして踏み躙る。
このままでは助かることは不可能かに見えた。
しかし、微動だにしない美羽の胸ではローズクォーツのネックレスが桜色に光っていた。
ゴブリンキングは動かない美羽にニタリと笑いながら、大剣をとり、振り上げる。
そして、振り下ろした瞬間に、美羽は足を頭の方に振り上げ、そのまま後転をするように回りながら、起き上がり、バックステップで避けた。
剣は地面を割っただけだった。
動くはずがないと思っていた美羽が素早い動きで、剣をかわしたのを見て、ゴブリンキングが驚いた。
「キサマ、ナゼダ?」
「フィーナちゃんのおかげで助かっちゃった」
美羽がローズクォーツのペンダントにキスをする。
「フィーナちゃんありがとう」
フィーナの神気が封入されていたペンダントは美羽の危機に反応して、治癒をかけてくれたのだった。
ゴブリンキングが激昂し、剣を振り上げてくる。
「オマエ、ハヤク、シネェ!」
大剣が視認できないほどのスピードで振り下ろされる。
だが、美羽は余裕を持って右にかわす。
ペンダントの神気は肉体も強化させていて反射速度も筋力も上がっていた。
「まだ、魔力は使っちゃダメって言うんだけど、仕方ないよね」
そういって、尖った氷を出した美羽はゴブリンキングの目に向けて放った。
グサ
「ウギャアアア」
見事にゴブリンキングの左目に深々と刺さった。
美羽は手をゴブリンキングに向けて、言った。
「爆発」
その瞬間、刺さった氷が弾け飛んだ。
そして、ゴブリンキングの頭も半分吹き飛んだ。
ゴブリンキングの巨体はゆっくりと後方に倒れて行き、ズズーンと音を立てて、地に沈んだ。
「うおーーー」
「やったぞーーー」
「あの子つよーい」
結界の中で固唾を飲んで見守っていた人々が歓声をあげた。
「イエーい」
結界の人々の方に向けてピースをしている美羽のもとへきんちゃんがやってきた。
どうやら、他のゴブリンを片付け終わったようだ。
恐るべき殲滅スピードだ。
「もう、美羽様。生きた心地がしなかったですよ。まあ、私は魔法生物なので、そもそも生きているか疑問なのですが」
「うふふ、きんちゃんは生きてるよ。心配させてごめんね」
笑顔で、きんちゃんに謝る美羽。
「もう、そんな笑顔されると、これ以上何も言えないです」
女の子の元へ、母親が走ってきた。
「レーチェル!」
「おかあさま」
レーチェルと呼ばれた女の子は母親と無事を喜び合っていた。
それを見て、美羽はニコニコと笑顔になった。
その美羽を見たレーチェルは母親と離れて、美羽の元へやってきた。
美羽のことを見て、もじもじしている。
「どうしたの?」
「おねえさま、ありがとうございました」
「お姉様?」
美羽が不思議そうな顔で言うと、レーチェルは嬉しそうに笑い続けた。
「はい、さっきおねえさまが、おねえちゃんがまもってあげるよっていってくれました。すごくうれしかったんです」
「うん、言ったね。覚えていたんだ。」
「はい。わすれません。あの、おねえさまのおなまえはなんというのですか?」
「私は美羽よ。あなたはレーチェルね」
「はい、レーチェルです。みうおねえさま」
美羽が美奈にやるように頭を撫でてやる。
「おねえさま、ぎゅってしてもらえますか?」
「いいよ」
美羽がレーチェルをぎゅっとしながら、神気を出した。
「ふわあ、きもちいいし、きれいだし、すごくうれしい。こわかったのがなくなっていきます」
美羽もレーチェルも笑顔で抱き合っている。
そこにきんちゃんが声をかけてきた。
「美羽様、ゴブリンは100匹ほど残っています」
「うん、分かった。すぐに行こう。レーチェル。私はもう行くわね」
と言って、手を離すとレーチェルは名残惜しそうにしていた。
そこに、レーチェルの父親と母親が来た。
「君、ちょっといいかな?」
「ごめんね。すぐにゴブリンを退治しに行かないと。何か用があったらスウリちゃんに言っておいて」
と、言い残して去っていった。
レーチェルの父親と母親はポカンとして見ていた。
「レーチェル、あの子はなんなんだろうね」
「おとうさま、みうおねえさまはすてきなおねえさまですわ」
レーチェルの答えになっていない答えに父親は頭を抱えるのだった。
走り去った美羽を追ってきたスウリに抱き抱えられて、次の場所に向かった。
「そこの角を曲がった先に、ゴブリンが100匹います。中型大型ともにいません。
武装した人間はあと3人ほどです」
「その先には冒険者ギルドがある。そこで立てこもっているんだろう」
「ゴブリンって弱いって聞くけど、人間が負けちゃうんだね」
「ゴブリンは弱いですが、今回のようにゴブリンキングが存在していると、命令系統も出来上がって、連携をとってくるので、数で来られたら、なすすべもないんでしょう」
「そっか。ゴブリンキングやばかったねぇ」
「そうだな。私は美羽ちゃんが殺されたかと思ったよ」
「うん、私もそう思ったよ」
「美羽様、着きました。どのように攻撃しますか?」
「そっか、もう他にゴブリンもいないよね」
「はい、もういませんね」
「じゃあ、魔力を多く使ってもいいよ」
「いいんですか?」
「うん、さっき私がやった氷魔法の爆発ってできる?」
「はい、美羽様の魔法は全て使えるようになるのが私の能力ですので」
「じゃあ、それをたくさん撃って、一気に爆発させちゃおう」
「はい、承知しました」
背後からゴブリンたちに近づくと一斉に振り向いてグギャグギャ言っている。
女子供だと思って、舐めた態度でゆっくり近づいてきている。
「もう、面倒だから、きんちゃんやっちゃえ」
「美羽様の仰せのままに」
金ちゃんの周りに小さな氷の棒が無数に現れた。
それをショットガンのようにゴブリンに向けて放った。
全てのゴブリンたちに、氷が刺さって、痛がり転げ回っている。
氷には返しがついているので、引っ張っても外れない。
余計痛いだけだ。
「準備できました。美羽様」
「よーし、いけー。ラッセーラーラッセーラー」
「ラッセラッセラッセラー」
美羽ときんちゃんの掛け声に合わせてゴブリンが一斉に爆発した。
「美羽様、周辺のゴブリン、全て駆逐しました」
すると、美羽が胸を張って、遠くを見ながら名奉行の声真似をしていった。
「これにて……、一件落着!」
ドヤ顔の美羽に魅せられたスウリが蕩けそうな顔で見詰めていた。
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