輝きのイノセント

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第一章 王都脱出

6page この世界は

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(私こと倉橋愛花くらはしあいかは突如見知らぬ国にいた。
そこで見知らぬ美少女の体を操って、見知らぬ場所と人に囲まれ、突如【竜の巫女】になれと言われて連れて行かれてしまったのだ。
それからはお城の中に閉じ込められて、神竜とかいうよく分からないやつに生贄にされるまで大人しくしてろって言われたけど何それ?意味わかんない。
まず状況が謎だし何でこんな目に遭ってるのか謎だし、まずここどこだよって話だし。
そんな訳でこの国のことをより知る為、イケメンフェイスのテリウスって奴に色々教わってる最中なのだった。)

雑な愛花あいかのモノローグから始まる。

気がつけば彼女が城に連れて来られてから一週間の月日が経過していた。
あの日から愛花あいかはテリウスの指導の下、この世界についての勉学を積み重ねていた。

「……その為、この国では魔物を退ける神竜を神の遣いとして崇め、讃え、その恩寵に報いる為、五十年に一度【神竜祭】という祭りを行うのです。
その際、神竜への貢物として捧げられるのが竜の巫女……つまり貴方の事です、エルサ様。」

開かれた扉を境に、廊下を見張っているテリウスが話を終える。
彼の言葉を、壁を背にして座りながら愛花あいかは難しい顔をして聞いていた。

「……成る程ねぇ。」

聞き終わり、そう呟く。
この一週間、真面目に勉学に費やしたお陰か愛花あいかはかなりこの国について理解できたのだった。

(まずこの世界の名はレティシアと言うらしい。
レティシアは星の名前らしくって、私達で言う地球みたいなものだと理解してる。
そのレティシアには、現在二つの大陸がある。
片方を【東レティシア大陸】もう片方を【西レティシア大陸】と呼んでて、本に挿入されてる地図を見たけど双子の胎児がお腹の中で向かい合うような形をしてた、面白い形ー。

今私がいる場所は東レティシア大陸側……その中で最も巨大な国である【アラクシア王国】という場所にいるのだとか。
いわゆるアメリカ的な?
このアラクシア王国って所が特に魔法やら神やらを信仰しているらしくて、特に大切にしているのが【神竜】って生き物。
なんでも五百年前に【魔物】という人を食べるやべー生き物が東レティシア大陸に現れて、東側の人達が一人も居なくなるんじゃないかってくらいまで追い込まれたらしい。
その時、空から現れた神竜が魔物を撃退して、更にアラクシア王国を魔物が来られないように結界ってのを張ったんだって。
ただその結界は時間経過と共に劣化するらしくて、補う為には竜の巫女を食べないと駄目らしい。
正直これだけ聞くと非現実的過ぎるけど、実際そうやって長年この国は魔物の被害から守られてきたんだって。

それで、ここまで勉強して私は一つ気がついた事がある。


ここ、私の知ってる世界じゃないな……ということである。


そう、何もかも違いすぎるんよ。
まずこの世界には地球とか日本とかっていう概念がなかった。
そもそも世界地図から明らかに形が違うし。
それに魔法やら魔物やら竜やら、現実ではあり得ないような出来事や生き物が当たり前のように存在している。
あとはこの国の人達。
皆裾の長い服やら鎧やらを着込んでいる、あーいうの歴史の授業でしか見た事ない。
中世ヨーロッパみたいな光景だ、中世ヨーロッパ知らんけど。

それに極め付けはこの世界、レティシアという名前、あと最初に出会ったあの……あ……アレ?王子とかいうの。
私はこの言葉に聞き覚えがあるし、あの王子の顔にも見覚えがあった。
どちらも通勤途中に見かけているのだ。
輝きのなんとか、そう!輝きのなんとかというゲーム!
その登場キャラクターと瓜二つなのだ!
そしてレティシアはこのゲームを開発した会社の名前だ!
つまり!この世界は!
ゲームの世界なのだあああああぁぁぁぁああ!!)

…………………………。

「いやどういう事……?」

思わず心の声が漏れ出る。
自分で見つけた結論があまりにも常識外れすぎて心が理解を拒むのだった。

「……?何か分からない箇所でもありましたか?」
「う、ううん。そんな事ないよ。
とっても分かりやすいよ。」
「なら良かったです。
さて、では次は竜の巫女について説明するとしましょう。」

