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キスと意地悪
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その日から、リーシャの日常が少しだけ変わった。
怪我をした騎士や村人の治癒を午前中行い、ボドワールとお昼の交代をしてレオナルドと共に食事する。
午後も治癒をするために戻らなくてはならないのだが、戻る前にレオナルドに腕を引かれて物陰でキスをされるようになった。キスはいつも深くて濃い。その辺の子供でもするような触れるだけのキスとは全然違う。体の奥底に眠っていた官能を呼び起こすような濃密なキスは、リーシャにとってとてつもない刺激的で背徳的な行為であった。
「ん…っ、は、ぁ……」
「ごっそさん。さ、午後も頑張るかー」
「……は、はぃ…」
リーシャとのキスで濡れた唇をペロリと舐める姿が扇情的過ぎて、リーシャはレオナルドから目を逸らした。
敬虔なリーシャが、誰かに隠れるようにコソコソとこんなみだらな行為をするとは夢にも思っていなかった。
赤くなる頬を両手で抑えているリーシャを見て、レオナルドがなんだかニヤニヤとしている気がする。さすがにレオナルドを睨みつけても全く効果はない。
「リーシャ? 何、可愛い顔で睨まれたらもう一回するけど?」
「! し、しません……!」
グイッと腰を引かれてレオナルドの腰に押し付けられる。耳まで真っ赤にしたリーシャはレオナルドの胸をバシバシと叩いた。リーシャの細腕ではやはり効果はなく、目の前の男は非常に愉快と言わんばかりにニヤついている。
「じゃあまた夜な」
「え、ぁ、ぅ……ぁ…は、ぃ……」
小さく蚊の鳴くような声だったが、レオナルドの耳にはしっかりと入ったらしく、こめかみにキスを落とされて身体がようやく離された。
午後もレオナルドが分けてきた熱が上手く引いていかない気がして、ずっと落ち着かなかった。
「あっ、や、あ……っ! ん、んっ」
「ほら。頑張れ頑張れ」
「やぁ、れおなるど、さまっ…動けな…」
ゆさゆさと下から揺らされる。レオナルドの胡座をかいた上に座らされて、あらぬ場所はレオナルドに貫かれていた。
あの初めての夜から一週間。レオナルドに毎日呼び出され、レオナルドの家でこうやって人には言えないような事を毎日している。行為には一週間経っても慣れなくて、リーシャはずっと翻弄されていた。
上気した頬を撫ぜられ、ぐずつきそうになるリーシャの額にキスをしてきてちゃんと動けと促されている。もう腰が立たないのに、いやいやと首を振ってもレオナルドに許して貰えない。
「リーシャ」
「あ……ゃ」
「嫌? リーシャ。本当に?」
「やああっ」
ぐ、と腰を捕まれて、深く咥えこんでいるレオナルド自身をグリグリと捏ねられる。リーシャの中の良い所を当てるように動かされてしまい、レオナルドにしがみつく事しか出来なくなってしまった。
「リーシャ?」
「う、うぅ……」
ぽんぽん、と頭を優しく叩かれる。リーシャは既に三度達している。前を弄られて一回、後ろを指で広げられる時に執拗に感じる所を刺激されて二回イッていた。経験の少ないリーシャでも、これは流石にねちっこいと理解できた。なのにイキすぎて身体が辛いと悲鳴を上げ始めても、まだ貪欲にも快感を拾いあげてしまう身体が憎い。
おずおずとしがみついていた手を離して、レオナルドの広い肩に手を当てて膝立ちでゆっくりと動き出した。ぐちゅ、ぐちゅ、とリーシャのあらぬ場所から音が聞こえてくる。恥ずかしくてレオナルドの方を向きたくないのに、顎を掴まれて無理やりレオナルドの方を向けさせられた。
「あ……んっ! ん、ん……ぅ」
食らいつくようなキスに、リーシャの身体が勝手に感じてしまう。レオナルドの舌がリーシャの舌を追いかけ、そう思っていたのにいつの間にかリーシャが追いかけているように感じた。気持ちいい、しか頭になかった。上の口も下の口も、レオナルドでいっぱいにされて気持ちいい。
「ちゃんと動かねぇと終わんないぞ」
「ん……っ、あ、あ…ぁんっ!」
終わらないというのがどれほど恐ろしいことか、リーシャは身をもって知っている。このレオナルドという男は、騎士団長だけあって、体力お化けなのだ。それはもう、朝まで続いたこともある。次の日が休みだったから良かったものの、仕事だったら倒れていたと思うほどだ。
最早その体力なのか快楽になのか、どちらに恐怖を感じているのかリーシャも分からない。
けど、一つだけ分かっていることがある。
「おら、もっと動け」
「あっ。や、あっ、ぁ゛ぅ゛…っ!んっ!!」
「そうそう、腰もっとヤラしく動かすんだよっ、あー…はは、顔ぐっちゃぐちゃだなぁ……っと!」
「あっっ、んっ、~~~っ!!」
ぐ、と奥を押し込まれ、彼のものが中で膨れ上がってびゅーびゅーと子種が注ぎ込まれていった。それと同時にリーシャの中も極まって、子種を取り込もうと中が痙攣してうねる。
