花束と犬とヒエラルキー

葉月香

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第四章

愛とスープの法則(2)

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 ルネは両手でローランの顔を挟んで固定すると、えいやとばかりに、その唇に自分の唇をくっつけた。
 丁度ドアの向こうに立った社員の目には、ルネの背中に隠れて、ローランの情けない顔は捉えられない。それどころか、全く意味合いの違う光景が映ることになった。
 ひっそりと静まり返った昼下がりの副社長室で、ローランとその秘書が甘い口付けを交わし合っているというような――。
 社員ははっと息をのみ、何かに躓いたように立ち止った。しばらく絶句した後、彼は足音を殺して後じさりし、そのまま秘書室を抜けて、外に飛び出していった。
 きっとあの社員は、自分が今見た光景を同僚達に吹聴しまくることだろう。
(ああ、これでもう、言い訳のしようもなく、僕はこの人の『愛人』に決定だ)
 これまで、そういう浮いた噂がたたないよう、慎重に行動してきた苦労が一瞬で無に帰してしまった。それでもローランの不名誉な噂が社内で駆け廻るよりかは、まだましなような気がした。
(本当に僕は、この人には甘いんだな)
 ローランの頭を抱きかかえたまま、ルネがしみじみと感慨に浸っていると、いきなりその腰に手が触れた。
「わーっ」
 悲鳴をあげるルネの手を、また別の手が捕まえた。
「ルネ…どうした、今日はおまえらしくもなく、随分と大胆なことをするんだな」
 やっと目を覚ましたらしいローランが、欠伸を噛み殺しながら、まだ少しとろんとした緑の目をルネに向けていた。
「ム、ムッシュ…」
 ルネはとっさに口ごもった。
(確かに寝込みを襲ったみたいな状況だけれど、別に僕は、好き好んであなたのキスを盗んだ訳じゃない)
 しかし、真実を明らかにして、この格好つけのナルシストを恥じ入らせるのもまた哀れ――。
「オフィスでのこういう行為は厳禁じゃなかったのか? 別に俺は、おまえがいいと言うのなら、いつでもどこでも構わないどころか、大歓迎だが…?」
 ローランは動揺するルネの体を自分の方に引き寄せ、その唇を求めて顔を近づけてきた。
(あなたね、自分の評判がたった今危機的状況にさらされていて、それを僕が救ったんですよ! 分かってるんですか?!)
 軽く切れたルネは、固めた拳をローランの頭に振り下ろした。無論、かなり手加減をして。 
「やめてください!」
「あいたっ」
 ローランは、前に大きくつんのめった。どうして?とでも言いたげに殴られた所を押さえつつ、ルネを振り仰いだ。
「目が覚めましたか、ムッシュ・ヴェルヌ?」
 怒りのオーラを発散しながら腕を組んで仁王立ちしているルネに、ローランは一瞬怯んだようだ。
「ああ」
 ぼそりと答えて、居心地悪そうに椅子に座り直し、指先でネクタイを整えた。
「…ムッシュ・ヴェルヌ、近頃あなた、仕事中に気が緩んでいませんか?」
 こういう話は、まずコーヒーを淹れてあげて、ローランが機嫌よく話を聞いてくれるモードになってから切り出すつもりだったのだが、もう黙っていられなくなった。
「別に、休憩中に仮眠を取るなとは言っている訳ではありません。若くて精力的な経営者と言ったって、人間なんだから、時には疲れがたまることもあるでしょう。けれど、ここしばらくのあなたのたるみようは、度を越していますよ。今の所気づいているのは僕くらいなものだと思いますけれど、あんまりだらしない姿を部下に見せるのはどうかと思います。経営者なら、プライベートに何があろうがうまく調整して、自己管理をきっちり行なっていただかなくては」
