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幕
沖田総司の葛藤
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タイムスリップしてから翌日の朝……
「んっ」
ジョーカーは目を覚ますがやはり夢ではないんだなと実感していた。
「やっぱり夢じゃなかったんだな……」
力も使えないし体は女の子のままだし……とにかく最悪の朝だった。
「顔洗お…」
外に出ようとすると沖田が木刀を振っていた。
「はっ!はっ!」
着物でわからなかったがなかなかいい筋肉をしている
沖田はジョーカーの存在に気がついた。
「なんですか??あんとわーぬさん」
「顔洗おうかなって……あとボクのことはアンって読んでそっちの方が呼びやすいでしょ??」
「……」
ふたたび刀を振るう沖田…………
(ボクああゆうの苦手だな)
ジョーカーは顔を洗い口を濯いだ……うえっとなりながら耐える。
そして台所に行く…………昨日ここに置かせてもらう条件として歳三が炊事や洗濯などを中心とした仕事を任せられた。
「よしつくるか…」
大根を手に取りシュラーと皮を剥き、大根を煮詰める。
そして全員分作ると隊員たちがパッとした表情で見ていた。
「とろろごはんと大根の味噌汁と……うなぎの塩焼き……そしてたくあんです…どうかな??」
「……」
歳三が一口食べるとコクリと頷いた。
「うまい」
その表情が珍しいのか他の隊員はまじまじと見ていると歳三はきっと鬼のような目で睨んだ瞬間に皆は食べ始める。
そして朝ごはんを食べ終え、隊員たちは稽古を始めた。
一方ジョーカーはというと洗濯をしつつ空を見上げていた。
「空気が美味しいな~そこだけは好きだな……」
ふと元の時代が懐かしく感じた。
「みんなどうしているんだろう……」
そんなことをふと思った……
スズメがぴちゅぴちゅと鳴いていた。
そんな時沖田が自分に話しかけてきた。
「……アンさんあのこれから食材の買い物に行きますよね 土方さんから貴方はここにいる時期が浅いので
ついて行ってやれとご命令されましたので……」
「へーい ありがとうございます」
そして最後の洗濯物を干し終えると沖田とともに買い出しに出かけた。
―――――――――――――――――――――――
京の街
「綺麗だね」
当時は京は最大の都会だった。
「あんまり走らないでくださいよ……」
沖田は相変わらずすんとしていた。
「沖田くん沖田くん次こっち行こうよ」
マイペースなジョーカーにタジタジになるが相変わらずついていくのだった。その時ある侍にぶつかってしまった。
「すいません」斬られるとおもったが……その男は
「別にいいぞ それより怪我ねぇか??」
その男は長身で白目がない黒目がちな侍だった。
「大丈夫です」
「そうかならよかった……ところで墨のように黒い肌をしているな」
男は自身の黒い肌に触ろうとするがすぐに沖田に止められてしまう。
「おやめください……」
「よう……沖田こいつお前の連れか??」
沖田はジョーカーを背に隠し「そうですが何か」と男を睨みつけながら言う。
「……しけたわ帰る」
そして男は帰っていた。
「まさかこんなところにいるなんて……大丈夫ですか??」
「大丈夫だけど彼は一体……」
沖田はしばらく沈黙していたがゆっくりと説明する。
「うちの局長の芹沢鴨さんです……まさかここに偶然居合わせるなんて思いませんでしたが……アンさん
あの男には関わらないでください」
その瞳にはどことなく悲しみが紛れ込んでいたが
ジョーカーは黙ってコクリと頷いた。
そして買い物を終え夕方……
「綺麗な夕日だね」
「はい……」
どことなく元気がない沖田に気がつき、ジョーカーは面白い雑学を思い出す
「沖田くん知ってる??この国反対側ではね今は朝日が登っているんだって今は夕方でも下の方では朝だよ
不思議だよね~~」
「なんですかそれ……意味がわかりませんよ………」
しかしその表情は笑っていた。
