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第二シーズン
宝珠の卵
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某日
「ボクを誘って来るなんて珍しいねー大根ちゃん」
「あんたに手伝ってもらいたいことがあるの早く入ろ」
ふたりは最近オープンした空想動植水族博物館館略して空想館にきていた。
「ここの目玉で日本の古代民族の文明で不老不死になれる伝説がある幻の宝石…あっこれこれ」
それはダイアモンドよりも輝き、そのパリグリーンの色合いには怪しげな雰囲気を醸し出すタイトルは宝珠の卵
「綺麗」
思わずうっとりしてしまう律子にジョーカーは薄笑いを浮かべる。
「何よ」
「いや大根ちゃんも芸術を愛でる心があるんだなって関心してね」
お尻を見事に蹴られるジョーカーは痛みに悶絶していた。
「失礼ね!」
「公共の場所で蹴るきみも大概だよ」
そんな中金色の髪を靡かせながら現れた館長と思わしき男性が現れた。
「やあお二人とも空想館へようこそ 私は支配人のゴールド・ブルー館長」
「ゴールド・ブルー?」
その苗字に聞き覚えがあった。
「もしかしてシルバー・ブルーの親戚かい??」
シルバー・ブルーとはジョーカーの知り合いの銀髪の髪をした黒目がちの青年である
館長は彼とよく似た顔つきをしていた。
「ああっ一応血縁はある………いろいろとあってねでもまあいい!そんなことよりもこの展示品を見てくれこいつはな海外のオークションで買い取ったものだ」
「オークション?なるほどね」
その卵はいくらしたのかはジョーカーは興味がないがじっくりその卵を見つめているとパキンという音が聞こえた。
「??」
――――――――――――――――
その後 家に帰り律子と見た宝石の話をしていた。
「へー日本の古代民族の…」
「でもねボクあの宝石再度見たらさ少しヒビが入っていてさそれがどうしても気になって………」
ミヒャエルはご飯を食べながら二人の話を聞いているとすっと何かを取り出した。
「かっぱらった」
それは世界獣に関する本。
「ミヒャエルやるねー」
「にいさんやるー」
性格違えど根が同じな三兄弟はご飯を食べ終わり早速世界獣の図鑑を見ていた。
「……すごいな字が汚すぎる」
「なに書いてあるかわかりませんね」
ぐちゃぐちゃのミミズのような字の上に挿絵がある。
「ぼく…読める」
「「読める!?」」
ミヒャエルはページの文字を一つずつ読む。
「…えっとコレ…」
それはあの時みた宝石とよく似た世界獣の卵の絵と横の解説文。
「恵比寿族の卵 恵比寿族の卵は宝石によく似ており人類の宝石加工の技術は世界獣の卵の解体が元となっている…」
「ミヒャエルもっと詳しい欄ない?恵比寿族の」
ミヒャエルはまた1ページを開く
「恵比寿族 地元の人間にエビがたくさんとれる場所に住んでいたからそう名付けられた世界獣かつてはマルチバースの外側に住んでいたがこの世界が産まれた後豊かになっていく地球を気に入り我々の世界に移り住んだ
世界獣としては体が小さく最大でも3メートルにしか成長しないがその点素早くまるで消えたように逃げる……テレパシーが使えるため少しの悪意があると戦闘体制に入る」
「めちゃくちゃ最強だねでもリコリスちゃんは絶滅したって言っていたけど…」
ミヒャエルはパラリとページをめくるとそこには目を覆いたくなるような事実が記されていた。
「かつて朝廷が恵比寿族が不老不死の薬の材料になると聞きつけ当時の民族達にお米と共に毒のある酒を彼らに献上しろと命じ酒を飲ませ酔っている間に一人ずつ羽や血など取りさらに宝石の卵も強奪した……こうして恵比寿族は数を減らし……奈良時代に入る頃までに絶滅」
「…民族たち朝廷に騙されてやったんですかね」
エドガーがそういうとミヒャエルが訂正する。
「いや…民族達は知っていたよ…だけど少しの悪意で戦闘体制になるから話を知らない子供に毒のお酒を届けさせていたんだって」
「うわぁひど」
流石の三人も当時のことに関して少し引いていた。
本を読んだその日は雨が降りそそぎ町の皆は傘をさしていた。
そんな中道を歩いていたある若い男性は何かに遭遇してしまった。
「なんだあれ??」
それは芋虫のような生き物と3メートルはあろう蛾のような生き物。
「SNSにあげとこ」
その瞬間 芋虫のような生き物は食間を鳴らし男の脳に限界を見せた。
それは自身の体が溶けていくその感触はリアリティに満ち溢れ男は発狂しその場に倒れてしまった。
