前世は仕事のやりすぎによる過労死を経験したので次の人生ではのんびり生きたい

ライ

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幼少編

これは転生なのか?

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これが俗に言う転生だとして、ここはどこだ?
こんな内装、日本にはない。
日本にないならここは外国なのか。それとも過去?
わからん、さっぱりわからん。
仕事のせいで偏った知識しかない私には、到底わからない。
先ほどからいろいろなことを心の中で考えているが、声も出そうとしていた。
その結果は、「あうあう」という声しか出なかった。
なぜか認めたくないが、私は子供は子供でも生まれて一年経っていないような赤子に転生しているようだ。
25歳はまだ若いだろうが、大人であることに変わりはない。
大人であるという感覚で子供扱いをされるのは、ひどくイタイ気持ちにさせられる。
転生ものの小説というものを読んだことがないからわからないが、転生者だと気づくのはもう少し後がよかった。(心の底からの叫び)
私の心の中では涙が一筋流れていた。
そんな切ない思いで胸が締め付けられそうな気持ちを味わっていると、現実の私の瞳からも涙がでて、大声で泣いてしまった。
くっ、前世では泣いたことなど小さい時しかなかったのに。穴があったら入りたいレベルで恥ずかしい。
社会人になってからは休日などあってないようなものだったから、涙を流す機会がなかった。
何気に前世の私の人生って、楽しいことってあったっけ。遠い目になりながら、あらぬ方向を凝視する赤子の図が完成。
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