すると風が強く吹きジョーカーの髪の毛がサラサラと舞うその白い髪色は夕日の色に輝いた。
「ひどい風」
ジョーカーはそう言うが沖田の目にはその光景が大変美しく見える。
「どうしたの??」
「いえなんでもありません」
その表情はどことなく赤くなっていた……
「??」
そんなことを話しながら屯所に着く……
その夜……
宴会をしていた芹沢は部下を一人と妾のお梅と共に酒を飲み交わしていた。
そして草木もねむる真夜中………………
すっと戸を開けた新撰組の沖田は裸で眠る二人を尻目に近づいた。
それに気づいた芹沢は目を丸くしながら驚いた瞬間
斬る…
部屋には血が大量に染み付きお梅はそれにきづいたが叫び声を上げる前に動脈を切り裂いた。
「……」
沖田は冷静な目で二人の遺体を見ていた……
そこに駆けつけた歳三……
「沖田…派手に殺したな……」
「……芹沢さんの最後ですからね……つい力がはいっちゃいました」
沖田は笑顔で答えるがその目は笑っていなかった。
芹沢鴨
享年37歳
妾一人と部下一人と共に新撰組隊士に暗殺される…
その後長州藩の仕業として処理された。
――――――――――――――――――――――
場所は変わり現代
「ええっ!!あいつが消えた!!」
律子が驚いていた。
「そんなんだよ…………俺たちも今探してる」
「ショコラータはん大変や幕末の歴史書読んどったらジョーカーさんらしき人が………」
ショコラータはちはやから歴史書をもらう
「………」
[文久3年(1863年)10月27日
京の街にて新撰組副長土方歳三が長州藩浪士と戦闘その際に墨色の肌の西洋風の曲芸師と遭遇……]
律子は声を上げた。
「墨色………あいつじゃん!!江戸時代まで何やっているの!!」
「俺にもわかんねえよ…なんでジョーカーが江戸時代にいるのかなんてさ……まあジョーカーの事だし………タイムスリップぐらいは……出来そうではあるが………」
三人は固まっている。
「とにかくジョーカーのいる場所はわかったが問題はどうやってその時代に………」
「無理よ タイムスリップできるぐらいの力を持っているんだし………クソピエロと同等の力持っている人なんて………いた!!」
律子は思い出した……ジョーカーと同等の力を持つあの人を……
「んっ」
ジョーカーは目を覚ますがやはり夢ではないんだなと実感していた。
「やっぱり夢じゃなかったんだな……」
力も使えないし体は女の子のままだし……とにかく最悪の朝だった。
「顔洗お…」
外に出ようとすると沖田が木刀を振っていた。
「はっ!はっ!」
着物でわからなかったがなかなかいい筋肉をしている
沖田はジョーカーの存在に気がついた。
「なんですか??あんとわーぬさん」
「顔洗おうかなって……あとボクのことはアンって読んでそっちの方が呼びやすいでしょ??」
「……」
ふたたび刀を振るう沖田…………
(ボクああゆうの苦手だな)
ジョーカーは顔を洗い口を濯いだ……うえっとなりながら耐える。
そして台所に行く…………昨日ここに置かせてもらう条件として歳三が炊事や洗濯などを中心とした仕事を任せられた。
「よしつくるか…」
大根を手に取りシュラーと皮を剥き、大根を煮詰める。
そして全員分作ると隊員たちがパッとした表情で見ていた。
「とろろごはんと大根の味噌汁と……うなぎの塩焼き……そしてたくあんです…どうかな??」
「……」
歳三が一口食べるとコクリと頷いた。
「うまい」
その表情が珍しいのか他の隊員はまじまじと見ていると歳三はきっと鬼のような目で睨んだ瞬間に皆は食べ始める。
そして朝ごはんを食べ終え、隊員たちは稽古を始めた。
一方ジョーカーはというと洗濯をしつつ空を見上げていた。
「空気が美味しいな~そこだけは好きだな……」
ふと元の時代が懐かしく感じた。
「みんなどうしているんだろう……」
そんなことをふと思った……
スズメがぴちゅぴちゅと鳴いていた。
そんな時沖田が自分に話しかけてきた。
「……アンさんあのこれから食材の買い物に行きますよね 土方さんから貴方はここにいる時期が浅いので