テリウスはそう言うと、気にせず話を続けた。

(このイケメンはテリウス。
駅の広告には居なかったような気がするけど、顔がイケメンだし多分登場キャラクターの一人なんだと思う。
今は私の護衛って事で一週間前から顔を合わせている。
最初こそ気に食わない所も沢山あったけど、今は知人程度には話が出来るようになった。)
「……つまり竜の巫女は誰でもなれるものではなく、選ばれた乙女にしか成し得ない役目なのです。
さて、ご理解出来ましたか?エルサ様。」
「ごめん、全然聞いてなかった。」
「……………………。」
「ちょっと、やめて!ごめんって!
だからそんな冷たい目向けないで!
怖いって!」

何で聞いてないんだって顔をしてテリウスが愛花あいかを睨む。
それを見て、愛花あいかは慌てて謝った。

「……ではもう一度説明します。
今度は、しっかり、話を聞いていてくださいね。」
「はぁーい。
(相変わらず怖……前みたいな怒涛の言葉責めは無くなったけど、なんか睨まれることが多くなった気がするなぁ。)」
「竜の巫女とは、五十年に一度出現する右手に痣を持った女性の事です。
常人と比べると体内に保有している魔力量が桁違いに多く、これは一般的な魔法使い十人分に相当すると言われています。」
「へぇー。」

と、愛花あいかはさも凄い~といった様子で返事をするも、実は全くピンと来てないのである。
魔法使い十人分がどんなものか分からない為、実感が湧かないのである。

「それ故に竜の巫女はその身を捧げる事で神竜の枯渇した魔力を復活させる事ができ、ひいては国の結界を維持し続ける事ができるのです。
因みに、竜の巫女の肉体は非常に高純度の魔力で満たされている為、貴重な素材として取引されていた過去もあります。
法整備がまだ整っていなかった大昔は度々誘拐され、髪の毛一本から爪の欠片に至るまで高値で売買されていたとか。」
「げっ!?何それ人身売買って事!?
そんな事もあった訳!?」

とんでもない事実を聞かされ、愛花あいかが驚く。

「はい。ですが全て過去の話です。
現在は竜の巫女に対しての法が制定され、髪の毛一本たりとも不正に売買する事は禁じられましたから。
そもそも国の法では竜の巫女は神竜へと捧げるべき聖なるものであり、只人が私欲の為に利用するべからずと記されておりますしね。」
「ははは……嬉しくねぇ……。」

そう言うと愛花あいかは顔を引き攣らせる。

「……ん?
じゃあどうして私ここへ来た時襲われた訳?
テリウスの話を聞いてると、竜の巫女と神竜がいるからこの国は魔物に襲われずに済んでるんだよね?
じゃあ竜の巫女がいなくなったら神竜の結界もなくなって、自分達が危なくなるんじゃ……。」
「いい質問ですね。
ここへ来てようやく有意義な意見が交わせます。」
「なんだとコラ。」
「竜の巫女……というより貴方の命が狙われる理由、これは【反生贄派】と【改革派】によるものと考えられております。」
「反生贄……保守派?何それ。」

首を傾げながら愛花あいかが尋ねる。

「反生贄派はその名の通り、竜の巫女を神竜へ捧げるという行いそのものを反対する一派のことです。」
「おおお!まさかここに来て私の味方が!?」
「いいえ、そんな生優しいものではありません。
反生贄派が重要視しているのは神竜のみ。
その神竜に人間という混ざり物が加わるのを忌み嫌うが故に反対しているのです。
だからこそ、竜の巫女を亡き者にしてしまえば生贄の儀式はなくなる……そう考えています。」
「怖っ!味方じゃなかった!
じゃあさっきの改革派は?」
「我が国の政治的対立の成れの果てですね。
現在アラクシア王国は第一王子であるアレン殿下率いる【保守派】と第二王子であるレグシア殿下率いる【改革派】の二大勢力に分かれております。
どちらも王位継承権を保持している方達ですし、我が強すぎる、それ故に対立が絶えないのですよ。」

そう言うテリウスはどこか呆れたような雰囲気を醸し出した。
そんなことには気が付かず、愛花あいかはうんうんと頷きながら話を聞く。

「ふーん、何で対立してるの?」
「隣国との和平交渉や、国内の技術を他国に提供するか、などですね。
しかしこれは竜の巫女である貴方には関係のない話なので省きますね。」
「関係あるよ!
だって私命狙われてるんでしょ!?」
「まぁ、そうですね。」
「何でそんな国の中でドンぱちやってる人達から狙われてる訳!?」
「これは貴方が、というよりアレン殿下に関わる事ですね。」
「アレン殿下?
……ああ、あの性格悪そうな王子様!」

