31 / 62
お掃除フェラの効果
「んっ、………ッ」
後頭部を両手でがっしりと掴まれたまま、喉の奥で射精される。反射で吐き出しそうになるのをなんとか堪えて嚥下し、さらにそのまま最後の一滴まで舐めとった。こっちの世界じゃお掃除フェラなんて概念は無いらしい。これをすると初めての客はみんないたく感激するのだ。
竿、裏筋、カリと順番に優しく舐めたり吸ったりしていく。次いで亀頭、尿道と舌を這わせていくと男のモノがまた硬くなりはじめた。
「……すました顔して、やらしくしゃぶりやがって」
気に入ったぜ、と男は暁斗の髪を掴んで口から勃起したちんこを引き抜く。なかなか太くて長い、立派なちんこだ。これで散々男も女も泣かせてきたのだろうかと、ふとそんなどうでもよいことが脳裏を過ぎる。
「ただここでヤるには娼館が近すぎる。俺も胴元にシメられるのは御免だからな」
「……胴元?」
「顔を焼くのは勘弁してやる。ただしヤンの手前無傷で帰すわけにもいかねえ」
好きなところを選ばせてやるよ、と男は言った。途端に、開いた手のひらから炎がボッとあらわれる。
(…………まあ、この辺が妥協点か)
嫌だやめてくれと泣いて縋れば、或いはこのまま色仕掛けを続ければ見逃してくれるかもしれない。
だが、そんなのは一時しのぎだ。娼館から逃げ出すにせよ一度は金を取りに戻らなければならないし、ヤンのことだから自分が帰ってくるのを今か今かと待ち構えているに違いない。
(火傷が残っても、顔じゃなけりゃまだなんとかなるだろ)
それでも、男娼としての価値は下がるだろう。客がこぞって褒める白くて滑らかな肌がケロイドまみれになったら、折角ついた客も激減するに違いない。
おそらくは、今いる娼館にはもういられなくなるだろう。ヤンの、望み通りに。
「………背中がいいかな」
そう応えると、男は「いいぜ」と薄笑いを浮かべる。
「俺は少々傷がついてたって抱けりゃあ構わねえ。裏路地には色んな性癖の野郎がいっぱいいるしな。あの娼館を追い出されたら、次の行き先を紹介してやったっていい」
「……そりゃ、どうも」
「案外肝が据わってるみてえだしな、少しの間なら囲ってやってもいいんだぜ」
可愛がってやるからよ、と言いながら男は手のひらの炎を大きく掲げた。暁斗は男に背中を向け、来るべき熱と痛みに備えて奥歯をきつく、噛み締める。
……けれど、いくら待ってもその痛みはやってこなかった。おそるおそる背後を振り返ってみると、何故かそこにはヴィリが立っていた。
「………え?」
音もなく唐突に現れたヴィリの足元には、下半身をだらしなく露出したままの男が白目を剥いて転がっている。なんで?え??なんで??という顔をする暁斗に、ヴィリは一言、こう言ったのだった。
「逃げるか、一緒に」
後頭部を両手でがっしりと掴まれたまま、喉の奥で射精される。反射で吐き出しそうになるのをなんとか堪えて嚥下し、さらにそのまま最後の一滴まで舐めとった。こっちの世界じゃお掃除フェラなんて概念は無いらしい。これをすると初めての客はみんないたく感激するのだ。
竿、裏筋、カリと順番に優しく舐めたり吸ったりしていく。次いで亀頭、尿道と舌を這わせていくと男のモノがまた硬くなりはじめた。
「……すました顔して、やらしくしゃぶりやがって」
気に入ったぜ、と男は暁斗の髪を掴んで口から勃起したちんこを引き抜く。なかなか太くて長い、立派なちんこだ。これで散々男も女も泣かせてきたのだろうかと、ふとそんなどうでもよいことが脳裏を過ぎる。
「ただここでヤるには娼館が近すぎる。俺も胴元にシメられるのは御免だからな」
「……胴元?」
「顔を焼くのは勘弁してやる。ただしヤンの手前無傷で帰すわけにもいかねえ」
好きなところを選ばせてやるよ、と男は言った。途端に、開いた手のひらから炎がボッとあらわれる。
(…………まあ、この辺が妥協点か)
嫌だやめてくれと泣いて縋れば、或いはこのまま色仕掛けを続ければ見逃してくれるかもしれない。
だが、そんなのは一時しのぎだ。娼館から逃げ出すにせよ一度は金を取りに戻らなければならないし、ヤンのことだから自分が帰ってくるのを今か今かと待ち構えているに違いない。
(火傷が残っても、顔じゃなけりゃまだなんとかなるだろ)
それでも、男娼としての価値は下がるだろう。客がこぞって褒める白くて滑らかな肌がケロイドまみれになったら、折角ついた客も激減するに違いない。
おそらくは、今いる娼館にはもういられなくなるだろう。ヤンの、望み通りに。
「………背中がいいかな」
そう応えると、男は「いいぜ」と薄笑いを浮かべる。
「俺は少々傷がついてたって抱けりゃあ構わねえ。裏路地には色んな性癖の野郎がいっぱいいるしな。あの娼館を追い出されたら、次の行き先を紹介してやったっていい」
「……そりゃ、どうも」