 ルネが口を酸っぱくして言い聞かせるのを、ローランは何やら物珍しそうにじっと見守っていた。そのまま、しばし黙り込んだ。
「ムッシュ、何とかおっしゃってください」
 ルネが組んだ腕を苛々と指先で叩きながら追求すると、ローランは苦笑にも似た表情を口元に浮かべた。
「成程、おまえがそこまで言うのなら、近頃の俺の職場での態度には見過ごせないものがあったんだろうな。そうか…我ながら余裕がなくなっているのは感じていたが、まだ大丈夫だろうと高をくくっていた。こういうことは、自分よりも、身近にある他人の目の方がよほど信頼できるな」
 ローランはポケットから煙草を取り出して火をつけ、深々と吸いこんだ。
「そう言えば、あなたが消費する煙草の本数も日ごと増えていますよね…?」
 ルネが眉を潜めて指摘すると、ローランは皮肉を込めた口調で答えた。
「知っているか、ルネ、喫煙によって肺から吸収されたニコチンが脳に到達するのには、4秒とかからんそうだ。疲れ過ぎて反応の鈍くなった人間が緊張感を取り戻すには、手っ取り早い劇薬だな」
「そんなものに頼ると体を悪くしますよ。眠気覚ましなら、僕がコーヒーを淹れますから、煙草は控え目にしてください」
 ローランは少し考え込んでいたが、やがて、吸いかけの煙草を灰皿でもみ消した。
「ありがとうございます。すぐにコーヒーをご用意しますので、お待ちください」
 ルネが慣れた手順で素早く丁寧に淹れたコーヒーをトレイに乗せて戻ってくると、ローランは、デスクの傍らにあった、本日発売の雑誌をぱらぱらとめくりながら、何やら難しい顔をしていた。ルネが今朝用意して、そこに置いたものだ。 
 ルネの姿を認めると、ローランは雑誌をもとあった場所に戻し、デスクの上で両手を組むようにして、彼が近づいてくるのを待ち受けた。
「どうぞ」
 ルネが目の前に置いたコーヒー・カップを、ローランは待ちかねていたかのように持ち上げた。
 一口飲んでほっと息をつき、目を閉じる彼は、やっぱり心身ともに疲れているように見えた。
「…ムッシュ、よろしければ肩や背中を少しマッサージでもしましょうか?」
「そこまでしてもらうには、及ばないさ、ルネ…それに、午後から早速面談の予定が一件入っていただろう?」
「それなら、キャンセルにしておきましたから、御心配なく」
 もう遅いかもしれないが、先程飛び出していった男性社員に、余計なことは言うなと後で釘を刺しておこう。そんなことを考えながら、ルネはローランに向かって優しく頷き返した。
「全く、おまえは気がきくな。それとも、おまえにあれこれ気を回されるほど、俺の不調が傍から見ていて明らかだったのか」
 別に、面談のキャンセルはルネが気を回してのことではなかったが、ローランがそれを知る必要はない。だからルネは肯定も否定もせず微笑んでいた。
「さて」
 ルネが辛抱強く待っていると、ローランはくるりと椅子を回して、彼の方に体を向けた。
「おまえも薄々察しているように、俺はここ最近、プライベートな時間に問題を抱えて、忙殺されている。おまえに何をどこまで話すべきかな、ルネ…?」
 ルネの顔をまっすぐ見据えるローランは、いつもの明晰さを取り戻していて、あんまり舐めた態度を取ると深々と切り返されそうな緊張感を覚えさせた。
「確認させていただきますが、それは、ルレ・ロスコーのトップにあるあなたが、仕事に差し障りが出てもやむなしと考えるほど重要度の高い問題なんですか…?」
 用心深く、しかし小さな反発を込めて、ルネは問い返す。
「棘のある言い方をするなよ、ルネ…だが、まあ、そうだな。俺の優先順位のつけ方は、いつも極めてはっきりしている。自分の職務を疎かにする気はないが、今回のケースに関しては、そっちの重要度が高いということだ」
 大方予想はしていたことだが、微塵も後ろめたさを感じさせないローランの返答を聞いて、ルネは溜息をつきそうになった。