その間2匹はどこかへと去っていく。
――――――――――――――――
翌日
再び空想館に来たジョーカー今度は兄弟二人を連れ来館した。
「コレが例の宝石だよ」
「綺麗」
「うん」
三人は宝石をジロジロと見ていると館長が話しかけてきた。
「お客様他の展示品は…」
その時
ガシャーンと共に玄関のガラスが壊れる音が聞こえた。
後ろを振り向くと蛾のような生物と芋虫のような生き物が現れた。
「「「「!?」」」」
蛾のような生き物はかなり怒っているようで「しゃぁぁ」という音を鳴らす。
「コレは穏便じゃなさそうねっ?かんち…」
そこに館長とあの宝石の姿はなかった。
「館長さんがいません!!!」
「逃げたかな?」
しかし芋虫のような生き物が触覚をピンと立て蛾のような生き物と目を合わせると2匹ともその姿を消した。
「えっ??消えちゃいました」
「…もしかしたらね」
――――――――――――――――
一方その頃館長は街中を逃げ出していた。
「はぁはぁ」
駅まで辿り着くとバックの中にある卵を見ていた。
「よし……」
「グギャ」という声と共に後ろを振り向くと
蛾のような生物がいた。
館長は街中を逃げ回っていたがものすごいスピードで追いかける。
「まずいまずいまずいまずい」
「グギャァァ」蛾のような生物は怒りに満ち溢れ館長を殺そうとした瞬間「やめてください!!」エドガー特製の封の文字が入った札を背中に付けられ動きを封じられた。
芋虫のような生物は周囲に幻影を貼ろうとするがミヒャエルのクラゲに包み込まれその場に伏せるように動かなくなる。
「やっぱりここにいたか……」
ジョーカーがスタッと立つ。
「館長コレは一体どういう事?」
「俺にもさっぱり」
二人が話していると……「随分と騒ぎになっているようですね」
そこにいたスライムのようなみどり色の髪と奇妙な目を持つ神父。
「初めまして私はレピオス神父と申します随分お困りのようですね」
レピオス神父は館長に挨拶するとバックを見つける。
「それを買い取らせてもいいですか?……」
「だめだコレは俺の」
レピオス神父はスーツケースの中にある一億円を館長に見せるとすぐにバックをよこそうとしようとするがジョーカーだけはレピオス神父を睨んでいた。
「あのレピオス神父…その中身が何なのかわかりますか?」
「宝石ですかね」
「……さっき話したばかりだよねでも館長は一言もその中に宝石が入っているなんて言ってないよ??」
ジョーカーはレピオス神父に詰め寄る。
「身体中から滲み出すガラムの匂い……すぐに分かったよ…君山羊族だよね」
「……ご名答ですね」
レピオス神父は館長から無理矢理バックを奪い、バックを踏み潰そうとした瞬間ジョーカーがものすごいスピードでレピオスの足をきりバックを取り戻す。
「答えて何が目的?この宝石が欲しい理由は??」
「私もあなた方に答えて欲しい事がありますね……なぜ……愚かな王アンラとオーラシオンの長の匂いがする理由を答えて欲しいですね」
ジョーカーはこう答える。
「知らないよ 論点ずらさないで某論破王じゃないんだから」
その瞬間レピオス神父はものすごいスピードでジョーカーに襲いかかりバックを奪おうとするがその時お札が取れた蛾のような生物がレピオスの体を蹴り上げる。
「くっ!!大人しく絶滅していればよかったのですがしぶといですね……」
そういい体をスライムに戻しマンホール経由して逃げていく……
蛾のような生物はジョーカーからバックを奪い取りクラゲに襲われていた芋虫のような生き物と再会しいちゃついた。
「夫婦なんですかね」
エドガーはほのぼのとした表情で2匹を見ていたがその瞬間夕日が沈むと共にバックの中が光り出し2匹はもたついていたがジョーカーがバックのなかのチャックを開けた瞬間花火のように高く上がりゆっくり落ちていくパリグリーンの物体をキャッチした2匹の夫婦はその子の誕生を喜び触覚を光り輝かせる。その日は綺麗な緑色の流れ星がこの星ノ川町で見られSNSやメディアも急いで報道していたがその背景には小さな命の誕生が関わっていたことは誰も知らない。
――――――――――――――――――――
その後……
「ふうできた」
木を改造して筒のような家を作り出した。
「三匹ともお家できたよ」
三匹は恐る恐る家に入ると結構気に入ったようで早速眠っていた。
「しかしお兄ちゃんもすごいですよねあの三匹をペットにするだなんて誰も考えつきませんよ」
「別にいいじゃんよく見たら可愛いし」
エドガーはクスリと笑う。
「あとね家作っている途中あの三匹になまえつけたんだ~雄の方がイチゴウで雌がルリでその子供がニゴウだよ~」