「案外肝が据わってるみてえだしな、少しの間なら囲ってやってもいいんだぜ」
可愛がってやるからよ、と言いながら男は手のひらの炎を大きく掲げた。暁斗は男に背中を向け、来るべき熱と痛みに備えて奥歯をきつく、噛み締める。
……けれど、いくら待ってもその痛みはやってこなかった。おそるおそる背後を振り返ってみると、何故かそこにはヴィリが立っていた。
「………え?」
音もなく唐突に現れたヴィリの足元には、下半身をだらしなく露出したままの男が白目を剥いて転がっている。なんで?え??なんで??という顔をする暁斗に、ヴィリは一言、こう言ったのだった。
「逃げるか、一緒に」
あなたにおすすめの小説
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった。しかしハルの血が特殊だと知ったダンピールはハルを連れ帰って?
いっそ美味しい『血』(治癒)と『体液』(バフ)と『癒し』を与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
異世界転移して美形になったら危険な男とハジメテしちゃいました
ノルジャン
BL
俺はおっさん神に異世界に転移させてもらった。異世界で「イケメンでモテて勝ち組の人生」が送りたい!という願いを叶えてもらったはずなのだけれど……。これってちゃんと叶えて貰えてるのか?美形になったけど男にしかモテないし、勝ち組人生って結局どんなん?めちゃくちゃ危険な香りのする男にバーでナンパされて、ついていっちゃってころっと惚れちゃう俺の話。危険な男×美形(元平凡)※ムーンライトノベルズにも掲載
人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます
七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。
歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。
世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。
気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
「今夜は、ずっと繋がっていたい」というから頷いた結果。
猫宮乾
BL
異世界転移(転生)したワタルが現地の魔術師ユーグと恋人になって、致しているお話です。9割性描写です。※自サイトからの転載です。サイトにこの二人が付き合うまでが置いてありますが、こちら単独でご覧頂けます。
【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件
表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。
病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。
この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。
しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。
ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。
強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。
これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。
甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。
本編完結しました。
続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください
拾ってないのに、最上位が毎日“帰る”んですがーー飼い主じゃありません!ただの受付係です!
星乃和花
恋愛
王都ギルド受付係リナは、今日も平和に働く予定だった。
……のに。
「お腹すいた」
そう言って現れたのは、最上位の英雄レオン。
強いのに生活力ゼロ、距離感ゼロ、甘え方だけは一流。
手当てすれば「危ない」と囲い込み、
看病すれば抱きしめて離さず、
ついには――
「君が、俺の帰る場所」
拾ってない。飼ってない。
ただ世話を焼いただけなのに、英雄が毎日“帰ってくる”ようになりました。
無自覚世話焼き受付嬢 × 甘えた天然英雄の
距離感バグ甘々ラブコメ、開幕!
⭐︎火木土21:20更新ー本編8話+後日談9話⭐︎