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楽屋に連れ込まれて
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「なぁ、俺のお陰でステージを壊さずにすんだし、それなりの対価をくれよ」
かなりの近距離で僕に近づいてきた。
「あ、えっと、その……」
今、僕は楽屋にいる。ステージは演出でなんとか乗り切ったらしい。らしいと言うのも、僕はあまり覚えていないからだ。もう、申し訳ない気持ちと発情して興奮しているのが混ざり合って自分でも状況がわからなかった。
「なぁ、聞いてんの?」
ネオ様は僕に顔を近づける。透き通るような肌に吸い込まれそうな瞳、僕は目を外した。
「やめてあげなよ、怖がってんじゃん」
ネオ様じゃない声がした。僕は後ろから抱き寄せられる。びっくりして僕はその場で固まってしまった。楽屋に入れる人は限られている。聞いたことがある声にまさかとは思うけど、自分の予想を信じたくもない。
「触んな、俺のだ」
ネオ様は僕の身体を引っ張り返す。もう、それだけで心臓が爆発しそうだった。
「あ、えっと、その……」
振り返れば、ネオ様の相棒がいた。白兎ジュラン。ネオ様と同じアイドルグループだ。
「うっせぇ、お人好し野郎が口出すんじゃねぇ」
「楽屋でおっぱじめようと考えてるから止めに来たんだよ。他人の目があるところですんなバカ」
僕の頭上でケンカを始めた二人。僕はどうしようと間に挟まりながら、うろたえていた。でも、少しだけ優越感に浸っている。今、ファンの中で一番近い距離にいるのは僕だと。
なぜか発情が落ち着いているけど、ラッキーだったかもしれない。
「ふふっ……」
つい、嬉しくなって笑ってしまった。
「ねぇ、笑ってるよ。嵌められたのに」
ジュランは呆れた顔で僕を見た。嵌められた、ってどういう意味だろう……?
「あーもう、出番は終わったし俺の仕事は終わりだよな。帰る」
ネオ様は僕の腕をつかんで引っ張った。
「あ、え、ちょっと……」
僕は足をもつれさせながら必死について行く。
「なにもたついてんだよ」
ネオ様はグイと引っ張って僕を抱き寄せた。僕はすっぽりネオ様の腕の中に収まってしまう。細いけど筋肉質な腕だった。それだけでも僕は知れて嬉しい。
かなりの近距離で僕に近づいてきた。
「あ、えっと、その……」
今、僕は楽屋にいる。ステージは演出でなんとか乗り切ったらしい。らしいと言うのも、僕はあまり覚えていないからだ。もう、申し訳ない気持ちと発情して興奮しているのが混ざり合って自分でも状況がわからなかった。
「なぁ、聞いてんの?」
ネオ様は僕に顔を近づける。透き通るような肌に吸い込まれそうな瞳、僕は目を外した。
「やめてあげなよ、怖がってんじゃん」
ネオ様じゃない声がした。僕は後ろから抱き寄せられる。びっくりして僕はその場で固まってしまった。楽屋に入れる人は限られている。聞いたことがある声にまさかとは思うけど、自分の予想を信じたくもない。
「触んな、俺のだ」
ネオ様は僕の身体を引っ張り返す。もう、それだけで心臓が爆発しそうだった。
「あ、えっと、その……」
振り返れば、ネオ様の相棒がいた。白兎ジュラン。ネオ様と同じアイドルグループだ。
「うっせぇ、お人好し野郎が口出すんじゃねぇ」
「楽屋でおっぱじめようと考えてるから止めに来たんだよ。他人の目があるところですんなバカ」
僕の頭上でケンカを始めた二人。僕はどうしようと間に挟まりながら、うろたえていた。でも、少しだけ優越感に浸っている。今、ファンの中で一番近い距離にいるのは僕だと。
なぜか発情が落ち着いているけど、ラッキーだったかもしれない。
「ふふっ……」
つい、嬉しくなって笑ってしまった。
「ねぇ、笑ってるよ。嵌められたのに」
ジュランは呆れた顔で僕を見た。嵌められた、ってどういう意味だろう……?
「あーもう、出番は終わったし俺の仕事は終わりだよな。帰る」
ネオ様は僕の腕をつかんで引っ張った。
「あ、え、ちょっと……」
僕は足をもつれさせながら必死について行く。
「なにもたついてんだよ」
ネオ様はグイと引っ張って僕を抱き寄せた。僕はすっぽりネオ様の腕の中に収まってしまう。細いけど筋肉質な腕だった。それだけでも僕は知れて嬉しい。
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