ジョーカーは青空の元笑うのだった。
その時 暖かい風が吹いた。
「ボクを誘って来るなんて珍しいねー大根ちゃん」
「あんたに手伝ってもらいたいことがあるの早く入ろ」
ふたりは最近オープンした空想動植水族博物館館略して空想館にきていた。
「ここの目玉で日本の古代民族の文明で不老不死になれる伝説がある幻の宝石…あっこれこれ」
それはダイアモンドよりも輝き、そのパリグリーンの色合いには怪しげな雰囲気を醸し出すタイトルは宝珠の卵
「綺麗」
思わずうっとりしてしまう律子にジョーカーは薄笑いを浮かべる。
「何よ」
「いや大根ちゃんも芸術を愛でる心があるんだなって関心してね」
お尻を見事に蹴られるジョーカーは痛みに悶絶していた。
「失礼ね!」
「公共の場所で蹴るきみも大概だよ」
そんな中金色の髪を靡かせながら現れた館長と思わしき男性が現れた。
「やあお二人とも空想館へようこそ 私は支配人のゴールド・ブルー館長」
「ゴールド・ブルー?」
その苗字に聞き覚えがあった。
「もしかしてシルバー・ブルーの親戚かい??」
シルバー・ブルーとはジョーカーの知り合いの銀髪の髪をした黒目がちの青年である
館長は彼とよく似た顔つきをしていた。
「ああっ一応血縁はある………いろいろとあってねでもまあいい!そんなことよりもこの展示品を見てくれこいつはな海外のオークションで買い取ったものだ」
「オークション?なるほどね」
その卵はいくらしたのかはジョーカーは興味がないがじっくりその卵を見つめているとパキンという音が聞こえた。
「??」
――――――――――――――――
その後 家に帰り律子と見た宝石の話をしていた。
「へー日本の古代民族の…」
「でもねボクあの宝石再度見たらさ少しヒビが入っていてさそれがどうしても気になって………」
ミヒャエルはご飯を食べながら二人の話を聞いているとすっと何かを取り出した。
「かっぱらった」
それは世界獣に関する本。
「ミヒャエルやるねー」
「にいさんやるー」
性格違えど根が同じな三兄弟はご飯を食べ終わり早速世界獣の図鑑を見ていた。
「……すごいな字が汚すぎる」
「なに書いてあるかわかりませんね」
ぐちゃぐちゃのミミズのような字の上に挿絵がある。
「ぼく…読める」
「「読める!?」」
ミヒャエルはページの文字を一つずつ読む。
「…えっとコレ…」
それはあの時みた宝石とよく似た世界獣の卵の絵と横の解説文。
「恵比寿族の卵 恵比寿族の卵は宝石によく似ており人類の宝石加工の技術は世界獣の卵の解体が元となっている…」
「ミヒャエルもっと詳しい欄ない?恵比寿族の」
ミヒャエルはまた1ページを開く
「恵比寿族 地元の人間にエビがたくさんとれる場所に住んでいたからそう名付けられた世界獣かつてはマルチバースの外側に住んでいたがこの世界が産まれた後豊かになっていく地球を気に入り我々の世界に移り住んだ
世界獣としては体が小さく最大でも3メートルにしか成長しないがその点素早くまるで消えたように逃げる……テレパシーが使えるため少しの悪意があると戦闘体制に入る」
「めちゃくちゃ最強だねでもリコリスちゃんは絶滅したって言っていたけど…」
ミヒャエルはパラリとページをめくるとそこには目を覆いたくなるような事実が記されていた。
「かつて朝廷が恵比寿族が不老不死の薬の材料になると聞きつけ当時の民族達にお米と共に毒のある酒を彼らに献上しろと命じ酒を飲ませ酔っている間に一人ずつ羽や血など取りさらに宝石の卵も強奪した……こうして恵比寿族は数を減らし……奈良時代に入る頃までに絶滅」
「…民族たち朝廷に騙されてやったんですかね」
エドガーがそういうとミヒャエルが訂正する。
「いや…民族達は知っていたよ…だけど少しの悪意で戦闘体制になるから話を知らない子供に毒のお酒を届けさせていたんだって」
「うわぁひど」
流石の三人も当時のことに関して少し引いていた。
本を読んだその日は雨が降りそそぎ町の皆は傘をさしていた。
そんな中道を歩いていたある若い男性は何かに遭遇してしまった。
「なんだあれ??」
それは芋虫のような生き物と3メートルはあろう蛾のような生き物。
「SNSにあげとこ」
その瞬間 芋虫のような生き物は食間を鳴らし男の脳に限界を見せた。
それは自身の体が溶けていくその感触はリアリティに満ち溢れ男は発狂しその場に倒れてしまった。
その間2匹はどこかへと去っていく。
――――――――――――――――
翌日
再び空想館に来たジョーカー今度は兄弟二人を連れ来館した。
「コレが例の宝石だよ」