「あなたの優先順位の中で何がというか、誰が一番上にあるのかなら、僕もよく存じあげています。つまり、あの方絡みのことなんですか、あなたがかかりっきりにならざるを得ない問題というのは…?」
 そうだ、少し考えてみれば分かることだ。彼が仕事も、自分の身も顧みなくなるほど、全身全霊を捧げて尽くす相手と言えば、ガブリエルしか考えられない。
(全くもう、忠犬なんだからっ…呆れるくらい、腹が立つくらい、悔しいくらい、ガブリエル一途なんだから――)
 湧き上がったほろ苦い感情を振り払う。
「大天使の気まぐれや我が侭に、あなたが一方的に振り回されている訳じゃないですよね。それじゃあ、あなただけじゃなく、僕も含めた、あなたを敬慕する部下達の立つ瀬がないです…泣きますよ、ほんとに?」
 涙の滲んだ声で訴えるルネを、ローランは穏やかな口調でなだめにかかった。
「あいつは確かに我が侭だが、俺に任せたこの会社の業務を意図的に妨害するような真似はしない。あれでも一応ルレ・ロスコーの社長だぞ。もう少し信頼してやれ」
「一度も会ったことのない社長を、どうして信頼なんかできるんですか?」
「確かに、それもそうだな」
 ルネが食ってかかると、ローランは降参したように両手を上げた。
「どうして笑うんですか、僕は真面目に話をしているんですよ」
「ああ、うん…分かっているさ、ルネ」
 ルネが手を振り回し怒ってみせても、ローランは嬉しそうに眦を下げるだけで、その微笑の理由は明かしてくれなかった。
「もう、いいです…時間が惜しいので、僕が分かるよう、状況の説明をお願いします」
 諦めたルネが先を促すと、ローランも顔を真面目に引き締めた。
「込み入った話なので詳細を説明すると長くなるんだが…要するにこれは、ロスコーの血縁者同士のお家騒動みたいなものだ。大っぴらにするには憚るものがあったが、ちょっと前から表に出ない所では前哨戦みたいな揉め事や駆け引きが続いていた。それがいよいよなりふり構わない本格的な闘争になりつつある…そして、その中心にガブリエルがいる」
 淡々と事実を並べるように語っていたローランが、ガブリエルの名前を口にする時だけ、一瞬火のように感情的になるのをルネは認めた。
「俺はあいつの影だから、全力であいつを助け、いざという時には盾となって守らなければならない。これは公の立場云々を超えて、俺にとって最も重要な使命だ。仕方ないが、他の雑務は二の次ということになるな」
「影だからって…そんな当たり前のように――」
 黙って耳を傾けていたルネだったが、ついに、込み上げてくる感情を抑えかねた。
「ど、どうして、あなたはそこまでガブリエルに尽くすんですか? 傲岸不遜で強引で、いつも他人を振り回してやりたい放題やっている、あなたは一体どこに行ったんです!  自分から進んで他人の影に徹するなんて、全くあなたらしくない…そんなことで満足できるなんて、僕には理解できません!」
「どうしてなんて、おまえが俺に尋ねるのか、ルネ? お前なら、俺の気持ちを理解できるはずだと思うがな」
「いいえ、分かりませんっ…分かりたくもないです」
 ルネは頑強に否定するが、率直に問いかけるようなローランの目をなぜかまともに見返すことができない。
 白々とした沈黙がしばし2人の間に流れた。そして、頑なに会話を拒んでいるルネよりも、やはりローランが先に口を開いた。
「…なあ、ルネ、予め断っておくが、俺は目的のためには手段を選ばない男だから、おまえには、この先散々苦労や迷惑をかけることになるかもしれない。悪いが、俺に惚れた時点でそれは運命なんだと思って、諦めろ」
「ハ…ハァッ?!」
 ルネは瞬間的にかっとなった。