思い出したように愛花あいかが言う。
脳裏には性悪な王子の顔が浮かび、愛花あいかは少しだけ気分が悪くなる。

「エルサ様、そのような事二度と言ってはなりませんよ。
誰が聞いているか分かりませんからね。
……アレン殿下は現在、ベルフェンテ・ドゥ・ローラン公爵令嬢とご婚約を結ばれております。
ローラン公爵家と言えば王家とも所縁の深い由緒正しき名家。
ですのでベルフェンテ様が輿入れする事があれば保守派の地位は盤石なものとなるのです。
それをどうしても避けたい改革派の一部が貴方を亡き者にしようとしているのですよ。」
「…………??え、何で?」

説明された内容がよくわからなくて聞き返す。

「ごめんちょっとよく分からなかったんだけど、私が死ぬこととアレン王子の結婚とどう繋がってくるの?」
「……あぁ、そうか。
その事も忘れているのですね、失念しました。」

テリウスは思い出したように言うと、短く謝罪をした。

「先程私がお伝えしましベルフェンテ・ドゥ・ローラン公爵令嬢ですが……。
彼女は貴方と同じ手に痣のあるお方なのですよ。」
「…………え?」

愛花あいか、フリーズする。
予想外の言葉に思考が一瞬止まる。

「は?え?」
「はい。」
「はい?まじ?」
「本当です。」
「え、ええ?嘘。」
「嘘ではありません。」
「ええぇ!?竜の巫女って一人じゃないの!?」
「ええ、そうです。
かなり稀有な状況ですが、竜の巫女候補は二人いらっしゃいます。」
「う、嘘ぉ……そうだったんだ。
まぁ確かに一人しかいないとは言ってなかったけど……はっ!」

テリウスの話をそこまで聞き、愛花あいかが何かに気がつく。

「ま、まさか私が竜の巫女に選ばれたのって、アレン王子が婚約者を死なせたくなかったから!?」
「……まぁ、それも関係あるとは思いますよ。」
「なあああああにいいいいい!?
他人の色恋に巻き込まれた挙句死ねと!?
どんな理不尽だよ!!ふざけんなや!!」
「……まぁ、貴方とベルフェンテ様は敵対し合っていたので致し方ないかと。」
「ああん!んだとぉ!?」

怒りからかガラも口も悪くなった愛花あいかがテリウスに食ってかかる。
それを冷静にやり過ごしながら、テリウスは口を開いた。

「今の貴方は忘れておりますが、かつてベルフェンテ様を一方的に害していたのですよ。
それもあり、アレン殿下は婚約者を庇い、貴方を竜の巫女にするようにと命じたのです。」
「が、害した!?どう言う事!?
私何かしちゃったの!?」
「風の噂程度しか知りませんが……ベルフェンテ様の私物を隠したり。」
「うんうん。」
「放課後呼び出してわざと悪口を言ったり。」
「うん……うん?」
「『二度と学校には来るな』と手紙を送りつけたり……。」
「何それ超陰湿な虐めじゃん!
てか学校!?学校通ってたの私!?」

愛花あいかの問いかけに「はい。」とテリウスが淡々と返事をする。

「エルサ様とベルフェンテ様は同じ学園に通われていた学生同士でしたから。
つい先日卒業式が終わったばかりと聞いております。」
「そうだったんだ……てか卒業したってことはもしかして十八歳くらい?
若い……。」
「若いって……それ自分で言いますか?
まぁとにかくそういった事情があり、ベルフェンテ様を竜の巫女として捧げようと画策している者がいるのですよ。
いくらアレン殿下と言えど保守派の筆頭。
エルサ様が亡くなり、代わりとなる竜の巫女が居なくなればベルフェンテ様を捧げざるをえませんから。」
「はぁ……想像以上に複雑だぁ……。」

思いの外話が入り組んでおり、愛花あいかは頭を抱える。
つまりは愛花が……というよりエルサお嬢が命を狙われるのは彼女自身の問題というより、様々な政治的な問題が絡んでいたという訳だ。

「ご理解頂けました?
貴方様がどれ程危険な立場にいらっしゃるかを。」
「私が望んだ事じゃないけどね……。」
「だとしても選ばれてしまったのは事実。
三ヶ月後の神竜祭まで、貴方の御身は私が守りますから。」
「うう、助けてくれる訳じゃないんだよなぁ……嬉しくねぇ……。」

そんな話をしてると、ふと愛花あいかが呟く。

「……そもそもなんで神竜に巫女を捧げ続けなきゃいけないんだろう。」
「その理由については既に説明しましたよ。
神竜の作り出した結界を維持する為に……。」
「や、それは理解できたんだけどさ。
そもそも結界は魔物を国の中に入れない為に張ってるんでしょ?
つまり魔物が怖くて神竜に何とかしてもらってる、オッケー?」
「はい?はぁ……。」
「じゃあ、その魔物そのものをこの世界から消しちゃえば生贄なんて必要なくなるんじゃない。」