「綺麗」
「うん」
三人は宝石をジロジロと見ていると館長が話しかけてきた。
「お客様他の展示品は…」
その時
ガシャーンと共に玄関のガラスが壊れる音が聞こえた。
後ろを振り向くと蛾のような生物と芋虫のような生き物が現れた。
「「「「!?」」」」
蛾のような生き物はかなり怒っているようで「しゃぁぁ」という音を鳴らす。
「コレは穏便じゃなさそうねっ?かんち…」
そこに館長とあの宝石の姿はなかった。
「館長さんがいません!!!」
「逃げたかな?」
しかし芋虫のような生き物が触覚をピンと立て蛾のような生き物と目を合わせると2匹ともその姿を消した。
「えっ??消えちゃいました」
「…もしかしたらね」
――――――――――――――――
一方その頃館長は街中を逃げ出していた。
「はぁはぁ」
駅まで辿り着くとバックの中にある卵を見ていた。
「よし……」
「グギャ」という声と共に後ろを振り向くと
蛾のような生物がいた。
館長は街中を逃げ回っていたがものすごいスピードで追いかける。
「まずいまずいまずいまずい」
「グギャァァ」蛾のような生物は怒りに満ち溢れ館長を殺そうとした瞬間「やめてください!!」エドガー特製の封の文字が入った札を背中に付けられ動きを封じられた。
芋虫のような生物は周囲に幻影を貼ろうとするがミヒャエルのクラゲに包み込まれその場に伏せるように動かなくなる。
「やっぱりここにいたか……」
ジョーカーがスタッと立つ。
「館長コレは一体どういう事?」
「俺にもさっぱり」
二人が話していると……「随分と騒ぎになっているようですね」
そこにいたスライムのようなみどり色の髪と奇妙な目を持つ神父。
「初めまして私はレピオス神父と申します随分お困りのようですね」
レピオス神父は館長に挨拶するとバックを見つける。
「それを買い取らせてもいいですか?……」
「だめだコレは俺の」
レピオス神父はスーツケースの中にある一億円を館長に見せるとすぐにバックをよこそうとしようとするがジョーカーだけはレピオス神父を睨んでいた。
「あのレピオス神父…その中身が何なのかわかりますか?」
「宝石ですかね」
「……さっき話したばかりだよねでも館長は一言もその中に宝石が入っているなんて言ってないよ??」
ジョーカーはレピオス神父に詰め寄る。
「身体中から滲み出すガラムの匂い……すぐに分かったよ…君山羊族だよね」
「……ご名答ですね」
レピオス神父は館長から無理矢理バックを奪い、バックを踏み潰そうとした瞬間ジョーカーがものすごいスピードでレピオスの足をきりバックを取り戻す。
「答えて何が目的?この宝石が欲しい理由は??」
「私もあなた方に答えて欲しい事がありますね……なぜ……愚かな王アンラとオーラシオンの長の匂いがする理由を答えて欲しいですね」
ジョーカーはこう答える。
「知らないよ 論点ずらさないで某論破王じゃないんだから」
その瞬間レピオス神父はものすごいスピードでジョーカーに襲いかかりバックを奪おうとするがその時お札が取れた蛾のような生物がレピオスの体を蹴り上げる。
「くっ!!大人しく絶滅していればよかったのですがしぶといですね……」
そういい体をスライムに戻しマンホール経由して逃げていく……
蛾のような生物はジョーカーからバックを奪い取りクラゲに襲われていた芋虫のような生き物と再会しいちゃついた。
「夫婦なんですかね」
エドガーはほのぼのとした表情で2匹を見ていたがその瞬間夕日が沈むと共にバックの中が光り出し2匹はもたついていたがジョーカーがバックのなかのチャックを開けた瞬間花火のように高く上がりゆっくり落ちていくパリグリーンの物体をキャッチした2匹の夫婦はその子の誕生を喜び触覚を光り輝かせる。その日は綺麗な緑色の流れ星がこの星ノ川町で見られSNSやメディアも急いで報道していたがその背景には小さな命の誕生が関わっていたことは誰も知らない。
――――――――――――――――――――
その後……
「ふうできた」
木を改造して筒のような家を作り出した。
「三匹ともお家できたよ」
三匹は恐る恐る家に入ると結構気に入ったようで早速眠っていた。
「しかしお兄ちゃんもすごいですよねあの三匹をペットにするだなんて誰も考えつきませんよ」
「別にいいじゃんよく見たら可愛いし」
エドガーはクスリと笑う。
「あとね家作っている途中あの三匹になまえつけたんだ~雄の方がイチゴウで雌がルリでその子供がニゴウだよ~」
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