「何それ、今から僕に苦労をかける気満々のくせして、謝っているつもりなんですか?! ええ、あなたからかけられる苦労なら、僕は大抵我慢できるつもりですとも…けれど、それが全てガブリエルのためというのは、かなり引っかかりますよ…ええ、大いに不満ですとも! 大体僕は、あなたには全身全霊捧げていますけれど、あなたのガブリエルに対しては、一ミリたりとも恩義も愛情も感じてないんですからねっ」
 物凄い剣幕でまくしたてるルネに、ローランは軽い頭痛を覚えたかのように天を仰いだ。
「俺に忠義なのは嬉しいが――その俺が忠誠を尽くしている、ガブリエルにも同じようにはできんのか?」
「嫌です、絶対無理無理…僕は一度に1人の人しか見えないんです。だから、あなた以外の人に浮気なんかできません」
 眉を吊り上げ徹底抗戦の構えで言いきるルネを前に、ローランは困ったように頭をかいた。
「…やれやれ、融通のきかん奴め…」
 ローランは視線を床の上に落としたまま、しばし何事か考え込んでいたが、ふいに、思い切ったように顔を上げた。
「俺には心底甘いと言うおまえだが、どこまでなら許せるんだろうな。なあ、ルネ、もし俺がおまえを――」
「ローラン…?」
 ローランは何を言い出すつもりなのだろうとルネは身構えたが、その言葉を口にする前に、彼のスマートホンが鳴った。
 ローランは間が悪そうに顔をしかめると、ポケットからスマホを取り出した。その表示を確認した彼の顔が、厳しく引き締まる。
(あ、ガブリエルからの緊急コールだ。この人の反応も、ガブリエルに関する限り、全く分かりやすいなぁ)
 電話の相手が大天使では太刀打ちできないなと、ルネはしょんぼり肩を落とした。
「では、僕はこれで失礼します、ムッシュ・ヴェルヌ…」
「あ、ルネ、ちょっと待て」
 諦めモードに入ったルネが空になったコーヒー・カップをトレイに戻して退出しようとするのを、意外なことにローランが呼びとめた。
「取りあえず、この雑誌に目を通しておけ。ロスコー家のいざこざについて分かりやすく書かれているぞ。こんなものはまだ序の口で、明日辺りからタブロイド紙がもっと散々な暴露記事をかきたてるだろうがな。きっとオフィスの方にも問い合わせや取材の申し込みの電話がかかってくるだろうから、今からおまえも覚悟しておけ」
「えっ…え…?」
 ローランは、先程めくっていた雑誌を当惑するルネの手に押し付け、意味ありげに片目を瞑ってみせると、鳴り続けるスマホの応対に出た。
「ああ、すまない、ガブリエル…大丈夫だ、こちらは今の所、何の問題もない…」
 問い返そうにもローランは既にルネに背中を向けていて、彼の絶対的主との会話に集中している。
 いきなりとても遠くなってしまったローランの背中に切ない眼差しを投げかけた後、ルネは大人しく副社長室を退出した。
 そして、秘書室の自分のデスクに戻るや、早速ローランから手渡された雑誌を開いてみた。
「ローランが言ったお家騒動って、これのこと…?」
 特ダネとして、まだ疑問符つきながらも、センセーショナルな見出しはこううたっていた。

『アカデミー・グルマンディーズ主宰の地位を巡って、ロスコー家に内紛が勃発か?』

 ルネは戸惑うように額にかかる柔らかなウェーブのかかった髪を指先でいらいながら、すうっと息を吸い込んだ。
(雑誌の電話取材とかって、ほんとにあるんだろうか…業務に差し支えないか、ちょっと心配だな。他の社員達にも、動揺しないよう言い含めていた方がいいだろうし…はぁ、ローランじゃないけど、僕も安定剤代わりにコーヒーの消費量が増えるかもしれないや)
 記事に書かれた内容からは、この会社は内紛とやらに直接関係なさそうに思えるが、アカデミー・グルマンディーズ主宰のガブリエルは同時にここの社長でもある。
 この騒ぎに、ルレ・ロスコーが無縁でいられるはずもなく、自分もじきに巻き込まれていくことをルネははっきり感じ取っていた。
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