愛花あいかがそう言った途端、テリウスが息を呑んだ。
そして慌てた様子で彼女へと振り返った。

「……そんな、まさか。不可能ですよ。
五百年もの間、人々を脅かし続けてきた魔物を消し去るなど。
そんな事ができるのならとうの昔に行っている筈。
それができないからこそ結界に頼っているのですから。」
「だって魔物って世界が作られた時から居た訳じゃないんでしょ?
五百年前突然現れたって言ってたじゃん。
生き物が突然生まれる事なんてあり得ないんだし、なら元を辿れば何で魔物が現れたのかを知る事だって出来るんじゃない?
それさえ分かればこの世界から消す方法だって分かりそうだけど。」
「ですが、そんな、非現実的な……。」
「私にとってはこの状況が何より非現実的だっつーの!
それに何で魔物がこの世界に現れたか誰も知らないんでしょ?
調べる価値はあると思うんだよね。」
「…………。」

彼女の話を聞き、テリウスは目を伏せ考え込む。

(確かに、エルサ様の言う通りだ。
繰り返し巫女を神竜に捧げ結界を張り魔物を退けたとしても根本的な解決にはならない。
ならば魔物そのものを地上から消し去った方がよっぽど後世の為になる。
何故俺は今までそのことに気が付かなかったんだ?
……いや、考えすらしなかった。
魔物は神竜の結界によって退けられる、だから竜の巫女は国の為に命を捧げる必要がある。
昔からそう教わってきた……それが正しいと思ってた。
だからそれ以外の選択肢なんて存在しないと、最初から思考を放棄していた。)

テリウスは開かれた扉からエルサお嬢……愛花あいかを見つめる。
彼女は不思議そうな顔をしながら彼を見返していた。

(まさかエルサ様がこれ程柔軟な考えをお持ちとは。
いや、記憶がなくなったからこそ思いついたのだろうか……。)
「テリウス?」
「……いえ、何でもありません。
確かに貴方の考え方は一理あります。」
「でしょ!じゃあ……!」
「ですが調べる事は難しいでしょう。
魔物についての文献は禁書扱いになっている。
私の権限ではどうにもできません。」
「ええええー!じゃあ偉い人に頼んでよ!」
「それは……できません。」
「何で!?」
「……禁書に関しては王家の管轄です。
私のような身分の低い人間が謁見できる訳がない。」
「な……!うーん……身分かぁ……。
じゃあ別の偉い人にお願いしてもらうとか?」
「他の偉い人……ですか。」

彼の脳裏によぎったのは上司であるヘプタの顔であった。
しかしテリウスは首を横に振る。

「……いえ、ヘプタ様が協力してくれるとは思えない。
あの方は敬虔な聖陽信徒です。
特に神竜への信仰が厚い。
魔物を消す為に禁書を調べたいなんて言った暁には異端審問にかけられます。」
「聖陽信徒?」
「神竜を神の遣いとして信仰する人達の事です。
……とにかく今言える事は調べる事はできないということです。」
「うーん、そっか……折角生贄にならない糸口が見つかったと思ったのに……。」

やっと見つけた光明を遮られ、愛花あいかは残念そうにする。

「………………。」
「なら他の手を考えないと。
何とか巫女としての役目を回避できる方法……。
…………ん?テリウスどうしたの?
そんな考え込んじゃってさ。」

難しい顔をして黙ったままの彼の態度が気になり、愛花あいかは声をかけた。
対してテリウスは突然声をかけられたことに驚き、はたと彼女を見る。

「え?……申し訳ございません。
何か仰いましたか?」
「や、だから。
そんなに考え込んでどうしたの?」
「……いいえ、何でもありません。
エルサ様は気になさらなくて大丈夫ですよ。
さて、勉学の続きをしましょうか。
竜の巫女まで話をしたので、次はこの国について学ぶとしましょう。」
「あ、なんか逸らした!」
「教本の四十七ページを開いてください。」
「あ!なんか逸らした!
何だよー言ってよー気になるじゃんかよー!」
「エルサ様、真面目に学んでください。」

やいのやいの言い合いながら時間は進んでいく。
愛花あいかは話を無視された不満をやや胸に抱えながらも、再開された勉学の時間に真面目に向き合う。
テリウスもまた、彼女への手ほどきをする……が。
彼の頭の中では、先程の愛花あいかが話した言葉がぐるぐると回り続けていた。


『五百年前突然現れたって言ってたじゃん。
生き物が突然生まれる事なんてあり得ないんだし、なら元を辿れば何で魔物が現れたのかを知る事だって出来るんじゃない?
それさえ分かればこの世界から消す方法だって分かりそうだけど。』


彼女の何気なく話した言葉が。
テリウスの中で残り続けるのだった。
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