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暁斗なりの抵抗
「お綺麗なツラしてんな、俺はまあヤンの方が好みだけどよ」
靴の先で顎を押し上げられる。ヤンの方が好み、ということはぶりぶりかわいこぶる接客がお好みということだろうか。
とりあえず、ヤンの思惑通りになるのだけは死んでも御免だった。最悪なのはこのまま顔を焼かれて娼館に逃げ帰ることだろう。そうなれば自分がいくらヤンを訴えたところで店側はヤンの肩を持つに違いない。顔に火傷の痕が残る男娼なんて、置いておく価値もないだろうから。
「………俺のことは、これっぽっちも好みじゃないわけ?」
泥のついた靴先を突きつけられながら、暁斗は挑発的な目で男を見上げる。平民の男が男娼を相手にするのは単に女より安く買えるから。そして多少乱暴に扱っても苦情が少ない為である。
まあ中には男の方が好きという奇特な者もいるという話だが
(コイツは、どっちかな)
ヤンを相手にしているということは少なくとも男を抱くことに抵抗は無いのだろう。暁斗はヤンに比べれば可愛げが足りないが、代わりに場の空気を読む力は高い。
目線の先には男の下半身。少しでも脈があるなら腰が抜けるほどしゃぶってやろう。
そのくらいの気概がなけりゃ、異世界で身体売って生きていこうだなんて思わない。
「好みか好みじゃねえかは、今のところ判断出来ねえな」
男が舌舐めずりをした。暁斗の言わんとしていることを理解したのだろう。拘束はそのままに身体を起こすとおもむろに下半身をあらわにする。そして、半勃ちしたちんこを暁斗の眼前に突きつけてきた。
「歯ぁ立てたらブチ殺す」
なるほど、それもまあ良い案だなと思いながらも暁斗はあーん、と口を大きくひらく。
唾液を溜めて、糸を垂らすように赤黒い亀頭を濡らしていく。たらりと濡れた先がびくりと跳ねる。なんだよ、期待してんじゃねえかよと笑いそうになるのをぐっと堪えて丹念に裏筋を舐め上げた。
初見の客は焦らしながら反応をみていく暁斗だが、今回ばかりはそんなことはしていられない。玉まで丁寧に口の中でころがして、喉の奥までねっとりと咥え込む。えずきそうになる度喉の奥がきゅっと締まるのがたまらないのか、口の中の男のモノがみるみる硬く太く育っていくのがわかる。カウパーの苦い味が口内に広がって嘔吐しそうになるが、口の中にある僅かな性感帯を上手に拾いあげてなんとか耐えた。涙目になりながらも上目遣いに男を見れば、興奮しきった雄の顔で男がこちらを見下ろしている。じっとりとした、嫌な目つきだ。反射的に、このまま噛みちぎってやろうかと、暁斗は本気で、そんなことを考えた。
靴の先で顎を押し上げられる。ヤンの方が好み、ということはぶりぶりかわいこぶる接客がお好みということだろうか。
とりあえず、ヤンの思惑通りになるのだけは死んでも御免だった。最悪なのはこのまま顔を焼かれて娼館に逃げ帰ることだろう。そうなれば自分がいくらヤンを訴えたところで店側はヤンの肩を持つに違いない。顔に火傷の痕が残る男娼なんて、置いておく価値もないだろうから。
「………俺のことは、これっぽっちも好みじゃないわけ?」
泥のついた靴先を突きつけられながら、暁斗は挑発的な目で男を見上げる。平民の男が男娼を相手にするのは単に女より安く買えるから。そして多少乱暴に扱っても苦情が少ない為である。
まあ中には男の方が好きという奇特な者もいるという話だが
(コイツは、どっちかな)
ヤンを相手にしているということは少なくとも男を抱くことに抵抗は無いのだろう。暁斗はヤンに比べれば可愛げが足りないが、代わりに場の空気を読む力は高い。
目線の先には男の下半身。少しでも脈があるなら腰が抜けるほどしゃぶってやろう。
そのくらいの気概がなけりゃ、異世界で身体売って生きていこうだなんて思わない。
「好みか好みじゃねえかは、今のところ判断出来ねえな」
男が舌舐めずりをした。暁斗の言わんとしていることを理解したのだろう。拘束はそのままに身体を起こすとおもむろに下半身をあらわにする。そして、半勃ちしたちんこを暁斗の眼前に突きつけてきた。
「歯ぁ立てたらブチ殺す」
なるほど、それもまあ良い案だなと思いながらも暁斗はあーん、と口を大きくひらく。
唾液を溜めて、糸を垂らすように赤黒い亀頭を濡らしていく。たらりと濡れた先がびくりと跳ねる。なんだよ、期待してんじゃねえかよと笑いそうになるのをぐっと堪えて丹念に裏筋を舐め上げた。
初見の客は焦らしながら反応をみていく暁斗だが、今回ばかりはそんなことはしていられない。玉まで丁寧に口の中でころがして、喉の奥までねっとりと咥え込む。えずきそうになる度喉の奥がきゅっと締まるのがたまらないのか、口の中の男のモノがみるみる硬く太く育っていくのがわかる。カウパーの苦い味が口内に広がって嘔吐しそうになるが、口の中にある僅かな性感帯を上手に拾いあげてなんとか耐えた。涙目になりながらも上目遣いに男を見れば、興奮しきった雄の顔で男がこちらを見下ろしている。じっとりとした、嫌な目つきだ。反射的に、このまま噛みちぎってやろうかと、暁斗は本気で、そんなことを考えた。
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