ついて行ってやれとご命令されましたので……」
「へーい ありがとうございます」
そして最後の洗濯物を干し終えると沖田とともに買い出しに出かけた。
―――――――――――――――――――――――
京の街
「綺麗だね」
当時は京は最大の都会だった。
「あんまり走らないでくださいよ……」
沖田は相変わらずすんとしていた。
「沖田くん沖田くん次こっち行こうよ」
マイペースなジョーカーにタジタジになるが相変わらずついていくのだった。その時ある侍にぶつかってしまった。
「すいません」斬られるとおもったが……その男は
「別にいいぞ それより怪我ねぇか??」
その男は長身で白目がない黒目がちな侍だった。
「大丈夫です」
「そうかならよかった……ところで墨のように黒い肌をしているな」
男は自身の黒い肌に触ろうとするがすぐに沖田に止められてしまう。
「おやめください……」
「よう……沖田こいつお前の連れか??」
沖田はジョーカーを背に隠し「そうですが何か」と男を睨みつけながら言う。
「……しけたわ帰る」
そして男は帰っていた。
「まさかこんなところにいるなんて……大丈夫ですか??」
「大丈夫だけど彼は一体……」
沖田はしばらく沈黙していたがゆっくりと説明する。
「うちの局長の芹沢鴨さんです……まさかここに偶然居合わせるなんて思いませんでしたが……アンさん
あの男には関わらないでください」
その瞳にはどことなく悲しみが紛れ込んでいたが
ジョーカーは黙ってコクリと頷いた。
そして買い物を終え夕方……
「綺麗な夕日だね」
「はい……」
どことなく元気がない沖田に気がつき、ジョーカーは面白い雑学を思い出す
「沖田くん知ってる??この国反対側ではね今は朝日が登っているんだって今は夕方でも下の方では朝だよ
不思議だよね~~」
「なんですかそれ……意味がわかりませんよ………」
しかしその表情は笑っていた。
すると風が強く吹きジョーカーの髪の毛がサラサラと舞うその白い髪色は夕日の色に輝いた。
「ひどい風」
ジョーカーはそう言うが沖田の目にはその光景が大変美しく見える。
「どうしたの??」
「いえなんでもありません」
その表情はどことなく赤くなっていた……
「??」
そんなことを話しながら屯所に着く……
その夜……
宴会をしていた芹沢は部下を一人と妾のお梅と共に酒を飲み交わしていた。
そして草木もねむる真夜中………………
すっと戸を開けた新撰組の沖田は裸で眠る二人を尻目に近づいた。
それに気づいた芹沢は目を丸くしながら驚いた瞬間
斬る…
部屋には血が大量に染み付きお梅はそれにきづいたが叫び声を上げる前に動脈を切り裂いた。
「……」
沖田は冷静な目で二人の遺体を見ていた……
そこに駆けつけた歳三……
「沖田…派手に殺したな……」
「……芹沢さんの最後ですからね……つい力がはいっちゃいました」
沖田は笑顔で答えるがその目は笑っていなかった。
芹沢鴨
享年37歳
妾一人と部下一人と共に新撰組隊士に暗殺される…
その後長州藩の仕業として処理された。
――――――――――――――――――――――
場所は変わり現代
「ええっ!!あいつが消えた!!」
律子が驚いていた。
「そんなんだよ…………俺たちも今探してる」
「ショコラータはん大変や幕末の歴史書読んどったらジョーカーさんらしき人が………」
ショコラータはちはやから歴史書をもらう
「………」
[文久3年(1863年)10月27日
京の街にて新撰組副長土方歳三が長州藩浪士と戦闘その際に墨色の肌の西洋風の曲芸師と遭遇……]
律子は声を上げた。
「墨色………あいつじゃん!!江戸時代まで何やっているの!!」
「俺にもわかんねえよ…なんでジョーカーが江戸時代にいるのかなんてさ……まあジョーカーの事だし………タイムスリップぐらいは……出来そうではあるが………」
三人は固まっている。
「とにかくジョーカーのいる場所はわかったが問題はどうやってその時代に………」
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