その様子をギラギラとした目で見つめるレオナルドは、エッチの時は意地悪なのだとリーシャは一週間かかってようやく理解したのだった。
怪我をした騎士や村人の治癒を午前中行い、ボドワールとお昼の交代をしてレオナルドと共に食事する。
午後も治癒をするために戻らなくてはならないのだが、戻る前にレオナルドに腕を引かれて物陰でキスをされるようになった。キスはいつも深くて濃い。その辺の子供でもするような触れるだけのキスとは全然違う。体の奥底に眠っていた官能を呼び起こすような濃密なキスは、リーシャにとってとてつもない刺激的で背徳的な行為であった。
「ん…っ、は、ぁ……」
「ごっそさん。さ、午後も頑張るかー」
「……は、はぃ…」
リーシャとのキスで濡れた唇をペロリと舐める姿が扇情的過ぎて、リーシャはレオナルドから目を逸らした。
敬虔なリーシャが、誰かに隠れるようにコソコソとこんなみだらな行為をするとは夢にも思っていなかった。
赤くなる頬を両手で抑えているリーシャを見て、レオナルドがなんだかニヤニヤとしている気がする。さすがにレオナルドを睨みつけても全く効果はない。
「リーシャ? 何、可愛い顔で睨まれたらもう一回するけど?」
「! し、しません……!」
グイッと腰を引かれてレオナルドの腰に押し付けられる。耳まで真っ赤にしたリーシャはレオナルドの胸をバシバシと叩いた。リーシャの細腕ではやはり効果はなく、目の前の男は非常に愉快と言わんばかりにニヤついている。
「じゃあまた夜な」
「え、ぁ、ぅ……ぁ…は、ぃ……」
小さく蚊の鳴くような声だったが、レオナルドの耳にはしっかりと入ったらしく、こめかみにキスを落とされて身体がようやく離された。
午後もレオナルドが分けてきた熱が上手く引いていかない気がして、ずっと落ち着かなかった。
「あっ、や、あ……っ! ん、んっ」
「ほら。頑張れ頑張れ」
「やぁ、れおなるど、さまっ…動けな…」
ゆさゆさと下から揺らされる。レオナルドの胡座をかいた上に座らされて、あらぬ場所はレオナルドに貫かれていた。
あの初めての夜から一週間。レオナルドに毎日呼び出され、レオナルドの家でこうやって人には言えないような事を毎日している。行為には一週間経っても慣れなくて、リーシャはずっと翻弄されていた。
上気した頬を撫ぜられ、ぐずつきそうになるリーシャの額にキスをしてきてちゃんと動けと促されている。もう腰が立たないのに、いやいやと首を振ってもレオナルドに許して貰えない。
「リーシャ」
「あ……ゃ」
「嫌? リーシャ。本当に?」
「やああっ」
ぐ、と腰を捕まれて、深く咥えこんでいるレオナルド自身をグリグリと捏ねられる。リーシャの中の良い所を当てるように動かされてしまい、レオナルドにしがみつく事しか出来なくなってしまった。
「リーシャ?」
「う、うぅ……」
ぽんぽん、と頭を優しく叩かれる。リーシャは既に三度達している。前を弄られて一回、後ろを指で広げられる時に執拗に感じる所を刺激されて二回イッていた。経験の少ないリーシャでも、これは流石にねちっこいと理解できた。なのにイキすぎて身体が辛いと悲鳴を上げ始めても、まだ貪欲にも快感を拾いあげてしまう身体が憎い。
おずおずとしがみついていた手を離して、レオナルドの広い肩に手を当てて膝立ちでゆっくりと動き出した。ぐちゅ、ぐちゅ、とリーシャのあらぬ場所から音が聞こえてくる。恥ずかしくてレオナルドの方を向きたくないのに、顎を掴まれて無理やりレオナルドの方を向けさせられた。
「あ……んっ! ん、ん……ぅ」
食らいつくようなキスに、リーシャの身体が勝手に感じてしまう。レオナルドの舌がリーシャの舌を追いかけ、そう思っていたのにいつの間にかリーシャが追いかけているように感じた。気持ちいい、しか頭になかった。上の口も下の口も、レオナルドでいっぱいにされて気持ちいい。
「ちゃんと動かねぇと終わんないぞ」
「ん……っ、あ、あ…ぁんっ!」
終わらないというのがどれほど恐ろしいことか、リーシャは身をもって知っている。このレオナルドという男は、騎士団長だけあって、体力お化けなのだ。それはもう、朝まで続いたこともある。次の日が休みだったから良かったものの、仕事だったら倒れていたと思うほどだ。
最早その体力なのか快楽になのか、どちらに恐怖を感じているのかリーシャも分からない。
けど、一つだけ分かっていることがある。
「おら、もっと動け」
「あっ。や、あっ、ぁ゛ぅ゛…っ!んっ!!」
「そうそう、腰もっとヤラしく動かすんだよっ、あー…はは、顔ぐっちゃぐちゃだなぁ……っと!」
「あっっ、んっ、~~~っ!!」
ぐ、と奥を押し込まれ、彼のものが中で膨れ上がってびゅーびゅーと子種が注ぎ込まれていった。それと同時にリーシャの中も極まって、子種を取り込もうと中が痙攣してうねる。
その様子をギラギラとした目で見つめるレオナルドは、エッチの時は意地悪なのだとリーシャは一週間かかってようやく理解したのだった。
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